カテゴリ:趣味&グルメ( 441 )

オカルト好き?

オカルト好きかも。怖いもの見たさ。夜寝れない時に自分を追い込みながら見るのも良いね。でも日本の怖いやつもラストの方で筋が割れると結構つまらなかったり。そういう意味では韓国の「ボイス」なんて良かったよ。最後はサスペンスもどきで筋も複雑だったし。なんてったって子役の子の物凄い演技力!!シビレました(泣)。怖っ!!でも良かったです。

昔の「オーメン」とか、当時は斬新な感じだったよね。これはオカルトではないけど最近見て面白かったのが「コンスタンティン」だな。良く出来ていたなあ。とにかく日本人じゃ絶対考えつかないストーリーだよね!これはかなり満足した。おすすめです。

a0041150_048452.jpg金縛りはしょっちゅうだし、何か黒いものが移動したりするのが見えたりはする。私が見えた時、たまたま来客中で、その人が「先生!今のは何ですか?」って叫んだので本物だろう。でも霊能者ではないし、予感だって的中しない。よくわかる人の話だと、ウチには常時15人はいて、ホテルのように入れ替わって滞在しているんだそうだ。そんなわが家におすすめ商品が!(爆笑)

友人から教わったゴーストレーダー。だってさ!お守り機能もあるらしい(笑)。1980円って安すぎやしないか?霊だけに失礼ではないの~?ボクはね、お化けには友達になってもらって、人生を助けてもらっているんだ。ホントだよ、結構ラッキーだしね。第一「たたり」こそは強い味方だよ、イヒヒヒ~。
by masa-hilton | 2006-06-16 02:56 | 趣味&グルメ

リーズナブルでうまい中華「佳華」の麻婆とレバニラ

a0041150_2328352.jpgボクはラーメンはあまり食べない。で、中華はちゃんと料理がないところはダメということ。先ごろ芳味亭の向かいにオープンした「佳華」は、すでにボクのお気に入りの仲間入りをしている。おいしい。

ここはまず麻婆豆腐がうまい。これは大したものだ。まず肉が多い。そぼろあんかけもビックリの量!ミートソ-スの麻婆版というところであろうか?ご飯をつけて850円。良いではないの!ニラレバ炒めもおいしい。レバーが多くまた柔らかだし、限度の味の濃さでバッチリ。この2つが大好きでボクはもう満足。充分すぎるほど。ところでニラレバ?レバニラ?どっちが正しい言い方?佳華はレバニラだね。

あと酢豚好きなボクとしては、これはリーズナブルでうれしい。個人的には鳥甘酢のほうがもっとおいしかったけどね。餃子も中国人が作る本格餃子だ!他の店にはない感じ。水餃子のモチモチもお気に入り!チンジャオロースもいけていた。時々家の子供が席を陣取っているのも難点だけど、まあいいか。昼は時々ハリウッド映画に出てきそうな中国料理人みたいなおじいちゃまが厨房にいて、これが良い。普段はキム兄みたいな料理人さん(笑)、こちらも味がある。皆さん中国の方らしく、サービスはややトンチンカンだったりするけど、常連になることで解決できそう(PS関連記事はこちらこちら)。

(後日談:もうお嬢ちゃんも大きくなって、最近は見ることがない。寂しい(笑)。時がたつのは早いね。また料理人が変わったりして一度味が落ちたけど、今は復活。また通っています。)

a0041150_17173546.jpg麺類に関してはまったくわからない。冷やし中華ぐらい食べてみようと注文したら、ゴマ・しょうゆどちらも選べる。当然しょうゆを選ぶと、やや薄味のさっぱり系ながら具は充実、通常の卵やハム・きゅうりの他、くらげ・貝柱ものっていた。きっとラーメンもさっぱり系かもね。チャーハンは専門店というよりは家庭的な感じだった。

ちなみにラーメンはもっぱら「火の国ラーメン・てっぺん」のスタミナラーメンにキャベツをトッピングしたもの(にんにくチップの量に脱帽)に決めている。左写真をみてもワイルドな感じでしょ。味もちょっと強烈、でもうまい。麺を硬めにオーダーしてこれは共演者・友人にも評判が良い。そういえば日高屋の490円の冷やし中華が侮れない(笑)。急いでたときに入ったら正解で驚いた。チャーハンは近くにある「味中味」のエビチャーハンがおいしい。このチャーハンと肉団子の組み合わせが大好きで、これも死ぬほどお腹がすいた時によく食べている。
(後日記:残念ながら「てっぺん」は今は閉店。その後に出来た店はいただけない)
by masa-hilton | 2006-06-14 01:11 | 趣味&グルメ

九州では、しっかり仕事をする!

