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カテゴリ:趣味悠々@質問箱( 7 )

趣味悠々@質問箱 その7

a0041150_1452971.gif質問14:先生が「挫折組」の救済は考えていないといわれてるのを見て、びっくりしましたが納得しました。とてもお優しそうですが、そういう厳しさもあるからこそ、実際生徒さんが弾けるようになるんですね。Aさんの「涙そうそう」だって、初心者のペースでは上達が早いと思いますもの。とはいえ「挫折したくない、でもうまくならない」このギャップを初心者レベルでどうすればよいでしょう?

    まず誤解を解かなければ。挫折組を救済しないというのは、もうやめようと思っている人を引き止めないということ、しっかり勉強してこない人に無理強いはしないということです。さらに初心者だから、できるわけないからとお茶を濁さずに、プロを目指す人と同じような内容をキチンとお教えしたい・・・ということです。

    さてご質問ですが、本来「挫折」というのは自分自身が認定することです。失恋してひどい目に合ってたり、仕事が泣かず飛ばずであっても、本人が未来を考えて明るく生きていたらそれは挫折ではないし、他人が見て幸せな状態であっても、本人が挫折感を味わっているなら立派な挫折でしょう。つまり本人次第、そして決してあきらめないことなんです。でもそれは先生や他人から強要されることではありません。ましてや、趣味なんですから「苦」を伴うのは良くないと私は思うのです。

    ご自身が「挫折してない。うまくなれる!」と思っていれば絶対大丈夫です!がんばりましょう!
by masa-hilton | 2005-08-18 10:27 | 趣味悠々@質問箱

趣味悠々@質問箱 その6

a0041150_23542697.gif質問13:「指くぐり」の事ですが、手を「平行移動」させるとの事でしたが、普通にミから手を回転させて1の指をファの上へ移動させる方が、やはり自然ではないでしょうか?平行移動は突然の動作の変化で相当無理があるのではないでしょうか? そう言いつつ私はスピードが速くなれば、結果的に斎藤先生のおっしゃる通り平行移動して弾いてます。なので平行移動して弾くのは正しいが、平行移動「しようとする」のは打鍵を覚え初めた初心者には、非常に難しく戸惑うと思います。才能のある子供だと、そう教えられると平行移動ぐらいの事は簡単にクリアしそうですが、才能のない普通の中年の男性のほとんどは、ここで挫折してしまうのではないかと心配になります。

   指くぐりはテキストの18ページにあるドレミファソラシド12312345ミ3からファ1のところと、ドシラソファミレド54321321ファ1からミ3の動きですよね。はっきり申せば、上手に弾けるならなんだっていいのです(笑)。さらに言えば、これはあくまでも私自身のやり方ですから、何を言われても変えようがないし、疑問を感じるのなら別の先生の所で別のことをおやりになれば良いことです。やり方は1つではないし誰かに向いていれば誰かには向かないものです。ピアノの先生はいっぱい存在したほうが良いと思っていますし、それぞれが自分の信じるやり方でやるべきです。スーパーレッスンのアントルモンもルイサダもやはり個性的です。彼らが何を考えているか、それを見るのが楽しいわけです。あとはケースバイケースでしょうね。レッスンは通常「マンツーマン@人それぞれ」なのですから実際に見てみないと・・・ということはあります。

   「指くぐり」についてはあまり教えないのかもしれませんね。先日もこの「指くぐり」が出来ていないためにショパンのエチュードがうまく弾けず、コンクールに落選した生徒を見ましたよ。ボクに言わせれば基礎の基礎、それが出来てないために滑らかに弾けないなんて驚き!馬鹿馬鹿しいと言うかかわいそうです。あなたもおっしゃるように上達してからは平行移動の方が便利なわけですから、最初は大変でも上達を見込んで練習した方が良いと思いますね。「これは体に悪いけど、まだ子供のうちだから食べて良いよ」というのと同じです。最初からそんなものを食べなければ修正する手間も不要です。平行移動は高度なことというより、アマチュアの方にはむしろ禁じ手の1つです(笑)。弾けない人には教えられないコツなのだから、ボクは「ずるい事を教えている」という意識でいるんですよ(笑)。なんせペダルを踏むことを前提にしてますから切れても良いのです。そこがミソですね。確かに、平行移動上のレガートは難しさがありますが、くぐらせたとしてもレガートは大変です。くぐすたびにアクセントがつきやすくなり下手さ加減が目立つ原因となります。

