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番組、3ヶ月間ごらん頂きありがとうございました

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お楽しみいただいた趣味悠々「簡単ピアノレッスン」ですが、来週のお昼にも再放送はあるものの、今日で
終了いたします。みなさまからの数々のご声援、応援!本当にありがとうございました。大変心強く思って
おりました。厚く御礼致しますと共に、心から感謝致します。

また詳細は後日に紹介させていただきますが、ご要望が多かったこの番組をもとにするDVDとビデオが
10月にも発売
されます。基礎編と応用編の2巻。60分~70分に再編集されています。
どうぞお楽しみに。
by masa-hilton | 2005-08-31 03:52 | 趣味悠々2005関連

そういえば

皆さん、もう1つブログがあるのご存知?マサヒロ美術館といって、デビューから現在までのコンサートのチラシなんかを、ボクの思い出をコメントといっしょにアップしていくものです。

全部実名で本当のことを書いているので、とってもリアルだし、ちょっと怒られるかもしれないね(笑)。でも誰が意地悪をしたかは事実なんだし、そういうのは次の世代に受け継がれたくないでしょ。また批評というのも言われっぱなしで、言われっぱなしだからこそいい加減なものも多い。また矢面に立つかもしれないけど、こういうブログやHPで演奏家が反論を展開できる土壌も作りたいんだ。今後の人たちのためにも。もしよろしかったらご覧下さいね。

ここの「べんり@りんく」からも、ホームページの上のメニュー・バーからも行けるようになってたんだけど、気づいた人は少ないみたいだね(泣)。

大体ここの「べんり」「ゆかり」「まわり」のリンク集、少しずつ変えてたの、知ってた?あはは
by masa-hilton | 2005-08-30 02:57 | ニュース

ショパンのエチュード作品10-5「黒鍵」   アルフレッド・コルトー

コンクール等で意外に多く弾かれる黒鍵のエチュード。「とっつきやすいし難曲の部類でもないので」ということでの選択だろう。しかしこの曲で点を集めるのは難しい。まず冒頭のペダリングである。安定感のある踏み方は2拍目、すなわち左手のチャンチャンチャンの3番目のチャンで1拍分を踏む。でもこれをやられると思わず重くため息をつきたくなってしまう。実はこの2拍目で踏んでいくやり方は効果的なようでいて、いかにも学生的、勉強中、ノーアイデアという感じがする。2拍目の方に何らかのアクセントがついて聴こえるから音楽もワンパターンになり幼稚になる。で正しい弾き方はペダル無し。3小節目等も無い方がいい。軽やかに左手も多彩に弾けるし、右手も細かい音譜がクリアーで表情がつく。その分だけ指に負担がかかるから「難しくないから」と考えた選択は意味を成さない。

パデレフスキー版等では1拍目で踏むことを推奨しているが、こちらの方がずっと実戦的だ。それでも譜面に書いてあるほどは長く踏まない方がいいし、1拍目と2拍目に超短くペダルを使っていくやり方もあるが、やはりアクセントがつくので「指に楽」でも音楽的にはどうであろう?

子供の頃に、何人かの日本人の先生にこの曲をレッスンしてもらったが、どの先生も2拍目に踏むペダリングを強制した。私と同世代なら思い当たるのでは?これは一体なぜかと考えると、コルトー版のペダリングなのである。

コルトー版ではピアニストとしてのアプローチが魅力で、練習方法や指遣い等が非常に詳しく、コルトー自身の弾くショパンやロマン派ものが神格化されていた経緯もあり、今もなお権威あるエディションである。当時はフランス・ザラベール社のみの出版だから、作品10だけでも6000円(もっと?)ぐらいのものだったので、余計にありがたみがあった。私が大学生の頃にやっとザラベールUSA版が出て2700円ぐらいになったが、今から30年前はJRの1区間が30円の時代だから、換算して欲しい。そうした流行り&優越感で使っていた先生も多いだろう(笑)し、生前のコルトーに会った事があったり聴いていたりすれば、影響はさらに大だ。ところがコルトー自身がそのペダリングで弾いていない(笑)。晩年の録音は特定した踏み方ではないものの、1933年の録音からペダル無しのバージョンが基本である。この曲を弾く場合に最も良いやり方であるものを、巨匠コルトーが実践していないはずがない。つまりコルトー版というのは、弾けない学生のための本であって、ピアニストのために書かれた本ではないのではないかと疑うと、さらにおもしろい楽譜に見える。

