カテゴリ:連載対談@お江戸で連談( 31 )

月刊「ショパン」4月号は同窓会気分で!

a0041150_01475285.jpg月刊「ショパン」4月号、今月の連載の対談は1年先輩の阿部裕之さんです。

彼とは芸高時代からのお付き合いですが、ひとクラスに男子が1人・2人しかいなかったこともあり、先輩と言っても同級生のように親しくしていただきました。ラヴェルのスペシャリストで今年全集を出すという情報を知ったのでね、お声をかけてみました。

表紙はご存知牛田くんだ。大きくなりましたね(笑)。でもやせてない?自分が太っているせいもあるんだけど(笑)これは細く見えました。私もダイエットしなきゃなあ。

さて特集記事のほうにも今回は登場しました。電子ピアノについてですね。最近はコンピューター技術が進んで、自分で新しい機能をつけられちゃうぐらいだから、むしろベーシックに生ピアノの代わりになれる質の高さが求められているようですね。

私はヤマハさん、ローランドさんともお仕事をしています。これはね、価値があることなんです。例えば私は「生ピアノ」では国産ならば絶対にヤマハしか選ばない。だからでしょうか、この40年、カワイピアノさんからは1度も仕事をもらったことがないんだよ、これも凄い(笑)。メーカーそれぞれに特徴があるのですが、電子ピアノではやはりヤマハとローランドが群を抜いているでしょう。当然ライバル同士で最先端の戦いを繰り広げていますが、それは私たちにとってはありがたいこと。どんどん進化させてほしいと思うし、その両方を弾くピアニストを大事にする度量の広さというのが、向上心の現れであり誇りの象徴のようにも思えます。何事にも心意気がないと良いものはできないんですよね~ by 江戸っ子(笑)。

今回はヤマハの電子楽器について書きました。さすが楽器メーカーならではのプロフェッショナル志向の素晴らしい楽器です、ぜひお試しくださいね。

さて阿部さんとの対談は同窓会気分で楽しく、今は彼は京都だからちょうどコンクールの審査で上京してきた機会を狙いました。審査が王子ホールだったので、近くの銀座に本店がある「渋谷ロゴスキー」さんへ。お気に入りのお店ですね。

前菜のニシンとかが好きです。ロシア料理、大体好きなんですけどロゴスキーさんは「日本人に合う昔ながらのロシア料理」、日本で初めてのロシア料理店、帝国ホテルのような伝統があります。
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ペリメニ大好き!ロシア料理で1番好きかな?嫌いな人いないでしょうね。超旨いです。
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そしてボルシチ!決して本場の味ではないんだけど(笑)、これも好き。ついつい食べたくなるお味です。
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玉子とひき肉のピロシキです。
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熟成牛肉のロースト、ジョージア産赤ワインソースです。
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きのこと鶏肉のつぼ焼き、子供のころから大好きだったメニューです。
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旧友と会うと、全てが昨日のことのように思い出されます。お互いいつまでも元気で、楽しくいたいですね。来月は若林顕くんと奥さんの鈴木理恵子さんです。

by masa-hilton | 2017-03-24 02:34 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」3月号 対談は好調です

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月刊「ショパン」3月号、こちらは最近のホールのファミリーコンサートへの意欲などが書かれています。コンサートの企画は昔はマネージャーさんが頭をしぼってやられていることが多かったけど、今はホールがプロデュース。本当は演奏家がプロデュースするものが一番面白いはずなんですけど、演奏家の多くはついつい自分主体になり過ぎるので、そこがネック。プロデュースを依頼されたときは、他のメンバーがいかに光るか!ここを考えることが一番大事です。自分も出演していますが、メンバーが光れば鏡効果で自分も光ることが出来るんですよね。ここはチームを信じて!だから共演者は大事です。

コンサートと言えば、けっこう大事なものは著作権の申請。かなり面倒くさい事務的な処理ですけど、きちんと申請すれば問題なし。これが最近、音楽教室にも著作権がかかるというので大騒ぎしてますね。払うものは払いましょう。曲があるから音楽家は生きられる、感謝です。