   それから誤解される言い方かもしれませんが、もともと「挫折組」を救済するつもりはまったくありません。甘いものじゃないし。でも趣味なんですから(笑)、少しでも苦痛に感じたら、さっさとやめるべきです。ボクならそうしますよ~。義務教育じゃないんですし(笑)何も世の中の趣味はピアノだけではありませんから、是非是非ほかのこともやっていただきたいです。「もともとピアノが好き」とか「何とかこの曲を弾きたい!」とか、「そもそもやる気が満々」でないとピアノの練習はきつい。いわば「煮込み料理」みたいなもので時間がかかるし、練習自体を喜びにできる人に向いています。人生の大半を音楽にかけ、才能もあり懸命に努力をしているのにもかかわらず、世に出ることが出来ないで・・・それでも懸命にがんばっている専門家が数限りなくいるというのに、趣味とはいえ、たかだか1・2時間の練習で成果が上がる等と考える方がどうかしています。そんな中で先生方は少しでも楽しく無理なく、より広くより多くの方々が、ステキな音楽に接するためにどうしたら良いのか?ということを念頭に、アマチュアの方に向き合っています。でもそうは言っても上達しなければやはり惨め!ましてや人に聴いて戴くものですから、向上心と不屈の努力は求められて当然です。だいたい挫折組は「指くぐり」よりすでに「ペダルの踏み方」で撃沈でしょう?(汗)。でもペダルも使えればうまく聴こえる最大の「お助けアイテム」なわけです。どうせ踏むなら専門家が踏むような正しいものを、最初から教えるというのがボク流のやり方なのです。でないと、結局いつか必ず壁にぶち当たることになってしまうからです。
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by masa-hilton | 2005-08-10 04:30 | 趣味悠々@質問箱

趣味悠々@質問箱 その5

a0041150_1393485.gif質問10:あの・・先生って音痴ですか?。。。ヘ(;^^)/

   あ、やっぱり・・・だよね。そう思う??けっこうボクも気にしてます(汗)かなりなものでしょ(笑)。でも音痴ではありません。絶対音感ありますし、副科声楽ではドイツリートを歌いけっこう良い点を戴きました。でもそういえばピアノのレッスンの時って先生たちって「特別な音程」で歌ってますね。安川先生なんかでもほとんど音程をつけずつぶやくように歌ってらしたし、逆にぴったりの音程で歌ってくれると、こちらは弾きながらだから注意の要点が聴き難くわからなかったり。また声楽のレッスンとかで、声楽の先生がうまくピアノの部分を歌ってくれても、よっぽどそれが芸術的にうまくないと、こちらは説得力を感じない時すらあります。変な節でやるのは、大切な伝統なのかも~(笑)、なんちゃって(大汗)

a0041150_1394562.gif質問11:先生は普段でも気が長いほうですか?普段のレッスンに譜読み状態で来た生徒にもテレビのように教えますか?

   気は長くないかも(笑)。しっかり文句言うし。でも怒ったりはしないですね。譜読み状態で生徒が来たら、もちろん丁寧に一緒にやりますよ。ただ「こういう一人でできるようなことをここでやるのは、お金がもったいないよ」とは言うかも。せっかくレッスンでいろいろ新しい可能性を試せるのに、基礎的なことで時間が終わってしまうのは残念ですからね。でも一緒に譜読みをしたい!っていうならつきあいますよ(苦笑)
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a0041150_1310320.gif質問12:番組をやっていて一番大変なことは何ですか?

