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「蕎麦屋の天丼」ものがたり

昔、クリームパンってクリンパンとか言われてまして、クリームは妙に黄色い人工的&工業的物質だったですよね(笑)。体には絶対良くないと思うけど、アレが食べたいなあ。最近は安くてもカスタード風味とか(笑)、無理しなくていいのに。

それと同じように「蕎麦屋の天丼」というのも消えつつあります。「蕎麦屋の天丼」の定義は、まず衣がでかい、そしてベタベタしていること。あちこちに「天カス」なのか「たれカス」なのかわからない、「だま」のようなものがあること。海老は大きめか衣だけがでかいかは別に、ドンブリから尻尾がチョイ出ていること。海老は大きければ、無理にネリ物で足したりした不自然なものであること。ドンブリの柄は濃い紺色に赤い色が入ったオーソドックスなアレであること。一見豪華なメニューのように思えて、それほどでもなさそうな気配があること、当然本格的な天麩羅でないこと・・・・等ですね?

a0041150_116448.jpga0041150_1181961.jpgその定義通り「蕎麦屋の天丼」はメニューの中で1番高いけど、けっこういい加減に作られていることが、とても大切です。高いのに豪華じゃないというのは、B級なのに胸を張って鼻を高くしている心意気の魅力です(笑)。最近は少ないのよ。高級そうな蕎麦屋に行くと、天丼自体やっていないからね。ごくごく普通の店を探すこと。あと「お重」はいけないね。それから妙にデザートがついていたりするのもいやだ。豪華過ぎもだめ。老舗風の大きな店構えのお店っていうのは、大抵しっかりしたものが出てきちゃうからパスですね。それがやっぱり天麩羅屋と比べたら、そりゃ絶対負けてしまうんです。どうやったって勝てない。そういう中途半端な感じじゃないもの・・・・イメージわかりますか?ベチョッとしてた方が良いんです(笑)。

a0041150_127695.jpgそれでは昔風の「蕎麦屋の天丼」を探しにいきましょう(笑)。「普通の蕎麦屋」を探して、人形町の「やぶ蕎麦」に行きました。浜町の「やぶ」ではないよ。人形町のほうは、名前は「やぶ」だけど普通(笑)。地元に根付いた地味なお蕎麦屋さんで、「小春軒」を右に曲がった暗い路地にあります。しかしここの天丼は超本格的だった(写真上左)。これはこっそり「みやび」で出しても大丈夫だよ。「みやび」の「かき揚げ丼」よりずっと良い物かもしれないぐらい。なかなかおいしいですね。ちょっと驚いた(笑)。でも今回の規格からは外れちゃいます。

意外に表通りの「松竹庵」の天丼(写真上右)がヘビーでイメージに近いものがあります。場所がいいし、いつも混んでいるお店。ちょっとマッタリ系な感じがするお蕎麦。従業員も多く庶民的な感じ。ここはうちの母親が好きな店です。温かいお蕎麦も良いとのこと。また、ここは外国人の奥様がいらっしゃることでも有名。テレビとかでも取材されていました。さて、天丼に話を戻すと、ここは「お重」なんですよね(泣)。瀬戸物のドンブリで出して欲しいな~。せっかくここの天丼は蕎麦屋っぽいのでね。あと1400円するんだ・・・・ちょっと微妙な値段。だってさ「中山」の日本一の「海老天丼」(写真左)が1200円で食べられるんだよ~。やっぱり考えちゃうでしょ。でも今は「もり蕎麦」も500円で食べられない店が多いから、仕方がないのかもね。900円から1100円で押さえてくれると理想的ですね。太目の海老、重~い衣で、もたれるかも?という不安を感じながら美味しく食べる!!合格!

a0041150_131994.jpga0041150_135995.jpgたとえば「てんや」は「安い天丼」でも「蕎麦屋の天丼」風ではないのです。で、最近「てんや」は工夫してますね。1月の「蟹とほうぼうの天丼」(写真左)はけっこう好きでしたよ。西京焼にした魚を天麩羅にするアイデアはナイス。

新大橋通りの「甲州屋」は、割とお気に入り。なぜなら、前にも書きましたがセット物が充実しているので、便利なんですね。特に、普通の蕎麦屋のセット物で「牛丼」というのは、どこで食べてもまずいものですが、ここはそれが狙い目だったりするんですよ。だからここはセットの天丼がメインですが、今回は単品で注文1100円。おお、「中山」並みに濃いタレだ。それに甘い。味は悪くないし、海老の不自然な大きさと衣の重さも合格で、おいしい。ただ器がなあ・・・・やはり瀬戸物にして欲しい。この漆物だと余計に脂が強く感じちゃう・・・・って、もちろん気のせいなんですけどね(笑)。これのせいかもしれないけど、ちょっともたれた感じがしました。けど、「蕎麦屋の天丼」だからそれも悪くないんです。こちらも合格ですね。さて続きはどんどん試食中(笑)!またそのうち続編もアップできるといいな~(笑)。
by masa-hilton | 2007-03-31 13:31 | 趣味&グルメ

