東京音大での講座・・・その前に懐かしの「動坂食堂」へ

a0041150_363443.jpg今年も東京音楽大学に招かれて、4年生のための講座を担当した。いつも通り電子楽器を使いながら、新しい時代に対応できるレッスンのお話と、この業界に生きるための裏話等。学生さん達と楽しい時間だった。

毎年思うのだが学生さんたちのマジメな態度には感心する。これから社会に巣立つにあたって、音楽大学出身というのはそれほど有利ではない。世の中がバブルであろうとなかろうと就職難だし、演奏家として生きるのは更なる困難だ。でもあきらめないで希望を持ち続けて欲しいと心から願う。いくらでもチャンスがあるし、やり方もある。

これで良いと思ってしまったら負けだ。いつも忙しくフルパワーで駆け回ってこその人生。そして負け犬生活や売れない日々に慣れてしまっては、それをどんなに正当化したところで心の中では虚しい。私もいつ失速して消えることになるかわからない恐怖と抱き合わせで生きている。結果討ち死にすることになっても、やるだけやらねば人生をかけてきた意味すらなくなってしまうと思って踏ん張っている(笑)。だから彼らの若さは何よりも羨ましい。パワーそのものだよね。がんばってね!

講座が終わってからは関根先生、三浦先生とご一緒にホテルメトロポリタンへ。今日はイタリアン。子牛のローストはまるでオードブルのような盛り付けで出てきたが、なかなかおいしかった。そういえば来週は東京音大の記念コンサートがあり、先生方は総出演。そんなお忙しいお時間を割いていただいて、感謝の気持ちでいっぱいだ。

a0041150_301746.jpga0041150_305189.jpg実は東京音大に伺う前、場所が池袋方面ということで、以前住んでいた動坂下の「動坂食堂」に久々に行ってみるか!ということになって寄り道。ここはいわゆる定食屋さん。一膳めし屋さんのようなもので、家庭的なメニューが何でもある。お魚の焼いたの煮たの、どれもがおいしい。お肉ももちろんうまいし、ボリュームも満点。そんな風情があるお店だが、安かろう悪かろうではなく、しっかりとした立派なものが出てくるのだ。昔は毎日のように通ったものだ。このマグロのカマを煮たものは最高だ!人間の顔ぐらいある大きさだ。味付がうまいし煮方もいい感じで大感激!

こちらの定番である秋刀魚の塩焼きは30センチぐらいあるかもしれない大物。肉厚でジューシーでおいしかった。そういえば天丼とかもうまかったな~とか、付け合せのスパゲッティサラダの味とか、色々思い出しながら懐かしく戴いた。
by masa-hilton | 2007-10-12 23:58 | 日々の出来事
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