音楽教室もですが、何よりもコンクール!ここは著作権料の取りどころではないでしょうか(笑)?コンクールは公開されてますし、音楽教室よりはずっとコンサートにも近い。近・現代の訳の分からない難しい曲にたくさんお金がかかれば、審査員をごまかすためにこの部類の曲を選ぶ人も減るでしょう。特にアマチュアの大好きな編曲物は大抵は駄作だから、聴くの辛いんです。ごっそり取ってくださいな、何の遠慮もいりませんよ。しっかりバッチリ徴収あるのみ!(笑)

さて今月の対談は評論家の真嶋雄大さん。ピアニストじゃない方は初めての登場です。でもピアノゆかりの人、これからは評論もですが、調律師の人とかもご登場いただきたいと思っています。トシローさん!心の準備しといてね(笑)。

お話は業界話を中心に、いろいろと。さすがに話術の達人ですから楽しいお時間でした。

真嶋さんとはお食事仲間というか、美味しいところ探検によく行きますので、お店選びは考えてしまったのですが、ちょうどヴァイオリニストの松田理奈さんが餃子を食べたい!と言っていたので、ご一緒に(笑)!日本餃子党・松田さんは隠れゲストです。
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餃子と言えば浅草の「餃子の王さま」です。大好き、この店!何しろ「王さまの餃子」が私の好みとピッタリ。一人で来るときは餃子に天津丼とかが定番ですが、誰かとくると、ひたすら餃子!餃子!餃子!になってしまう。
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水餃子ならぬ「湯餃子」、これも美味しい。これを行ったあとには、ほぼ致死量まで餃子を戴くんです!!
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満足満足、大満足!対談次回はピアニストで京都市芸の教授、阿部裕之さんです。お楽しみに。

by masa-hilton | 2017-02-27 18:06 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」2月号、対談は大宴会でした

a0041150_02263866.jpg月刊「ショパン」の2月号、いわゆる新春号です。新春らしく対談は若手女性ピアニストをお二人招きました。小林侑奈さんと須関裕子さんです。まっすぐなお二人の若くひたむきな感じが出ていて、とても良かったし、両手に花で新春らしく楽しく!

いやいや!実は両手に花どころではありませんでした。巻末の写真を見て下さるとわかるのですが、今回は外野が!評論家の真嶋雄大さん、ピアニストの大須賀恵理さん、冨永愛子さん、編集長の坂井さん、編集者のカルビーナさんで大宴会でした。なかなか楽しかったですよ。こういうのも良いですね。

今回はこのお江戸の連談だけではなく、特集のほうにも原稿を書きました。いわゆるクラシック音楽のビギナー、初めてピアノコンサートに行く人のために、どんな曲を用意するのか?みたいなことです。私はどんな時でも同じように、普通にいつも通りやる!というのが持論ですので、そのまま書きました。で、他の人のを見てびっくり!他の方はまじめにベタなことをおっしゃるだろうと思っていたら(笑)そうでもなく。重なってもいけないので「初心者向けのコンサートのノウハウ」みたいなことはあえて言わなかったのですが、なんか(笑)、ちゃんとベタに答えた人のほうが少なくて、笑ってしまいました。そうしたコンサートは「型」があるので、それを踏襲すればだれでもできるし、皆さんがその「型」について話すのだろうと思っていたのですが(笑)、逆でした。もしかしたら若い人は「型」を知らないのかもしれない?などとも考えると、心配にもなりますよね。

もともと演奏家は個性派だから、ついついへそ曲がりな意見を言ってしまうことも多いわけで、私も色々気をつけてはいるんですけれど(笑)、何よりもそろそろ年長組の部類になってきたので、こういう原稿を依頼されたら、持論は持論として置いといて、これからはベタなことを書いたほうが良さそう!ですね~(笑)。いずれにしても面白ければ良い!という意見もあるけど(笑)。