超うまい!宇田川の「豚テキ」(ポークソテー)

a0041150_151578.jpga0041150_154426.jpg私にとって大事なお店といえば「中山」「太田」「宇田川」というわけだが、この「宇田川」の豚テキは、お気に入りの定番メニュー。ホントうまい!もともとトンカツ好きだから行けば「ヒレカツ定食」が多く、これもうまいんだよ!でもこの豚テキはまた格別!ニンニク醤油で食べるさっぱりステーキ系。やはりお肉の質の勝利でしょうね、「キラク」のポークソテーとかも有名だけど、もう食べる気がしなくなる(笑)。ここまで脂っこいのにさっぱりしていて、肉厚なのに硬すぎず柔らか過ぎずで絶品!焼き方が日によって少しニュアンスが違う。ちょっと火が通らなかったかな?ぐらいの感じが一番美味しいけど、それはその日のお楽しみ。「ちゃんと栄養取りました」という感じの食事。ランチで食べると定食で2500円、夜でも3500円で食べられる。ランチでは王様ともいえる貫禄じゃな!うまいよ。

豚テキはこちらこちらでも。きのこさんも絶賛
by masa-hilton | 2007-03-30 03:27 | 趣味&グルメ

へとへとでござる

a0041150_02725100.jpgやっと編曲が出来た。疲れた疲れた~!泣きそう!ここまで忙しいのに、こういう仕事は請けちゃいけないんだろうけど、やはり自分の作品が本になって出版されるのは、何となく嬉しかったりで、やってしまうんだよね~。

アイデア自体はすぐ浮かんで、それをすぐに弾くことも出来るんだけど、それを「書く」のが大変。最初に音符を書きとめていくのに2~3時間、次に見直しながら尻尾をつけて、清書もどきで楽譜にするんだけど、下手するとここでも1曲2時間ぐらいかかってしまう。グランドピアノの譜面台を倒して、そこで書いているから、立ち仕事になって足も痛い。このせいなのか、今「かかと」が痛いのじゃ。調べてもらったら、『足底腱膜炎』かもしれないとのこと(笑)。おいおい、ピアニストらしからぬ病名ではないか!普通は手だろう~『腱鞘炎』とかさ・・・そして原因は老化と肥満か・・・むむむ・・・でも治療法は「自然治癒」・・・って?なぁんだボク向きの病気じゃん♪インフルエンザでも何でも、2・3日であれば「自然治癒」だから、多分平気だ。筋肉痛かもしれないし気にしないでおこう。

そんなボクも昔「生牡蠣」にあたったときだけは、大変だったね。大好きだけど、これだけはもう食べられない。残念。「自然治癒」でもかなり苦しかった。

a0041150_034517.jpg大好きといえば「鰻」。またまた「大和田」行って食べたよ。とてもおいしいね~幸せ!生き返るよ。そのまま寝てしまいたいぐらい(笑)。「たぬき鮨」にも行った~やはり幸せだった!閉じこもって仕事するのは良くないよね。そろそろ「桜」も咲く様子だし。

今年はなんだか知らないけど、仕事の数より曲数の多さ!次々と譜読みしなくてはならないので、まるでマジメなピアニストみたいな生活を強いられそう~(笑)。ボクたちには、短い時間で即座に仕上げるのも必要だし、長い時間かかって1曲仕上げることも必要・・・でもそれは「お勉強」でやっている段階での話。誰かが言っていたがプロとアマの違いは「しめきり」があるかないかの差だと。でも、かなり能力が高く、ぱっとその曲の内容を読み取り、集中して一気にやれるとしても、所詮は1曲ずつ仕上げていくわけだから、誰の場合でもピアノは時間との勝負となる。

頭に浮かんだものがすぐには全部が全部、具現できないという意味では、編曲の作業と同じ。そんなとき大切なのは(生活の)リズムだと思う。リズムは自分で刻むものではなく、「のる」ものだと考える。だから次から次へと、どんどん仕事が来たほうが、大変でもよりスパークできるのでは?と勝手に想像している。老化と肥満・・・・らしいが(笑)、やれるだけやってみよう!!あしたは焼肉だ。
by masa-hilton | 2007-03-29 00:38 | 日々の出来事

休日は怒涛の鑑賞 番外編

忙しいので怒涛には出来ないけれど、けっこうCDは買っていてあれこれ聴いています。まとめての感想は今は無理ですが、とてもインパクトを受けたものは番外編として、これからとりあげたいと思います。

