富山に行ってきました

学校コンサートですが、スロヴェニア・マリボール国立歌劇場のソリストの人たちとのガラコンサートという豪華版でした。彼らの日本での18回の嵐のような公演スケジュールを追っかけて、その隙間で楽しくやってきました。そんな言い方をすると、ちょっと軽々しく聞こえますが、実際はリハーサルもままなりませんから、やはりプロフェッショナルな仕事人でなければ対応は出来ないことですね。またイヴェントですから、時間ピッタリに終えられるようにすることも大事。そんなこんな、またスタッフの皆さんに支えられて、無事にやって参りました。めでたしめでたし。

メンバーは今回のタイトルロールも歌っているソプラノ、クリスティーナ・コラルさん、ブラジル出身のバリトン、ダヴィド・マルコンデスさん、テノールはヅィーガ・カサギッチさん。とても良いお人柄の方々だったので、随分助かりました。「今からアイーダ歌う」っていうちょっと前に、ホールのピアノ庫(ピアノ庫といっても他のものも置いてあるカビ臭い物置でした。歌うにはひどい!)でリハーサルなんて、タフだから出来るんでしょうけど、よくまあやってくれましたよね(笑)。

というわけで、マリボールの「アイーダ」の金沢公演の合間にリハーサルをするということで、その日は朝早くに羽田です。またまた空弁かあ~と溜め息。期待せずに、今回は築地の人気店「又こい家」の羽田空港内のスタンドに。
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実はちょっと気になっていたお店です。でもね。ま、美味しいわけないでしょう。ガッカリしました。板前さんたちの緊張感のないこと(笑)。ベラベラ私語で盛り上がってちゃ、いけないんじゃないの?で、結構お客には無愛想です。「マグロづくし」1200円ぐらい、安いから許せますけどね(笑)。
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見たら評価が高いんでビックリ。これだから人はあてにならないよ。デパ地下のパックのお寿司と変わらぬぐらいの感じなのに。もう2度と行かないでしょうね~、無難なものは嫌いだからね(笑)。だから私の言うことは、もっとあてになりませんよ(爆笑)。

小松空港に着いて、ゆっくりと高速バスみたいなリムジンバスで移動しようと思ったら、交通手段は飛行機到着15分後に出るバスのみ・・・・と急かされて、凄い早い時間に金沢に入ってしまいました。
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香林坊にて下車、そうか、紅葉の季節か。観光客、外人さんもいっぱい。
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金沢の街はブランドショップが立ち並ぶお洒落な風景ですが、これは海外からの観光客向けってことですね。ゆっくりランチを・・・・と思いましたが、東京にもある店ばかり。そして私は荷物もあるからあまり歩けないので、観光はやめて(笑)、わかりやすく老舗のお寿司屋「蛇の目鮨本店」でお休みしました。
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ここは老舗の有名店ですが、こちらは評価ではイマイチのようなことが・・・・。だから絶対、人の意見はアテになりません。昔に比べてお客さんが少ないと言っておられましたが、イマイチな食べログが影響してるのかなあ?大体安いランチを頼むから美味しくないんですよ。ここは食べたいものを食べましょう!この時期に「アカイカ」は珍しいようですよ。蟹は当然旨い。
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「ぶり」のことですが「がんど」と言ってこちらの名物ですね。ヅケのように仕事がしてありました。
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「あじ」はネタが良かったですね。そして右は「バイガイ」。東京ではこんな大きいのはないです。というわけでピントは「バイガイ」に合わせて(笑)。
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一番美味しかったのは「アカイカ」の「ナマゲソ」。こんな新鮮でこりっと美味しいのは初めて。これはおかわりしました。
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私の感想は、お江戸に比べてシャリなど薄味ですね。お米をキツく握り過ぎていて、ネタとのハーモニー感が少ない感じもしましたが、そんなの好みの問題。仕事はとても丁寧で、イマイチのようなことを言ったら失礼です。おまかせ2500円にお好みを足して3500円ぐらい。これを考えても充分だったと思いました。満足!

