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絶品の焼鳥「とり鈴」

演奏会が終わるとどうしてもお腹がすく。夜遅くまでやっている店が「おいしい」店なら本当に幸せだ。ボクは仕事に追われすぎているので、実際はワインとかが飲めるが飲まないことにしている。眠くなって徹夜仕事が出来ないからだ。でも演奏家は呑兵衛が多く、おいしいものにおいしい酒があれば、もういつ死んでもいいみたいなヤツばかりなのである(笑)。

絶品の焼鳥「とり鈴」_a0041150_22355559.jpg焼鳥「とり鈴」はまさにうってつけ!絶品の焼鳥屋だ。またお店の人がとても感じよく、飲まないボクでもOKなのだ。ご主人曰く「時々お米がなくなっている時がありますが、いつでもご自宅から持ってきてくださいね」。そうそう、飲み屋でもあるわけだから、ごはんの保証はなくて当たり前だ。でもごはんがある時の「鳥雑炊」がすごい!この雑炊だけを食べに行っても良いと思うほどおいしいのだ。

ボクの住む人形町は、以前から書いているとおり「昔からのいい店」が売りの街だ。なかなか新規でここになじむのは難しい。しかし最近は結構な店が次々オープンして、それなりに人気を集めている。ここも新規の店だが続々お客も増えているので、行列店になるやも。この場所は昔はおばちゃんがやっていた飲み屋で、ランチもやっていたので何回か行ったが、こじんまりとしたお弁当みたいな感じだった。今の焼鳥屋さんとは何も関係がないらしい。

とにかく肉質がいい。どれもふわっとジューシーで柔らかい。黙っていると塩で出てくるが、これは肉がどれもトロトロしているので、塩の方がしつこさがとれてバランスが良いということなんだろう。しかしボクはタレ派。タレはオープン当時はコクが足らない感じだったが、タレはつぎ足す方針らしいので、どんどんコクが増えて良い味になってきている。行く度においしくなっている、この進化ぶりも楽しみ。おすすめは「せせり」「れば」「つくね」、これははずせない。「せせり」3本は行きたいな。手羽や皮も良い味だ。鹿児島で食べるほどではなくても、地鶏料理だって東京では良い方だと思う。サラダ(温野菜とかも良い)、串8本、雑炊で約3000円、これで満足だな。コースもあるし、きのこさんによるとお酒も良いらしいね。

で、きのこさんがBGMが気になったらしいので、代表してインタビューしてきました。すると開店当初は「店の雰囲気にあったJAZZ」をセレクトしていたらしいけど、そうもいかなくなった事情が。所詮焼鳥屋だから来るお客さんは最後は酔っぱらいになってしまう(笑)。「もっと明るい曲をかけろ」だの「演歌にしろ」だので・・・・今の中途半端な選曲になっているとか。お店の人も最も頭の痛いところだったらしい。確かにお客を選んではいられない、焼鳥激戦区の人形町。焼鳥屋といえば飲み屋、サラリーマンの憂さを晴らす場所・・・・となれば気取ってはいられないだろう。やむなしか。今日は特に混んでいたので、音量も小さめだったしこの音楽でもアリかな?という気がした。確かに難しいよね、お鮨屋のラップとか(爆笑)。

で、「音楽を流さない」という手もお店的には今ひとつらしいので「せせらぎの音は?」と提案。「え?せせらぎですか?我々が眠くなっちゃうかも」とご主人(笑)。夜は2時までやってるからね、これがボクには何よりうれしいんだけど。土曜日はカップルが多いらしいのでJAZZの時もあるそうな。クラシックじゃなければ何でもいいよ(笑)。ちなみに写真でチラッと見えているが、隣の洋食屋さん「グリルつかさ」も煮込みハンバーグがうまい老舗。逆側に今半が並んでいる。

PS  とり鈴関連はこちらこちらこちらこちらで。
by masa-hilton | 2006-06-02 00:02 | 趣味&グルメ
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