私はプッチーニの「ラ・ボエーム」が大好きです。これほど甘美で魅惑的なオペラは他にはありません。良い演奏に出会えば確実に泣けます。色々集めていますが、もちろん当たり外れも多いです。何を基準で当たりと言うのかはあいまいなもので、子供の頃1番最初に聴いたカラスとディ・ステファーノの演奏が耳から離れず、自分の中で1つのイメージが出来てしまっている・・・・これは聴き手としては、最も「たちの悪い部類」に属しますね(爆笑)。そうは言っても毎回色々な発見があり、それを楽しんでおります。

a0041150_8471927.jpg今回聴いたのは1927年に録音され(?)28年にリリースされた有名なもの。巨匠サバイーノ指揮によるミラノスカラ座のスタジオ録音。ボエーム全曲は1918年に録音されたものがあるらしいのですが、かなり古い感じがする伝説のテノールのジーリとアルパネーゼの共演盤が1938年ですから、こちらは最古に属する全曲盤です。プッチーニが亡くなったのが1924年、ここでの歌手達は作曲者を直接知っている、またはその空気を理解している人たちということになります。ミミを歌っているトーリは23年に「蝶々夫人」を歌っていますし、マルチェロのバディーニは知られた名歌手で、レオンカヴァルロ自身の指揮による「道化師」の録音にも参加しています。またあの有名なサルヴァトーレ・バッカローニが、アルチンドロとべノアを歌っているのが面白い。当時バッカローニは若くて、スカラ座に来てまだ2年目だったようですね。この録音はずっとレギュラー盤で生きていましたし、現在でもVAIをはじめ色々なレーベルでリリースされていますが、私が昨日買ったのは、イタリアのGRAMMOFONO盤で新盤ではありません。1999年から2000年にリリースされたクレジットが見えますが、なんと!音が良いのです!この時代のものはさすがにオーケストラの音が貧弱で、皆さんもカルーソーの録音とかで体験済みでしょう?ところがこの盤は見事な復刻ぶりです。十分に鑑賞に堪えますし、当時の歌手達のノスタルジックな表現も味わい深いです。

驚いたのは音質の良さばかりではありません。ご存知のようにプッチーニは「蝶々さん」「西部の娘」「トゥーランドット」でお国めぐりというか、日本やアメリカ・中国を舞台に曲を書いているわけですが、そう言えば「ボエーム」は舞台がフランス・・・・このサバイーノ盤はなんと、そのフランスの香りが強くするのですよ。本当はそうあるべきだし、プッチーニだって十分そのつもりで作ったはずですよね。しかし曲があまりにも良い曲で、話も泣けてしまう、そこへ名歌手の素晴らしい声に酔わされてしまうと、イタリアオペラとしての醍醐味にすっかり浸ってしまうのです。アンティークなこのCDでは、「ムゼッタのワルツ」や「もう帰らないミミ」もまぎれもないシャンソンに聴こえます。往年のフランス映画を見ているような、独特な感動がありました。このCDはおそらくほとんどのオペラ関係者は知っているはずなのに、この雰囲気は昨今失われてしまっています。とても惜しい気がしました。また今更ながらの再発見に深く考えさせられたのです。

ピアノでもまだショパンが生きていた頃の空気を持った演奏家のCDが続々復刻されています。だからといってその芸風を踏襲するのは難しいのが現実なんですね。現代でその解釈はありえないのです。でも良く考えるとこれは理不尽なことです。そのスタイルこそ伝統として、残すべきものではなかったのでしょうか?しかし聴き手の好みも移り変わり、演奏家同士の競争のような状態の中で、大切なものを失くしてしまったのでしょうか?残念です。

a0041150_15432836.jpg友人のKさんも推奨されていますが、ショパン存命中に生を受けたピアニストのフランシス・プランテの遺した全18曲の録音が最近簡単に手に入るようになりました。プランテの生涯を追っていけば、リストの弟子に師事しショパンの友人(共演者)や弟子達との遭遇、ロッシーニ夫人からの援助や、学友のビゼーやサンサーンス、それ以降ダンディ、デュカス、アルベニス、ルーセル、ドビュッシー、ラヴェル等との交流・・・それ自体が興味深く文化そのもので貴重なのです。1日昼夜2回公演を全く異なるプログラムで演奏する超人で、この録音そのものも89歳のものですが(上記のボエームと同じく1928年の録音)、それにしてはしっかりとしています。この演奏だけで、ショパン自身の持っていた何かを見出せるかどうかはともかく、全盛期にはかなり猛烈に弾きまくっていたであろうことは、容易に想像できますし個性も豊かです。このCDにはサンサーンスの演奏もわずかに入っていて、その豪腕ぶりも聴きとれます。

他にはドビュッシーの「金魚」も遺っている伝説のピアニストのリッカルド・ヴィニエス。これは演奏断片でこのピアニストの良さをあまり伝えていませんし、教育者のイシドール・フィリップとそのアシスタントとのピアノデュオもあまり面白いものではありませんでした。フィリップはインターナショナルの楽譜の校訂でお馴染みですね。ショパンやリストゆかりの人物やサンサーンスに師事し、その門下にはダルレ、ノヴァエス、ティッサン=ヴァランタン、このコーナーでもとりあげたブランカール、ギュラー、ブルショルリ、我々もよく知るニキタ・マガロフ等もいます。

