福山の美味しい!を満喫

予告通り、朝は朝カレーです(笑)。福山のニューキャッスルホテルのは以前は具沢山で美味しかったのに、今朝は肉の気配がない(笑)。そのせいか、舌触りもザラっとして滑らかさがなく、チョイ残念。オムレツも以前に比べてやや落ちます。焼いて下さったかたが男性シェフでしたが、以前の女性のほうが腕が良いですね。
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チーズオムレツをお願いしたのだけれど、チーズの気配がこれまた薄い。きっと濃いチーズオムレツを食べたことがないじゃないかな~。「朝カレー」も「オムレツ」もあと2回あるので(笑)、まずは明日の朝に期待しましょうね。よろしくです!

ソプラノの藤井泰子さんとのリハーサルは順調。とても良い感じです。長くイタリア在住ということで、あの伝説のテノール歌手フランコ・コレルリのお宅にレッスンに伺ったこともあるとか。おおお、何とうらやましいですね!あのコレルリは舞台ではあんなに凄いのに、実はあがり症で「舞台に出たくない」と出演直前までごねて震えていたみたいな話、そう言えばデル・モナコやホロヴィッツにもそんな話があって、にわかには信じられませんが。で、レッスンに行ったら「生まれ変わったら絶対にやらないぞ。うまく行って当たり前みたいに言われて、うまくやってもさほど誉められもしないし、どんだけ大変な思いして歌ってると思ってんだヨ!」とかホントに言ってたと(笑)。こりゃ最高。我々と同じだ~(笑)!舞台に立つ、音楽家として生きることは、オススメ出来るような楽しいことではないのでありますよ、あはは(笑)。

さて本日のお昼はお蕎麦の「大市」。人形町に同じ名前の飲み屋があったね。全く関係ありません(笑)。でも私のお気に入りの銀座「田中屋」の弟子筋のお店。そう言えば蕎麦の食感、つゆの感じ、似てますね。美味しい!お江戸的な風味です。
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「天せいろ」にしましたが、蕎麦の感じはホント良いですね。関西系のお蕎麦に出会うことも多い南日本で、このスッキリとした江戸前は涼やかです。つゆとの「そり」も滑らかですし。本家「田中屋」はお料理のほうもメインで凝った感じもあるお店ですが、こちらはもっと「蕎麦屋」らしい気軽な感じです。女将さんたちも気さくで楽しい。

夜は藤井さんのお母様イチ推しのイタリアン「モンドヴィーノ・ソシアル・クラブ」です。何か表参道や南麻布、代官山にありそうな雰囲気のお店ですよ。スタイリッシュな感じ、さらに繊細で上品で、イタリアンというよりはフレンチ、むしろ「洋風懐石」というテイストの料理が並びました。結論を言いますと、とても美味しく楽しかったのです。地方でこのレベルなら相当な高いポイントがつきそうですが、以前もお邪魔した最高に美味しい和食「多幸半」共々、一般的にあまり評価が高くないのが面白いですね。いかに人の評価があてにならないかということだけど、そればかりではなくて、ランチで簡単に食べすぎたり、お店の良い物や自分の好みのものまで行き着かず、または冒険しない、無難なコースで食べてつまらない思いをするのかもしれません。
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この「モンドヴィーノ」はお店の雰囲気もとてもセレブな感じだし、お料理も凝り過ぎるほど凝っているので、「イタリアン」を楽しみに行くとちょっと肩透かしですね。お店のディレクターさんと仲良しになってあれこれ話すと、本当は純イタリア風なものが大好きで出来るのだけど、お客さんのニーズと合わないことが多く、和風な洋食テイストになっているんだそうです。わかっている馴染みの人たちだけにジビエ料理や、最上級な食材を使いつつシンプルなパスタなどを提供しているとのこと。音楽もそう。実はシンプルな曲をシンプルに演奏する方が難易度が高く価値も高いんですよ。ところが一般にはその奥義が伝わらないというか、いかにも難しそうな物や手の込んだものが評価されたり、価値が高いと誤解している人の多いことよ。アマチュアのコンクールなど、その最たるものですよね。「さてマズルカでも1曲」と弾くほうが、その演奏家の真価がハッキリと透けるものなんですよ。