   それは間違いなく模範演奏の部分ですね。友人のピアニストの何人かが口をそろえてこう誉めてくれました。
「さすが斎藤君だよ、普通にうまく聴こえるから(笑)」

   つまりあれらの曲は初心者が弾けば、なかなかオツに聴こえるようにアレンジされていますが、私たちプロにとっては易しくアレンジされすぎていて、両手両足を縛られた状態で怪獣と戦うような(笑)何もできない状態?とか、かなりな表現力を以てしてもばかばかしく聴こえてしまう恐れ?・・・つまり易しくした分だけ当然内容が薄くなっているわけで、その部分をプロだからこそ露骨に見せてしまうことになりがちなのです。やや間をとってルバートをかけてためてみたり、逆に無表情に見せておいて最後にピンポイントで表情をつけてあと味を良くしたりと・・・いろいろテクニックを駆使して気を遣います。でも「5・4・3・2・・・本番!」という声と共にカメラがグッと寄って来ただけで、緊張しちゃうようでは何もできないから、まず度胸と経験も必要だよね。

   さらにテレビやラジオでの演奏は、ダイナミックレンジがカットされてしまいます。かなり多彩に弾いても単調に聴こえがちで、ましてやFM等の音楽番組でないからマイクも普通のやつだし、その辺りの事情はさらにキツイ。

   だからさっきのピアニストの発言は、ほんとに同じ土俵に立っている人だからこそが言える「ひとこと」なんですよ。最高のねぎらいの言葉なんですよ(涙)。ありがとう。僕は敵がいないのでみんな応援してくれていて、本当にありがたく、大事な支えになっています。
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   仲間だけじゃなく雲の上の紘子先生からも、さりげない応援メッセージ↑を戴き大感激しました。後輩を見守っててくださる、温かいすばらしいハートの持ち主だからこそ、トップアーティストなのだと、いつも心から尊敬しています。ありがとうございます。

   さ、番組もあと半分ですね!がんばります!!!!
by masa-hilton | 2005-07-18 11:08 | 趣味悠々@質問箱

趣味悠々@質問箱 その4

a0041150_1319356.gif質問9:最初の課題曲「バッハのメヌエット」ですが、最近の研究でバッハの曲でない事が判明しています。テキストや番組で説明がほしいところです。

   ご指摘のことについては迷いましたが、超・初心者の方が対象の練習曲(課題曲ではありません)ということで、できるだけ理屈っぽいことは避けたいと思いました。ここでは単なるドレミファソの練習として登場し、練習をはじめることの意味が大切なので、この番組とテキストに限っては究極的に言えばバッハの曲でも誰の曲でも良い、斎藤ワールドの曲という認識なわけです。それを証拠に「メヌエット」といいつつ4拍子なんですし(笑)、お助けアイテムを加え第2回第3回と、回を追うごとにポピュラーソングバージョンに進化していきます。つまりバッハのメヌエットとして一般的に認識されている(されていた)曲をもとにした練習曲ということで、ご理解いただければうれしいです。実際それは事実ですし、「バッハのアンナ・マクダレーナのための小品」として今まで通りの楽譜もまだすべて絶版には至っていません。

   ただその後さらに調べました所、最近は中学校の教科書にも「バッハの作品ではない」と載っているそうで、そこでは「作者不詳」とされています。しかしさらに調べるとペッツォルトという作曲家の作品だとされ、このぺッツォルトさんは生年等に矛盾がある?ために、それで作者不詳とされているらしいとか。しかし一方で「ぺッツォルト作曲バッハ編曲」と扱っている楽譜も出てきているようですし、最もシビアで信頼がおけるのがこちらでしょう。これでは中学校教科書の立場がありません(笑)。

   ところでバッハはよく同時代の他人の作品を盗用しています。盗用じゃなくて借用?編曲というのが正しいのですが、有名なものにバッハの4台のチェンバロ(ピアノ)のための協奏曲は、ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲と同じ曲です。でも一般的には誰もがその事情を知った上で、バッハの協奏曲と表記されることが多いです。想像ですが、やがてはこのメヌエットもそういう運命をたどるものなのかもしれません。

   さてテキストの冒頭に以上のようなコメントがあれば良かったでしょうか?ご賛同いただけないかもしれませんが(笑)、やはり「作者不詳のメヌエット(ウンチクつき~)」では「弾こう!」という気も萎えますし、そういう意味では「ラヴァーズ・コンチェルト」とすれば良かったのですが、でもそれよりも「バッハのメヌエットより」の方が「あ、あの曲」と認知され、楽しさもアップすると思う気持ちは変わりません。子供のための大きなコンクールでも、まだ「バッハのメヌエット」の表記で今年も課題曲として出されてもいますし、音楽学者諸氏には悪いですが「バッハだっていい~じゃん!」と言ってやりたいのは何故でしょうか?あはは(爆笑)。失礼失礼~、不謹慎でした。いずれにしましてもこの曲が名曲であることに違いはありませんね。

