大好きな映画の1つ

a0041150_11591785.jpgフランス映画の「C階段」をご存知ですか?

さすがにこのパッケージじゃね。いい映画なのかどうか想像できないでしょう?いい映画なんですよ(笑)!芸術に悩む人とか創造する人や演奏家の人には、おすすめです。

主人公は評論家です。自らの才能に溺れ、頭だけで全てを理解し人間の本質すら見失った生活にふける。そういう人っていますよね~。自称演奏家・自称評論家が、ものが見えないのは当たり前でしょうが、我々も悩みの迷宮に入り込んでしまうと、持論の固執だけで生きてしまうもので、音楽をきれい事に済ませることを軽蔑したり、ひたすら美しいロマンティックな物、誰もが好きな名曲を見下してしまう人は必見の作品です。
いつも夢のようにロマンティックでありたい!!きれい事を描くのは決して堕落ではない。それこそ誰かのために演奏することの基本ではないか。幸せな人種でいたいから、この映画に本質を感じました。

映画ではゲイの人や場当たり的SEXも登場し、やや退廃的な環境も描かれますが、食事の折ハイドンやドビュッシーの弦楽四重奏を聴いていたりと、さりげない文化的な水準を感じます。
生活の中にクラシックが生きている。例えば朝、何の室内楽を聴くか近所の人と普通に話す・・そんな国に日本がなれる?なれないとするなら心の奥底で、ヨーロッパ人が日本人を侮蔑しているのも、仕方なしと言うべきかもしれません。
by masa-hilton | 2005-10-13 02:08 | 趣味&グルメ
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