ホールに入りましたが、歌手はまだ到着していません。客席でウトウト。
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ホールは客席は大きいですが、それでもオペラをやるような大ホールではない感じ。そこにコンパクトに舞台が設営されて行きます。
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さすがさすが、プロの仕事ですなあ。しかし待てよ、「公演聴いて行け」とか言われたら疲れちゃうかもだ。どうしよう!
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リハーサルは本当にあっという間に終わりました。何の問題もなく、歌手たちは「すばらしい!」と連発してくれたので、こちらもひと安心。「アイーダ」を聴いても良いけど・・・・やはりここは夜、美味しいものを食べるほうが良いな!と富山に移動することにしました。

オペラは大好きですが、明日のエネルギーを考えればその方が良いし、実際、移動がけっこう疲れたので富山に来てしまって正解でした。まずはホテルで仮眠。少し遅めの時間に街に出て、美味しい店を探します。パンフレットや食べログは参考にせず、自分の勘を信じて。見つけたのは「小料理屋・鎌倉」。ひっそりと情感ある感じのお店でした。お人柄の良さそうなご主人と女将さんがお二人でやっている。「紹介もないのに、よくぞうちの店を見つけて下さいましたね」と女将さんが笑う。確かにホテルから少し歩いたし、華やかなパンフには載っていなかったからね。

「飲まなくて悪いんだけど、美味しいものをください」とお願いした。メニューも何もない、すべてお任せのお店でした。あとから知ったのですが、大体「いくらでやってね」と言うのが常連のならわしだそうで、昭和の時代には全然予約が取れなかったという、知る人ぞ知る店でした。さすが、鼻がききますね~私は。

「里芋の田楽」「たらの子の煮もの」「ふろふき大根」「ばいがい」。煮物のお味が良い!早くも「当たり!」の予感!
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ビックリしたのはシイタケほどの大きさがある「なめこ」!お化けなめこの「なめこおろし」、めっちゃ旨い!
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お刺身は「かわはぎ」「かんぱち」「あおりいか」「あまえび」などなど、富山ならば「げんげ」の唐揚とか、あまり名産物にこだわらず、その日の良いものを出してくれるのが良い。ここは絶対良い店だという確信が!
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焼き物は「ノドグロ」。魚そのものが抜群に旨いけれど、焼きかたも実に見事。人形町で言えば「中山」さんのようなお店だね。美味しい!
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そして「これはショウガ醤油で食べても美味しい」という言葉が示すように、何と!マグロの角煮!東京だと佃煮でもあるけど、甘くショウガをきかせて煮たものが焼き魚に添えられて・・・・これが旨い!何と言うバランスだろうか!ノックアウト!そして豪華なお椀!
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何しろお味が良い!マツタケ、銀杏、ハモ、甘エビ、カニと全てが主張していて誰も邪魔をしない。それはお出汁の味のせいだ。これは美味しい!私がミシュランなら星を7つぐらい進呈するよ!

紅ズワイの酢の物が、食事の前に出てくる。酢の物のお味も良いけど、シャイン・マスカットが入っていて、これが良い香りを演出。旨い!参りました!脱帽!
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お雑炊を作ってくれるというのだが、満腹になってしまった。お雑炊きっと旨いぞ~!残念!で、茶そば!もちろん美味しい。カブのお漬物がまた旨し!デザートにはシャイン・マスカットが再登場。
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13000円ぐらいかな?と思ったけど7000円ぐらい!良いお店だ。何しろ温かくて癒される。こうでなくては!今は食べログでも地味な状態だけれど、きっとそのうち「孤独のグルメ」に見つかってしまうだろうな(笑)。それ以上の、ホントに価値の高いお店です。大満足!富山に来て良かった!

翌日、コンサートは無事に!めでたしめでたし!です。主催の片山学園はとても良い環境の学校の様子でした。スロヴェニア風のスープや「ますの寿司」をご用意くださるなど、温かいおもてなしにも感謝感謝でした。

帰りの飛行機、マナーの悪い人いましたね。それにCAさんもイマイチ感じが悪かった、珍しいかな。それはそうとして、空港のお土産売り場に「鯛蒲鉾」があって、「鯛」の身の蒲鉾かと思ったら「魚肉」としか書いてないので(笑)爆笑。鯛の形をしただけの蒲鉾だったんですね。正直「きもい?」とも思ったのですが、おばあさんが「かわいい」と言って買って行きました(笑)。あはは、「きもかわ」ですね。人の好みはやはりそれぞれです。
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さてと、いよいよこのシーズンの忙しさも終盤に。これが終わったら、クルーズの企画を立てないとね。
by masa-hilton | 2014-11-03 01:51 | 日々の出来事
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