さて、もともと九州は北九州の明治学園主催のコンサート、それも3回公演でスーパートリオでお邪魔したのでした。生徒さんたちがとても感じがよく、楽しかった。有難うございました。

a0041150_15585660.jpg最初の日、8日の本番後は、雨も凄かったので宿泊したホテルの中華にした。小倉のリーガロイヤルの中華「龍鳳」は広東料理だった。ま、何料理だろうと赤坂君はビールジョッキが8杯と紹興酒2合をスイスイ、「明日もあるからね」と遠慮気味に飲んでいた。チョイ甘めの酢豚がうまい!ザーサイがうまい!あとは「蟹の子のシュウマイ」がとてもおいしかった。他の料理も含めて、また行ってもいいなと思えるレベル。でもホテルでの中華は、ホテル内で1番平均的に収入が見込める場所。だからどこも力を入れているせいか、あまりはずれないね。あとのイタリアン、フレンチ、鮨、和食・・・昔と違って超一流シェフは自分の店を構えているし、仕入れにこだわりは不可能、そして値段は高い・・・と、普段の食べる楽しみのためには出かけていかないものだよね。でも広東料理は久しぶりだった。最近は四川の店とか辛い系が多くて、甘い味が好きなボクとしては嬉しかったのでした。満足。

a0041150_15594144.jpga0041150_164317.jpg次の日9日は本番を終えて福岡に。福岡と言えば「いかの活き造り」を食べるしかない!フグと言われる方も多いが、このイカは東京では食べられない。福岡でもポピュラーになってきたのは最近で、昔は高級なところに行かないと食べられない極秘料理(笑)だったよ。でもこれは本当にうまい!絶対だ!今ではそこら辺の飲み屋でも食べられるので、お試しあれ!もともとは呼子の名物。そして「いかの活き造り」の元祖と言えば「河太郎」。この中洲店の場所は風俗街のど真ん中だけど、うまいし超有名。ボクの大好きなホテル、グランド・ハイアットに泊まればすぐの所だよ。透明なイカをそのままいただき残った部分は天ぷら、塩焼き等々に、これもうまい。今回は伊勢海老の活き造り、こちらは残った部分を味噌汁にする、そしてひらめの活き造り、残った部分を煮物にしてという定番のコースで満足。河太郎の呼子の店にも行きたい。

a0041150_17273730.jpg福岡の泊まりは西鉄グランド。リニューアル後、久しぶりに泊まったけど部屋は良くなっていた。立地条件も良いし福岡ではお気に入りのホテルの1つ。ただ朝食は品数が少ないね、今時ありゃダメだろう。今は知らないけど昔大阪のヒルトンの朝食が豪華だったのよ、それを最近はよそが真似してるって感じなんだけど。ホテルの周りのブランドショップでブルガリのピンクの時計を発見!確かに品が良いし、かわいい店員さんにしつこく薦められたけど、今持ってるのが壊れてからだよね、やっぱり(笑)。いくら「夢響き」を安く買えたからって、ボクはネ、あの輸入家具を買わなければならないんだ(笑)!あ、でもキーフォルダーは壊れていたっけ(笑)。で、それを買う。見た目は重そうだけど軽い。おおお、良い良い!即ご愛用で満足満足!

a0041150_16312895.jpgさてお昼は浄水の方に出かけて、アンティーク店を併設しているお洒落な「花染由」に行く。少し甘めなしょうゆが良い。タイの刺身や揚げ出し豆腐のそぼろあんかけ等、見かけだけでなく思いのほか良い味だった。味噌汁にもう少し工夫があればと思ったが、お昼だから上出来としよう。アイスクリームは特許出願中とかだが、どうだろう?(笑)。ウチの近くのほうじ茶パフェの方が数段うまいんだが(汗)。むしろフグとかのお料理に素晴らしい予感が!夜のお料理も食べてみたいね。飾ってある「お面」にライトアップするのは「店が傾く」邪念を呼ぶのはご存知?・・・・もともと面は顔を「隠す」もの。隠すために魂を与えられしものは、暗き所にあってこその命。光を与えれば「拒絶」の叫びにて家相もゆがむ・・・・普段は黙って帰るが、おいしかったので支配人にそれを教えてあげることにした(笑)。タダでさえ怖いお面が壁に飾ってあったんだよ。

食べてばっかりみたいだけど、ちゃんとレッスンもした(笑)。小さいうちに色々変な癖がついてしまっている子はホントかわいそうだ。きちんと譜が読めて、確実に弾ける子は基礎もしっかりしているから当然進歩が早い。それもついている先生の責任かもしれないけど、ある程度は本人の勉強次第、やる気次第なんじゃないのかな。今回は講師の先生もレッスンしたけど素晴らしかった。講師の先生は忙しいせいもあって、アレだけのレベルを保てないのが普通だから。ぜひピアニストとしても頑張って欲しい。

a0041150_1761015.jpga0041150_176353.jpgささ、夜は焼肉だ。福岡で最も有名な店の「大東園」である。肉だ肉だ~!確かにうまい。それと混み過ぎ(笑)。予約で行ってるんだから待たせないで頂戴よ~。でもとっても満足。内蔵ものの種類も多い。レバ刺も普通、冷麺も普通、センマイも普通、ホルモンも普通、どれも普通の味付けでうまい!「普通においしい」というのは誉め言葉!オーソドックスにうまいというのは、とても価値のあることで大満足!ホント。それを証拠に食べだしたらもう止まらない、量も半端じゃなく食べたが、とっても美味しかった。ああもう、歩けない・・・やはり焼き肉は大好きだなあ・・・そんな感じ。ところでこの大東園は有名だから芸能人の来訪も多いらしいが、ボク的には何が驚いたってドッグフードまで作っているところだ。確かに人間が食べてうまいものは、犬だってうまいはずだろう・・・。

