ひと段落で「中山」と「太田」でくつろぐ

演奏会はこれからが本番!5月がピークだが、とりあえずひと段落。ちょっとホッとしてくつろぎたい。人形町らしい店、あたたかな居場所のある優しい空間、天麩羅の「中山」と「太田鮨」でリラックス。このブログでも最も登場回数の多い店ではないだろうか?

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a0041150_22562087.jpg「中山」さんは家族のように迎えてくれる。誰にでもそうだ。あたたかな心通う良い店だ。お刺身も寿司屋顔負け、煮魚、焼き魚も超旨い!お料理上手だ。味噌汁の旨さも格別。常連さんたちもあたたかな良い人ばかり。天麩羅も懐かしい美味しいお惣菜のような家庭的な味。高級志向の天麩羅店にももちろんそれなりの良さはあるが、素材や揚げ方ではっきり順位がついてしまってつまらない。高級志向のリーズナブルなところは、絶対にそれなりでしかないので、食べている人間を哀しくさせる(笑)。「中山」は、特にしばらくぶりに行ったりすると、思わず「うまい!」と声を出してしまうお袋の味だ。疲れた身には染みる味だ。

今回も健康のためにとブロッコリーや地のトマトなどがササッとでてくる。お通しの「もずく」がさりげなく絶品。今日は「めばる」を煮魚にしていただき、天麩羅。ダイエットは8キロまで来たのでここで1キロぐらい戻っても良かろうと、食べてしまった(笑)。旨い!大満足!

「太田」さんもいつものように旨い「ひらめ」「たい」「かんぱち」と戴き、名物の極上のツメのついた「アナゴ」。美味しい!新鮮な「あじ」(しめた「あじ」もある)、好物の「するめいか」、この「するめ」の味わいはよそではなかなか味わえないもの。甘酢でつけた「海老」、これもオツだ。「赤貝」や巻物などなど、楽しいお話と共におなかいっぱい。こちらも大満足。外国の地震の影響で看板の「煮はまぐり」がここのところはない。コハダも入荷が少ないのだそうだ。

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ところで人形町の鮨屋は江戸前として「トロ」は置かない店が多いが、「クロマグロ」の取引禁止はセーフだったとのこと!とりあえず日本人は良かった。人の国の食文化を侵すというのは、たしかに戴けない。過激な動物愛護家たちの言い分も偏っているところも多い。もともと人間は色々な生き物を殺して生きているわけで、それは他の動物もまた同じだ。哀しい宿命なのである。ただ「文化」ということになると、例えば「大トロ」などは、昔はそれだけ食べても1万円ぐらいする敷居の高いネタで、そこに味わいがあったと思う。今では回転寿司でも食べられるものになり、子供が平気で食べていたり、おまけに「マグロの解体ショー」というのは、凄いとは思うけれど、何ともやりきれないイヴェントのようにも感じる。これは「活造り」などという、料理の「粋」を超えてしまっている。

鯨と違ってマグロのほうは「資源」の減少という問題なので、今後規制が行われることがあっても、完全養殖でカバーできるとも言われている。逆に失われるのが心配なのは「粋な文化」のほうかもしれない。「白熱電球」もまた昨日をもって製造終了。エコには良いが温かな光という情緒が、こちらはあと数年で失われる。

こういうことがあると改めて色々なことを考えさせられる。
by masa-hilton | 2010-03-19 00:37 | 趣味&グルメ
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