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「さの」に行ったら当然「パリ朝」、夜は「中山」、ごちそうさま!

昨晩TBSの上原さんのドキュメントで厳しさを感じたが、今日は北京行きを目指す新体操の女の子達の選考ドキュメント。これはもっと厳しい。ほかの競技よりは評価に曖昧な部分もあるし、確実にタイムを出せばメダルというわけではない。選手に選ばれても苦しいことの連続だろう。選ばれないのは悲しいだろうし。でもやるしかない。自分が選んだ道だから逃げずに真正面を向いて・・・・偉い!若いのに立派だ。最近はゆがんだ若者の犯罪も多いけど、こんなまっすぐな人たちもたくさんいる。こういう人たちを応援し、守ってあげなければいけない。

おじさんもこう見えても若い頃から戦い続けてはいるのだけれども、最近は多少は休憩しながらじゃないと、限られた人生だしやっていけないの(笑)。「さの」でおいしい和食を食べたら、同じビルの「パリの朝市」にどうしても行きたくなっちゃっうのさ。「パリ朝」はカジュアルなフレンチ。今日もレディー達で満員。広いお店ではないが40人ギッシリの大盛況だ。

a0041150_18561279.jpga0041150_18531955.jpg何がおいしいかわかっているから、ランチのコースにお構いなく、ほとんどアラカルトの身勝手メニュー。前菜はフォアグラのソテー。「パリ朝」のフォアグラが最近一番好きかな。ソースの味がしっかりしているのが好みなんだよね。食感もおいしい。写真は加茂なす?オムレツ?みたいだけど(笑)、実はフォアグラの上に薄いかぼちゃが乗っている。そして大好きなコンソメ。これはマジうまい。写真は紅茶?ウーロン茶?みたいだけど、濃厚なそして上品だけどしっかり味がついたスープは絶品。というよりは私好みなんだと思う。メインは鴨肉の煮こみと同じく胸肉のローストをプレートで。こちらも大満足。周囲の羨望の眼差しの中、デザートは全種類盛り。私はダークチェリーのケーキが好きだった。おいしいものを食べるコツは、やはり通うこと。で好きなものを覚える(笑)。これに限るんだ。

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夜はご存知天麩羅の「中山」さんへ。いつものように茨城のトマトがおいしい。生き返る感じだ。そしてお刺身も豊富にあったので物色していると、大好きな「シマアジ」が!早速お刺身で戴く。うま~い!またまた大満足。今日は久々の「海老天丼」を戴きに来た。ここのところ天麩羅の高級店にあちこちお邪魔したが、天丼は絶対にこの「中山」の海老天丼じゃないとね~!この色!凄いでしょ。真黒だしタレがダマダマになっている。これがうまいのよ!これじゃないとホント物足らない。いよいよ本番向けて練習とダイエット開始。その前の楽しいひと時だった。

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by masa-hilton | 2008-06-28 00:06 | 日々の出来事

気力全開で、打ち合わせは「さの」(笑)

ここのところ、CDリリースの関係のことや、コンサートの企画のことでも忙しく寝る間もない。練習も吹っ飛び、編曲は遅れ、ちょっと体調を崩しリハーサルまでパスしてしまった。そんなこんなでブログもストップ。ピアノもさわれないのに書けるわけがないよね、ハハハ。すみません。

さっきTVを見ていたらジャズピアノの上原ひろみさんが言っていた。「これだけたくさんの演奏家がいるのに、普通にやっていたり生半可なものでは、世の中に必要ないものになる」って。その通りだね。今は逆転の時代。アマチュアなら良いものをやっていれば良いけど、演奏家には演奏家以上のものが求められ、それが出来なければただの発表会になってしまうということ。確かに自主コンサートも意義はあるが仕事ではないし、プロのステータスから遠い場所にいては無意味だし虚しい。世の中から迎えて戴くことが出来ないのは「悲しい」とか「惨め」とかの段階ではなく、上原さんの言い方では「世間から必要ないと宣告されている」ということ。現実は厳しい。耳をふさいで逃げることは簡単だけれど。

こうして運良くCDを量産できたり、大きな演奏会にお声をかけて戴けるというのは、夢のようなことだ。この感謝の気持ちは私にとって何よりも大きい。努力をすることが喜びだし、最高のエンターテインメントに知恵をしぼるくらいあたり前。命かけたって何日でも徹夜するしガンガンがんばれる!これからもよろしく・・・・と私だけでなく、共演者全員からみなさまへ心からのメッセージ!子供の頃から望んできた人生を戴いた。みなさま、ありがとうございます。感謝して今夜ももうひとがんばりだ!

