和食だったら「さの」に行く

普段わりと和食には行かない。天ぷらなら専門店、寿司なら鮨屋が良いに決まっているから。割烹とか和食のコースは、かなりの高級店や評判の良い店に行ってもあまり感激がない。でもここはうまい。人形町もまた和食の良い店がめじろ押しだが、ちょっとかなわないのでは?私にとっては段違いだ。同じお金を出すなら「さの」に行く。

ありがたいことにお昼はランチも営業している。お昼メニューはお弁当。点心のお弁当で「一期」と「一会」の2種類。え~と「一期」が蕎麦がつくんだっけか?小粒で手の込んだお料理がお弁当にギッシリ、おまけに雰囲気が静かな店なので、ワンランク上の洒落たOLさんたちで賑わう。お昼でコースを食べたい人は1日前に予約で、これが大変お値打ち!すばらしい!!(その後の「さの」はこちらにも)

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a0041150_0542148.jpgコースの頭に何と「揚げ物」である。「海老しんじょうと蓮」は塩味がつけてあるが塩はぐっと抑えて薄味。これがちょっと物足らない感じもするのだが、実は構成を考えてのことで、さっぱりと最初の品を戴ける。「あいなめと若竹のお椀」ももちろんおいしいが刺身に技あり!普通は中トロとヒラメとかだが、「まこがれい、うに、かます」どれもすばらしいグレード!そして焼き物は「太刀魚」、これが実に脂もあり柔らかく、焼き物であることを忘れさせる舌触り、そして上に添えられた味噌のうまいこと!ここは浅利と九条葱、天豆が使われる。この焼き物で完全に魅了される。

蓋物ではやや硬さを残した新じゃが、そして上手に下味をつけられた蛸が特別にうまい。横に見えるのは鯛の子。これは生まれて初めて食べたかもしれない。という風に、おいしさと味わいが後半に向かってより膨らんでいくようにセッティングされている構成もニクい。夜だとここで箸休めのようなものが入るようだが、お昼だとお食事になる。これが!これが!これが!うま~~~い!「鯛と花山椒のかまどご飯」つまり鯛めしなのだが、これは絶品だ。和食を食べて、素材とかにごまかされずに、本当に技に感心できる名人芸。つけあわせの「なす」のお新香もちょっとよそではない深い味。お吸い物は今度は塩がひりりと効いた江戸前のすまし汁。うまいね~!とても5000円で食べられるものではない、ホント満足!実はこの店、↓の「パリの朝市」のなくなった地下店舗に入ってた店。おいしい店が2つもあるなんてね!素敵な建物だ(笑)。
by masa-hilton | 2008-04-18 02:35 | 趣味&グルメ
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