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5月、月末の顛末

吉田恭子さんをお迎えした松戸森のホールでの「ごきげんDEリサイタル」も無事終了。和気藹々と楽しい演奏会となった。久しぶりのホールでこのホールがデッドだったこと(笑)、でもとてもお客様を近くに感じられる暖かなホールだったことを思い出す。やさしく素敵な気分が通い合うようなこのコンサートシリーズが再開して、本当に嬉しい。とても楽しい時間だった。次回もぜひお楽しみに!

a0041150_428298.jpg翌日は根室でのスーパートリオ公演のために、中標津空港へ向かう。飛行機が日に1本なので当日入ることができない。本来は日帰りが一番好きだ。旅行は嫌いではないけれど、何と言っても演奏をかかえているので前泊や泊まりでないほうが、からだ的には楽なのである。でもせっかく戴いた1日なので、今回の根室は日本の最東、それに北方領土が目の前、もう泳いで手が届くようなところにあるので、その納沙布岬まで行ってみる。晴れていれば良かったのだけれど濃い霧が出ていて(笑)、展望台のある「平和の塔」もその塔自体が霧に隠れている始末だ。それでも入場券を払ってその塔に登ってみるのが斎藤雅広なのだ。受付の女性があきれた表情で「何も見えませんよ」と言っていたが、それよりも展示室も2階のお化け屋敷も電気が消してあって、ちょっとひどいね。お客さんがはいってもつけてくれないのだ。お化け屋敷みたいなところもアトラクションは、自分でスイッチを押すシステムだった(笑)。

でも岬自体はやはり厳しい空気の流れる場所だ。碑や祈りの炎を見るとやはり気持ちは重くなる。それでも訪れる人もなく「昆布」や「カニ」のお店も閉まっていた。全体に人口も減っているらしく、牧場とも荒地ともつかない広大な土地が遊んでいる。ロシアの乱獲によってカニも少なくなっているそうだ。そういえばJR「根室」の駅も重要な駅のわりには寂しい感じもした。その駅前にあるお寿司屋「鮨半」で夜ごはんに。
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この時季、「ときしらず」という海で獲れるおいしい鮭がねらい目。紅鮭やズワイ蟹もちょうど良い感じだというお話。北海道だから当然「ウニ」や「いくら」等はおいしいわけなのだが、今は流通が良いので東京でも良いものが気軽に食べられるので、この程度では驚くほどではない。世の中変わったね。なので東京人としてはむしろ「ほっき貝」をナマで戴いたのが嬉しい。東京だとピンク色の「ほっき」だが、調理前はグレーなんだね。つぶ貝もやはり北海道ならでは。今回は小粒のつぶ貝をバイ貝のように戴いたりもしたが、やはりつぶ貝は北海道での楽しみだ。あと「カンパチ」などもおいしかったし、お店の雰囲気も落ち着けてグッド。赤坂さんはシャリが好きだと言っていたが、わりとパサッとした感じなので、お米の一粒一粒が実感できるタイプだ。そしてこのお寿司屋さん、我々のコンサートのチケットを買って頂いていたそうな(笑)。ありがとうございました!

翌日コンサートは、明るく楽しく素敵に終了。スーパートリオのコンサートは演奏している側も大変楽しい。とてもウキウキした気分の高揚感に思わず、「横山ノックさんもこういう気分のときにセクハラしたに違いない」等と言って、妙にスタッフも納得(笑)。人間は調子が良いと自分の力でそれができてるかのように誤解して「タガ」が外れたりすることがあるからね~。そのぐらい良い気分にしていただいたコンサートだ。本当にありがたいことで心から感謝。この日は午前中にヤマハ音楽教室に出かけて、生徒さんたちと交流会もしていたので、お客様もなんか親しみ深い感じで見ていてくださっている様子。大いに楽しめ良い時間をいただいた。

