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ユッシ・メリカントさんとのコンサート、大成功にて終了!

ユッシ・メリカントさんのコンサートは大成功!「本当に素敵な、価値のある時間だったね。ありがとう!」とメリカントさん自身も感激されてとても喜んでいましたが、ホント良い演奏会だったと思います。ホッとした~良かった~!「斎藤さんも気合が入っててとても良かった!」という常連さんも(笑)。確かに!気合もそうですが、まずは人間ですから得手不得手や好き嫌いもあって、自分の共感できる「ピアノのためにきちんと書かれた作品」のほうが良いに決まっていますね~(笑)。その中でもやはりシューマンやフォーレはとても良く出来ていますし、大好きですし、最近はシューマンを弾くと評判が良いこともあり、嬉しいプログラムでした。

a0041150_149434.jpgシューマンは「詩人の恋」のピアノ伴奏が素敵ですが、「リーダークライス」はさらにやり甲斐があって、バレンボイムやシフだからと言ってもうまく出来るとも限らず・・・かと言って伴奏専門のピアニストだと1曲目の弱音での演奏などが単彩になってしまう・・・さらに曲が終わった一瞬に味わえる夢のようにロマンティックなあの空気!それには歌手も相当上手じゃないと・・・なんですね。私の好きな演奏は往年のセーナ・ユリナッチが室内楽の名手ホーレニチェック先生と共演したもの。とても地味なのですが、ここには素朴な民謡に通じるドイツリート真髄のナチュラルな演奏法が、極めて高い芸術性で表現されています。同じスタイルで歌われた「女の愛と生涯」は好みが分かれると思いますが、「リーダークライス」は文句ないでしょう。オペラ歌手としての印象が強い人でも、このような演奏が可能というのは、当時の不世出の歌手たちの奥行きの深さですね。

昨日のメリカントさんは、リハーサルよりもずっと多彩に歌われていて、私も本番の方がよりやりやすくなり、音楽的にも充実していました。おかげ様で「蜜の味」のロマンティックな一瞬も味わうことが出来ましたし、演奏しながらシューマンという作曲家の素敵さやすばらしさに酔うことができ、幸せでした。モーツァルトもハイ・スピードでしたので、こちらも演奏法を軽めに切り変えてモダンな感じにしてみました。ちょっと新鮮な良いイメージになったと思います。それにしても若い歌手は緊張してしまう人が多い中、彼は大物ですね。本番が一番のびのびとしていました。すばらしい!まだ30歳!これから順調にキャリアを伸ばせればウィーンの歌劇場などで歌う日も近いのではないでしょうか?楽しみです。

さてさて私は次は、大好きなフランス物の練習ですね(笑)!引き続き頑張ります!
by masa-hilton | 2010-09-12 14:33 | 日々の出来事
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