a0041150_16142335.jpga0041150_16213550.jpgそして11日、公開講座の日。仕事が終わってからのちょっと遅めのお昼ごはんは、迷わずニューオータニ博多のレストラン街の中華「大観苑」に行く。前日喫茶の方でプリン・アラモードも食べて満足。一流ホテルのパフェともあればビックリするような値段設定もアリだが、それほどでもないから少年少女にもおすすめできる(笑)。中華はコースにしないで春巻きや酢豚、オイスターソースやチリソースの料理の定番を注文。大阪のニューオータニの中華が以前お気に入りだったが、オードブルの酢の物のおいしさにそれを思い出した。満足満足。落ち着いた。

博多と言えば屋台でラーメンみたいなことばかりの人もいるが、むしろそっちは苦手なんだな~。まだ屋台でうまいものにあたっていないせいもあるけど、落ち着かない。食べ物というのは好みだからこればかりは仕方ないよね。
by masa-hilton | 2006-06-13 00:14 | 趣味&グルメ

絶品の焼鳥「とり鈴」

演奏会が終わるとどうしてもお腹がすく。夜遅くまでやっている店が「おいしい」店なら本当に幸せだ。ボクは仕事に追われすぎているので、実際はワインとかが飲めるが飲まないことにしている。眠くなって徹夜仕事が出来ないからだ。でも演奏家は呑兵衛が多く、おいしいものにおいしい酒があれば、もういつ死んでもいいみたいなヤツばかりなのである(笑)。

a0041150_22355559.jpg焼鳥「とり鈴」はまさにうってつけ!絶品の焼鳥屋だ。またお店の人がとても感じよく、飲まないボクでもOKなのだ。ご主人曰く「時々お米がなくなっている時がありますが、いつでもご自宅から持ってきてくださいね」。そうそう、飲み屋でもあるわけだから、ごはんの保証はなくて当たり前だ。でもごはんがある時の「鳥雑炊」がすごい!この雑炊だけを食べに行っても良いと思うほどおいしいのだ。

ボクの住む人形町は、以前から書いているとおり「昔からのいい店」が売りの街だ。なかなか新規でここになじむのは難しい。しかし最近は結構な店が次々オープンして、それなりに人気を集めている。ここも新規の店だが続々お客も増えているので、行列店になるやも。この場所は昔はおばちゃんがやっていた飲み屋で、ランチもやっていたので何回か行ったが、こじんまりとしたお弁当みたいな感じだった。今の焼鳥屋さんとは何も関係がないらしい。

とにかく肉質がいい。どれもふわっとジューシーで柔らかい。黙っていると塩で出てくるが、これは肉がどれもトロトロしているので、塩の方がしつこさがとれてバランスが良いということなんだろう。しかしボクはタレ派。タレはオープン当時はコクが足らない感じだったが、タレはつぎ足す方針らしいので、どんどんコクが増えて良い味になってきている。行く度においしくなっている、この進化ぶりも楽しみ。おすすめは「せせり」「れば」「つくね」、これははずせない。「せせり」3本は行きたいな。手羽や皮も良い味だ。鹿児島で食べるほどではなくても、地鶏料理だって東京では良い方だと思う。サラダ(温野菜とかも良い)、串8本、雑炊で約3000円、これで満足だな。コースもあるし、きのこさんによるとお酒も良いらしいね。

で、きのこさんがBGMが気になったらしいので、代表してインタビューしてきました。すると開店当初は「店の雰囲気にあったJAZZ」をセレクトしていたらしいけど、そうもいかなくなった事情が。所詮焼鳥屋だから来るお客さんは最後は酔っぱらいになってしまう(笑)。「もっと明るい曲をかけろ」だの「演歌にしろ」だので・・・・今の中途半端な選曲になっているとか。お店の人も最も頭の痛いところだったらしい。確かにお客を選んではいられない、焼鳥激戦区の人形町。焼鳥屋といえば飲み屋、サラリーマンの憂さを晴らす場所・・・・となれば気取ってはいられないだろう。やむなしか。今日は特に混んでいたので、音量も小さめだったしこの音楽でもアリかな?という気がした。確かに難しいよね、お鮨屋のラップとか(爆笑)。

で、「音楽を流さない」という手もお店的には今ひとつらしいので「せせらぎの音は?」と提案。「え?せせらぎですか?我々が眠くなっちゃうかも」とご主人(笑)。夜は2時までやってるからね、これがボクには何よりうれしいんだけど。土曜日はカップルが多いらしいのでJAZZの時もあるそうな。クラシックじゃなければ何でもいいよ(笑)。ちなみに写真でチラッと見えているが、隣の洋食屋さん「グリルつかさ」も煮込みハンバーグがうまい老舗。逆側に今半が並んでいる。

