これからのことなど

いよいよ赤坂達三さんとのレコーディングが近づいてきている。準備はとても快調に出来てひと安心だ。このプログラムはステージでも評判が良いし、これは大きく期待が出来るかも。何しろ楽しく出来そうなのもうれしい。全力で頑張ります。ヤマハさんにも全面的なサポートを戴いて、話題の新しいCF‐Xを運んでいただけることになっているし、調律もトップチューナーの鈴木さんがつきっきり、またクラリネットのほうもメンテナンスのスタッフがつきっきりで万全。これまで私の主要CDのときもいつもこうしてサポートして戴いた。本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱい。お気に入りの楽器を持ち運びできれば、まずは安心だからね。

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特に今日の最終リハーサルは長くかかったので、ちょっとエネルギー切れ。「とり鈴」さんの焼鳥でリフレッシュ。いつもの「焼鳥」や「から揚げ」も相変わらず美味しいのだが「牡蠣のバター炒め」もなかなかのものだ。本当は「牡蠣とキノコの炒め物」だったのだけど、キノコ類は放射能やセシウムが気になるので最近はどこでもはずしている。わざわざリスクを高める必要もないだろう。そう言いつつ「にんにく焼」を(笑)。タレと絶妙に絡んで絶品だ。

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a0041150_134276.jpg2・3日前にもリハーサルをした。この日は心行くまで飲みたいからということで、とても安い中華「香港料理・栄昇閣」に行って飲み放題。この場所はよく店が変わる。でも皆中国人の人たちだからネットワークで実は同じような人たちなのかもしれない。私が知っているだけでも「味中味」「雲海閣」「麗香」で4代目だ。

さてここは100円の餃子を出す店でそれは当然イマイチ(笑)。CCレモン味の「冷やし中華」は面白かった。とにかく安いのが特徴。食べ放題2900円も安いが普通にアラカルトでとった方がもっと安いので要注意。飲み放題は1980円。普通にジョッキ3杯も飲めばもとはとれる(笑)。赤坂さん曰く「何か焼酎の味がするんですけどね・・・・」。まさかね(笑)。早く酔いが回ってたくさん飲まれないで済む(笑)?お料理のほうはややC調だが安いから仕方がない。「くらげ」「とうみょう」「水餃子」などは食べられる。「ピータン」「はるまき」はイマイチかな。「海老チリ」「鶏の味噌炒め」は家庭レベルだ。中では「焼きそば」が良かった。でも不味いわけじゃないし安いから許される。ランチなんかで行くには良いかも。ただこうなると野菜については放射能リスクがあるかもだね。ちょっと気にし過ぎ?でも不味いものを外したいと思うのと同じで、リスクを感じると美味しく思えないよ。「エリオ」さんの店のようにもっと慎重であるべきだと私は思う

ともかく最近のビジネス・モデルとしてこういう中華はアリだ。他の店も負けじと安い「食べ放題」などを実施している。お弁当で300円みたいなランチ弁当が氾濫する現在、そして私のような偏った好みを持ったり、大げさにセシウムなどを意識する客もいるので、外食産業は人形町でも苦戦している。老舗の中華「明華園」も取り壊している。やや高くてそれほど美味しくもないので、仮に潰れても仕方がないかもしれないが、昔からある風景がなくなるのは寂しい。そんな中、ビジネスという観点から私が感心する二軒のお蕎麦屋がある。

a0041150_253014.jpga0041150_254780.jpg一軒は浅草にある雷門「丸屋」。雷門と行っても表通りではなく、都営線の入り口近くの良くない場所にある。おまけに有名店でもないし、個性や特徴があるわけでもない。売りは「車海老を使っている」というぐらい。店構えは感じが良く積極的な「客あたり」を予想させるが、入ると愛想のない接客にビックリ。おまけに「食べたらすぐ出ていけ」みたいな高ビーなことまで書かれている。それなのに浅草の老舗がひしめく中でちゃんと営業し続けているのだ。

よっぽど旨い?そんなことはない普通の蕎麦屋。ただ普通ながら「並」ではなく、ちゃんとした庶民的な蕎麦屋のイメージと味をきちんと再現してくれる。最高でないけれど「意外に旨い!」とほとんどの人が思うことだろう。

こういうのって実は腕がある証拠でもある。無難なようでいて平板ではないプロフェッショナルな技だ。江戸前の天丼らしく「天丼」のタレの味も良い。海老ともよくなじんでいる。そして蕎麦屋の「天丼」のイメージで、天麩羅屋のそれとはちゃんと差別化できる。蕎麦も同じくツユや茹で方に至るまで過不足を感じない。これは大したものだ。ただ交通費をかけてまで行かないかもしれない。そこがまた「普通の蕎麦屋」らしい良いイメージにかぶる。

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もう一軒は東銀座にある「桂庵」である。銀座でこんなにリーズナブルな蕎麦屋があったとは!という驚きの店だ。東銀座の駅から松屋に向かう道、人形町「魚久」の銀座支店のお隣。ちなみにこの銀座の「魚久」にも人形町と同じくイートインがあってオススメ、ただし人形町メニューとはやや異なる。「桂庵」で人気はセットメニュー!「丼」と「蕎麦」のセットで650~700円、お蕎麦は小さめのザルに乗ってやって来る。安いけれど蕎麦もコシもありのどごしも良く、つゆもなかなかに旨く満足。そのつゆが旨い証というか、「カツ丼」の玉子の部分のお味がピカイチなのだ。ただ安い「カツ丼」だから「カツ」自体は小さく薄い。だから私は「親子丼」!これ旨い!そしてセットのお蕎麦を大盛にすると普通の大きさのお蕎麦が来る。正直なことにお客も多い。競争の激しい銀座にあって、あえて一流ではなく「普通の蕎麦屋」としてプロフェッショナルに生き続けるタフさも素晴しい。

a0041150_15485.jpga0041150_16448.jpgさて私、忙しくバタバタしている間を縫って、豊洲にまでレッスンをしに行ってきた。豊洲って改めて行ったことはない。待ち時間があったのでちょっとウロウロしたのだけれど、東京の新しいベッドタウンでもあり、ビジネスのセンタービルもあり、あの地震で液状化さえなければ未来都市のイメージのままだろうね。歩いている人たちもお洒落な感じの人が多い。モデルのような女性たちも闊歩していた。

会場が「ららぽーと」だったのだけれど、ありがちの田舎の駅ビルではなく。お洒落なショッピング・モール。食べ物屋こそ魅力的ではないが、ほかは個性的な店もあって楽しい。ロケーションも良いが、こういう素敵な空間も津波とかが来ればひとたまりもない。複雑。

実は私たちのレコーディングも災害のせいでこの時期に順延したのだ。私も世間も、すべての物事が今年大きく変わった。先のことは全く分からないが、とりあえずは注意深く生きるだけだろう。同時にいい歳をして新しいことにも挑戦して行かないと、未来が閉塞して行くような焦りも感じないでもない。いずれにしてもこのレコーディングは私にとって、今年のメインイヴェントの1つだったのだが、いよいよそれを目の前に控えて、去年までは考えもしなかった色々なことを思いめぐらしている。
by masa-hilton | 2011-11-16 03:19 | 日々の出来事
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