と、がんばるのは楽しいが、体調不良になるのは困るしダメだ!やっと本調子に戻りつつあるので、たまっていた打ち合わせも解禁!ラッシュになった。さらに忙しく出かけてまわらないとならない。だからっていうわけではないけれど、打ち合わせの場所ぐらいおいしい好きな場所にしよう!なんてね(笑)。お気に入りの「さの」で設定しちゃった。やはり最高だ!先方も同伴者にも大感激して戴き、めでたしめでたし。この打ち合わせが軌道に乗れば次のDVDのリリースにもつながる。でも先に出さなければならないCDがまだあるしね。ダイエットも?悩み多し(笑)。

a0041150_263677.jpga0041150_273324.jpg今回は仕事優先、熱弁をふるっていたのでお料理は大雑把なレポート。お許しあれ!まずはカマスのお寿司がおいしかった。素材がいいのはもちろんだけれど、何も使うか?どういう料理にするか?の判断がすばらしい。まさに料理人の腕がセンス良く、磨かれた技が華ひらく。トウモロコシのすったものは、まるでカス汁のような芳醇な味わいのしんじょう。季節の加茂なすと鯛の焼物は鯛の味わいが最高。話が盛り上がり過ぎお刺身は写真撮るのを忘れちゃった。こちとウニとカツオでもちろん絶品。ハモを使って炊き合わせも良いものを使ってるよね~おいしい。そして名物の炊き込みご飯はたっぷりの蟹を使ってショウガ風味、味わい深いものだ。とても満足。「さの」を選んで喜んで戴けて良かったけれど、やはりこれだけおいしいものは仕事の場面でなくゆっくりと味わいたかったかな。

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by masa-hilton | 2008-06-27 03:02 | 日々の出来事

休日は怒涛の鑑賞 その13

a0041150_11514321.jpgクーベリックが指揮したバイエルン響とのライヴDVDがすばらしい。オーケストラのこれだけの演奏って最近見たことがない。フルトヴェングラー時代の魂のこもった演奏もそれは凄い。大好きだ。しかしここに来てやはりどことなく古さが否めなくなってきている。ベームやカラヤンに対する印象も彼らが生きていたころとは変わりつつある。最近のレベルの高い演奏、美しい音色が生かされた演奏に耳が慣れてきたせいでもあろう。そして全て統合して上で、この時期のクーベリックの演奏というのは驚くほど豊かな内容を持っていると常々感じていた。実はこのDVDの買った目的は、ボーナストラックにクーベリックやサバリッシュ、ケンペ等の超一流指揮者たちの共演によるバッハの4台のピアノ協奏曲のリハーサル風景が入っていて面白そうだったから(笑)。そしてこの映像は確かに面白くはあったが、人間関係というか、お互いに尊敬して仲良しなんだろうが、微妙な空気があって楽しめない。リハーサルをもともと、こうして陽の目を当ててはいけないのだと思う。これでどんなに本番がうまくいって楽しそうでも、ああサバリッシュは相変わらず嫌な感じで弾いてるんだなとか(笑)見えてしまう。それはそれで興味深いものはあるけれど。

a0041150_1333977.jpgさてこのDVD本編は髪の毛はやや薄いが30代の若いバレンボイムがソリストで登場するブラームスの2番。これも良い演奏だ。ブラームスの2番と言えば忘れ難いのが、エドヴィン・フィッシャーとフルトヴェングラーのもの。最近の優れたリマスターリングでの処理で、この歴史的な録音も随分聴きやすい音になってきたというが、緊迫した戦時下における燃焼度の高い演奏の1つ。バレンボイムはこのフィッシャーの弟子ということもあって、フィッシャーのスタイルを踏襲しての演奏、テンポ設定にも似た部分がある。またこの巨大な曲は重厚な演奏、情熱的な演奏、深々とした演奏は聴けても、輝かしさをもつ演奏はあまり聴けないが、バレンボイムは叙情的であり華やかな要素もあって、音ののびやかさも失わずに、オーケストラのほぼ理想的な演奏解釈ともあいまってすばらしい。最近のバレンボイムより艶やかで良さが前面に現れているようだ。若い頃のバレンボイムには端正なイメージしかなかったが、その殆んどがデュ・プレとの共演での印象で、さすがに天才との組合わせでは色あせて見えたということなのだろう。