さてさて対談のほうは、にぎやかな大宴会と並行してやっていたので、場所は気軽で美味しい人形町のハンバーガーの名店「マンチーズ・ダイナー」さんです。おひとりで作っているので大変かと思いきや、次から次へと美味しいもの連発、ごはんとしても大満足でした。

それにしても須関さん・・・・子供のころから演奏聴いているんだよね。他人のような気がしません。こうしてピアニストになっているんだから立派だ。

まずはいつもの「コブサラダ」からですね。これ美味しんだよね。
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そしてアボカドのフライ。これはぜひ食べてみてね。大珍味!で美味しい。
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フライドチキンにホットドック。大好物が続きます。
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そしてメインのハンバーガー!これは絶品。人形町のハンバーガーというと、グルメ本を信じて「ブラザーズ」に行っちゃう人がいるけど、ちょっと残念なようにも思いますよ(笑)。もちろん好みがあると思いますが、美味しいうえにメチャ安いんだから軍配はこっち。
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そしてダークホース的に旨いガーリックのパスタ。この細いパスタが個性的で実に旨い!
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良かった良かった!さて、来月はこの流れ!と言っては大変失礼なんですが(笑)、評論家の真嶋雄大さんに!お願いしました。お楽しみに!
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by masa-hilton | 2017-01-20 23:25 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」1月号、今年も終わりですね、早い

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月刊「ショパン」1月号、まず表紙を見て「誰じゃ?」と思ったら清塚くん。彼が学生コンクールで優勝した時、私は審査員でしたね。すっかり異端児になって・・・・「異端児、ここにいたんじ」って誰だっけ(笑)。あ、あれはマックさんだ(笑)。クラシック業界、異端児になり過ぎると帰ってこれなくなるよね。ちょっと心配だけど、思い切り人生をやるのも良いですよ。

今月は1月号ということで抱負みたいなのを、漢字1字で!という特集がありました。私も選んでいただいたので1字!「粋」という文字を出しました。ちなみにここには「大ピアニストの新年の抱負」とありましたが、外人さん(オピッツさん)を除くと、日本人では私が一番年長!おおお、ニャンコ先生(今や私の通称です)!どうする!

ピアニスト!いつの世もいっぱいいます。そして最近は、確かに世代交代が進んでいると思います。それはただ若い人が多く出てきたとか、年長組が弾けなくなってきたということではなくて、世の中の色々な価値観が変わってきているのだということでしょうね。どのような価値観になっても、良いものを目指して、年とともに内容の深いものを描いていきたいと思います。やはり「粋なじいさん」になる必要があるね。

さてそんなことを言いつつ、今回の対談のお相手は大先輩の杉谷昭子さん。ピティナや若い子たちには「しょこたん」と言ってみたり、ぬいぐるみを持ち歩いてる・・・・不思議な印象もあるでしょうが、かつては「シューマンといえば杉谷昭子」と言われていた本格的なピアニストです。今もCD録音などにも積極的で、私が聴いたものは独自の世界を持っていて、オペラのアリアなども他にないアプローチで、ロマン派の小品もそこらの若手にはないしっかりした基礎の読譜力が、きっちり根底に光っていました。以前コンクールでも「ま、よろしいんじゃないの?」みたいに優しく流していらっしゃいましたが、私が「でもアーティキュレーションなどがメチャクチャじゃ、音楽の意味がなされないんでは?」と申し上げたとたんに、「それを言うのならほとんどが駄目よ、この人とこの人以外はナシにしましょう、大体このベートーヴェンは・・・・」と、実に的確な厳しい意見を言われました!一見カモフラージュ?されていますけど、本当のお姿は深い!若いかたは真剣に先生の門をたたいて、勉強されると良いと思いますよ。

今回は「なぜぬいぐるみをお持ちなのか」という誰も聞けない謎から(笑)、本当の先生のお姿もチラリと!私は失礼なことも言っていますが(ごめんなさい汗)、私の本意は先生の本当のお姿を皆さんに感じていただきたい!ということです。ご本人にはとても喜んでいただけました。ぜひぜひお読みくださいね。

