ロゼ・コンクール本選終了!

今年はロゼ・コンクール、予選はコンサートと重なっていたから、本選のみの審査で参加。結果は無事スッキリ決まり、めでたしめでたし。

審査も例えばウィーンのクリストさんは、デュティーユのソナタが大嫌いということで(笑)、かつてけっこう上手なデュティーユにも低い点をつけてましたね。モーツァルトを弾くと、良ければ途端に90点みたいなこともある。確かにモーツァルト上手なのは価値があることだけど。演奏はとても中立的で見事なギリロフさんも、審査の点はとても個性的だった。そういう場合は結果も予想を超えてしまうけれど、普通は審査などほとんど問題なし。

クリストさんたちの場合は様式のことでの好みに関してだから、理解できる。しかし外国人の審査員の何人かは、自分の弟子には平気で100点つけたりするからね(笑)、分かりやすいと言えば分かりやすいが、それはまずいだろう。だから私は彼らには譲らない。以前、日本人に敢えて低い点をつけた奴がいたので、カタコト英語だけど「お前、ジャパンマネーに群がって尻尾ふって日本に来るクセに!どのツラ下げてそんな点をつけてるんだ?」と抗議してやったら、すぐ10点増にしてくれた(笑)。高松国際コンクールなどでも、またもや日本人全滅したようだけど、外国人になめられたらいかんぜよ!若い人を助けて盛り上げなければ、クラシック界の未来はないのだから。
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今年のロゼはショパンとかが低調だったね。本人に才能がないとかじゃなくて、解釈のルールみたいなものが全くできていない。先生が悪いのかもしれないし、何が大事かを見誤まっているのか?私たちに聞けば2時間で解決できるシンプルな簡単な問題でしかないのに!悲しいのを越して、ホントにイライラしちゃうよね。それが基礎になる様式なんだから、出来てなければどんなに練習したって上手く弾けたって、全く時間の無駄無駄、徒労になってしまう。マジかわいそうだと思うよ。(なんか毎年言っているみたいだね・笑)

またいくら自由曲だからと言って(笑)、「何でも良い」というわけじゃないんだよ。常識を忘れてはいけない。まず短い時間だから、一面しか見せられない曲の選択は成果を上げられない。あったりまえである。そして初見で弾けるような曲は(笑)、どんなに頑張っても点は取れないよ~頼むぜ!普通にバラードの4番とか巧く弾けるほうが、価値があるに決まっているじゃないか。

いつも言うが、舞曲は舞曲としてのリズムやテンポで弾かないと、弾くだけアホやで(笑)。一生懸命練習してあろうが意味がなくなっちゃう。

音楽の勉強は普通の「大学受験」とはちょっと違う。「受かる大学を選択する」という感覚で、賞をとりたいから「受かりそうな」コンクールを受けるというのは、根本から間違っている。さらに「自分に弾けそうな曲」の選択でトライするのも無意味。コンクールはそれ自体が手段であって、到達点ではないから。そこから先の厳しい音楽社会を生き抜くための、きっかけ?もしくは有効なアイテムなわけだから、ここを誤魔化したところで何の意味もないのである。賞をとれたらその後の展開こそが大事だし、落ちたとしても内面に何かを得られれば、充分に意味がある。

審査員は今回は休憩時間が少なく大変だったかもだが、早く帰れてとても良かった。お弁当もそそくさに戴いた(笑)。
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帰りは帰りで東京駅地下のエキナカで、気になっていた「鰻弁当」を買って帰宅。鰻のご飯が貝ご飯の「深川飯」のものだが、あまり美味しくはなかったなあ。これは失敗だ。
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鰻は鰻のタレで戴かないとね、絶対ダメだ。予想通り!やはり駅弁との相性は悪いままだった(笑)。口直しにお食後は「縫月堂」の栗饅頭。人形町の和菓子は何と言っても「東海」が美味しい(うぐいすもち最高!)が、「縫月堂」さんは「みたらし団子」と「栗饅頭」なら大好き!旨い。
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「どら焼き」などのあんこ物は、「東海」さん以外の人形町の和菓子屋さんは、ちょっと「あんこ」が薄い?軽い?ので私の好みではない。で、「栗饅頭」は創業の時からの看板で、とても甘く美味しい!貴ノ花や曙も来たことがあるようだし、持田香織さんは芋ようかんがお気に入りで常連のようだ。「栗」は桃山風の饅頭もあるが、それよりかこの「栗饅頭」のほうが旨いね!
by masa-hilton | 2014-03-29 12:41 | 音楽・雑記
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