「ほっ」と。キャンペーン

マリンさん 無事終了

a0041150_1242446.jpgおかげ様でディレッタ・リッツォ・マリンさんの本番、無事終わりました。彼女にはデビューリサイタルということで、もちろん少し硬くなっていたかと思いましたが、長いプログラムも無事に歌い切り、めでたしめでたしでした!ほほ笑む程度でお辞儀をされない舞台マナーなので、舞台袖に帰られるのかどうかを見極めるのが難しく(笑)苦笑い。面白かったです。

この日は5時入り。もともとほとんどリハーサルをしていないし、当日もしない感じなので何時入りでも良いという感じ。本番の日のお昼というのはちょっと考えますね。もたれると困るし、と言ってちゃんと食べておかないと、タイミング悪くエネルギーが切れたりしますしね。5時入りですから普通にいつもの「大和田」で「松」を戴きました。鰻は舞台に出る直前に「鰻弁当」というのも「アリ」ですから、何の支障もありません。意外に良くないのが「焼きそば」とかで、やや胸やけするんです(笑)。

5時に着きますとオルガンのマスタークラスの転換は割と手早く行われていて、ピアノの調律が始まっていました。調律は私が絶大に信頼する名人の1人磯村昇さん。こういう時間が迫った本番のときは、配慮と技が肝心ですので彼だとホントに安心できます。

リハは半分は彼女がルチオ・ガッロさんに声の調子を見てもらっていました。ガッロさんはとにかく声が低くて大きいし(笑)、そのビシッと決めたイタリア風スーツとあいまって、立派なギャング風な貫禄。私にも低いオペラ声で「トイトイトイ」と親指を立てて言った後ろ姿はヤーゴそのものでした。でも実は彼女が譜面台に触ろうとするだけで飛んできて手伝うなど、さすがのイタリア男です(笑)。昨日からちょっと表情も厳しい感じもしたのは、自分の本番よりも緊張して気をもんでいたのかもしれません。面白かった(と言っていいかな?)のは本番中にフラッシュで撮影する人がいて、見たら彼でした(笑)。相手は天下の名歌手だし、さすがに厳しいお客様たちも苦笑されたことでしょう。でもすばらしいのは武蔵野のスタッフの女性は注意しに行きましたね(笑)。「あ、そうなの。わり~わり~い」みたいな反応だったとか(笑)。微笑ましい。

そんな状況で彼が、休憩中に楽屋にやってきて、別人のような満面の笑みで「ブラボー!ベーリー・グッド!コングラチュレーション!」と握手を求めてきてくださったのは、さすがに嬉しかったです。こちらもこの仕事に携わる幸せな気持ちでいっぱいになりました。終演後も同じく感謝されましたが、別れ際はまたギャング風に「シー・ユー!」とオペラ声で!かっこいいですね。

彼女のほうも「ブラボー!ブラボー!」と何度も感謝してくださり、私も一安心。「また願わくば一緒にやりたいわ」と私服の超ミニスカート姿でウィンクしてました。とにかくピアニストはお客様も大事ですが歌手のホローが1番の仕事。彼らに喜んでもらえることは大きな満足が得られます。若い歌手のかたですし、様式の違う曲が並んだので、曲によって表現をかなり意識的に変えて、また細かい動きなどはホローに徹して神経を使いました。それがうまくいって本当に良かったです。穴があくことなくホロー出来てホッとしました。めでたしめでたし!

コンサートが終わって人形町に帰り、疲れを癒すためにいつもの「とり鈴」へ。お気に入りの店で美味しい焼き鳥をゆったりと戴きました。土曜日のお得なコースがあって焼鳥7本と「とり鈴蕎麦」にデザート。これで1800円ぐらい。「ねぎま」「ぼんぼり」「つくね」「皮」「ハツ」「レバー」「せせり」。どれも美味しい。これに絶品の「から揚げ」を追加して大満足。常連さんたちとの人形町界隈のディープな話題に夜もふけて、大人の静かな時間に。心地よい疲れでした。

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by masa-hilton | 2011-02-06 12:24 | 日々の出来事
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