和食がお好きということと、椅子席でという注文がありましたので(笑)、銀座の「壮石」にしました。結構お店には無理を言ってしまったのですが、ランチ時間にも関わらず親切に対応して下さり、相変わらず美味しいお料理!大満足でした。お寿司ももちろん美味しいのですが、その前に出てくる和食がとても充実しているのです。芸能人のお客さまも多く、雰囲気も良く特上なお店です。銀座の隠れ家の1つですね。
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たこの煮つけ、ぎんなん、あん肝、田楽、ししゃも。季節の前菜はどれもお江戸なお味!好きだなあ。
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品の良い和食のお店という感じがたまらなく良いですね。
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もちろんメインはお寿司です。杉谷先生は普段は少食なんだそうですが、美味しいと言ってしっかり食べておられました。良かった良かった!
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今回はなぜか誤植の直しが全く反映されてなかったので、色々間違いがあります。最後の「変な国家」は「変な国歌」です(笑)。意味不明なところはそこぐらいかな?さて次回は若手の須関裕子さん、小林侑奈さんお二人をお迎えして、にぎやかに華やかに!ぜひお楽しみに!

by masa-hilton | 2016-12-23 23:45 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」12月号、今月は必見、濃い~~お話です(笑)

a0041150_01194953.jpg月刊「ショパン」12月号、ちょっと告知遅れてごめんなさい。今月のお江戸の対談は面白いですよ。ちょっと「内輪受け」かもしれないけどね、なかなかお気に入りです。

本のほうは武満徹さんの特集、最近ますます海外で評価が上がっているそうですし、日本人としては誇らしい。私は個人的には三善先生が好き。あとブゾーニについてですね。ブゾーニの演奏も最近は自動ピアノではなく、ナマがしっかり手に入るようになりました。やや謎の演奏スタイルですね。同時に有名なブゾーニ版のバッハというのも、シャコンヌとかの成功した編曲例を除くと、現代人にすれば「なぜこんなことをする?」みたいなことを感じる人も多いでしょう。だからこうして業績を改めて知らせる必要もあります。そして時代というものも。

この雑誌「ショパン」もまた、時代とともに随分雰囲気が変わってきたと思います。昔はピアニスト達がひしめいて、何か光を求めているというか、生き様の戦いみたいなものが見えていたと思います。だからこそ「この人聞いてみたい」と感じるんですよね。そこへいくと今の「ショパン」からは、ピアニスト達のリア充というか、現状に満足しているヌクヌク感が伝わってくる(笑)。そういう時代なんでしょうか?それが求められている?それって素敵なようだけど、そんな人の演奏聴いても仕方ないような(笑)。そういう私も、はたから見れば「食ってばかりの幸せおじさん」に見えてるんでしょうね~(笑)。イカンぞ、それは。ちょっと反省です。

実際のところの私は、戦場で刀を抜いたまま、満身創痍でずっと立っているような状態です。まだまだ何も諦めていないし、満足もしていません。デビュー40年を迎えて、これからも頑張っていこうとシッカリ思った次第。

今回の対談はまさに、そういう高い理想を持ち続ける素晴らしい友人の武久源蔵くんの登場。もちろん博識であり、意欲的である彼のオーラは、常に前向きで、くだけた対談からもエネルギーがにじみ出ていてかっこいい!同級生としても大いに見習いたいと思っています。そんな彼のアニメ・オタクぶりも面白く、紙面にはあれ以上は書けなかったけれど、現場は誰も止められないくらい凄かった(爆笑)。

場所は杉並公会堂の近く、荻窪の彼のお気に入りのイタリアン、オステリア・クワントバスタさんで。私も再訪です。家庭的なようで本格的な、暖かいお料理が出てくる味のあるお店です。前回同様、ピティナの実方さんも同行。芸大楽理の先輩後輩で交流も深いようですね。前回は武久くんのオススメを中心に戴いたんですが、今回は私の趣味で注文しました(笑)。