さてこのCDでの最も注目すべきはルイ・ディエメの演奏がはいっていることです。1843年生まれですから、これもショパン存命中。1887年にパリ音楽院教授に就任以来音楽界に君臨、あのコルトー、ナット、カザドゥシュ、カゼルラ、ラザール・レヴィ等もその門下です。そのコルトーの師というイメージが強いせいか、フィリップのような音楽研究者と思われがちですが、有名なものではフランクの「交響的変奏曲」の初演をはじめ、サン=サーンスの「エジプト風」ほか、多くの作品が彼に献呈されています。録音は60歳代の7曲しかなくそのうち4曲はつまらない自作の演奏。有名な曲はショパンのノクターンとメンデルスゾーンの「つむぎ歌」でこれがこのCDにはいっています。これがなかなかの演奏で、ショパンの自演もかくやと思わせる雰囲気があり楽しめます。かといってコルトーや、ナットの演奏とも全く違うものです。技術的にも洗練された感じですし、もっともっと多くの演奏を遺して欲しかったピアニストです。このディエメの芸風を引き継いだのは、多分ラザール・レヴィでしょう。故・安川加寿子先生の師ということで、この人は私たちにも馴染みのある演奏家です。探せばいくつもの名演に出会うことも可能です。

こうして門下生によって受け継がれている系譜を見ると、音楽の歴史は浅いのですよね。私たちですら、この次の世代の門下生なのです。カザドゥシュ、マガロフやブルショルリあたりになら習うことは可能だったわけですから。安川先生にも授業で習えてよかった。しかし、このわずか3~4代の系譜で、伝わらなければならなかったはずの空気が失われてしまったということなんですね。今ならまだ復活させることは可能なのではないでしょうか?とも思うのですが。
by masa-hilton | 2007-03-25 16:38 | 休日は怒涛の鑑賞

ソプラノのカイサ・ランタさんの曲目

a0041150_133117.jpg若くてとてもチャーミングな魅惑のソプラノ、カイサ・ランタさん(写真)のプログラムです。以前告知しました4月21日の公演で、チケットはおかげ様で完売しています。あとはキャンセル待ちということのようです。

いや~、これはマジ大変かも・・・歌もピアノも技巧的な曲が多く並んでいますね。リサイタルだと声を大切にして、あまり曲数を歌わない方も多いですが、これは本気のプログラム(笑)。私の大好きなドビュッシーの初期の歌曲があるのがうれしい!でも決してやさしくはありませんので喜んでばかりもいられません(笑)。シュトラウスも難曲がずらっと並んでますね。アンサンブルも難しい上に、シュトラウスの官能的な魅力は手馴れていないと滲み出てこないものです。オペラのアリアもお客様が大喜びしそうなものばかり。これは楽しみですね。

I. Hannikainen: Four Finnish Folk Songs

Meinasin, meinasin...op. 36 nro 1
Metsästä löysin jäniksen op. 36 nro 2
Kesäillan aurinko op. 36 nro 3
Miksi laulat lintuseni?

J. Sibelius:

En slända op. 17 nro 5
Illalle op. 17 nro 6
Norden
Var det en dröm? op. 37 nro 1

C. Debussy:

Pierrot
Rondeau
Fete galante
En sourdine
Clair de lune
Apparition

R. Strauss:

Der Stern
Ich wollt?ein Sträusslein binden
Ich schwebe
Schlechtes Wetter
Cecilie
Amor

V. Herbert: Art is calling for me

J. Strauss: The couplet of Adele "Mein Herr Marquis"
from the operetta The Bat

J. Offenbach: The Aria of Olympia "Les oiseaux dans la charmille" from the
opera The tales of Hoffmann

G. Verdi: The aria of Gilda "Caro nome" from the opera Rigoletto

W.A. Mozart: The aria of the Queen of the Night "Der hölle Rache" from the
opera The Magicflute

by masa-hilton | 2007-03-24 01:39 | コンサート・イヴェント告知

風のはなし

ちょっと↓で触れたので「千の風」について。ご存知のように音楽家の間ではわりと評判が悪い(笑)。もちろんやっかみ半分の人もいるだろう。私はもし嫌だとするならば、マックでハンバーガー等をかじっていたり、焼鳥屋でバサバサとなんか食べているときに、有線でそれが流れてくるのがちょっと勘弁かもしれない。でもそこにシューベルトやブラームスの歌曲が流れてきても、同じように感じるだろうから、曲のせいでも秋川氏のせいでもない。また、この曲を歌った何人かを聴く機会がナマであったが、誰の歌を聴いても大差はなかった。時にはマヌケな雰囲気はぬぐえないし(笑)、悪口を言うほどに上手な人もいなかった。人のやることに文句をつけるのはたやすいが、己が実行するとなるとなかなか難しいものである。