PS  とり鈴関連はこちらこちらこちらこちらで。
by masa-hilton | 2006-06-02 00:02 | 趣味&グルメ

恩師に叱られる

その昔、今は亡き巨匠の園田高弘先生とご一緒にお食事をしていた時、レストランの支配人が「今ここに武蔵野音楽大学の●●先生と●●先生がちょうどいらしていまして、先生に是非ご挨拶をしたいそうですが。」と伝言をもって来ると、にわかに先生は機嫌が悪くなって曰く「そんなものには会わん!」とバッサリ。困ったような顔をして支配人が引き下がると先生はすぐ「斎藤君、本当にくだらんな!!」と大変真剣に言われたのだった。「いいかね、今日のこの日、この時間の食事というのはね、一生に1度しかないんだ!わかるかい?くだらんことに邪魔されてはいけないんだ!!」・・・・大体こんなニュアンスだったと思うが(笑)、さすがに大演奏家はすばらしい!まさにこの考え方は演奏にもつながると、すっかり敬服して「ご飯の神様と演奏の神様は同じかも?」等と思ってきちんと見習っている。

だからボクは食事は何よりも優先する。とても大事だと考えるようになった。それにもかかわらず昨日は色々と仕事がたまっていたり~の、まさに下らん雑用の処理もあって、朝ご飯を食べはぐったばかりか、そのあとはすぐリハーサルだったので、午後4時半まで何も食べずに終わった。間違いなく先生から大目玉を食らいそうな気がして、大慌てで走り出す。せめて豪勢に行きますか・・・何かおいしいものをはしごしたりとか・・・と思い日本橋へ。

a0041150_11384020.jpg結局、買い物の都合で日本橋高島屋の特別食堂にて「5代目野田岩」の鰻を食べる。野田岩といえばグルメ番組では「うなぎと言えば」で紹介される名店。そして池波正太郎が書いているのは、本店ではなくこの高島屋のほうであるのが面白い。しかし一言で言えば、ボクにとってすべてに物足らない味。柔らかいが、ここまで柔らかいと鰻の食する喜びがないほど。上品というのではなく「柔らかすぎ」のレベルに感じる。つまり天然物で油を全部落として焼くという粋な鰻なのでギトギト感が皆無。高いものをたのんだが、それほど大きいものでもなかった。写真も大きく見えるが、お吸い物のと比べれば・・・ね。

そもそも高島屋の特別食堂は、見渡すとお年寄りばかりなので、基準がお年寄り向けなのかもしれない。でもそれも失礼な話で、ボクの父は年寄り扱いされるのが何よりも嫌いだったから、きっとここに連れて来たらさぞ機嫌が悪くなるだろう等と考えていた。そんなわけで満足できないのは、こちらのギトギト大好きな嗜好のせいもあるので、これはそこそこ途中でやめて、今度は物産展のほうに行き山形のそばの店へはしご。これが(笑)・・・・生臭いつゆと生ぬるい蕎麦、茹で上がりも全く感心できないブヨっとした蕎麦で、いただけなかった。参りましたよ、大はずれ。あ~5000円が無駄に飛んだ気分のご飯。しかし野田岩のお新香は絶品だよ!あまり関係ないか?(笑)

でも蕎麦も嗜好が強い食べ物!これほど好みが別れるものはないので、そう思うのも私だけの問題かも。友人に連れて行かれて「うまいだろう?」と言われても、納得できないことが多い。私が好きなのは中野のさらしなだが、これだって人によるだろう。自分で試すしかない。先日も軽井沢で食べた蕎麦にがっかり。ホールの前だったので色々な演奏家の色紙が飾ってあって、こちらにも色紙を渡されたが隙を見て逃げて帰ってきた。「とてもおいしかった」等とマヌケな署名をここにのこせないぞ!と思ったのよ。でも考えてみると超くだらない。ちょっとつゆが薄いとか、蕎麦がジメッとしてたとか、そんなことだもんね。どうでもいいんだよ、本当は。「まあまあまあまあ・・・・」と人生はもう少し妥協して生きた方が絶対楽チンなはずだから。

というわけで高島屋は服関係のものはよく買うが、食のほうは三越かもしれないと思った昨日。ここまで来たんだから鰻は高嶋家に行くべきだったな。間違いなくこの近辺では1番うまいし、多少高くてもおいしいほうが良いのだ。まさに園田先生の怒声が聴こえてきた1日であった。そういえばチョコレートのジョセフ・シュミットが姿を消していた。三越のガルバニャーティに続き、誠にけしからん話だ。あの辺のデパートは我々よりも世代が上の方々がお客様だから、きっとお客が冒険しないのだね。受けた教育から考えても価値観も狭いだろうし、あまり個性のない無難なものばかりになっていく。ボクの親もそんな感じだった。それは仕方のないことなのだろうけど、試してみるのを怖がっていたら人生はモノクロームになるだけだろうに。
by masa-hilton | 2006-05-26 03:18 | 趣味&グルメ

食欲のない時は・・・・・家庭料理「采膳」

昨日は家田さんのレコーディングのための編曲をやっていて、それに結構手間取って何もできなかったばかりか、夕方から今日まで頭痛になってしまい、ヘロヘロ状態のままNHKの打ち合わせに行くという情けない状況でした。でも打ち合わせの方は充実!!番組も頑張りますね!レコーディングの詳細もまた告知します。