   というわけで、番組の中でこの件に触れるかどうかは考え中です。
by masa-hilton | 2005-06-27 09:20 | 趣味悠々@質問箱

趣味悠々@質問箱 その3

a0041150_13264977.gif質問6:先生!きっとお答えにくいでしょうが、番組で使ってるピアノはどこのメーカーですか?スーパーレッスンはシールがありません

    ああ、あれはね、2台あるうちの・・・・・な~んて答えられるわけないじゃないの。ていうか答えていいぐらいならシールで貼ってないと思いますよ。あのシールをはがすと、実はもう1枚シールが貼ってあります(笑)。いやいや、ウソ。
音楽関係者だったらどこで撮ってるかすぐわかりますね。1つは代々木上原にある小さなホール。若い人が腕試しにやるコンサートや、公開講座&発表会、また予算がない人のリサイタルにも重宝な場所として有名です。もう1つは、武蔵野音大の近くにあるスタジオです。言えるのはここまで(笑)。後は推して知るべし。両方とも古い型のピアノですね(笑)。

    スーパーレッスンは同じNHKでも番組の管轄が違うので、詳しいことはわかりません。

a0041150_13261978.gif質問7:曲目はどういう風に決めたのですか?先生はクラッシックの先生ですよね?番組の雰囲気から考えても「酒となみだ・・」は、やや違和感があったような

    曲目は視聴者の皆さんに幅広く受け入れられるように、偏らず有名な曲を選ぶ必要がありますよね。ご指摘のように僕はクラシックですから、本当はもっとクラシック的な曲を考えていました。シューマンのトロイメライ、ドビュッシーのレントより遅く、ショパンのコンチェルトの2楽章等も編曲しました。でも却下!(笑)。プロデューサー、スタッフやディレクターと何回もミーティングがあり、そこで現在のような曲が挙がってきました。氷川きよしさんの曲やニューシネマパラダイスとかも入っていて編曲もしたのですが、著作権の関係でボツになったりもしました(涙)。またついつい「かっこよく聴こえるように」と思うと音が多くなってしまうので、簡単なレヴェルにするために3回ぐらい書きなおしています。
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「酒と泪・・」は確かに違和感あったと思いますよ(笑)。人気がある曲だから加えようということでしたが、ボク自身は演歌は普通には扱えないと思ったので、スラーの説明のためのアイテムにしようと思いついたんです。とりあえず作戦は成功です!歌詞をふっての説明はご好評を戴き、よかったなあと思ってます。ただ誤算といえば、講座の中でまだペダルの説明が出てきていない回だったので、僕自身もペダルを踏んで弾けない!こと。そういう言えない苦労があった割には、オンエアではちゃんと流れて聴こえてたのでひと安心しました。

a0041150_132785.gif質問8:やっぱりグランドピアノですか?高級だと音も良いんでしょうか?

    そのあたりのお話は8月3日の放送分で取り上げます。高級とかじゃなくて構造の問題ですね。一言で言うとグランドピアノで練習しないとうまくならないんですよ。音よりも「タッチ」(弾いた感覚)の問題なんです。
by masa-hilton | 2005-06-17 01:23 | 趣味悠々@質問箱

趣味悠々@質問箱 その2

a0041150_13351517.gif質問4:私は一人でトルコ行進曲をやっています。スラー参考になりました。でも楽譜によって違うのはどうしてですか?びっくりしました。

   スラーは番組でも言ったように曲のイントネーションを指しますので、大変重要なのです。だから楽譜の信憑性ということが実に大切になってきますね。トルコ行進曲ぐらい有名な曲になるといろいろな楽譜が出ていますが、専門家は原典版といわれる作曲者の意図が一番反映されているであろう楽譜で勉強します。一般に国内の普及版やピースみたいな楽譜は、権威のない注釈が取り込まれてかなりいい加減なものが多いです。ちゃんと勉強したいなら高価でも原典版を購入し、普及版の中でも権威のある輸入楽譜を2冊ぐらい買って、それを参考にしながら、自分なりの表現を見つけていくのです。

a0041150_13352695.gif質問5:先生は模範演奏のとき、結構自由に弾いてますね?どうやったらああいう風になるんでしょう?自分なりにするとどこまでもやっちゃうし、それ気にするとできません。