私はこの曲を良いと思ったことがある。銀座のクラブで、取り柄もない素人のお爺さんが、ショボショボと歌ったときだ。そのときは「なかなか良い曲」「みんな歌いたいのもわかる」と心から納得した。もともと芸術性を問う曲でもないし、詩のイメージに引きずられて作られたような曲だし、メッセージソングのように歌われていてもモノローグ的でもある。そうやって口ずさまれるのが相応しいものかもしれないし、上手く歌うことにさほどの意味があるワケでもなさそうだ。正直に言えば「・・・・そこにいません」の「いません」の音使いの安易な動きと安っぽさ、さらに「・・・・ねむってなんか・・・・」の歌詞のリズム割がいくらなんでもな感じがする(笑)。何ともし難いことだけど。でもこの安易さこそが素朴な魅力に転換される要因でもある。良い歌手ほど本能的に曲のつたない動きをカバーしようと力が入って、結果的には大仰になり、重く野暮ったい表現になりがちだろう。もともとクラシックは周到な表現が命である。レガートが最も重要な基本だから、ポツポツした感じだったり、気持ちの独白のようにさりげなく語りかける曲は、クラシックではインパクトの薄いつまらない曲が多い。そういうものは演奏する気にもならないし、演奏する場合はとても難しいことになる。

さりげなさといえば、私はプーランクの「変身」という歌曲集の第1曲「かもめの女王」が大好きだ。1分ぐらいのまさにさりげない曲だが、そこに詰め込まれているものは濃く深い。「かつて肉体的な関係にあった女性。風の悪戯か、モスリンのヴェールの下の表情が見える。それはうっすら頬を赤らめて、薔薇の色のよう。かつて私の手に身をゆだね歓んだ、あの薔薇の色・・・秘め事のあれもこれもを思い出すね・・・」というようなもの。ある意味「高い人間の尊厳」を謳う「千の風」に比べて、この「ヴェールをまくる風」はいかがなもの?何と下世話な!と誰もが思うだろう。だのに詩も曲も比べることすら怒られそうなほど、芸術性の差があるのが一興。プーランクが描いた「悪戯な風」は、その温度までがわかるほどに魅惑的だ。

フランス音楽の洗練された上品な表現、また表面に提示される形式的な美しさは、誰にでも理解できるものだが、フランス人演奏家は、実際のところ例外なく情熱的である。そして積極的な表現意欲ををふんだんに織り込んでくる。それが何事もなかったかのようにさらりと聴こえてしまったり、また表面的な美しさにとらわれてしまうのは、あまりに人生経験が貧しいようで悲しい。禁断の官能と貴族趣味、知性と情熱、夢想と現実のバランス・・・・音楽に「人生への問いかけや精神性」を求める人も多いが、音楽の基本はむしろそこにはない。事実こうした妖うげな要素を感じさせないものは名曲として残っていない。ドイツ物のいかつい交響曲とて例外ではない。

a0041150_19541852.jpg話を「かもめ」に戻すと私はこの手の曲が大好きだ。官能的な心の動き、細かいテキストの動きに込められた表情、エロティックでいて上品で精巧で周到な、どこまでも美しく瑞々しい1曲。そして聴いているだけで特別な感情がわいてくる曲。名人達の腕によりをかけての名演奏が遺されている曲。またそういう演奏意欲を掻き立てる1曲でもあるわけで、これこそ「良い曲だが上手い演奏でなければ許されない」という作品。好きな理由はそんなところだが理屈ではない。定番はマディ・メスプレのものだろう。メスプレはまさにフランス歌曲を歌う神の化身の1人。彼女の声は教育的にはありえない(笑)細かいヴィヴラートの多い超音波系であるのだが、これがこうした歌曲を歌うときに得がたい表現力の武器になるから不思議。確かにアーメリンクの全てがそろった美しいソプラノで聴くのもいいが、メスプレには他のソプラノからは得られない官能的な響きがある。表情が満ちていて情感が豊かで技術的にも高い。引き気味に情景を写すようなアングルで聴かせながら、情熱も忘れないから、いつもしっとりと濡れた感じだ。録音の最高傑作はドビュッシーの初期の歌曲だが、どれも素晴らしい。

a0041150_19462180.jpga0041150_203237.jpgやはり神様であるピエール・ベルナックの歌はまた格別で、異世界を作る。いつものように精妙なる表情と歌いまわしでうまさを見せつけるが、ドラマとしては最初から全てがわかってしまっている感じだ。男性が初老で女性がぐっと若い娘、優しい表情は手の内が全てわかった上での男の余裕のようにも見えて、女は身動きもとれずに思うがままにされる。より一層妖しい環境を作り出して、プーランク自身も楽しみながら伴奏をつけていく様子。もしスゼーならば、同じような設定でも男はもう少しモジモジした部分があったかもしれない(笑)。あまり知られていないが、ソプラノのジェネヴィエーヴ・トゥレーヌは、このスゼーの15歳年上の姉である。知る人ぞ知る名手で、有名なものではアンセルメが指揮をしたラヴェルの「子供と魔法」の録音で、こうもりとメス猫を歌っている。そのトゥレーヌの歌うフランス歌曲の珍しい録音があって、これがまたすばらしい。「かもめ」もまたストレートに一気に歌い、秘められた熱い心を感じさせる。ストレートでも表現に過不足はなく、むしろこの主人公の男女の鼓動まで聴こえてくるようなドラマがある。移り行く時間に、色が塗られていくような快感を覚える、私のお気に入りの演奏の1つ。共演のジャクリーヌ・ロビンのピアノが特に素晴らしい。