練習もそうですが編曲も、興がのってこないと出来ないという(時間が迫ってこないと出来ない?とも言う・笑)種類のもので、時間があればいつでもできるというものでもないところがネック。大抵は深夜に及ぶので、ボクの数々の編曲は、その数の分だけ頭痛があったのです(泣)。でも結構気に入った作品が出来ましたよ!ぜひお楽しみになさってください。残念ながら「おてもやん」は却下されました(笑)。

そんな風に体調が良くないと食欲もわかない。おまけに現在東京は梅雨のようにジメジメしていて、これがとても嫌なんです。マジメも嫌いですけど(笑)ジメジメからはもっと逃げられないし。我が家はクーラーを消さずいつも除湿状態なので、何とか生活が出来ますが、多湿はボクにとっては活動を妨げる最大の敵!やる気も失せるし体調も悪くなってしまう。そんなんで何を食べたらいいかもわからない時、ボクがフラフラ行ってしまうのが家庭料理の「采膳」です。

言ってみれば飲み屋さんなんですが、ご飯だけ食べに行ってもいい便利なお店。煮っころがし等のお惣菜と焼き魚&煮魚が飲み屋風にデーンと置かれていて、「これと、これと、これ」と選ぶ。お惣菜はどれもおいしいしアイデアいっぱい。定番のさばのミソ煮、カレイの煮たのがおいしい。あとお肉の生姜焼きも絶品。これを食べに遠くから来る人もいるらしい。「今日はお肉屋さんに良いのがなくてね・・・・」と言われる時もあるが、良いお肉であればgood!とても懐かしい味だ。豚丼もうまいね。しいたけ、ししとう、タマネギを炒めて乗せればフォアグラ丼みたいな味な感じなんだけど、おばちゃんは海苔を敷いちゃうから(笑)今のところは和風です。焼きそばとか時々あるうどんとかもうまい。おいしいお刺身は隣の焼鳥屋さん「鳥正」からデリバリー(笑)。a0041150_0512115.gif鳥正さんは鳥のモモヤキと牛すじ煮込みが有名なお店で、もちろん焼き鳥のデリバリーもOK!「采膳」にはランチもあり、メインに惣菜3品、海苔の佃煮とわさび漬けは食べ放題でこれがまたオツ!店先にはおとなしいワンちゃんもいます。この犬は女の人が大好きなので、ボクには軽い挨拶しかしてくれないが、茶々さんや直次郎さんにはベロベロしていました(笑)。

子供の頃、ナスを味噌であえたものやナスの味噌炒り?を母がしょっちゅう作っていて、ボクはそれが出てくるたびにゲンナリ、文句タラタラでした。とても嫌だったんですよ。でもこの「采膳」で同じように作ってあるナスが並んでいると、必ずそれを食べてしまうんですよね。歳なのか男のノスタルジーなのか・・・とても切なく、幸せな気持ちになります。

なんと言ってもメインはここのおばちゃまです。この方も人形町の顔!個性的!店の名前を言わなくても「ああ、まさちゃんとこね」で誰もが納得。存在感が大です。とてもあったかで、メニューにないカレーライスが出てきたり、スープを作ってくれたりと、相変わらずの人形町ならではの店。幸せな気持ちはもちろん料理のせいでもあるけれど、やっぱり人の心から発せられるものだなぁって感じです。川島女史も絶賛!今日も食欲がないのに、おなかいっぱい食べて帰ってきたところです。

そんなわけでやっと元気が出てきました。「明日の浜松は、これでウナギが食べられる」みたいな(笑)。
by masa-hilton | 2006-05-11 23:57 | 趣味&グルメ

役割分担で!

老舗の中には敷居が高いところもいっぱいある。うちの近くに「芳味亭」という大変おいしい洋食屋があって、まぁレトロな雰囲気で良いのだが、とにかく「接客最悪コンクール」というものがあったら間違いなく第1位特賞に輝くであろうくらいに感じが悪い。いや悪すぎる(笑)。どうしたらこんな態度がとれるのだろう(笑)?ここまで凄いとポリシーなのかとも思うし、かえって面白い。もしかしたらあの下足番のおじちゃんは、友達になったら笑顔で迎えてくれるのだろうか?とか想像して。ある人はオムライス1つ頼んだのだが、それ1つだけでは生きて帰してはもらえそうもないような雰囲気だったので、結局びびって沢山注文してかなり払ったらしい(笑)。そもそも値段も高いのである。

何事にも役割がある。たまには悪役もいたほうが良い(笑)。こうした敷居の高い老舗がこんな感じじゃないと、私たちが大好きで通いたいお店が、妙な客筋によっていつも満席で行きづらくなってしまう。もう1つの人形町名物「玉ひで」のお昼の親子丼の行列を苦々しく思っている食通もいるみたいだけど、逆にそれはそれでいいではないか。おかげでこちらは気に入った店でゆっくりできるわけだし、行列が出来るというのも営業努力の賜物なのだし素晴しい事だ。そこに文句を言うのは筋違いであろう。味のわからないお金持や、グルメ本やマスコミに言われたことを信じて試しに来た人々が徘徊する「食の街」ならではの心配事である。

