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「音楽の友」の取材に出かける

「音楽の友」の1月号にインタビュー記事が載ることになり、昨日はその取材に神楽坂へお出かけ。普段リサイタルをやったりCDのリリースのたびに、こうしたインタビュー&グラビア(笑)取材があって、よく出かける神楽坂。神楽坂といえば、こちらも食べる所には事欠かない粋な町。また老舗も多く大変おもしろい場所だ。いつも取材のときはかなり忙しく、ギリギリの時間にタクシー移動・・・みたいなことが多い。おまけにここら辺は渋滞するんだよね。なので残念なことにあまり歩いたことがない。

さて今回はザ・スーパートリオの3人への取材だからさらに楽しい。CDもいよいよ来週リリースだからね。編集室のほうでは顔なじみの皆さんと談笑したりと、いつもに増してリラックス・ムード。多分良い取材記事になるに違いない。感謝の気持ちでいっぱいだ。

「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_0513680.jpg「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_0514743.jpg昨日は少し早く神楽坂に着いたので、まずは和菓子の老舗「梅花亭」に。こちらは最中が有名な店で、特に「鮎の天ぷら最中」は絶品。とはいえ私はあまり最中は食べない。最中が有名ということは「あんこ」がおいしいと判断しドラ焼を購入したがうま~~い!これはゴキゲン。もう1つ季節のお菓子「栗羊羹」もちょっと格が違う!いや~大満足だ。(写真は「梅花亭」のHPからお借りした。)来週は「ムジカノーヴァ」の取材でまたここに来るので、また買える!

音楽之友社に取材なんかで来たら、その後はフレンチの「サン・マルタン」で食事するのが、一流音楽家の定番コースらしい(笑)。赤坂さんから「行きましょうよ」と勧められて、神楽坂をブラブラ歩きながら、音楽家達も常連のその有名店「サンマルタン」に直行。そこは老舗「サンファソン」のマダムが切盛りする、いかにもフランスの店といった雰囲気だ。外国人客も多い。そんな雰囲気だけでなく、赤坂さんによるとパリで食べた味を再現できる数少ない店の1つということ。他の音楽家の話題もツーカーで、アラカルトでおいしい雰囲気を楽しんだ。

「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_113882.jpg「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_1132992.jpg「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_1135156.jpg
「エスカルゴ」はやや塩が強い。そして普通はもっとバターやガーリックが流れるような感じだが、乾いた感じ。そういえばこういうテイストはいかにも外国風である。「田舎風のテリーヌ」は超うまい!肉質が良く、手作り感の素朴さを包み込むように味が広がる。これは絶妙な技だ!注文した中で赤坂さんが絶賛していたのは「羊の煮込み」。これもうまかった。羊であるところが良いよね。ビーフシチューのように牛ならば煮込みは珍しくもないし、その柔らかさも想像しやすい。羊ならばこその独特の香と、とことん煮込んだ柔らかさも安直な感じでなく、こちらもやや塩が強めな味わいが、ビーンズ等とも良いハーモニーを奏でている。

「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_1154296.jpg「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_116195.jpg「音楽の友」の取材に出かける_a0041150_1162013.jpg
見て気がつかれた方も多いと思うが、料理の色あいが自然で良質の「ビストロ」という感じがする。カジュアルなようでいて中身は本格的、ちゃんと強い個性もある感じだ。次に頼んだ「鶉の詰め物」、個人的には私は羊よりこちらのほうがもっと好きだった。鶉の中にはポーク等がつめられていて、ソーセージ的な味わいも加わり、ギッシリとボリューム感のある肉料理に仕上がっていた。こちらのソースはとてもマイルドで、ライスに絡めてもとてもおいしい。最後にもう1つ「豚足のコロッケ」、これが超旨い!本日のハイライト。これはここだけでしか食べられない絶品の味だ。つけ合せも実にヨーロッパ的な香が高く大満足の一品。メインを3品もとったからマダムも驚いていたよ。デザートのプリンもおいしい。さすが味にうるさい連中が選んだ店だけのことがある。来週の取材のあとも、時間があったら是非よってみたい。
by masa-hilton | 2008-11-13 01:34 | 日々の出来事
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