仕事だから何でも演奏するけど(笑)、こういう曲ばかりやっていたいものだ。そんなこと言っているうちに、トトロをやるように「千の風」を演奏する機会もきっとあるのだろう(笑)。私の周りの人たちも、リクエストがあって歌い始めているようだから、それはそれで!味付けを聴くのも楽しみなことだしね。だいたい私なんぞ今、楽譜の出版の編曲を依頼されて追われている。「ルパン3世のテーマ」「情熱大陸のテーマ」だってさ。笑い事のように思うが、何事も仕事となれば大変だ。あ~あ、良い編曲が出来ますようにっ(祈)!とりあえず徹夜だ。
by masa-hilton | 2007-03-23 03:00 | 音楽・雑記

バリトンのロディオン・ポゴソフさんのリサイタル

以前告知いたしました、4月の13日の金曜日のコンサート。13日の金曜日ということではないと思いますが、当初発表されていましたシューベルトの「冬の旅」プログラムが以下のように変更になりました。ポゴソフさんはきっと将来大物になる歌い手と期待も大ですね。曲目変更にあたり、少しキャンセルが出たようなので、チケットもゲットできるかもしれません。

やさしそうな2枚目系・・・・ちょっと「千の風」の秋川氏が思い浮かぶのは私だけでしょうか(笑)。もちろん顔だけですが。

1.Schumann "Dichterliebe" Ich grolle nicht"
2.Schumann "Dichterliebe" Hor ich das Liedchen klingen
3.Grieg "With a Water Lily"
4.Grieg " Dereinst, gedanke mein"
5.Grieg "Die Verschwiegene Nachtigall"
6.Grieg " Zur Rosenzeit"
7.Grieg " Ein Traum"
8.Mahler "Lieder eines fahrenden Gesellen"


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1. Rachmaninov "In the mysterious silence of the night" Op.4 #3
2. Tchaikovsky " Don Juan serenade" Op.38 #1
3. Schubert "Wintereise" Fruhlingstraum (number 11)
4. Schubert "Wintereise" Wegweiser (number 20)
5. Mozart "Die Zauberflote" suicide scene Papageno
6. Gounod "Faust" aria of Valentin
7. Gounod "Faust" death of Valentin
8. Korngold "Die Tote Stadt" Mein Sehnen...
9. Rossini "Il Barbieri di Siviglia" Largo al factotum"


「冬の旅」もちょこっとあり、「詩人の恋」「フィガロ」そしてマーラーまで、聴いてくださる方には、この方が楽しいかもしれませんね。ピアニストは大変でしゅわ!
by masa-hilton | 2007-03-21 05:36 | コンサート・イヴェント告知

エレーナ・クサントーダキさんのリサイタル

素晴らしい実力と前評判の高い、新進気鋭のソプラノとの共演です。クサントーダキさんはレパートリーも広く、きわめて意欲的なプログラムでの登場ですね。

さて武蔵野は、武蔵境のスイングホールでのコンサート。とっても小さい可愛いホールです。もったいない感じもしますが、息遣いも全て見える距離で聴けますよ。で、こちらがキャパが少ないですが、前日は大手町の日経ホールにて同じプログラムでのコンサートがあります。と言うわけで、どちらもお楽しみください。
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この10日間はけっこうありますよね。うれしいです。14日にマリアピア・イオナータさんのリサイタル、21日には群馬・高崎方面で、一昨年大好評をいただきまして再演となります朴敬二さんとのデュオコンサート、23日は奈良・秋篠でリサイタル、25日がこの日経ホール、26日がスイングホールとなります。クサントーダキさんとのリハーサルがちょっとタイトですが、外国人はタフで全然平気ですからね。こちらも鰻パワーです!演奏会が多くあると、それだけお会いできる頻度も高くなり、楽しくなってきます!ではでは、お楽しみに!
by masa-hilton | 2007-03-19 12:03 | コンサート・イヴェント告知

雑多・雑多・雑多な日々

色々なことに追われてると、一番心配なのは演奏のはずなのに、事務的なことやくだらないことの心配に振り回されてしまう。それと演奏会の数ではなく、演奏する曲数の数が増えていくのは、何となく自分の周りに不安な霧がたちこめてくる(笑)。いずれにしてもそれは精神的によくはない。