生ハムとソーセージ。質が高いですね。とても美味しいです。
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パテというか、テリーヌと言おうか。私は肉系のテリーヌには目がありません。
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サラダに続いては、前回美味しかった、武久さんお気に入りの「レモンの味がするクリームチーズのパスタ」。旨い!
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アマトリチャーナも美味しい。本格的な感じで。
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メインは牛のビステッカ。たっぷりの量ですが、比較的リーズナブル。これは興奮!大満足です。
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前の蓼沼明美さんもそうですが、活躍する同級生に会えるのはとても嬉しいし楽しい。刺激ももらえます。またこういう機会があれば良いな~と思います。次回は大先輩の杉谷昭子さんです。

by masa-hilton | 2016-11-27 02:15 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」11月号、楽しい対談は続きます

a0041150_1933536.jpg月刊「ショパン」11月号は、シューマンの特集ですね。シューマンのピアノ曲って本当に凄いと常々思っているんですが、世間的にはどうなんでしょうね。おそらくピアノ音楽史上最も凄いピアノ作家は1番がシューマンで2番がショパン、3番がリストなんじゃないかな。どうしてそう思うかというと、その前の時代のピアノ曲と別次元の作品だからです。

ピアノ曲の多さ、多彩さからいうと最終的にはショパンのほうが偉大かもしれません。でもショパンは最初のころは試行錯誤していました。それは作品的にではなくピアノの扱い、技法的に。シューマンは作品1のアベッグ変奏曲からミラクル!大胆な和声もそうですがその前の時代には聴いたことのないようなサウンド、描いている抒情性の雰囲気もモダンです。あまり知られていませんが作品4の間奏曲とかも、同じようにピアノの扱いそのものがモダンなんです。傑作ではない作品、イマイチな曲も曲の内容がふるってないだけで、ピアノの扱いはいつも個性的で完成されているのがシューマンなんですね。特にピアノソナタの第1番は大傑作と思うんです。

そしていつものように「ショパン」を読んで「ピアニストってたくさんいるなあ」と思いますね(笑)。もちろん玉石混交なのだろうけど、顔は見たことがあっても、ほとんど演奏を知らない人ばかり。ちょっと不思議な現象ですよね、名前を先に売るのは新しい!また私の対談がきっかけで多く顔を出すようになった人もいて、それは三重丸です!とても嬉しい。ま、とにかく厳しい業界であることは間違いない。引き続き頑張っていこう!

対談のほうは小原孝さん。お互いマスコミに出ていたりすると、競合するからピリピリしてそうに思われがちですが、実は私たち仲良しでした~(笑)。情報交換もするしアイデアも出し合ったりと、今回もとても楽しい内容になりました。ぜひご覧ください、お楽しみに!

裏話だけど小原さん、随分と攻撃されたり、嫌な目にあってるんだそうな。ま、そういうことする嫌な人たち、しょせん小物ですから(笑)気にしないでいいし、うるさければ食ってしまえばいい(byニャンコ先生・笑)。なんかいつも悪口を言っているようなの、いますね。人の悪口を言う前に自分が努力しろよ、って言いたい。私たちってすべて自己責任ですよ。不幸は人のせいではありません。

さてさて、対談の場所は最近お気に入りの和食の「やま田」。私の好きなものだけをコースにしてもらいました。前菜、まずは「かにのしゃぶしゃぶ」。
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いつもの絶品の「いかめし」、ブドウの生ハム巻。
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「タコの活き造り」「のどぐろの塩焼」は絶対に外せません。私の超お気に入り。
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「アナゴの柳川」、何しろお味が良い。
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実は一番好きかもしれない「豚の西京焼」、これ超旨い!
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〆はいつもの「いくらと蟹の釜飯」、これも美味しいですね。
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デザートもちょっと洋風「生キャラメル」で、コーヒーが付くんです。
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今回も美味しかった!また行きます。さて対談、次回はチェンバロの武久源造くんです。お楽しみに!
by masa-hilton | 2016-10-20 19:03 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」10月号、奥深い対談です

a0041150_25704.jpg今月の「ショパン」は中村紘子さんを悼んで、と題されて、いろいろな方がお悔やみの言葉を述べられています。わりと皆さんフォーマルな感じでしたね。私はそのままの気持ちを書いてしまって、少し浮いている感じがしました。先生も天国から見て笑っていらっしゃるのではないでしょうか?