ともあれこの店は・・・・なあんだ、わがままがきくんだ(笑)!アラカルトが旨い、私好みのお店だったんだ。また行けると良いな~。実は今日も「アラカルトで決めさせて欲しい」とお願いしたのだけど(笑)、初めてだったので「おまかせを試して下さい」と押し切られたんです。あはは。あとから来た常連が特別なミートソースや蝦夷鹿を頼んでいて、羨ましかった(笑)。でも満足。けっこう個性的なコースでした。何しろ前菜が1つの小さなコースになっている。その前菜を載せる器(お皿)は・・・・中でメダカが泳いでるし(笑)。
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小コースの前菜で「スカンピ」。上澄み液みたいにあるのは良質のオリーブオイル。スカンピを取り出すときに自動的に身にまとうことになる仕掛け、凝ってるね。とても美味しい!小コースのお魚「姫サザエ」をエスカルゴ風に。不味いわけがないけど、これはフレンチだよね(笑)。上品なサッパリとしたテイスト。小コースの肉で「ミニ・アメリカン・ドッグ」、お手製のソーセージが仕込んであります。これは凝り過ぎかな?肝心なソーセージの美味しさが薄まってしまったように思いました。小コースのデザートはブルーチーズをあえたアイス。ここでメダカ君たちとはお別れ。
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パンももちろん自家製。お芋そっくりに仕立てた芋パンは可愛いですね。ちょっと凝り過ぎかもしれないけど(笑)。お味はクセがありません。
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小コース、すなわち前菜の1が終わって本コースの前菜は、産地をこだわった卵とトリュフとカプチーノのスープをあえた・・・・よくわからん(笑)。お味のほうもよくわからなかった(笑)。普通に美味しいテリーヌとかのほうが良いな。スープはミネストローネ。何と野菜は煮込まないで原形を保ち、フォアグラのソテーやねかしたベーコン等があしらってあります。これはミネストローネじゃないしイタリアンでもない。でも旨い!!本日の1番だったかも。日本人にしかできない繊細な芸術とでも言うべきお味で大満足です。パスタはイカスミの細いスパゲッティにウニなどをあしらったもの。客層がこういう複雑なパスタを好むんだそうで仕方がありません(笑)。もっと地方色の強いパスタが食べたかったです。
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魚は鯛、何と鱗をつけたまま!鱗はパリパリ中はジューシーという凝ったお料理。ソースが無難なサフランソースだったのが残念です。そのまま塩で戴いても美味しいだろうし、エビやカニの味噌を活かしたソースとかのほうが、ほかの料理のテイストとも絶対に合うでしょうね。ここが地方のレストランの辛いところで、この無難なサフランソースとかのほうが人気があったりするんだそうで。これも仕方がないですね。お肉は藁を炭にさせてコーティング、苦味が飛ぶほど炭化を深め、さらにトロ火でゆったりと焼いた牛。旨いですよ!ソースの甘めなお味とも実に良いハーモニー。
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デザートも工夫されていて、チョコやコーヒーやアイスなどこれが食べた後、ティラミスの味に感じられるように配合されているんです。凄いよ!確かにそのようになりました(笑)。出来たら「エリオ」さんのところのような旨い「カンノーロ」が戴きたいですよね。日本ではあまり美味しいのに巡り合えないものだから、ぜひ。次回はリクエストしたいと思います。コーヒにつくお茶菓子も「アプリコットの生キャラメル」など、どちらもやはり凝っていました(笑)。

隣のカップルの「蝦夷鹿」を横目に、でも幸せにホテルに帰還です。映画「タイタンの逆襲」を鑑賞(笑)、神様たちは人々の信じる心によって不死の力を得ている・・・・なるほどね。さてさて明日は本番。朝はもちろん「朝カレー」です(笑)。
by masa-hilton | 2013-01-06 02:35 | 趣味&グルメ
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