スーパーデュオの録音、うまくいきました!めでたし!

ずっと準備をしてきましたスーパーデュオのレコーディング、とても快調に終了いたしました。ありがとうございます。日本で最も凄腕のプロデューサーとエンジニアのコンビですから、何も心配はありません。ピアノもクラリネットも最高のメンテナンスがしっかり待機しての万全態勢!幸せな状況に感謝いたし、かつ楽しむことが出来ました。

ただしこれだけのベストを尽くしても、ファースト・エディションが出来上がって来るまでは心配(笑)。どんなに最高の布陣でもそれぞれの感性と趣味がありますしね。それが楽しみでもあるわけです(笑)。

もちろん色々事件も勃発!!ホールは舞台に反響板はあっても側板がないので、想像していたような響きではありませんでした。趣味の問題もありますが。頭を切り替えなければなりません。

a0041150_054164.jpga0041150_0542539.jpgピアノを床におろしての録音。床が柔らかい・・・・これは困ったですな~(笑)。コンサートのときも舞台の硬い部分を探して楽器を置くものですし、クラリネットの場合も反射が少ないと言われてました。なかなかキラリとした音を出すことは難しいのではないでしょうか?事前に知らされていれば秘密兵器があったのですよ(笑)。

今NHKなどでも使われている、ピアノの音を上質にする話題の素晴しい発明「Solidus」。調律の岩崎俊さん(山石屋洋琴工房)が開発した優れ物のインシュレーターで、私はこれが製品化される前からモニター的な意味もあり、愛用して来ました。音の美しい人が使えばより磨かれた音がするので、いつも使っていたのにこの肝心な時に持参しませんでした。スタッフが超一流ということに安心し油断しましたね。ちなみに右写真は斎藤雅広専用の特注品。スワロフスキー入り(笑)。

録音ですから「良いホール」の意味が「録音に良いホール」であって、「演奏に気持ち良いホール」ではなかったとしても、それもアリですよ。まずは馴れるところから・・・・数々の修羅場をくぐって50年もピアノを弾いているのですから、ここは絶対負けられません(笑)!方法は探せばいくらでも見つけられます。ヤマハの最高機種と鈴木俊郎さんの最高の調律にも助けられて、「とても美しい音」って大絶賛して戴くにいたり涙涙、大感激!実際エンジニアさんの技術というか、芸術的な感覚も素晴しい。本当に良い音でした。「これは名盤ですね」とプロデューサー氏。厳しい耳で鋭いアドバイスも飛び交いまして、そのアドバイスも1つのアンサンブルとなって、音楽が絡みあって広がり楽しさも倍増しました~!

a0041150_111472.jpg最大の事件は雨!!19日の日、関東の南、御殿場、伊豆とか台風のようなことになってしまいましたよね。古いホールなので雨音がガンガン鳴り響き、当然録音にも入ってしまい、結局早々に打ち切り、せっかく試みに録れた演奏も、次の日(と言っても最終日なのですが)に録り直しになりました。やはりこのホール、いくらなんでもやばい。そんなこんなできつかったけど、あとの日の演奏のほうがずっと良かったということなので、ラッキーとしましょう!

しかし凄い雨!やむどころか終日嵐です。ホールの楽屋は雨漏りしてましたし、湿度がクラリネットに悪影響があるのは言うまでもありません。山道は洪水のようでしたし、風も強く、バケツで水をかけられるような強烈な豪雨・・・・これは無理!中止で正解。管理人さんが車を出してサポートしてくれたので、みんなも助かりました。また彼女が詳しい地元でもあるので、案内してくれた「湖粋」という家庭料理風なイタリアンが大当たり。とても美味しく全員の疲れを癒しました。大雨の中、パスタとピザで大パーティです。この店は最近リーズナブルな路線に転向。でもパスタも塩加減やゆで加減、値段には釣り合わない美味しさで素晴しい。写真はペスカトーレのピザ、正式な「ペスカトーレ」ではない、ママの味的な温かさが良いです。イタリアビールも美味しいとのことです。

録音は3日間でしたが、最終日はペースも速まり半日で終了。赤坂さんも絶好調。録音は無事にうまくいき、めでたしめでたしです。これに続けてまたまたがんばります。ちょっと忙しくなってしまい、あちこち飛び回りますので、しばらくブログのほうはお休みさせてください。色々な編曲や「月刊ショパン」の原稿もあるんですよ~。

a0041150_221176.jpga0041150_223543.jpgそうそう、レコーディングの打ち上げは鰻百撰の名店「友栄」でした。実はホールに向かう時に、この店のうわさを管理人さんから聞いていたので、プロデューサー氏がここで打ち上げを設定してくださり、とても嬉しかったのです。

季節の五点盛。ウツボなどを戴きました。鰻はしっかりとした焼きで、タレも関東風な甘辛の濃いお味系でいながら、しょっぱいこともなく旨いです。さすがという感じ。鰻は青鰻、国産のもので鱧のような肉質。柔らかいけど脂もあるのが良いです。お上品さは欠くので絶品と言われないかもしれませんが、私の好きなタイプの鰻ではありました。もう少しご飯にしっかりタレがかかり、鰻はタレつけがあっさりしていたら、さらにドンピシャりですね。ただ一般的に「青鰻」は臭い。この臭いが微妙なところでしょう。ともあれ鰻はとてもありがたい!
by masa-hilton | 2011-11-22 02:22 | 日々の出来事
<< ウィーンからこんにちは! 落ち着く!癒しの故郷、人形町「中山」 >>