こうした音楽雑誌を見ていていつも思うのは「ピアニストっていっぱいいるなあ」ということです。確かに毎年音大から量産されていくのだから、数限りなくいますね。それにピアニストはもともと資格があるわけではないから、自称でもアマチュアでも自分が「私はピアニストだ」と思ったらピアニストで良いのです。ただ昔はシフラなどが「30歳を超えるまではピアニストを名乗ってはいけない」と言っていたり、恥ずかしくない実力を持っている人でさえ「私なんかがピアニストになってはいけない」と遠慮してたり、それはそれで窮屈な時代ではありましたが、本来はそういうものかもしれません。私は世代的にはちょうど過渡期の人間ですから、積極的で気軽な部分と遠慮がちの謙虚すぎる部分が両方あって、何とも自分でめんどくさいです(笑)。

さて好評の対談ですが今回は小倉貴久子さん、フォルテピアノの専門家なので気難しそうですが、とても愉快な人です。同時に高い実力を持っていらっしゃるので、対談のほうも楽しいながらも音楽芸術の真髄をくすぐるとても良い内容でした。ぜひぜひお読みくださいね。暑い最中の焼肉だったので、写真はかなり暑そうに苦悶しています(爆笑)、あ~あ。

というわけでお店は人形町の焼肉で「燈花」さん。開店当初から行っているお気に入りのお店。とても美味しい。お昼間だったのでスペシャル・ランチ。これが大好物です。もちろん普通の「カルビ定食」だって美味しいんだけどね。
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希少部位にこだわったランチで贅沢に美味しい。編集部の担当者カルビーナさんは待ちに待った焼肉ということで、かなり嬉しかったらしく、全然関係ない「お便りコーナー」のところにも焼肉写真をアップしていました(笑)、というわけで楽しく続行中です。来月は小原孝さんです。
by masa-hilton | 2016-09-21 23:10 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」9月号、対談はデビューが一緒のこの人

a0041150_01532671.jpg2016のリオ・オリンピックも終わりますね。私がつくづく思ったのは「君が代」って良い曲だってこと。とても個性的じゃないですか。そして伝統の重みがあり文化の香りがあります。ヨーロッパでいえば、グレゴリアン・チャントが国歌になっているような雰囲気。わかりやすいけど、安っぽいような曲もあったりするので、日本のは音楽的な側面だけで見ても実にステキというか「粋」・・・で、これまたブラジルの国歌って、ドニゼッティのオペラの曲みたいでしたね。大合唱に名歌手の組み合わせで歌わせたいような、そんな感じでした。

国に歌があるように、個人にもそれぞれテーマ曲があっても良いですよね。私たちは音楽家だから自分の得意な曲?ショパンのスケルツォの2番とか、テーマ曲だったらうれしい気もするけど、自分の好きな曲をテーマ曲にするのは恥ずかしかったりしますね。テーマ曲っていうんだから、なんかテーマがなければいけない!ってことでしょう。私は一時期、自分の気持ちを鼓舞するのと、人生を謳歌する意味でフランク・シナトラの「カム・ブロウ・ユア・ホーン」をテーマ曲にしてました(笑)。シナトラらしく「弱気じゃ人になめられるぞ・・・美味しいものは高い木の上、欲しけりゃ手を伸ばせよ・・・都会のジャングルで女性にモテるのはライオンのような男さ・・・老け込んでからじゃ遅いぞ、いつでもキスができるように準備しておけよ!」みたいな強気の応援歌!楽しいじゃありませんか!