アルフレッド・コルトー(ALFRED CORTOT, 1877~1962)について今の若い人等はどう思っているのだろう?詩的なピアニストとして有名だが、骨格ある解釈もうまく大曲も小品も得意。ルバートや洒落た歌いまわしも魅力的な巨匠。ただ晩年のホロヴィッツもそうだったように、録音はミスが多く彼のすべてを伝えてはいない。シューマンの「謝肉祭」とか日本に来た時の録音等はさすがに聴きづらい。a0041150_9531827.jpgそれでも未だにCDはリリースされ続け、永遠不滅の演奏家に位置されているのは、それを上回る何かがある人だから。ボクも大好きな演奏家である。決定的なショパン弾きの様に言われているが、現在では、好みが分かれるかもしれない。ソロだけでなくパブロ・カザルスとのベートーヴェンの変奏曲、マギー・テイトやシャルル・パンゼラとやった歌曲は最高だ。ジャック・ティボーとのドビュッシーのソナタではさらに真価が余すところなく発揮されている。

ソロではフランクのプレリュード・コラールとフーガが1番だろう。彼のあの演奏がなかったら、今のように頻繁に弾かれなかった曲かもしれない。最近は公開講座のCDも出て非常に興味深いが、映像付きで「子供の情景」をレッスンするものがあり、声の感じもすべてに雰囲気があり、模範演奏も限りなく詩的で感動する。もっと色々な映像が遺っていて欲しかった。

演奏の方は「お蔵入り」しているものがかなりあるらしく、これからますます掘り起こされるに違いない。まずはマズルカ全曲というのがあるらしく、私はこの一部を聴いたことがある。意外に面白味のない演奏で、その真偽のほどがわからないのだが、録音したという記録は正しいようだ。ベートーヴェンのソナタも全曲あるらしい。ライヴでは皇帝なども弾いているので、それもアリなのかもしれない。またホロヴィッツをソリストにして、ラフマニノフの協奏曲を指揮したなどいう記録も。以前コルトーのファンサイトがあって、珍しいシフラとの写真などがあり、楽しかったのだが。
by masa-hilton | 2005-08-28 02:42 | 大ピアニストたち

スーパートリオ@コンサート

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前に告知しましたが、今月8月30日2時開演の三越劇場と来月の彩の国芸術劇場でスーパートリオ
コンサートがあります。コンサートはそれぞれの主催者の関係者向けですので、一般には発売してません。
応募チケットが当たった方はどなたかな~(笑)?今回からバージョン・アップのプログラム!アンコールでも
オリジナル編曲が出来たんですよ。どうぞお楽しみに。

★ プログラム ★

●ズィーツィンスキー  ウィーン、わが夢の街
●恋の手ほどきメドレー
   スカルラッティ すみれ 
   モーツァルト  恋とはどんなものかしら
●ソロは踊る!情熱の3曲
   ロッシーニ     ダンツァ(踊り)
   ファリャ       火祭りの踊り
   ピアソラ       リベルタンゴ
●3大テノールのラテン・メドレー
   アマポーラ~シェリト・リンド~グラナダ
                 ★ ★ ★
●ビゼーの歌劇『カルメン』メドレー
   ジブシーの歌~ハバネラ“恋は野の鳥”~セギディーリャ
●ジュディ・ガーランド・メドレー
   虹のかなたに~フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル~トロリー・ソング
●ガーシュインの歌劇『ポギーとベス』メドレー
   サマータイム~そんなことはどうでもいいさ~愛するポギー
   ~ポギー、私はあなたのもの
●ディズニー・メドレー
   ビビディ・バビディ・ブー~ララルー~いつか王子様が~いつか夢で

