イチかバチか!

「イチかバチか」は賭け事?勝負事?もちろんコンサートだってそんな感じだけど(笑)、今回はまさに「イチかバチか」。初見の能力の勝負!もちろん良いことではないが仕方がない。急に来日公演が決まり、そしてあさってにはコンサートだというのに、楽譜がまだ集まってないアンナ・マリア・パンザレッラさん。超絶技巧を誇る物凄いソプラノだ。今回はお互いピンチヒッターという事情だから仕方がないとはいえ、やはり大変。今日はもちろん徹夜!で、今は小休止といったところ。

例えばアーンの歌曲の楽譜で私の手もとにないものがあって、持ってきて戴いたものも最後のページがない(笑)。バンザレッラさん曰く「明日リハーサルで曲の終わり方を相談しましょ」・・・・って相談して決められるものなの~?(爆笑)とまあ、そんな感じでどうしようって感じ。彼女が探せなかった楽譜もあるとかで・・・・とりあえず、がんばるしかない。

a0041150_157138.jpgさてさて「イチかバチか」といえば、このたび何と!ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第5番」というものがCD化された(笑)。ラフマニノフのピアノ協奏曲は全部で4曲、それとパガニーニのラプソディだけだが、これはラフマニノフの交響曲第2番から第1・3・4楽章をピアノ協奏曲に編曲したものなんだそうだ。単なるパロディではなく大真面目!作曲家の権利財団と孫のアレクサンダー・ラフマニノフの許可を得、ブージー&ホークス社から出版もしようという勢いだ。編曲はアレクサンダー・ヴァレンベルグ、構想はブリリアント社のピーター・ファン・ヴィンケル。と、いかにも胡散臭いが、どうなっていくのかにも興味がある。何でも否定的にとらえたら、世の中つまらないからね。バッハの作品にも実はただの編曲なのに、オリジナルとして認められている作品もある。ムソルグスキーの展覧会にしても、最初はラヴェルの編曲のほうがずっと知られていたしね。この第5番も有名ピアニストが弾き出せば、はやる可能性だってあるぞ。作品番号は27・・・・あの2番と3番の間だから本当は2、5番じゃ~(笑)。こちらの「イチかバチか」は何か楽しい。
by masa-hilton | 2008-02-26 02:11 | ニュース
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