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「三丁目の夕日」より「二丁目の深夜」!

バタバタしていたので「三丁目の夕日」は録画して見た。普通は見ると泣くらしい。でも僕は泣けないどころかイライラしてしまった。33年生まれだから、この頃の空気も知らないではない。でもこの頃の人たちがみな良い人だったみたいに描かれても困る。僕は学校ではいじめにあったし、近所の人たちもそれほど良い人のイメージもいない。意地悪なゲスなヤツもむしろ多かったと思う。現在、今のこの時代の周りの人のほうが、ずっと優しく洗練されていて、自分の夢に向かって一生懸命生きているように思う。懐かしさだけで物事を美化されたら、今を一生懸命生きている子供達に失礼だ。彼らをますます無気力にしてしまうだろう。「昔は良かった」等と言うのは世迷言で、そんなことを言わないでいいように努力をしていきたいと思う・・・なんて感じてしまったのは、あの当時の子供時代の自分より、今の自分自身がずっと幸せに思えるからに違いない。これは本当にすばらしいことだし、自分ひとりでそうなったわけではない。やはり多くの方に支えて頂いているからこそ「現在のほうがいい」等と呑気に豪語できるのだと思う。あらためて感謝の気持ちでいっぱいになった。ありがとうございます。

泣ける泣けないといえば、K1でホーストが敗れ、しかし感謝の気持ちを胸にリングを去っていった姿・・・・こちらの方がぐっと来た。チャンピオンのシュルトはでかいし、強くてあたりまえだ。ここで某日本選手のような臭い八百長がないのも良い。でも決勝戦で、もしアーツが勝つようなストーリーだったら、もっと泣けたしもっとファンも増えたような気もした。多少の演出はあってもいいかな~等とも思ってしまう。身勝手な観客がここに1人いる(笑)。

例えば「大草原の小さな家」なら普通のシーンでも泣けてしまう。それは音楽の効用が大きい。ディビッド・ローズの音楽自体がまずロマンティックで素晴らしいし、演奏そのものにも気持ちが入っている。先々のドラマが予想できるような「いかにも」の「たわいのない」ものでも、その音楽とあいまって泣かされてしまう。「三丁目」の音楽はもしかしたら「打ち込み」だったのか、表面的で内容の薄い曲を牛のよだれのように退屈な演奏で流していた。それだけで全てが偽善的なものに見えてしまう。「打ち込み」であってもアニメ等のように、もっと緻密に作れるはずだ。久々に全く気持ちの入っていない演奏を聴かされ、疲れてしまったようだ(笑)。そういう意味でも、やはり映画は総合芸術なんだと思った。

a0041150_1185190.jpga0041150_119784.jpg近所の「成城石井」は、24時間営業なのでよく深夜に出かけていく。「三丁目の夕日」には興味はないが「二丁目の深夜」はなかなか賑やかで楽しい。「成城石井」の本体はampmなんだそうで、パンとか惣菜とかも思ったほどではないというのも頷ける。しかしお気に入りの1品が。ラ・テラ・エ・イル・チェロのブロンズ・メッツェマニケというパスタ。これは近所ではここでしか買えないし、これをキューピーのイタリアンシリーズのチーズクリームソースで。うまい!基本は外食だが寒くなって出不精になったときの夜食にはもってこいだ。パスタや蕎麦の煮方がうまいと、食べた人からは誉められるが、料理は好きではない。ただ朝に誰ぞ女性が一緒のときは、必ず先に起きて朝食を作るのは僕の長年の習慣で、これも驚き賞賛されている(笑)。

a0041150_11233318.jpgところで「二丁目の深夜」を徘徊していると、なんと明治座の前に「フレッシュネスバーガー」がオープンするではないか!!4日の開店に向けて急ピッチの準備の様子だ。バーガー関係では一番好きな店だ。ステーキのステファンのあとに出来たモスバーガーはメニューが少なくてがっかりしていたし、近所の「ブラザーズ」と言う人気のハンバーガーレストランもあるのだが、ここも苦手なのだ。それはレストラン・スタイルなので、ハンバーグや野菜をいっぱいはさみ、パンははずしてナイフで切って食べるやり方・・・本来こういう食べ方が正しいのかもしれないけど、このスタイルだったらちゃんとしたハンバーグを食べに行った方がいい!と思ってしまう。ま、おかしな人間なのだ。またここは人気店と言っているが、見ると込み合っている様子がない。やらせなのかな~?音楽家の中でも営業の戦略で「いつも満席」「完売」と大宣伝して、実際は半分ぐらいしか売れておらず、あとは無料で動員をかけて、そう見せているような事務所もある。そして「また満員になりました」みたいな写真をつけて地方に営業をかけていくのだ。もちろんそれもまた1つの方法だから揶揄するつもりはないし、言ったもん勝ちだ。だから行列店も本物とそうでない店があって、また行列店だからといっておいしいとも限らない、またおいしくても好みに合うかもわからないから大変だということ。でも騙されたところで死ぬわけじゃないからいいのさ(笑)。

人の感覚はそれぞれで、本当に難しく微妙なもの。でも、それだから楽しいとも言える。
by masa-hilton | 2006-12-02 23:58 | 日々の出来事
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