by masa-hilton | 2005-08-24 14:28 | コンサート・イヴェント告知

ピアニストでよかったかも

ボクはオペラ好きと言われていますが、そんなことはないかもです。オペラに出かけていくと空しい。

ただでさえ絵空事の世界で、もしかしたら馬鹿馬鹿しいのに、最近は演出や美術が異空間みたいなのが多く、安っぽいバレエとか自己満足的演劇集団の発表会に近いウソ臭さを感じてしまいます。歌なんだから感情表現あってのものと思うので、少しはリアリティがないと泣けない。でも泣いてる人も多いので、ボクがオペラ好きではないということなのでしょう。

確かにオペラのCDは山のように持っていますが、ほとんどが昔のライブで、F.コレルリやデル・モナコが人間業じゃないような高音を聴かせてくれるのが楽しみで、買ったものがほとんど。音楽家とは思えない買い方だよね?(笑)。これじゃ芸術性もない、オペラ好きでもない、まるで天井桟敷のド素人って感じでしょ(爆笑)。だから当然オペラを論じたりしている人の輪には、絶対にはいれないんだ。理屈じゃなくて快楽主義者なんだと思う。実はボクが伴奏すると、実力が倍増して喜んでくれる歌手とボクに殺されちゃって撃沈してしまう歌手がいるのも、また「絶対的にいい」と言ってくれる人と「拒否反応起こす」人と聴き手のほうでも極端だったりするのも、原因はこの辺りにあると自分で思っています!

父が著名なオペラ歌手だったので、快楽のツボは子供の頃から知っていたと思うのです(笑)。それを証拠に、歌えるモンならぜひともやってみたいと思うことが山ほどある。歌い手よりも歌い手ぽいんですよね。例えばピアノの好みでもアルゲリッチが超凄い事はわかっていても、スタジオ録音なら想像出来るので買わなかったり、リヒテルでもライヴだとか・・・・スタジオでもホロヴィッツやフランソワやミケランジェリならこちらの想像を超えた何かをやってくれるから、買うのが楽しみだったりと、快楽的な好みではっきりしています。しかし好みというのは行き過ぎると、排他的な嫌なタイプのオタクになって、価値観を狭くしてしまい、かえってつまらない・・・・ということがピアノならばよくわかるから、自分でも戒めて気をつけている。娯楽的な部分と文化的な部分のバランスがあるということを認識しているわけです。ピアノならば、感覚的にスキップしそうな地味なものや難解な曲も渋いのも好きだし、ホロヴィッツが「ショパンの小さなマズルカがワーグナーの大きな楽劇よりも価値があったりする」みたいな事を言っていたことにも、良く共感できます。しかし・・・・オペラではそうはいかない。好きなものしかイヤだ!!

で、歌手になっていたら?きっとものが見えなかったに違いない(笑)・・・得意なレパートリーはナポリ民謡風に集中!?とか。血が騒いじゃうからね~。
by masa-hilton | 2005-08-22 04:44 | 音楽・雑記

趣味悠々@質問箱 その7

a0041150_1452971.gif質問14:先生が「挫折組」の救済は考えていないといわれてるのを見て、びっくりしましたが納得しました。とてもお優しそうですが、そういう厳しさもあるからこそ、実際生徒さんが弾けるようになるんですね。Aさんの「涙そうそう」だって、初心者のペースでは上達が早いと思いますもの。とはいえ「挫折したくない、でもうまくならない」このギャップを初心者レベルでどうすればよいでしょう?