シナトラはポップス界のレジェンドですが、今月の「ショパン」では過去の大ピアニスト達を特集しています。実は私も原稿は書きました。ぜひお読みくださいね。ミケランジェリの素顔もなかなか面白い。人嫌いで有名なミケ先生は、人を遠ざけて実はミッキーマウスのアニメを見ていたとか、かなり蒐集もしていたらしいです。アニメ好き!私と一緒じゃないですか!

さて今回の対談は渡邉規久雄さんと寺田悦子さん。まさにピアノ界のスーパーセレブなご夫婦です。寺田さんとはデビューが一緒。NHKの若い芽のコンサートです。明るく楽しくいつも接して下さり、感謝いたしております。最近のご活躍ぶりなどをいろいろお話していますので、ぜひご覧ください。オシャレなお二人ですので、最近お気に入りの「ラ・シゴーニュ」に行きました。「タルト・フランベ」は人形町でも流行ですが、ここが一番おいしいです。お料理も外国現地風な味付けで、私は大好きです。

サラダ、そしてキッシュやテリーヌの盛り合わせ。超旨いです。
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野菜もたっぷり。
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タルト・フランベはもちろん旨し!
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パスタにお魚料理をお願いしました。こちらのお味が、シンプルでいながらその辺のフレンチとは違うのです。
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大満足でした。お二人とも楽しい時間を過ごすことができました。来月はアンティークな楽器のお話がいっぱい聞けると思いますよ、フォルテ・ピアノの小倉貴久子さんです。
by masa-hilton | 2016-08-21 23:52 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」8月号 今回はホンワカと!大好評

a0041150_20553196.jpga0041150_20563138.jpg月刊「ショパン」での毎度リラックスした対談「お江戸で連談」はおかげさまで好評ですが、今回は同級生のデュオチーム「ファイン・デュオ」に登場いただきました。ヴァイオリンの沼田園子さんとピアノの蓼沼明美さんは、芸高のときからの同級生。苦楽を共にしたというか、芸高に入学した日のことはまるで昨日のことのように覚えています。

芸高とは東京芸大の付属高校。1学年がひとクラス30人程度、そこにピアノ、ヴァイオリン、フルート、作曲などなど色々な楽器の集まりです。学友と言ってもライバルでもあったりするので、その年回りで仲の良い学年、仲の悪い学年ということもあって。つまりそこから始まって、演奏家というのは死ぬまでまわりは同じメンバー!「誰が上手か」というのも、そうそう入れ替わらないのでキツイですよね。でも盛衰はもちろんあるので、そこで活路を見出して一生演奏家として生きぬいていくのは大変なことです。で、私たちの学年はとても仲の良かった学年として有名でした(笑)。

沼田さんも蓼沼さんも入学当時からの実力者でしたから、こうして活躍しているのも当然だけれど、やはり同級生が第一線で頑張っているのは私は嬉しい。仲良しではあっても、なぜかあんまり普段群れることがないので、今回お声を掛けました。会って良かったです、楽しかった。これからは群れよう(笑)。

特に蓼沼さんは小学校1年生の時からのおつきあい。彼女は天才少女のように良く弾けたので、怠け者の私などは「ほら、蓼沼さんはあんなに弾いてるよ!」と比較され、いつも怒られていたのでした(笑)。でもそうして彼女がいてくれたから、私も頑張れたんだと思う。小さいころは指も弱かったので「芸高に入れるか?」どうかも心配だったけど、そこも突破して見事クラスメートにもなれました(笑)。そこが人生最初の大目標でしたからホント嬉しかった。そしてそれも彼女のおかげなんだと思う。学生時代は楽しいこともいっぱいあったけど、もっといろいろ相談したり仲良くなっていたら良かったかな~とか、最近思うんですよね。何しろ小学1年生の時からの同志ですからね!!すばらしいことです。

