好みは変わらず?ふらりと「六兵衛」寿司に行く

ご存知の方も多いと思うが、私は人形町に引っ越してきたとき、ここら辺のお鮨屋さん27軒を全部行ったのである。そのうち、まずかったのが8軒で、あとは自分の好みで選んで、結局常連になろうと決めたのが「太田鮨」と水天宮の「たぬき鮨」。で、今もこの2軒はうまいと思う。いつもうまい!この2軒はさらに以前書いた通り傾向が違っていて、「アナゴ」「煮ハマ」「こはだ」とかを食べるなら断然「太田」で、「トロ」とか「シマアジ」等をいただくときは「たぬき」ということになっている。

もともと人形町では「喜寿司」「六兵衛」「太田」が有名。私の友人は「六兵衛」がお気に入りで、うまかった等とよく言うので、今日は久しぶりに「六兵衛」へ。で、結局、以前ここを選ばなかったのは正しい判断だったと確認することになった(笑)。それは良し悪しではなくて、私の好みに変わりがなかったということだけである。

まず、ここは客層が「よそ行き」の人が多いので、お店にもそういう緊張感がある。私にとってのお鮨屋は高級店らしい空気よりも和める店がいい。特に地元だからね、そりゃそうだろう。お鮨屋さんはカウンターでタイマンだから、その空気やキャラクター、雰囲気なども微妙に反映してしまうもの。私が通えるか通えないかは、ある意味ここにかかっている。味はまずいはずなどないわけで。さて仕事のほうは「ツメ」は濃めだから好きなタイプだけど、ネタによっては魚介の香が強くなる感じもあったかな。というのは、私がいっぱい塗ってもらうのが好きだからだ(笑)。そりゃ私がいけないね~。小さいけど「煮ハマ」も悪くない。「玉子焼き」は伊達巻系。「アナゴ」はやっぱり「太田」のようなトロトロにホクホクの柔らかい仕事のほうが好きだ。

これは私だけの意見だが、お寿司はバランスを感じさせる食べ物だから、ご飯が小さいなと感じた時点で違和感を覚える。この日は「中トロ」「鯵」「たこ」が期待値から考えると今ひとつで残念だったのだが、それは板さんのせいではなくネタのせい。そのネタが大きい分だけボテッとしてしまい、キレがない印象だった・・・・なんてね、うるさいね。実は私の父の弟は鮨屋。それもかなりのキップの良い江戸っ子鮨屋で人気だった人で、とても面白く大好きだった。豪放に酒を飲み早く亡くなったが、その気質とおいしい鮨はどこか覚えている。父親のほうも宴会では寿司を握るのを「リゴレット」の次ぐらいに得意にしていた(笑)。勤めていた大学の学園祭で寿司を握るのは1つの名物だったし。そんな父親が生きていたら、さらにうるさくて大変だろうと想像すると可笑しい(笑)。

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a0041150_135585.jpga0041150_141265.jpgとはいっても「平目」は驚くほど新鮮でうまかった。「あおやぎ」の形も仕事があっていい!さすがだ!とても満足。「中トロ」「アナゴ」「赤貝」「アジ」「煮ハマ」「かんぴょう巻」「ひもきゅう巻」「トロたく巻」「たこ」もう1度「平目」、お椀で約8000円。お酒が入ればきっと1万円?この辺ではほんのチョイ高めかな。「大トロ」をおかないところ、また味噌汁じゃないのが江戸前らしい。「つみれ汁」は鮨屋としては上品すぎるぐらいだがうまい。「巻物」が多かったのはここは「巻物の六兵衛」と異名をとるほど、巻物がうまいとされる店だから。中では「トロたく」が絶品。トロに対しての沢庵の量、そして位置関係がよそではない芸術的なものを感じさせた。これが食べられただけでも充分に満足だ。個人的な好みでやはり通うことはないかなと思うが、さすがに良い店だと改めて納得。

PS ところで昨晩のブログを見て「あ~た、そんなに食べて4キロも減れば上出来でしょ~」と呆れ顔のメールが!そうだ。愚痴を言ってはなりません(笑)。で、本日は5キロ減に到達!ムフフフ!
by masa-hilton | 2008-05-25 01:01 | 趣味&グルメ
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