味がわからないお金持的な人が集まるという点では(笑)、日本橋の三越やタカシマヤは総本山とも言うべき場所だろう。それは揶揄ではなくデパートなんだから当然だし、むしろそうでなくちゃ困る。営業努力、本当にいいものより、売れるものを売らなければ経営にかかわるのだし、そこそこにそこで味を覚えてもらうのも大切だ。それでも三越からガルバニャーティが消えるのは、承服できない。おそらく日本一おいしい食パンですよ。撤退するのはCM不足か何なのかわからないけど、誰だって食べてみればすぐわかること。丸ビルからも撤退したから、もう六本木と名古屋のタカシマヤしかないね。トーストにしても絶品だった。耳はフランスパンのように、中はしっとりと・・・・。ああ、残念!

いいものが売れる世の中にしたい・・・それはどの業界も思っていることだが、どの業界もそうではない(笑)。音楽界しかり。でもこれは売り手にも責任がある。売れるものになるにはどうしたらいいのだろうか、これがやはり基本だ。売れるものという言葉には一種の後ろめたさがあるのだろうが、みんなが喜んでくれるものということでもあるんだから恥ずべきではない。前向きにがんばっていきましょう!

それにしてもガルバニャーティの食パン(パン・カッレ)よ!三越は4月13日でお別れです。そうは言っても三越&タカシマヤは私の台所。うまいものを今後もたのむよ~~~!期待してるよ。
by masa-hilton | 2006-04-09 15:03 | 趣味&グルメ

白い肌の秘密(笑)

「斎藤さんなんで髪染めたの?白髪ないのに」・・とよく聞かれます。これはね、テレビ等に出るにあたって、ボクってわりと硬いイメージで見えるし(笑)、おじ様としてソフトな感じも出したかったので、美容師と相談して決めたのです。あともう1つ、「なんでそんなに色が白いの?」とよく聞かれますね。生まれつきだから仕方ないけど、そう言われればちゃんと手入れしているかもですね。石鹸、バスソルト、化粧品・・・

このブログのリンクで、アイビューティーストアがあるんで驚いてる方がいますね。アイビューティはけっこう安く買えていいですよ。で、おすすめでリンクしてあるんですけど。ボクはあまり化粧品にこだわりはないのです。こだわりがないというのは何でもいいんだという意味じゃなくて、このメーカーじゃなきゃダメだという物がないということ。良い物は何でも使うし試してみる。そんなボクはとってもとってもお疲れなので、毎日マッサージに通いたいくらいなんだけど、気がつくと、もう時間が過ぎていて終わってしまっている。
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寝るのは朝4時だからますます悶々とするわけで、そこで必要なのがお風呂!お風呂はリラックスもするけど、美容と健康の基本であると思うわけです。自慢じゃないけど太り気味なのでオリゴメールは欠かせないですね。自然のミネラルだから体に悪いはずもなく、とにかく出る汗の量が半端じゃないので、汗と共に悪いものも外に出てしまう感じ。それに便利なのは、あがる時に洗い流さなくていいことで、1回分ずつ買っても600円ぐらいだから、まあ納得がいく。

大変な人気商品なので、わりとどこでも手に入るようになってきました。


a0041150_23173668.jpg人気商品ということではダントツなのがデトックスバスクリスタルです。何と言っても「死海」と同じ状態にして、美容面や健康面にも良い作用を及ぼすように調合されているのです。「デトックス」というのは「解毒」という意味ですから、特に老廃物の除去に有効とされています。タバコの毒等も除去されるそうですよ。ハーブの袋も入っていて、これがまた美肌に良いという訳です。で、まず入浴後2・30分、このバスクリスタルとハーブ袋を入れた湯船につかります。そしてあがったあとに毛布にくるまり、40分して大汗をかいたあとにシャワーで流す。お肌ツルツル、爽快感満点で大人気・・・・なんだそうですが、ボクが使った感じでは、多分にインチキくさい(笑)。まずお湯に溶けない!1回の入浴でこれ一袋全部使うのですが、それをお湯に溶かすための奮闘で20分かかるし、そのために汗をかいた感じ(笑)。お肌ツルツルはハーブが入っているから当たり前だし、普通こんなものを入れなくても入浴後毛布にくるまれば大汗かくに決まってません?一袋(1回分)が2200円!でも飛ぶように売れてるらしい。思うに、香りが良ければ、とりあえず湯船の方は良いのではなかろうかという結論。お肌関係は石鹸が重要ですよね。前にも書いたように愛用しているサンタ・マリア・ノヴェッラの石鹸は本当に素晴らしい。これは2重丸!!

