役割分担で!

老舗の中には敷居が高いところもいっぱいある。うちの近くに「芳味亭」という大変おいしい洋食屋があって、まぁレトロな雰囲気で良いのだが、とにかく「接客最悪コンクール」というものがあったら間違いなく第1位特賞に輝くであろうくらいに感じが悪い。いや悪すぎる(笑)。どうしたらこんな態度がとれるのだろう(笑)?ここまで凄いとポリシーなのかとも思うし、かえって面白い。もしかしたらあの下足番のおじちゃんは、友達になったら笑顔で迎えてくれるのだろうか?とか想像して。ある人はオムライス1つ頼んだのだが、それ1つだけでは生きて帰してはもらえそうもないような雰囲気だったので、結局びびって沢山注文してかなり払ったらしい(笑)。そもそも値段も高いのである。

何事にも役割がある。たまには悪役もいたほうが良い(笑)。こうした敷居の高い老舗がこんな感じじゃないと、私たちが大好きで通いたいお店が、妙な客筋によっていつも満席で行きづらくなってしまう。もう1つの人形町名物「玉ひで」のお昼の親子丼の行列を苦々しく思っている食通もいるみたいだけど、逆にそれはそれでいいではないか。おかげでこちらは気に入った店でゆっくりできるわけだし、行列が出来るというのも営業努力の賜物なのだし素晴しい事だ。そこに文句を言うのは筋違いであろう。味のわからないお金持や、グルメ本やマスコミに言われたことを信じて試しに来た人々が徘徊する「食の街」ならではの心配事である。

味がわからないお金持的な人が集まるという点では(笑)、日本橋の三越やタカシマヤは総本山とも言うべき場所だろう。それは揶揄ではなくデパートなんだから当然だし、むしろそうでなくちゃ困る。営業努力、本当にいいものより、売れるものを売らなければ経営にかかわるのだし、そこそこにそこで味を覚えてもらうのも大切だ。それでも三越からガルバニャーティが消えるのは、承服できない。おそらく日本一おいしい食パンですよ。撤退するのはCM不足か何なのかわからないけど、誰だって食べてみればすぐわかること。丸ビルからも撤退したから、もう六本木と名古屋のタカシマヤしかないね。トーストにしても絶品だった。耳はフランスパンのように、中はしっとりと・・・・。ああ、残念!

いいものが売れる世の中にしたい・・・それはどの業界も思っていることだが、どの業界もそうではない(笑)。音楽界しかり。でもこれは売り手にも責任がある。売れるものになるにはどうしたらいいのだろうか、これがやはり基本だ。売れるものという言葉には一種の後ろめたさがあるのだろうが、みんなが喜んでくれるものということでもあるんだから恥ずべきではない。前向きにがんばっていきましょう!

それにしてもガルバニャーティの食パン(パン・カッレ)よ!三越は4月13日でお別れです。そうは言っても三越&タカシマヤは私の台所。うまいものを今後もたのむよ~~~!期待してるよ。
by masa-hilton | 2006-04-09 15:03 | 趣味&グルメ
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