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2017年 02月 11日 ( 1 )

謎の横丁の人気店

富沢町と言えば私の大好きな鰻の「喜久川」さんがある。ここのお店もよく考えてみると、地下に降りていく変なお店だが、そこのすぐ横を入っていくと、これまた不思議な小さなお店があって、でもちゃんと営業していて人気店なのである。

その横丁も周辺のビルが建て替えになってきているので、いつまでこの状態であるのか心配だし、建て替えのせいで怪しさもやや薄れてしまって(笑)、せっかくの味わいが台無しだ。

まずは「喜久川」さんから入って手前側にあるのが「キッチン・ハタノ」。佇まいが怪しいのは横丁のせいかも。
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もともとはお肉屋さんで、その看板メニューがコロッケとシューマイだったらしい。まずはそれを戴こう。
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美味しい、というより、懐かしいお味というイメージ。特にシューマイの個性的&日本的なお味が良いね。ランチはけっこうな賑わいだ。何がオススメかと言えばハンバーグとかポークソテー?普通に洋食屋さん、底力に加えてキッチンパパのお料理のような素朴さと暖かさも、この店がこうして立派に続いている魅力の1つ。
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特別なものは何もないけど誠実さにあふれている。チキンのトマト煮?トマトソテーみたいなものを頼んでみた。
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良いよね、こういう感じ。嫌いな人は誰もいないと思う。ほっこりとしてしまう。

さてもう1軒はそのお隣。「おひげ寿司」だ。こちらは場所はここだけど、お店はとてもきれいだ。
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創業70年らしいね。立派な老舗だ。店主さんは代々「おひげ」らしい。中に入るとさらにピカピカ!「おひげ」だけど強面というよりは内気に秘めた情熱を持つ大将!仕事が丁寧だし、キリリ神経が通っている。
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表通りのお寿司屋さんよりはお安い設定で、お酒の置いている種類がハンパない。好きなお酒で寿司をつまむには最適な条件!人気があるのもよくわかる。
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ランチに伺ったがランチも人気で、さすがに1000円のランチはネタ数がそれなりなので寂しい風に見えた。2400円のお任せは12貫の他に巻物とお稲荷さんで、これは悪くない。高級寿司店のホテルとかデパートの支店って、これにちょっと似ている。
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ネタも厳選されているのが良く分かる。太田さんも写真を見て「良いアナゴだね」って言っておられた。太田鮨の亡くなったおじいちゃんは「おひげ」の先代とは仲良しだったそうである。
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仕事もとても美しい。
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「サービスです」と「ヅケ」を下さった。これがまた格別に美味しかったよ。
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人形町は美味しい店が多いから、わざわざここまで歩いて通ってくるか?と言えばそれはわからないけど、ご近所にあったら重宝する2軒。そして真心が通った暖かさ、そうしたものには偽りがないし、訪れれば心も癒される。

最近新しく、人形町では美味しい店がオープンして賑わっていて、グルメサイトでも次々高い評価を獲得、もう予約が取れない!・・・・なんてぇのが多いんだけど(笑)ちょっと嘘くさい&うさん臭くて行く気にならないんだなあ。人を騙すのはちょろい、味のわからないやつのほうが多いんだし、ネットの口コミさえあれば・・・・だいたいオープンして数か月で名店のわけがない。作為的商業的な臭い、旨そうなごたくを並べれば並べるほど素人に見えてくる。名店って年月で人が作っていくもんだよね。演奏家だってそうだ。だれも簡単にバックハウスにはなれないよ。こういう横丁のさりげない店こそ、大事にしなければいけないものだと思うけどね。

by masa-hilton | 2017-02-11 13:10 | 趣味&グルメ