近江牛の和食割烹「華華(カカ)」に行く

a0041150_115248.jpg大事な打ち合わせをするにあたって、東銀座の近江牛の和食割烹の「華華」を選んだ。ここはあの和食の名店「さの」の後のお店だ。「さの」は本当にすばらしかった。なくなってしまったのはとても残念だ。もしかしたら彼が別の店にリニューアルしたのかな?なんてわずかな期待を持っての入店。

でもそこには違う料理人が立っていた。新しいお店「華華」は何と「居抜き」の作り。前の「さの」がそのまま。すべてが同じなのに雰囲気は全く違う。何と悲しいこと。そしてこの「華華」はオープンしたてということもあってか、フロアの男性など料理の説明はおろか、メニューすら把握しておらず訊ねるたびに奥に入って確かめるような始末(笑)。にわか暗記だから全く説明にならず逆にかわいそうだった。不安になったので、ランチでは1番高い8000円のコースを選択。

まずは平凡に「おひたし」、肉のカブリによる「お椀」、薄味ではあるが京都風でもなく曖昧・・・・以前の「さの」の印象があるのでちょっとガッカリ。打ち合わせもそこそこに帰りたくなってきたが、続く肉の刺身はなかなか!さすがにこれが専門の店だから、素材もよく味わいも大変旨い。次の「酢味噌の和え物」も肉は大変美味しいのだが酢味噌が良くない。お江戸ならもっと甘い味だし京都ならばもっと上品でコクがないと。見ると料理人が何人かで手分けしてやっているので、その中の誰かに問題があるのか(笑)、まだ馴染んでいないのか、一本筋が通らない感じ。

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a0041150_1303488.jpg次のすき焼風味の肉に季節の野菜をあしらった「煮物」も曖昧な味つけである。上質の肉なのだろうけど、完全にその良さが殺された感じだ。次にはステーキがつくが、焼加減も聞かずに出されてきた。もっとレアだったらもっとおいしかったのだろうなあ、とも私は個人的には思うのだけれど、これはランチということもあってモモ肉のステーキ。普通の焼具合でこれだけ柔らかく美味しく戴けるのなら、十分ではないのだろうか?こんなに良いレベルの肉を使っているとすれば、この肉の余りものをミンチするに違いない「ハンバーグ・ランチ」が意外に狙い目か(笑)?

何か不満げに書いてはいるけど、銀座という土地で、このランクのお肉であれば8000円というのは高い設定ではないと思った。例えば温泉旅館の雑多な料理でさえも、後ろの席から「おいし~い」みたいな声が聞こえてくるのだから(笑)。それが基準ならばかなり旨い!大きな3重丸ということになろう。実際、お肉の「刺身」やデザートの「黒糖のアイスクリーム」はとても美味しいと思う。でも前の店が「さの」だったからこそ、お客さんたちのこの店への評価は厳しいものになるに違いない。

とにかくオープンしたばかり、色々試行錯誤をして良いお店を目指してがんばってほしい!このコースを戴いただけではあるけど、この感じでは「すき焼き」等は私はパスかも。少なくても現時点では、うちの管理人さんにも「私が作った方が美味しいかも~」等と言われてしまっている(笑)。確かに素人でも、お料理上手な京都人が作る「すき焼き」や「煮物」はあなどれない。料理も難しいものだ。
by masa-hilton | 2010-04-13 17:37 | 趣味&グルメ
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