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「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)

「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)_a0041150_0474943.jpg前後するが20日は「月刊ピアノ」の取材に出かけた。「月刊ピアノ」という雑誌は一般誌として、ご存じない方もおられるかと思うが、クラシック趣向の本ではなく、流行の曲などの楽譜もついているので、実は購読者が多い。音楽雑誌の老舗は時代についていけていない感じもあって、評論家の刷新もできずに、オタクにも読んでもらえない窮状がある中、こちらは元気いっぱいの本だ。

取材はコロムビアの本社。六本木に移転して本当にきれいなオフィス。昔の赤坂のコロムビアも今となっては懐かしいが、やはり機能的なオフィスの方が良い。入り口ではドル箱の氷川きよしさんのパネルがお出迎え。当の氷川さんは実際にあった感じは、もっと骨太なやんちゃな男という感じだったが、このパネルは王子のごとく優しく微笑んでいる。

取材のほうは順調に進む。というか、もう顔馴染みの編集者さんとライターさんの来訪だったので話はあちこち大脱線。いろいろオフレコな話もたくさんしちゃったけれど大丈夫かな(笑)。ちょっと心配。ブログの話もいっぱい出て食べ物の話も花盛り。昨年の30周年のときのこと等、個人のこともあれこれお話したが、ザ・スーパートリオの話もなるべく他誌とかぶらない面白い話をしたつもり。今回は私1人での取材だったので、責任もあるよね。
「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)_a0041150_161320.jpgさてこのあとは神楽坂に移動して音楽之友社で「ムジカノーヴァ」の取材。この日はあちこち飛び歩いたが、タクシー移動が実にスイスイ。不況で道もすいていたのかな。ちょっと早く着いたので神楽坂の昔懐かしい洋食屋「ピエトロ」に。ここは昔から風情が同じ。入り口に「ヨーロッパの香」とか書いてあるのだが、洋食屋というよりは喫茶店の方がシックリくるかもしれない。喫茶店だと思えばかなりおいしいが(笑)、昔からの洋食屋と考えれば物足りない向きもあるだろうね。いつもウィンドの5・6本エビがある「エビフライ」に惹かれてフラフラ入店してしまうのだが、それは1度も食べたことがない。たいてい時間がなかったりで他の物になってしまう。今回はあまりおなかがすいてなかったので「カニコロッケ」を単品で。これは700円にしてはかなり本格的だ。カニが少ないのは仕方がないとして(笑)、風味はなかなか。

取材は音楽ジャーナリストの伊熊よし子さんだったので、こちらも大盛り上がり。スーパートリオのライナーも書いていただいたので、もう何も説明することもなし。というか「ムジカノーヴァ」は私の個人に対するインタビュー記事だった。3月号に4ページにもわたって巻頭に登場することに。皆様、ぜひお楽しみに。これは凄いことだしすばらしい。一生懸命やっている甲斐があるというもの。でもこれも皆さんの応援があってのことであって、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ!

取材が終わった後は、先日行ってとてもおいしかった和菓子の「梅花亭」に行った。女将さんがもう顔を覚えていてくれて「あらら、いらっしゃい」みたいな感じだ。いろいろ話していろいろ買って帰るときにはバイバイするぐらい仲良しに(笑)。この間おいしかったドラ焼を買おうとすると、まさに目の前で焼いている。ホットケーキさながらに焼かれて餡をくるんで・・・・タクシーに乗るなりホクホク戴いたがうまい!最高!また名物「鮎の天ぷら最中」も最中嫌いの私が食べてもうまい!特に白餡、最高だ。作りたてをガツガツ食べながらタクシーは行く。運転手さんも苦笑い。

「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)_a0041150_121386.jpg「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)_a0041150_1212777.jpg人形町に戻ってこの日の夜は、普段お世話になっているスタッフのみんなとお疲れ会。私の仕事を支えてくださる方々も私にとって宝。けっこう楽しい宴会をしているのに関わらず、身近な人たちはついつい失念したり、ともに忙しかったりして予定が合わなかったりで申し訳ないことにもなっている。というわけで、今回はイタリアンの「アルポンテ」でお食事。高級イタリアンの「アルポンテ」も不況や近所においしい「ヴェリッタ」が出来ちゃったから、少しお客様が減ったとのことだが、やはりおいしいし雰囲気も別格に良いし、ここはここで大事に使える場所。メインはいつもの「シカ肉」のロースト、パスタはゴルゴンゾーラのペンネと平打ちのパスタで頬肉のソース。やはりうまいね!今回は前菜の鶉もとてもおいしかったし、定番のフォアグラのソテーも濃厚で良かったね。

次の日はチラシ(パンフ)なんかの打ち合わせのあと、ご飯を食べることになったのだけれど「坦々麺を食べたことがないから食べてみたい」と言われて(笑)、ふと思い出したのが秋葉原。昔ローランドの仕事に行くと、必ずご馳走になった中華があって、そこの坦々麺や餃子がなかなかおいしかった。肉の万世を過ぎて角の辺りを地下に降りるのだが、店名もわからないし随分昔のことだものね・・・・それらしい店はもうない。地下に降りる中華はあったので、一応そこに入ったのだが、そこは上海の中華料理で思っていた店ではなかった。あとで調べたら前のその店は「天府」と言って、今は秋葉原プラザビルにはいっているらしい。何か評判は今ひとつのようだが、四川料理だからそこに間違いないはずだ。

「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)_a0041150_1421173.jpg「月刊ピアノ」「ムジカノーヴァ」の取材やお疲れ会(笑)_a0041150_1425019.jpgで、ことの成り行きではいってしまった店は「小南国」。はいったからには逃げられない。ここは覚悟を決めてとりあえず食べてみることに。

この「小南国」は有名店の名前とは無関係。たとえば小さな店が「更科」の蕎麦屋を名乗っているのと同じだ。というわけで全く普通の中華なのだが、運良くなかなかおいしかった。日本人的な味付けではない。現地っぽい味わいでこれはこれで満足がいく。前菜の鳥や豚は全てうまかった。なかなか良い感じではないか。酢豚は酢が強い味わいだが甘みもあり、大好きな感じ。坦々麺はゴマっ気が強くちょっと薬膳的な味わいもあり、私からみれば個性的。なかなか人気がある店らしく、常連になるとメニューにないおいしいものが食べられるらしい愉快な店。こういう行き当たりばったりも楽しいね。
by masa-hilton | 2008-11-23 23:59 | 日々の出来事
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