a0041150_52127.jpga0041150_534220.jpgコンサート後の打ち上げは、お店の名前を確認しなかったのだが、高級小料理屋さん、それも地方では珍しいなかなか凝ったお料理を出してくれるお店に、「タラバ」や「ズワイ」の大物を持込んで大賑わい!大変贅沢に、おなかいっぱい戴いた。そしてさすがにうまい!大満足!蟹の身が甘く味がある、そして海の潮気も加味され、そのままで何もつけずに戴くのが良いということだ。でも本音を言うと「三杯酢」も欲しかったような(笑)。東京人はそういう風に食べつけているから、そのいつもの味でおいしい上物も食べてもみたいんだよね。このズワイなら「ガブリエル」のようなカニコロッケができるだろうし、炊き込みご飯にしたり、こんな「タラバ」ならマヨネーズつけてもうまいに決まってる(笑)。でも「それはもったいない!」と怒られた(笑)。
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a0041150_1173729.jpgお刺身では「カレイ」が目玉だったのだが、おいしかったが東銀座の「さの」等に比べてしまうとやや大味。お刺身にはけっこう好き好きがある。身がしまった硬いのが新鮮という印象があるが、あれは死後硬直だから(笑)、また柔らかく戻ったやつのほうが好きだという人も多くいる。柔らかく戻る一瞬前の、硬みの残る味わいもまたうまい。そこまではこだわっていないけれどもね(笑)。焼物はお待ちかねの「鮭」。さすがにホクホクとして身も厚くおいしい特別の上物。ただ「焼いてしまえばどうやっても鮭」なところは仕方がない(笑)。これならムニエルにしてもうまいだろうし、なかなかお目にかかれないものだ。焼き物のもう1つは「つぶ貝」、これをフレンチのエスカルゴ風にしてあった。エスカルゴの場合は食感が柔らかいのでソースとの絡みも良いが、つぶ貝は身がしっかりしているので、やや家庭料理の雰囲気で味気ない。その分淡白でヘルシーかもしれないね。「つぶ貝」はお通しでも出てきたが、さりげなくガンガン食べられちゃうのがうらやましい~(笑)。揚げ物は「エイ」の唐揚。身が厚くおいしい。天麩羅でもいけるかも?だ。同じく天麩羅でもいけると思ったのは「あぶらこ」である。東京流に言うと「あいなめ」で、これは絶品においしかった!とても満足!そして最後は茶漬けだが、焼きおにぎりにヒラメをふんだんに乗せての「ヒラメ茶漬」。東京ならメチャ贅沢だ。やや漬けてあるのかな?ヒラメはそのままでももちろんうまいのだが、何とお湯の中に入ってからもとても美味!ヒラメを湯引きするのは、こちらではさすがに贅沢すぎて誰もやらないが、とてもおいしいものなんだね~。

翌日は帰りの飛行機の時間が中途半端なので、朝から「お昼はどこで何を食べるか?」の議論が白熱!結局は、余りおなかが空かなかったのでお弁当も買わずに、中標津空港で戴くことに。それにしても空港は常設のレストランは日本全国どこも美味しくはないんだよね。ここもややしょっぱかったな。見ると麺類はどれもうどんに変更ができ「薄味」にできるとのこと。「この塩ラーメンをうどんにして薄味にできるかな?」とか「カレーうどんは甘口でお願いしたい」とか馬鹿な話で盛り上がっていた。

羽田に着くとタクシーで家までは15分から20分。おかげさまでとても楽ちんだ。ちょっとだったが、珍しく変な場所で止まってしまってややイライラした。高速道路だし、これは料金のことではなく「せっかく家にすぐ帰れると思ったのに~」ということへの思いだよね。「きっと松平さんもこういう気分のときに暴れたに違いない」(笑)とまたも思いをめぐらす。

そういうわけでお昼は「カツ丼」ながら食べた気がしなかったので(笑)、夜はいつものお気に入り「アル・ポンテ」でイタリアンにした。好きなメニューを戴いてやっぱり落ち着くね。今日はとても美味しい子牛のヒレがあるというので「ミラノ風のカツレツ」にしてもらった。イタリアンの定番。どちらかというとがさつに出てくることが多いが「アル・ポンテ」のものはとても丁寧で下味のつきかたからしてマイルドにうまい!

a0041150_11465831.jpga0041150_11471279.jpgそれをメインにして、前菜は「生ハムの盛り合わせ」。りんごをマスカットのようなママレードに漬け込んだものを間に食べながら、うまい~生ハム大好き!続いては特別に「アマトリチャーナ」をリングイネで作ってもらった。そうそう、食べたかったものはこれだ~~!シンプルでいながらも上品で最高!ゴルゴンゾーラのリゾットも実にうまい!いつもならペンネだが、ソースとライスの絡み具合、硬さ加減・・・・リゾットもまた理想的な味わいだった。フロアの中村さんといろいろお話をしながら食べるこの時間も贅沢でおいしい。デザートは大好きな「びわのコンポート」。そこら辺で売っている「びわゼリー」も好きな私だが、やはり一流店のものは超うまい!びわ好きならたまらないね。生の風味が全く壊れていない。おかげさまでとても落ち着いた。次に向かってまた始動。

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by masa-hilton | 2009-06-02 09:49 | 日々の出来事
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