昨日は
国府弘子さんがやってきた。「斎藤さんのそのドラえもんのような手が云々」と盛んに言われて(笑)。うう・・・・男性ピアニストは肉厚の人が多いんだよ。で、二人の手を比べた写真を撮ろうとかなんとかバカなことになって、この方が良いとか悪いとかアングルを決めてカシャ!国府さんの手も、やはりガッチリしてるよね。と、妙な撮影会がメインではありませ~ん。
国府さんと言えば、この4月からNHK「趣味悠々」やるんだそうで。もちろんジャズの弾き方を教える番組。ホントはそういう趣旨ならボクが生徒で出たい(笑)。カプースチンのような響きとリズムとイディオムばかりのじゃなくて、心からのジャズが大好きだから。ちゃんとニュアンスもあり心を奏でるヤツ。結構遅くまでうちのピアノで国府さんがジャズを弾いてくれて「ああ、ジャズの人が近所にいたらなあ」という気分になったよ~。ゴキゲンだね。
ところで「趣味悠々」と言えば大変なのが
テキストの執筆。その
写真撮影も大変。ちょうど今まっ最中らしくて、色々な質問も!解説を含め1ヶ月で書き上げなきゃないので大変だというのは、ボクのときと一緒だ。思い出すね。テキストや校正は自身のスタッフがいて「他人まかせ」の人もいるが、こちとらのように本人がやる場合は、演奏活動をしながらだけに火の出るような忙しさになるというわけ。でも楽しみだね。
そんな国府さん。仕事でないのに、ただご飯を食べるためだけに交通費をかけて来ることは初めてらしい(笑)。それもこれも何かといえば、彼女は
僕のブログの「中山のアワビの天ぷら」に目をつけていたのであった。
30周年のコンサートのときに「近々行こうね」と言っていたのが昨日になってしまったという感じ。で、結果は大満足だったようだ(笑)。まずは例の最高の「
ぎんなん」が登場!もずくやカニの酢の物に始まって、マグロの刺身も絶品にうまい。いつもの「アナゴの1本揚げ」も最高、濃い~天丼のタレにワサビが最高に良いんだよね。そしてアワビ!この柔らかな食感は、やはり冷凍保存していないものだから。活きたままで調理するからうまいんだよね。アスパラや椎茸の天ぷらもおいしいね!そしてシメは初登場「かき揚げうどん」。これがまた妙にさっぱりしていておいしい。めでたし!
国府さんは「たぶんその年齢の中で、斎藤さんは世界中で最も幸せな男だと思う」と言い残して去っていった。ま、食べることに関しては100%外食だから、できればおいしくいただきたいとは思う。今日はいつものように「宇田川」でヒレカツでうまかった。夜は「たいめいけん」で「牛の頬肉とオムライス」という定番のご飯。国府さんに「今日はトンカツ。静かにひっそりと暮らしています」とメールしたらあきれていた(笑)。