    まず誤解を解かなければ。挫折組を救済しないというのは、もうやめようと思っている人を引き止めないということ、しっかり勉強してこない人に無理強いはしないということです。さらに初心者だから、できるわけないからとお茶を濁さずに、プロを目指す人と同じような内容をキチンとお教えしたい・・・ということです。

    さてご質問ですが、本来「挫折」というのは自分自身が認定することです。失恋してひどい目に合ってたり、仕事が泣かず飛ばずであっても、本人が未来を考えて明るく生きていたらそれは挫折ではないし、他人が見て幸せな状態であっても、本人が挫折感を味わっているなら立派な挫折でしょう。つまり本人次第、そして決してあきらめないことなんです。でもそれは先生や他人から強要されることではありません。ましてや、趣味なんですから「苦」を伴うのは良くないと私は思うのです。

    ご自身が「挫折してない。うまくなれる!」と思っていれば絶対大丈夫です!がんばりましょう!
by masa-hilton | 2005-08-18 10:27 | 趣味悠々@質問箱

9月24日 ごきげんでリサイタル@松戸

今回は若手ピアニストの中でも卓越した技巧と存在感で大人気の広瀬悦子さんの登場です。

彼女は名古屋在住なので、先日名古屋行った折にご飯を一緒に食べながら、大宴会を繰り広げてきました(笑)。気難しいところもなくさっぱりとしたとてもいい感じ。最新盤「ラ・ヴァルス」はボクの「マイ・ロマンス」のレコーディングの時と同じディレクターの中里さん。その事でも多いに盛り上がりましたが、彼女にストラヴィンスキーのペトルーシュカをリクエストしたのも中里さんだそうです。さすがにピアノには詳しい彼ならではの話だと思いました。CDタイトル曲の「ラ・ヴァルス」はとても印象的で、非常に個性的に弾ききっていて頼もしい限りですね。

さて松戸でのコンサート!プログラムです。

モーツァルト    幻想曲ニ短調
ラフマニノフ     幻想的小品集より 3曲(エレジーほか)
リスト        ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」


チャイコフスキー  組曲「くるみ割り人形」(プレトニョフ編)
             行進曲、金米糖の踊り、タランテラ、間奏曲
             トレパック、中国の踊り、アンダンテ・マエストーソ 
ラヴェル       ラ・ヴァルス
ラフマニノフ     ワルツ(2台ピアノのための組曲より)
ローゼンブラッド  カルメン幻想曲(2台ピアノのための)

by masa-hilton | 2005-08-15 14:01 | コンサート・イヴェント告知

趣味悠々@質問箱 その6

a0041150_23542697.gif質問13:「指くぐり」の事ですが、手を「平行移動」させるとの事でしたが、普通にミから手を回転させて1の指をファの上へ移動させる方が、やはり自然ではないでしょうか?平行移動は突然の動作の変化で相当無理があるのではないでしょうか? そう言いつつ私はスピードが速くなれば、結果的に斎藤先生のおっしゃる通り平行移動して弾いてます。なので平行移動して弾くのは正しいが、平行移動「しようとする」のは打鍵を覚え初めた初心者には、非常に難しく戸惑うと思います。才能のある子供だと、そう教えられると平行移動ぐらいの事は簡単にクリアしそうですが、才能のない普通の中年の男性のほとんどは、ここで挫折してしまうのではないかと心配になります。

   指くぐりはテキストの18ページにあるドレミファソラシド12312345ミ3からファ1のところと、ドシラソファミレド54321321ファ1からミ3の動きですよね。はっきり申せば、上手に弾けるならなんだっていいのです(笑)。さらに言えば、これはあくまでも私自身のやり方ですから、何を言われても変えようがないし、疑問を感じるのなら別の先生の所で別のことをおやりになれば良いことです。やり方は1つではないし誰かに向いていれば誰かには向かないものです。ピアノの先生はいっぱい存在したほうが良いと思っていますし、それぞれが自分の信じるやり方でやるべきです。スーパーレッスンのアントルモンもルイサダもやはり個性的です。彼らが何を考えているか、それを見るのが楽しいわけです。あとはケースバイケースでしょうね。レッスンは通常「マンツーマン@人それぞれ」なのですから実際に見てみないと・・・ということはあります。

