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月刊「ショパン」8月号 今回はホンワカと!大好評

月刊「ショパン」8月号 今回はホンワカと!大好評_a0041150_20553196.jpg月刊「ショパン」8月号 今回はホンワカと!大好評_a0041150_20563138.jpg月刊「ショパン」での毎度リラックスした対談「お江戸で連談」はおかげさまで好評ですが、今回は同級生のデュオチーム「ファイン・デュオ」に登場いただきました。ヴァイオリンの沼田園子さんとピアノの蓼沼明美さんは、芸高のときからの同級生。苦楽を共にしたというか、芸高に入学した日のことはまるで昨日のことのように覚えています。

芸高とは東京芸大の付属高校。1学年がひとクラス30人程度、そこにピアノ、ヴァイオリン、フルート、作曲などなど色々な楽器の集まりです。学友と言ってもライバルでもあったりするので、その年回りで仲の良い学年、仲の悪い学年ということもあって。つまりそこから始まって、演奏家というのは死ぬまでまわりは同じメンバー!「誰が上手か」というのも、そうそう入れ替わらないのでキツイですよね。でも盛衰はもちろんあるので、そこで活路を見出して一生演奏家として生きぬいていくのは大変なことです。で、私たちの学年はとても仲の良かった学年として有名でした(笑)。

沼田さんも蓼沼さんも入学当時からの実力者でしたから、こうして活躍しているのも当然だけれど、やはり同級生が第一線で頑張っているのは私は嬉しい。仲良しではあっても、なぜかあんまり普段群れることがないので、今回お声を掛けました。会って良かったです、楽しかった。これからは群れよう(笑)。

特に蓼沼さんは小学校1年生の時からのおつきあい。彼女は天才少女のように良く弾けたので、怠け者の私などは「ほら、蓼沼さんはあんなに弾いてるよ!」と比較され、いつも怒られていたのでした(笑)。でもそうして彼女がいてくれたから、私も頑張れたんだと思う。小さいころは指も弱かったので「芸高に入れるか?」どうかも心配だったけど、そこも突破して見事クラスメートにもなれました(笑)。そこが人生最初の大目標でしたからホント嬉しかった。そしてそれも彼女のおかげなんだと思う。学生時代は楽しいこともいっぱいあったけど、もっといろいろ相談したり仲良くなっていたら良かったかな~とか、最近思うんですよね。何しろ小学1年生の時からの同志ですからね!!すばらしいことです。

写真はまさに1年生!!二人でNHK教育テレビ「ピアノのおけいこ」に出演していたときの楽屋風景です。

そして今回はご存知、リガーレの「喜久川」さんで対談しました。鰻もちろん旨しです!
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さて、「ショパン」8月号では新譜の「斎藤雅広放送録音コレクション」CDも取り上げられました。とても有り難いです。話題になっているようでこちらもひと安心。また先日の杉並公会堂での「ピアノ3重弾」ガラ・コンサートの様子も、評とともにレポートされています。こちらも大感謝。ぜひご覧くださいね。次回の対談は渡邉規久雄さん、寺田悦子さんご夫妻です。
by masa-hilton | 2016-07-26 20:59 | 連載対談@お江戸で連談
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