月刊「ムジカノーヴァ」2月号に記事

a0041150_02070485.jpg「ムジカノーヴァ」の2月号にレッスン風景を取材するコーナーがありまして、登場しました。

常々思うのですが、レッスンというのはその方法について、音楽学校などで学んでくるものではありません。その人がどういうレッスンをするのか?というのは、その人の人柄によるところも大きく、ホントに個性的というか、人それぞれというか。内容そのものより「レッスン風景」というのは、確かに気になるものかもしれませんね。

私たちみたいに超怖い田村先生のレッスンを受けてきた人間は、あちこちで先生の厳しさを受け継いでしまっていることも多いようですし、反面教師で全く怒らない人もいたりして。今の世の中、一生懸命やったらパワハラだ!とかの問題もありますから、怒るのもバカバカしく、適当に教えている人も正直多いでしょうね。生徒さんが優秀であれば、どんな先生からでも真髄を見出すこともできるはずだし、才能のある子ほど問題もなく文句も言わないし、勤勉であるわけで。問題を起こす子(親)は、演奏のほうも大抵いただけないから、結局何を言ったところで切り捨てられるだけです。厳しい世界。

その昔、私たちはなかなか自分をピアニストと言えませんでした。おこがましいと言うか、まだまだじゃないかとか・・・同じように、人に音楽を教えるということにも、躊躇が随分あったものです。

今はけっこう簡単ですね(笑)。それが悪いとは言いません、人生積極的で大変結構です。しかし謙虚な意味で、リストのソナタも弾けないのにピアニストを名乗っていいのか?ショパンのエチュードを全曲こなしていないのに、人を教えていいのかって。少なくともそれ以下であってはいけないでしょう。だからこの世界、地味でも一生懸命にやっている人には、確実に陽があたってほしいと、心から願うものです。それはまた他人事ではなく、自分も日々精進しなくては!と、人生に休みがありません。

日本のゆとり教育や最近の労働時間の件など、もちろん人生は楽しむものであると思いますが、トランプさんのような政治家が出てきて、このタイミングでのんびりしたことを言いだして、日本は対抗できるのかと不安に感じます。これからは実力主義、色々なものが淘汰されていくことでしょう。それも私たち音楽家には関係なく(笑)、今も昔も悠長なことを言っていては、成功できる職業ではありませんから。今日も徹夜だ~~、やれやれ(笑)。
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by masa-hilton | 2017-01-24 23:48 | ニュース
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