   テキストにも書きましたが、演奏の情報は楽譜の中にしかありません。楽譜をよく読んで何をしたらいけないかを考える。あとは自分のイメージ・・・その曲はこんな感じというのがあるでしょう?それを実行していきます。楽譜も複数用意しましょう。またほかの人の演奏を参考にしてもいいでしょうね、できれば多数。クラシックの名曲なら1曲で10人ぐらい探すのは簡単です。10人違う解釈でも必ず全員がやっていることがあります。それはその曲に対する演奏の伝統だったり、楽譜を読み込めば必ず書かれているものだったりしますが、その辺りを教えるのが本来のレッスンなんです。

   今回の番組は一人でも何とか楽譜を読めて、そこそこに弾けるようになる作業のノウハウを教えている趣味講座です。レッスンが譜読みの状態をお手伝いすることだったら幼稚すぎるし、独学の人が伝統芸術である演奏をマスターするのは、また難しいことです。なのであなたの場合、伝統を熟知したちゃんと演奏力のある先生のところに、本来のレッスンを受けに行くこと。そこで自然にいろいろなことが身についていくでしょうね。
by masa-hilton | 2005-06-12 12:33 | 趣味悠々@質問箱

趣味悠々@質問箱 その1

a0041150_13464915.gif皆様!NHK趣味悠々をごらん戴きありがとうございます。大変好評を戴き、またテキストの方も評判がよろしいようです。とにかく年頭から準備してコンサート活動忙殺の中、睡眠時間2時間でやった甲斐があったと喜んでおります。

●●さて番組についてのご質問を、裏話とともにここで公開していきましょう!●●

a0041150_13431449.gif質問1:初めてなのに何ですぐ弾けちゃうのか?確かに初心者だということはわかるが、凄すぎる!

    番組は25分ですが、実際は1話に対し3時間以上かけて収録してます。なので「実際に弾いてみましょう」といってピアノに座ってから、本当は40~50分はレッスンをしているのです。それを放送では3~4分に編集していますので、あっという間に弾けるように見えるんですね。レッスン内容も結構重要なポイントが編集で落とされてますが、番組の流れというのが重要ですので、そこはディレクターの判断に任せてあるのです。

a0041150_13401311.gif質問2:絶対テキストを買わないとだめですか?

    一緒に勉強する面で、テキストは詳しく書いてありますから買った方がいいと思いますが。だから逆に、テキストを買って期待してたのに番組ではやらないじゃないか、なんて部分も多いはずです。コンセプトとしてはテキストを買わなくても、楽しめてできることを目指します。例えば次回「追憶」では、テキストでは27ページに音程の離れた弾き方について説明してありますが、当日のレッスンでは他に重要なことがあったので触れていませんよ。第3回以降では登場しますけど・・・。そんな感じですね。

a0041150_13395097.gif質問3:今回のレッスンで2小節目と3小節目の指またぎについての説明がなかったのですが
 
a0041150_13412799.gifそこは指またぎではありません(笑)。これは2小節ずつの楽句ですので、ここは迷わずに、またがずに(笑)切って弾いてくださいね。2小節目と3小節目をレガートにつなげるという意向はないのです。特に初回ということでしたので、単純に「ソードレミファソー」のフレーズが弾けて、2小節だけでもいいので両手で弾けることが重要でした。もし不備があるとしたら楽譜に「スラー」がないことです。スラーが「ソードレミファソー」 「ラーファソラシドー」 「ファーソファミレミーファミレドレーミレドシドー」と区切ってあれば、このような質問はなかったでしょう。でもスラーについては、じっくりと説明をしなければいけない理由があるので、次回の「追憶」の時に初めて登場させる必要があるのです。というわけで、次回をぜひぜひお楽しみに!です。

a0041150_13393740.gifちなみにテキストでは「指くぐりと指またぎ」についてが、16ページから登場してしまうのですが、これは一般論としての掲載です。本来なら54ページあたり、私の構想としてはこの指くぐりに関しては「オネスティ」の回、7月27日放送分に登場させるつもりです。
by masa-hilton | 2005-06-02 07:30 | 趣味悠々@質問箱