「ほっ」と。キャンペーン

アンナ・スキビンスキーさん 大成功で終了!

リハーサルがなく心配はありましたが、スキビンスキーさん大成功。盛り上がりました~~思ったとおりでした(笑)。ノリノリ!お客さまから「今日が一番良かったよ」とか言われて「それもどうでしょうか(笑)?」とお答えしてしまいましたが、そう思って戴ければもちろん幸いです。うまくいって何よりですよ!!とにかく彼女はステージに出る直前「聴いたことのないバリエション歌うかもしれないけど、驚かないでね」みたいなことを言ってたのですしね(笑)。くわばらくわばら!

とにかく私たちの仕事は「いかに良い演奏をするか」ではなく、「歌手の人がいかに楽に気持ちよく歌えるか」に最善を尽くすことです。そのためには平気ですべてを犠牲にするし、こちらが「下手くそなピアニストだ」と思われてもいいから、歌手に傷がつかないようカバーに徹します。いろいろ技もあります(笑)。だから歌手の人は喜んでくれるし、その辺のスリルや技の応酬こそがコンサートの醍醐味!そこを楽しみに聴きに行くようなものですね。こういうことって大学や先生たちは教えてくれなかったし、教えられないのでしょうし、実戦でのみ身につけられることなので、例えば実践経験の少ないピアノ奏者から見たら、何をやっているか全く理解できないかもしれません。かわいそうです。私の場合は親がオペラ歌手でしたから、その辺りは最初から恵まれていました。

そんな状況、うまくいくかどうかは、やはり歌手との相性だと思いますね。リハーサルが「ある」のと「ない」のでは、怖さが違うだけで、成果はそれほど変わりません。スキビンスキーさんはもともとピアニストから転向された人。発声の時にスクリャービンの前奏曲などを弾いていましたし(笑)、ピアノのことはよくわかっていますね。なので彼女は本能的にピアノと合わせるのが巧いのだと思います。昨日はそのせいか、私は珍しく、自分のソロの時間が「ソロリサイタル」の空気で演奏出来ました。「あなたの演奏は本当に素晴らしい、涙が出てくるの」と言って誉めてくださいましたが、どこのどの部分のどの音が良いのか、その部分でどんな音色をセレクトすべきかもみたいなこともわかって言っていましたし、ただの声休みではなく、そういう「味わいのあるものを聴きたい」という空気が彼女の中にありました。それって本能的に伝わりあいます。

終わってブラボーとキスの嵐!何はともあれ彼女が満足し、お客さんも喜んだコンサート!私はそれで幸せです。仕事師冥利に尽きました。ありがとうございました。次もがんばります。

昨日は事務仕事があって、午前中は外出を余儀なくされました。多少うんざりですが良いこともあって、昼食をしっかり食べられて、コンサートが終わるまでそのままで行けました。食べるタイミングというのも大事で、食べ過ぎるとテンションも低くなり指も動かなくなりますが、おなかがすくとスタミナが切れて、何より集中力が散漫になってしまいますからね。
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お昼のメニューはご存知、天麩羅の「中山」さんの天丼。普通の天丼に海老とキスをさらに1つずつ増やしましたから具沢山、言ってみれば「上天丼」です(笑)。相変わらず美味しい!!日本一の天丼です。とは言っても大変個性的ですから、わからない人にはわからないし、それもまた文化なり。すべてに通じることですね。江戸のお味!大満足でした。

さて私はまず「謝肉祭」を復活させないと!です。そろそろお尻に火がついてきました。あああああ!
by masa-hilton | 2012-06-15 23:34 | 日々の出来事
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