写真はまさに1年生!!二人でNHK教育テレビ「ピアノのおけいこ」に出演していたときの楽屋風景です。

そして今回はご存知、リガーレの「喜久川」さんで対談しました。鰻もちろん旨しです!
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さて、「ショパン」8月号では新譜の「斎藤雅広放送録音コレクション」CDも取り上げられました。とても有り難いです。話題になっているようでこちらもひと安心。また先日の杉並公会堂での「ピアノ3重弾」ガラ・コンサートの様子も、評とともにレポートされています。こちらも大感謝。ぜひご覧くださいね。次回の対談は渡邉規久雄さん、寺田悦子さんご夫妻です。
by masa-hilton | 2016-07-26 20:59 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」7月号、対談は充実

a0041150_2412514.jpg月刊「ショパン」の7月号は音楽大学が色々レポートされていましたね。私の個人的意見ですが、大学時代は確かに楽しかったけど、もしタイムマシンで時を戻せたとしても、音大は二度と行きたくないですね(笑)。自分が羽ばたいて、自由な立場になって初めて、自分のやりたいことが見えてくるというものです。学生というのは幸せな時期なようですが、一生懸命やっていることが無駄に回ってしまう危険もあります。その無駄な時間が青春だし、そこを楽しむのが素敵なのだけれど、大人になってしまったらもう無理。

自分のやりたいことに向けて、最近「強いメンタル」な人を二人見ました。一人は世にも恥ずかしい、誰もが嫌悪する舛添さんで、もう一人は世にもかっこいいい、誰もが敬愛するイチローさん。二人とも自分の理想のために生きている点では同じですが、人間としては天地の差ですよね。でもひょっとすると舛添さんは、演奏家には向いていますよ。何があろうと人を気にせず、自分の我を通そうとするところなど、演奏家としては良いかも(笑)。ノーミスでがっちり弾きそう(爆笑)。ただ他人に奉仕する気持ちがないから、やはり消えてしまうか。人間性も音に出るからね、魅力は薄いでしょうね。

舛添さんはセコイのも嫌だったけど、「俺は優秀だから」「俺は偉いんだから」という思いあがった意識で「俺が税金を使うのは当たり前だ」「俺が使ってやる」「何が悪い」みたいなニュアンスが伝わったのが命取りでしたね。このタイプ、一昔前の大学教授には多かったかも。ピアノ弾けるか弾けないかわからないような先生とか、演奏活動しない先生たちのほうが「自分は偉い」とか思っています(苦笑)。やはり演奏していると、舞台の怖さや音楽の深遠さを常に思い知りますから、権力に酔える「ゆとり」はないですね。私たちはむしろ、自己嫌悪になり過ぎないように、気をつけていないといけません(笑)。

さてすばらしいお人柄と言えば、今回の対談は海老彰子さん。今や音楽界の重鎮ですけど優しい先輩です。まずはリクエストに応えてエビフライ写真!貴重ですよん!
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海老さんと言えば、アルゲリッチとの共演や、浜松コンクールの審査委員長やショパンコンクールの審査でおなじみですが、本当はこんなお茶目な人です。外国に長い人には和食より、日本式の洋食が良かったりします。というわけで御徒町にある名店、「厳選洋食さくらい」さんに行きました。このブログでもおなじみです。

定番通りのポタージュ・スープ。昔ながらのお味、美味しい!そしてサラダ。
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トリッパ。これも美味しいんですよね。大好き。
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エビフライ!本日の必需品。お味も最高。プリプリと揚げかたも上手。
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ハンバーグです。デミグラス・ソースが最高です。超旨い!マッシュポテトも美味しい。今日は「蟹コロッケ」つき。このコロッケもまた旨い!洋食屋さんはデミグラスソースも命ですけど、蟹コロッケが旨くないといけないと思います。
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仕上げはオムライス!フワフワとかじゃなくて、ちゃんと巻く本物のオムライスです。
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いや~美味しいですね。これぞ文化。日本の洋食!海老さんも大満足してくださいました。さて次回はファイン・デュオのお二人。
by masa-hilton | 2016-06-17 03:47 | 連載対談@お江戸で連談