それらはおいおい解決していくしかないが、我々にとってとても残念なことは(とても良くあることだが)、後から来た仕事のほうが数倍も条件が良いものでも、最初に決めた仕事は動かせないということ。今回はレクチャーコンサートが入っていたところに、リサイタルの依頼がはいってきた(泣)。こうなると、正直なところ内心はがっくり。すぐ代替の仕事が来るわけではないので、いったん断ると次回はなかなかまわって来ないものだから。ましてやリサイタルは仕事的に大きい。レクチャーが夜7時開演か昼間2時開演だったら、両方ゲットできたかも。でも午後4時開演で(笑)アウト!しかしこれは大切なルールである。ここを崩してしまったら、もう人間失格だ。仕事に上下はないし、依頼していただけるのは、本当にありがたいことなのだから、感謝の気持ちを忘れてはならない。その分はどっかで取り返すぞ!という意気込みで、がんばるのみだ(笑)。

そんな風に気持ちがちょっと揺れる余裕があるのも、今回はのんびりしてしまったからかもしれない。今回はスーパートリオで、東京文化と北海道で2公演が続けて行われた。まず東京のスーパートリオはとても楽しく、いつものようにうまくいって、大いに喜んでいただけたのだが、残念ながら集客が今ひとつ。町田等で同じプログラムを1000円でやってしまったということも理由。東京近郊で月に何度もコンサートをやっていての集客というのは、それでなくても難しい。逆に今回は5000円だったし、むしろよくあれだけいらしていただけたという感謝の気持ちでいっぱいだった。「クラシックブーム」「聴衆の拡大」と浮かれているが、あの東京フォーラムの「ラ・フォル・ジュルネ」も、こうした安売り現象の温床になる。良いものを安くはいい事に決まってはいるが、結果的には業界自体の首を絞めていることを、演奏家は気づかなければいけない。収支が合わず、コンサートが成り立たない人が増えてくる危惧が目に見えている。とはいっても「演奏家ユニオン」みたいなのが強くて、いちいちこういう活動に物を申してしまっては、夢がなくなるわけで(笑)。何か賢い行動が求められていると感じている。

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さて北海道は江別市でのコンサート。万が一の雪を気にして前の日から入ったものの、全然問題もなく、結局暇をもてあますことになった。到着の日は雪は残っているものの、東京も寒かったせいか、別に凍えることもなかった。新札幌のシェラトンホテルは朝食は今ひとつでも、ビジネスで泊るには居住性は悪くはない。地下に「スパ」があり(写真中はエレベーター内での宣伝)、色々なお風呂を試すことができ、マッサージや垢すりやアロマ系のエステもあるということで、そこにずっと居続けた(笑)。すっかりふやけてしまったが、フィンランドの森林浴という水シャワーがあって、それがなかなか良かった。写真左はロッカールームで涼む私(笑)。またマッサージは大好きというよりは必要だったという感じ。頭痛と肩こりは睡眠不足なので慢性化している。たまにはゆっくりするのも悪くないけれども、用が山積みなので、何も出来ない時間というのは、けっこうイライラもする。だから部屋ではB級オカルト映画に決まり(笑)。今回は吸血鬼と狼男が戦う「アンダーグラウンド」がまあ面白かった。

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夜は主催者の江別楽友協会の方に連れられて長谷川寿司へ。女将さんとすっかり仲良しになって、コンサートにもいらして下さった。お寿司は素材のおいしさは格別。「なまこの酢の物」が特にうまかったな。そして「ニシン」のナマ(写真中)。普通「ニシン」を生でなかなか戴くことはないが、上質な「鯛」にも負けないような歯ごたえもあり、臭みもない。「そい」の握り、そして「サメガレイ」(写真左)とそのえんがわも最高!あとは北海道ならではの「つぶ貝」。私の場合、普段近所で食べる寿司がおいしいものだから、簡単には感動できない。音楽でもそうだけど、自分が慣れている好みのものに人間は固執するから、客商売は大変だ(笑)。次の日にもまた行ったが、その時のほうがもっとおいしかった。こちらも「癖」がわかって注文したからだと思うが、やはり大将がただ者ではない。美味しい!でもお店はやはり通ってこそだと思う。良いお店で楽しいひと時だった。