   「指くぐり」についてはあまり教えないのかもしれませんね。先日もこの「指くぐり」が出来ていないためにショパンのエチュードがうまく弾けず、コンクールに落選した生徒を見ましたよ。ボクに言わせれば基礎の基礎、それが出来てないために滑らかに弾けないなんて驚き!馬鹿馬鹿しいと言うかかわいそうです。あなたもおっしゃるように上達してからは平行移動の方が便利なわけですから、最初は大変でも上達を見込んで練習した方が良いと思いますね。「これは体に悪いけど、まだ子供のうちだから食べて良いよ」というのと同じです。最初からそんなものを食べなければ修正する手間も不要です。平行移動は高度なことというより、アマチュアの方にはむしろ禁じ手の1つです(笑)。弾けない人には教えられないコツなのだから、ボクは「ずるい事を教えている」という意識でいるんですよ(笑)。なんせペダルを踏むことを前提にしてますから切れても良いのです。そこがミソですね。確かに、平行移動上のレガートは難しさがありますが、くぐらせたとしてもレガートは大変です。くぐすたびにアクセントがつきやすくなり下手さ加減が目立つ原因となります。

   それから誤解される言い方かもしれませんが、もともと「挫折組」を救済するつもりはまったくありません。甘いものじゃないし。でも趣味なんですから(笑)、少しでも苦痛に感じたら、さっさとやめるべきです。ボクならそうしますよ~。義務教育じゃないんですし(笑)何も世の中の趣味はピアノだけではありませんから、是非是非ほかのこともやっていただきたいです。「もともとピアノが好き」とか「何とかこの曲を弾きたい!」とか、「そもそもやる気が満々」でないとピアノの練習はきつい。いわば「煮込み料理」みたいなもので時間がかかるし、練習自体を喜びにできる人に向いています。人生の大半を音楽にかけ、才能もあり懸命に努力をしているのにもかかわらず、世に出ることが出来ないで・・・それでも懸命にがんばっている専門家が数限りなくいるというのに、趣味とはいえ、たかだか1・2時間の練習で成果が上がる等と考える方がどうかしています。そんな中で先生方は少しでも楽しく無理なく、より広くより多くの方々が、ステキな音楽に接するためにどうしたら良いのか?ということを念頭に、アマチュアの方に向き合っています。でもそうは言っても上達しなければやはり惨め!ましてや人に聴いて戴くものですから、向上心と不屈の努力は求められて当然です。だいたい挫折組は「指くぐり」よりすでに「ペダルの踏み方」で撃沈でしょう?(汗)。でもペダルも使えればうまく聴こえる最大の「お助けアイテム」なわけです。どうせ踏むなら専門家が踏むような正しいものを、最初から教えるというのがボク流のやり方なのです。でないと、結局いつか必ず壁にぶち当たることになってしまうからです。
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by masa-hilton | 2005-08-10 04:30 | 趣味悠々@質問箱

演奏会に行く

演奏会といえばいつも招待状を山と戴く(感謝してます)ので、その中から行けそうなのを選んでぶらぶら伺っています。そうやってステファンスカ先生・園田先生の最後のコンサートにも臨席できたし、敬愛するホロヴィッツやメル・トーメのコンサートもVIP席で聴けて、とても幸せ。今週は文化会館の「蝶々夫人」・・・昨年共演したテナーのラ・スコーラも出るし、パーティにも招かれたので行こうかと思ってます。父が愛したオペラなのでそういう意味でノスタルジックだし。

