銀座の名店 ル・マノワール・ダスティンに行く

銀座のフレンチの名店「ル・マノワール・ダスティン」はかの有名な五十嵐シェフの店。内臓料理が得意ということで、私向きなのでは?ということで、特に誘われてランチにお出かけした。私向きか?ということに対しては、やや薄め。最近は、こと有名店ほどこの傾向は強い。多くのお客さんを相手にする以上、平均点を目指すのは仕方がないことだ。もっとぐっと来るパンチのある店は、当然好き嫌いは分かれるだろうが、私はそこまで個性的なほうが好みである。

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a0041150_4452474.jpgアミューズはブータンノワール、豚の血のソーセージをリンゴジャムと戴くものだが、どうやらこれは定番らしいね。臭みもなくすっきりとした味わいはさすがの腕前。でも見た目ぐらいにエグイ味でもおもしろいのにな(笑)と思いながら戴いた。オードブルは2品。本来はスペシャリテでもある「人参のムースとコンソメジュレのウニ添え」がお奨めらしいのだけど、こちらは大の鶉好きなのでついつい「鶉のパイ包み」を戴くが、これは普通だ、薄かったな。鶉の味わいが表に出てきた癖のある感じを期待していたからで、こちらが悪いのかもしれないが、湯掻いた鳥の肉団子みたいなのが入っていたのは意外だった。もう1品はフォアグラのローストに季節を感じさせる柿。こちらはやや甘め、フォアグラのトロけそうな柔らかさが強調されている。フォアグラ好きなので、もっとロースト感が強くても私は許容範囲だけど、これはシニアな女性達に喜ばれそうな絶妙な焼き加減だ。メインはほろほろ鳥のソテーのようなものだと聞いて、差し替えをお願いした。多分このままだと結構無難な物が出てくる予感がしたからだ。内臓料理の、イタリアでいうトリッパ、こちらをガーリック等で味付けしたものを注文。これも想像とはやや違う感じで、あっさりとしていた。そこにタイミングよくチーズを色々ワゴンで奨められた。別料金だが、このあっさり感を補うのにはちょうどピッタリ。全体のバランスを見通しているのだろう。デザートはワゴンでプリンとモンブラン。プリンの苦さ、モンブランのパサパサ感が好みとは違っていたので、洋梨のコンポートにすればよかったかな~(笑)と後悔、おいしそうだったからね。
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全体的には女性向けの味の店だと思う。品が良く小技が効いた料理は、独特な温かみがある。私には自分の好みの味付けもオファーが出来る「ル・ブション」のほうが、わがままがきくだけ楽しいかもしれない。ともあれこの日は五十嵐シェフがお見送りをして下さったのでゴキゲン。
by masa-hilton | 2007-10-16 05:08 | 趣味&グルメ
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