a0041150_2349366.jpga0041150_23521651.jpgアイビューティストアでも大人気のゴートミルクのソープは良い!クレンジングの方は知らないけど、肌が潤いツルツルしてくるね。もうボク達は歳だし男は化粧しないわけだから、女性に対して逞しいだけじゃなくて、肌触りがいいっていうのも実は大事な身だしなみなんだと思うんだよね。実際問題として、やはり評判がいいし、深く愛してもらえるんだよ(笑)。ちなみにこの石鹸は某雑誌で「男から好かれるための」石鹸として女性の間で大ブレークしたものなんだ。もてる女の必携アイテムが、彼氏のバスルームにあったら大騒動の火種!ご用心!男はこっそり使おう。女性が使って良いものなら、男性だって使わない手はない!それでこそ楽しい愛の生活だ。

a0041150_04115.jpgさっき湯船は香りだけで良いなんて言ったが、これが実は重要な事。一概に入浴剤は、ピンキリで色々あって慎重に選ぶとこれもまた楽しい。ボクは特に女性にプレゼントとして超おすすめと思うアロマセラピーミニチュアバスオイルセレクション。アロマセラピーアソシエイツの9種類のオイルを全て試せるキット、使った感じではかなり強い香りで、外国的!可愛らしくてきれいに並んでいるし。ただこれって親指よりも小さいのです(笑)。本当に小さい。だから知らない人にあげたら、6000円近くするものだと思わないだろうね~。

a0041150_037952.jpgなんだかんだ言ってボクはやっぱりサンタ・マリア・ノヴェッラのバスソルトが良い。リラックスできるし、休まる。疲れもとれるし、エレガントな香りがいい気分にしてくれる。SMAPの稲垣君もお薦めしてるよね。高級品かもしれないけど、あのデトックスに比べればお得。ま、「旅の宿」の「箱根」も好き(笑)。

こんな感じでけっこう詳しいって変かな?ただ、疲れを癒したいだけなんです。実は、月刊「ピアノ」の1月号の特集ページに、また出ることになったんだけど、その取材中、このバスソルトの話になって、なんと3月号のセレブ・ページにこの話題で再登場することに!!ぜひぜひお楽しみに。だって、みんな気持ちが良いことが好きに決まってますよ。一緒にリラックスしましょう!

疲れた時とか、ゴージャスに本当に休まるよ!

PS 入浴シーンはありませんからご安心を・・・(笑)
by masa-hilton | 2005-12-10 01:04 | 趣味&グルメ

天ぷらの中山

↓を受けて、それじゃその中山っていう店はどんな店かい?という問い合わせを戴いたので書きましょう。

私の共演者はほとんど、行ってるね、ここ。本当に評判がいいのです。ひと言で言うと江戸!という感じ。見るからに江戸っ子という感じのご主人とおかみさん、息子さんの3人でやっていますが、その家庭的な会話にも心が温かくなります。どちらかと言うとお店の佇まいは飲み屋風。きれいな高級店という感じではないですが、それがまた味がある。庶民的で粋な人形町に一番マッチしたお店でしょう。多分お客さんはこの店の雰囲気、お人柄に惹かれて通ってくるのだろう。カウンターで食べた方が楽しい。また帰る時は、店先までわざわざ見送ってくださる。それもまたうれしい。ボクにとっても最も大事なお店の1つ。

天ぷらは江戸前と言うよりは、もしかしたら関西風?ごま油のギトギトした衣ではなく、あっさりした感じ。でも薄いものではないというところが良いんだ。最近の高級店は、まるで羽衣のような軽い衣をつけるのが特徴。でもそれじゃわざわざ天ぷらを食べる意味がない。そうは言ってもの重さと濃さが必要だと思いますね。ボクは玉ねぎやニンジンが好きですが、ハゼとかもおいしいし、もたれることがない。特徴のあるものは天丼。おそらく日本一だな。タレが黒い。その濃い味がまさに江戸っ子の心を揺さぶる。実は、ボクは海老のにおいが野菜に移るのが嫌で、海老だけ4・5本入れた海老天丼・特注をいつも作ってもらっていたのですが、これがなんと正式メニューに採用されました!海老天重の文字が!個人的には、どんぶりで食べたいんだけど、お重でもいい。これは日本一の天丼です。実際に天丼ファンは多いらしく、もちろん天ぷらはお好みで乗せてくれるのだから、これはうれしい。

天ぷらだけでなく刺身もなかなかおいしい。で、常連になると奥からごそごそ上物が出てくる。常連には、言わなくてもおいしいトマト等の季節の野菜や煮物が目の前に並ぶ。大体初めて行ったら何を注文したら良いか判らないかもしれない。刺身のあとは焼き魚、たかべとかカレイとかあればゴキゲン。煮魚はきんき。きんきって高いけどうまいね、煮物の味付も絶品だし。次にアナゴの天ぷらを天丼のタレにつけたものを、わさびでいただく!どうだ参ったか!これは絶対に食べなきゃダメだ。あとは適当に天ぷらとご飯、小さい天丼をお好みで作ってもくれる。かきあげ丼にするのも悪くない。

あと大事なのはご主人とお客さんとの会話をよく聞く。ゴルフと車の話が大好きだから、それが始まると、なかなかキャッチが難しいが、常連とは「ブリがあるけど食べる?」「鯛でお茶漬け作ってあげようか?」等と話してたりするから、すかさず「食べた~い」とお願いすること。太田鮨もそうだが、人形町の名店はみんな良いものはしまってある(笑)。常連は絶対ワンランク上のを食べている(笑)。よく見ていないと損をする。そのブリの塩焼き、山本祐ノ介くんと食べたがメチャクチャうまかった。ね。