でもクラシックのコンサートは気が重い(笑)。知っている人に会ってしまうからではありませんよ(汗)!あまりに「音楽を楽しもう」レベルが高すぎる意気込みの人とか、なんか批評家のように妙に耳を研ぎ澄ましているとか、休憩中のウンチク話や悪口等「楽しみ」とはまったく縁遠い雰囲気がイタい。もともとは貴族の楽しみなのにね。

プログラムのページをめくる音がうるさいとか、香水がきつい、咳払い、拍手のタイミング等、いわゆるマナーの問題としてよく紛糾していますよね。ボクはキライなんだ、別にいいじゃないですか(演奏してても気にならないです)。そんな事言ったら、隣に太った人が来ただけで座り心地も悪くなるだろうし、ワキガとか・・・・どうするの(笑)?それがライヴってことでしょ。うるさがたは一人のお部屋で聴くのがいい。確かにボクみたいな招待客が言ってはいけないのだろうけど、払ったお金の分だけは取り戻したい@思い通りに聴きたいという論理、本当に音楽を崇拝しているのかもしれないけど、もともと文化というのは無駄にお金を使うところに価値があり、基本は文化より人間それぞれが生きていることの方が大事なんだから、あんまり思い入れが強いのは滑稽でしかないですね。でもでも!それもまたライヴってことで(笑)行く以上はそういう人たちもいる特殊な空気を楽しまなくちゃですよ。考えるに、お金は演奏や物に払っているのではなく時間に払うのだと思う。だからその場所やその物にまつわるいろいろなアクシデントを含めたすべてを楽しみたい。特に高いレストランに行くと文句を言っている人を結構見かけるけど、自分の好みや想像してたものと違ったらそれを楽しむ!その方がよっぽど裕福な心になる!もちろん考え方が違うものに異論を唱えたりするのも楽しみの1つには違いない。気持ちはわかるんだけど。でもそれがただの悪口でしかないのがよくないと思う。演奏家だってやる気をなくすよね。

高い洋服を買ってその服を大事にするあまり行動範囲が狭くなったりするのは、その服を着る価値がその人にないということなんだ。やはりグッチのコートを普段着にして、カギ裂きだらけにした某ソプラノ歌手の心意気を見習いましょう(笑)!
by masa-hilton | 2005-08-08 11:22 | 音楽・雑記

新録音の詳細

にも書きましたがCDのための新録音を、先週軽井沢のOHGAホールにて行いました。

これはヤマハの昨年12月から3月まで募集していた「わたしのピアノエッセイ」、 あなたが「ピアノで感動した曲」に応募された曲からセレクトした名曲アルバムなんです。ヤマハの「オリジナルCD」非売品として、これからヤマハのいろいろなイベントともにみなさまのお手許に届くことと思います。内容は「夜」をイメージするロマンティックな曲を中心に、大人の方からお子様までお楽しみいただけるピアノの名曲をセレクト。
ザ・ロマンティック/マイ・フェイバリット」というタイトルで、ピアノの魅力をぐっと身近に感じられるおしゃれなものです。曲順はまだ未定ですが

ショパン/雨だれ
ショパン/ノクターン 嬰ハ短調
ショパン/幻想即興曲
ショパン/子守歌
ショパン/ノクターン 2
グリーグ/君を愛す
ドビュッシ-/夢
ドビュッシ-/月の光
バッハ/主よ人の望みの喜びよa0041150_17194510.gif
ベートーウ゛ェン/エリーゼのために
ルビンシュタイン/へ調のメロディ
ドボルザーク/ユーモレスク
サティ/グノシェンヌ第1番
サティ/ジムノペティ第1番
シューマン/トロイメライ
ハーライン/星に願いを

超過密スケジュールの中、突然頼まれたCDだったのですが、楽しい録音でした。仕上がりが楽しみです。
ヤマハの力作HPも見てくださいねと製作者が言っていました(^^ゞ、ホホホ
by masa-hilton | 2005-08-04 16:04 | ニュース