お江戸のオジサンは卵にうるさい

前回の話を受けて、「太田鮨」の卵焼。これは江戸っ子が大好きな甘いお味の、味の濃いやつ。美味しい!大好き!関西人には無理なお味(笑)。
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江戸のオジサンはかくして卵にうるさい。卵の「品質に」ではない。「味つけ」にである。だからオムライスとかもね、「ふわとろ」な感じにされるとイヤなのだ(笑)。ちゃんときちんと巻いてほしい。だから「たいめいけん」のは嫌いで「ぐるとん」のが好きということになっちゃう。

当然「親子丼」とかにも、なんやかんや言いたくなる。こちらも昔ながらの蕎麦屋のような、ちょっと固めでじっくり味がついていて、甘めがよろしい。でもそうはいっても柔軟性はあるから、御徒町の「伊勢ろく」ぐらいのトロトロならOK。1番好きなのは「大市」さんのだね。
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でもこれは万人向きなお味の基準とは別かもしれない。江戸のオジサン限定だ。当然ネットのランキングも無視。他人は信じない(爆笑)。

そんなで気になっていた店「人形町・花」に行ってみる。最近は新規の店でも人形町を名乗り、老舗の味わいを醸し出す店が増えている。何も悪いことはないけど、ファッションと雰囲気だけで、伝統を軽んじている姿勢は否めない。最近はそういう人間が多いということだ。それは音楽の世界も同じ。実力ある人も増えたけど、ニセモノの数はその数百倍に膨らみ(笑)、何が何だかごまかされてしまう世の中である。

もちろんこのお店「花」がそういう悪い印象のお店ではないから、誤解なく。こちらはラーメンの「やまらぁ」も傘下にしたようでその辺りの事情はこちら。とても熱心なお店であることは間違いない。休日も営業しているし、がんばっている。私は飲まないのでランチ専門、まずは看板の「特撰・鳥玉手箱」。いわゆる高級親子丼というところだね。1600円也。
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卵が、何だろう?パサパサしている。ふわふわでもなくトロトロでもなく、固めにしっかり味がついているのでもなく、パサパサという感じだ。これは珍しい。お味は茶飯、そぼろ、さらにナマ卵を混ぜて不味いことはない。ここまで「こだわり」がある風な感じでいる割には、あまり特徴がない・・・・それぐらいだ。

最後はひつまぶしのようにお出汁で戴くのだが、これはどうだろう?
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この出汁がしょっぱい。でもこのしょっぱさで力技で味をまとめちゃうんだな(笑)。だからお店は何も悪くないけど、そもそも親子丼にお出汁はムリだよ、普通。これは再訪はナシと思ったところ、「鶏カツ丼」が気になった(笑)。

で、再訪(笑)。「鶏カツ丼」を戴く。やはり卵パサパサしてるね。わざとかなあ?わざとじゃないとすると・・・ヤバイと思う。
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面白いことに、カツがうんと味が濃く、卵などに味がない。普通、卵やタマネギの甘さが「カツ丼」の旨さだと思うから逆だ、ちょっと変かなあ。ただ硬いんだけどお肉は大きいし、小皿もついているし、この1000円は安いとは思う。よくがんばっている。お弁当にも出来るらしい。お弁当なら買っても良いかな?食べには行かないか?悩めるお江戸のオジサンであった。

「鶏カツ丼」と言えば何処かにあったな?・・・・思い出して、甘酒横町入口の焼鳥の「ほっとや」に行ってみる。こちらは「銀ダコ」の系列。「銀ダコ」から「焼きそば」になって「焼鳥」になったけど、この「焼きそば」があまり旨くなかったので、バカにして(笑)行ったことがなかったお店。ここにも「鶏カツ丼」がランチにあったよ。鶏そば付にしてみた。お肉も柔らかくボリュームもある。
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「カツ丼」はこっちのほうが旨い。しっかりと味のついた卵で・・・・というか、これが標準という感じ。これなら私は良い、こうしたものはスタンダードが一番だね。さらに880円で安い。これは再訪あり(笑)!鶏そばは鶏スープのコラーゲンが凄いけど、もっとあっさり系のほうが好きかな。でもなかなかのものだ。
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チキンカツというのは、脂がないところで「カツ丼」には合っているかな?と思ったりするね。でも太るよね、カツ丼というメニューがっ!!
by masa-hilton | 2015-09-09 12:22 | 趣味&グルメ
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