ところで世の常識だと(池波正太郎とかも言っている)、天ぷらは揚がってすぐを、間髪いれずに親の仇のように食べるのがうまいとされているのだが、中山の天ぷらは揚げてすぐより、35秒ぐらい置いてからの方がうまい。よくわからないが、ボクは絶対そう思っているんだ(笑)。

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by masa-hilton | 2005-12-05 04:46 | 趣味&グルメ

ふぐで身につまされる

ご近所のふぐの名店に行きました。予約なしでは入れないし、高級店なのでお客様たちの品も良い。東京でこれだけのふぐを食べられるお店は数少なく、紛れもない名店でもあります。でもボクのまったく個人的な趣味で、こういう店は何かきつい感じがしてしまう。どうしてかな?すばらしいのに。お店の名誉のために言うと、これから書くことはクレームではありません。今回は自分が普段悩んでいることと、ちょっと重なったんです。

例えばふぐがいくらおいしいといっても、下関で頻繁に食べることができる立場だったら、限界を感じて当然でしょ。これだけの良い品物でも辛いですよね。つまり素材勝負の店はきつい。音楽家でもそうなんです。純粋にショパンらしさで勝負して、ポーランド人にはなかなか勝てないし、フランス人の音色でラヴェルを弾くことは無理。私たち日本人は、たとえ邪道と言われてもピアニスト個人の腕、主観が入ってからが勝負。でないと同じ土俵には立てない。ほんと身につまされる。だからと言うわけじゃないけど、素材勝負よりも板前の腕や主観が勝った店(ピアニストも)が好き。個性がある方が楽しいし面白いし、気楽に座っていれる。

大好きな太田鮨だって素材そのものだけでは当然北海道や四国の鮨屋に負けるでしょう。でも味なら板前の腕を通して「お寿司」というものになった時、絶対どこにもない天下一品のものに仕立てることは可能。事実ボクは寿司は「東京が一番うまい」と思っていられる。天ぷらの「中山」もそういうお店です。魚の塩焼きも汁物も煮物でも、高級店でもなかなか中山には勝てないのです。それは親父さんのお客さんに対する愛情、腕、雰囲気もすべてが加算され、心に響くからですね。人形町のお祭りは、おいしい老舗の皆さんが仕切ることになるのだけれど、裏方のために作られた今年の「とん汁」が大評判で「いったいどこの店が出したの?」という話になったそうです。これが中山のお母さんの作で、海老がうまいのはともかく、誰にでも作れそうな何気ないニンジンや玉ねぎの天麩羅がおいしいというのは、シューマンのトロイメライが上手いピアニストみたいなもので、それはプロ的に一番凄いことなのでは?と、ボクはそういう変わった考えの持ち主ですから、料理の評論などはできっこありません。

それともう1つ。おいしいけれど・・・・例えば大将が若衆にお小言を言っているような、ちょっとしたことが気になったりする。ラーメンや下町の飲み屋ならそういうのも楽しいし、店員さんがなかなか対応してくれなかったり、無駄話をしていたり感じが悪くても気になりません。昨日のふぐ屋さんは控えめに注文しても3万円ぐらいでしたから。味が上品だとか接客が細やかだったとか、いいことは当たり前に見えて、良い店だからこそもっともっとを要求してしまうのですね。これはボクがこの値段のものを食べる資格がない、余裕がないっていうことなのかもしれないんです。余裕があればどうでもいいことじゃないですか?そんなこと。

同じことがクラシックのお客さんにも言えたりする。オペラ等のコンサートに行くと、ロビーでの知ったかぶりの不平不満話にはうんざりします。でもその心理は上に書いたようなことなんですよね。例えば音楽雑誌を見ていても、たいした演奏家じゃないのが頑張ってそこそこやっているのには簡単に推薦がつきます。どう考えても超一流のランクで比べ物にならないのに、ちょっとのことで厳しい批評がついてたりします。それも同じようなものかな。でもそれっていけないことですよ!!批評家はプロなんだから、素人と一緒じゃだめよ(笑)。気持ちはわかるけど。

そんなわけで演奏だって微妙ですよ。ただ良い演奏すればいいというものでなく、コンサートに行ったらその演奏家のお人柄や姿勢も併せて感じ入るものです。本当にむずかしいものです。そして何のジャンルでもお得感がないと楽しめない(笑)・・・同じ演奏会でも主催者によって入場料が高かったり安かったりします。舞台に立つことはどこも同じなので、いつでも全力でやるのみだけどやはり高い入場券を買った方々に満足戴けたかは心配になりますね~。ただでさえいっぱい曲を弾くのにもっとサービスしてしまう(笑)。量より質だ!(爆笑)って言われても、もしも高い方の会場のピアノの状態やホールの状態が悪かったらどうすればいいの?力むと失敗するしね~困ります。運もあるしね。

こうして食べ歩きで名店に行くのは、大変勉強になります。いつでも油断することなく心を込めてお客様に尽くすことが第1なんだなあと感じています。口で言うのは簡単ですがそれはかなり大変なことなのですね。
by masa-hilton | 2005-12-04 13:28 | 趣味&グルメ