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グレゴリー・セドフさんと会う

今日はヴァイオリンのセドフさんとのリハーサル。場所が見つからなかったので結局私の自宅で。同時に取材もうちでやることになった。マネージャーの川島女史が今日は多忙らしく、セドフさんが1人でやってくると言う。さすがに心配なので新橋で待ち合わせ。タクシーでお迎えに行った。

セドフさんはロシア人にしては、小柄で静かでとても優しく、線も細いようなイメージをもつ方も多いと思うが、実は元気いっぱいだし、何にでも興味があってよくしゃべる(笑)。実際体力もあって、積極的なタフな人だ。好奇心旺盛でまた色々なことを嫌がらずにチャレンジする姿勢は、音楽家にとても必要なことだと思う。あれが嫌だ、これが出来ないと言って、さらには威張り散らすようなタイプは、私の経験上では演奏もへたくそだよね(笑)。

a0041150_3184294.jpg前回の共演の時は編曲がまとまりがなかった上に、もともとの作品も内容のない喜歌劇ものだったので、ピッコロ・ヴァイオリンがその音楽の雑然さに引きずられた印象もなくはなかったが、今回は正調ロシアもののプログラム。プロコフィエフの機知に溢れた高度な音楽の遊びが光る「シンデレラ」はさすがに充実。ラフマニノフではロシア人ならではの歌いまわしも加味されて、ピッコロ・ヴァイオリンの正しい魅力が多く伝えられることだろう。リハーサルは大変うまく行って大満足。「あなたはロシア物の本質を本当に理解しているね~うれしい!」ととても喜んでいただけた。特に彼が絶賛してくれたチャイコフスキーの「オネーギン」からのメドレーは、私の場合は一流の歌手たちとの共演の経験がものを言っているのだと思う。彼にとってもオペラハウスでどれだけ演奏したかわからない、血肉になったメロディだ。全てが順調に行き幸せな時間だった。

ランチは二人でいつもの「太田鮨」へ。「おいしい、おいしい」の連発。それは当然ながら、江戸前の風情のほうも満喫して頂いた。セドフさんはそっと「この日本食はX◎△X・・・よりもスィーツだね」と、男の過激発言を耳うちしてきた!おお、おぬし・・・(笑)!もともとセドフさんはお人柄があまりにも良すぎる印象。もちろん意地悪ばあさんとか強欲おじさんとか(笑)とっても困るけど(笑)、良い人で優しすぎる人もそれはそれで恐縮してしまうものだよ。でもこれで見直した(笑)。好感度さらにアップ!これでますます良い演奏が一緒に出来そうだね~。あとから来た川島女史にも「彼とは言葉はいらない良いアンサンブルが出来るんだよ」と言ってくれていたようだ。

今日は途中で日経新聞の池田さんもいらして下さり取材。色々と興味深いおしゃべりや演奏もしたりで、こちらも楽しい時間だった。写真は自宅でのひとコマ。さすが多くの幽霊たちと同居の部屋、心霊写真のような霊光が~(笑)。とても良いコンサートになりそう!
by masa-hilton | 2010-06-15 03:29 | 日々の出来事
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