a0041150_0202367.jpg1日目がそうやって終わり2日目も、夜公演だからずっと暇。今度は駅のところにある「春冬夏」という寿司屋で戴く。こちらは全体にはネタは少ないが「つぶ貝」はかなりの上物(写真左)。これは最高にうまかったよ、大きさも大きく写真に納まりきらないサイズだ。「中トロ」「トロ」もそれぞれにおいしく、「ボタン海老」は活だった。なかなか良いではないの!駅の上の場所だから期待していなかったが、とてもうまかった。逆にそんな場所だから地元の人も、あまりお好みで食べてくれないらしい(笑)。「ビックリドンキー」等と並んでいるんだから、笑ってしまう。お客様は切れ目なくはいってはきているが、ざる蕎麦等がついているセットで食べている人が多い。確かにそれだとリーズナブルだし、コーヒーとかも飲めたりするわけだ。お好みは5000円弱。東京だったらもっととれるランクだった。ただ大将ともう1人の方とでは、ちょっと腕の差があるのが気になってしまった。「いか」もおいしかったので、大将の握りで食べたかったな~。ここでも「ニシン」があったので頼んでみると、こちらは「生ニシン」ではなく、浅くしめてあった。しめたといってもこはだのような感じではなく、ヒカリ物のようではあるが歯ごたえもあり、これはこれで美味。そう言えば昨日と2軒とも、食べ始めたとたんに味噌汁が出てくるのは驚いた。そのタイミングもビックリだが、やはり江戸前で「すまし汁」というイメージだ。また「アナゴ」や「かんぴょう」等はどうしても江戸前の「濃い・甘い」味が好きだから、地方に来ると違和感、これはしかたがない。ツメは甘さはむしろ抑えられていた。ともあれ良い店である。
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さて肝心のコンサートは大成功!それにしても、江別市の「えぽあホール」は素晴らしいホールだった。響きも素晴らしいが、お客様が素晴らしい。サイズ的にもちょうどいい。何もかもが良いバランスだ。こちらに色々な楽しい表現の遊びを、どんどん呼び起こしてくださるような、そんな感じ。また主催者の皆さんの熱意と温かさにも心打たれた。音楽家をやさしく包み込むような、理想的な団体は全国的にもあまりないだろう。CDも飛ぶように売れた。それにしても会場は盛り上がって、超テンションが高い・・・見たら名前が「大麻ホール?」(写真左下)(笑)・・・ああああ、すみません、悪いジョーク!これは「おおあさ」と読む(爆笑)、間違えないでね。ぜひまた来てみたいホール、出来うれば録音とかもぜひここでやってみたい。その折は、もっと音色に多様性のあるピアノを持ち込んでみたい。ヤマハの特注を持ってきましょう!スーパートリオは絶好調!そしてコンサートが終わればまた「生にしん」(写真中下)!うまい!また今日は「北海道しゃこ」がいた!でっかいよ!

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3日目は帰郷。羽田からは土曜ということもあって、タクシーで20分もかからず自宅へ。用もあったのですぐ銀座へ。おなかがすいたので、ちょっと古い感じの佇まいにだまされてしまい「権八」で焼鳥とコロッケ、そして蕎麦などを。カフェ「ボエーム」の系列店とのこと。やはりこういうジャンルは、伝統物だから若いお兄ちゃんがバサバサ作っている感じでは、味わえないね。外人さんが多く、若い方も楽しんでいる感じだが、私はもうパスだ。焼鳥のタレも蕎麦のつゆもいただけない。それでも3000円近くした。参ったよ!

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a0041150_144877.jpga0041150_1442510.jpgすぐ場所を馴染みの「田中屋」に変えた。でてくる天麩羅からして次元が違う。今は「春野菜の天麩羅」がおすすめ!「蛤と舞茸の天麩羅」もオツ(写真)。お蕎麦は例によって少なめなので、2枚は食べる。なぜか2枚目のほうがうまいというのも、この店の底力だ。よく味わうと「権八」のタレとも、ものすごく差があるわけではないとも思った。でも最初の一口の味わいと香りが違う。微妙なことだが大切。これが文化というものだろう。

さて用というのは、楽譜を買いに行ったのだけど、帰ってきてみたらあまり役に立ちそうもないものばかりだった。時間とお金の無駄。いや!無駄にしないように使おう(笑)!明日は自分の時間・・・・と思ったら、コンクール審査?忘れてた!ヤバイ!・・・・こんな毎日が続く。
by masa-hilton | 2007-03-18 01:54 | 日々の出来事

中澤きみ子さんとのジョイントコンサート

a0041150_14212595.jpg海外でも高く評価されるヴァイオリニスト、中澤きみ子さんとのジョイントコンサートが、上田で再演されます。

4月15日3時開演、中澤ホールでのサロンコンサートです。お目にかかれるのを楽しみに。

本当にいつもリラックスした楽しい雰囲気でコンサートが出来るので、中澤さんとのコンサートはとても楽しみなんです。今回はソロも多く弾かなければならないようで、時間が間に合えば、新しい曲を入れたいと思っていますが、どうでしょうか(笑)。

と言うわけで私の曲は間際まで、シークレットなのだ。

ところでシューベルトのソナチネが入っていますね。この曲とてもかわいらしく、そして音楽的でステキな作品です。実は得意なレパートリーだったのですが、ここ最近は全く弾いていませんね。ぱっ!と弾いてどのくらい弾けるかちら?練習も楽しみ~。

(予定される曲目)

シューベルト     ソナチネ第1番 ニ長調
ゴセック        ガボット
ベートーヴェン    メヌエット
クライスラー      愛の悲しみ
レハール       メリーウィドーのワルツ
サラサーテ      アンダルシアのロマンス
ショパン        別れのワルツ
             マズルカ ロ短調
             アンダンテスピアナートと
                  華麗なる大ポロネーズ ほか

by masa-hilton | 2007-03-13 00:10 | コンサート・イヴェント告知