月刊「ショパン」11月号は、シューマンの特集ですね。シューマンのピアノ曲って本当に凄いと常々思っているんですが、世間的にはどうなんでしょうね。おそらくピアノ音楽史上最も凄いピアノ作家は1番がシューマンで2番がショパン、3番がリストなんじゃないかな。どうしてそう思うかというと、その前の時代のピアノ曲と別次元の作品だからです。
ピアノ曲の多さ、多彩さからいうと最終的にはショパンのほうが偉大かもしれません。でもショパンは最初のころは試行錯誤していました。それは作品的にではなくピアノの扱い、技法的に。シューマンは作品1のアベッグ変奏曲からミラクル!大胆な和声もそうですがその前の時代には聴いたことのないようなサウンド、描いている抒情性の雰囲気もモダンです。あまり知られていませんが作品4の間奏曲とかも、同じようにピアノの扱いそのものがモダンなんです。傑作ではない作品、イマイチな曲も曲の内容がふるってないだけで、ピアノの扱いはいつも個性的で完成されているのがシューマンなんですね。特にピアノソナタの第1番は大傑作と思うんです。
そしていつものように「ショパン」を読んで「ピアニストってたくさんいるなあ」と思いますね(笑)。もちろん玉石混交なのだろうけど、顔は見たことがあっても、ほとんど演奏を知らない人ばかり。ちょっと不思議な現象ですよね、名前を先に売るのは新しい!また私の対談がきっかけで多く顔を出すようになった人もいて、それは三重丸です!とても嬉しい。ま、とにかく厳しい業界であることは間違いない。引き続き頑張っていこう!
対談のほうは小原孝さん。お互いマスコミに出ていたりすると、競合するからピリピリしてそうに思われがちですが、実は私たち仲良しでした~(笑)。情報交換もするしアイデアも出し合ったりと、今回もとても楽しい内容になりました。ぜひご覧ください、お楽しみに!
裏話だけど小原さん、随分と攻撃されたり、嫌な目にあってるんだそうな。ま、そういうことする嫌な人たち、しょせん小物ですから(笑)気にしないでいいし、うるさければ食ってしまえばいい(by
ニャンコ先生・笑)。なんかいつも悪口を言っているようなの、いますね。人の悪口を言う前に自分が努力しろよ、って言いたい。私たちってすべて自己責任ですよ。不幸は人のせいではありません。
さてさて、対談の場所は最近お気に入りの
和食の「やま田」。私の好きなものだけをコースにしてもらいました。前菜、まずは「かにのしゃぶしゃぶ」。
いつもの絶品の「いかめし」、ブドウの生ハム巻。
「タコの活き造り」「のどぐろの塩焼」は絶対に外せません。私の超お気に入り。
「アナゴの柳川」、何しろお味が良い。
実は一番好きかもしれない「豚の西京焼」、これ超旨い!
〆はいつもの「いくらと蟹の釜飯」、これも美味しいですね。
デザートもちょっと洋風「生キャラメル」で、コーヒーが付くんです。
今回も美味しかった!また行きます。さて対談、次回はチェンバロの武久源造くんです。お楽しみに!