「良い演奏」と言ったが、この言葉もまた随分と平たい表現だ。もともと良し悪しなんて存在しないのだ思う。例えば「良い演奏」でも、先日のNHKで見たゲルバーのベートーヴェン!何とも煮え切らないものを聴かされイライラしてしまい、往年の巨匠の「味はあるが何気ない表現」に到達することの難しさを考え、重苦しい気持ちにさせられた。ゲルバー自身が「第2楽章が聴かせどころで深い音楽だ」と語っていたが、あのギレリスとセルのライヴに於ける第2楽章等と比べれば桁違いに虚しい時間だ・・・・等と言ったら傲慢にも聞こえよう。しかし「自分は人のことを言える身分ではない」と卑屈になっていては、聴く楽しみすらも失ってしまう。これらの感想は「見識」ではないし「好み」の範疇を出ていない。勉強となれば話は別だが、鑑賞を楽しむ自分の「好み」で論議をする必要もなく、それぞれが自分にとっての名演奏を心に抱いていればそれでいい。それが「聴く」ことの本質的部分だと思う。絶世の美女でも好みじゃないとか(笑)、好きな演奏が実は「へたくそなもの」であっても、誰にも迷惑はかからないということだ。ここが音楽の楽しいところであり、難しく厳しいところでもある。

a0041150_121828.jpga0041150_1781628.jpg「好み」を言えば最初の1音から何かがある人、つまり「うまい演奏家」だ。「大きな存在感をもつ」演奏とでも言おうか。それも病的なハイテンションではなく、適度な遊び心もほしい。最近聴いたものでは若くして亡くなったカリスマ的なピアニスト、ウィリアム・カペルの新譜「ラスト・レコーディング」にあったラフマニノフの3番が、そんな感興を呼び覚ます演奏だった。この曲は我々の世代のピアニストにおいては特別な意味を持つ憧れの名曲。ホロヴィッツ=ライナーの凄絶な演奏に魅せられてのことだ。今はコンクールの定番、さらに言えばちょっとした音大生なら誰でもスラスラとホロヴィッツよりもうまく弾ける?(笑)、そんな普通の曲になった。ゆえに多くのピアニストの名演が続々と量産されているのだが、そうしたすばらしい演奏に出会えば出会うほど、この曲への興味が失せるという不思議な感覚が私にはある。若い人からは馬鹿にされているが、我々は擦り切れるほど聴いたアシュケナージの演奏、これも今や一つの古典に過ぎない。でもその演奏からは「いや、まだまだだ。もっと良い解釈があるはずだけど・・・・」みたいなものが聴こえてくる。その1世代前の人たち、例えばギレリスのようなピアニストは「ま、とりあえずレパートリーにして弾いておくか?」みたいな(笑)、やはりどこか解釈に確信が薄いイメージがある。この曲を現在のようにしたのはアルゲリッチのライヴだろう。これは本当にすばらしい演奏で、この曲の推薦盤として私も真っ先に挙げる名演だ。しかしその演奏は「この曲はこんな風に弾いても良いし、ほらほら、こんな感じにだって出来ちゃうわよ~」(笑)とも語りかけてくる。その余裕ある感じ?がすばらしくはあるのだが、この曲を憧れから現世に引きずり落としたような印象を受けた。

a0041150_171794.jpgカペルのラフマニノフが始まると「ああ、これだ。この曲だ」というものを感じる。こういう風に始まってくれないと、とても聴く気にはならない。何が違うのか?台本通りのお芝居が始まるのではない、何が起こるのかわからない冒険への旅立ち。そういった風情だろう。とても満足した。

ところで左写真のように、カペルのラフマニノフの3番には既にもう1つ音源が存在している。だから今回が2つ目になるわけだが、演奏そのものは今回のほうがより良いと思う。ただし原盤が破損していて、この全く違う別のCDの同じ部分から、音を拾って編集されている。

そのカペルは早世したことでリパッティとも比べられるが、この2人は全く違う意識の下に演奏している。ただし共通して言えることは、この2人が長生きをしていたら(現存していればリパッティ91才、カペル86才・・・太田鮨のお父さんと同じだ)、明らかに世界のピアノ界は変わっていたといえることだ。早世された天才ピアニストに例えばディノ・チアーニ(現存ならば67才)等もいるが、チアーニならば、もう1人ハイドシェックやチッコリーニが増えるような印象かもしれないが、リパッティとカペルには流れの本流を変えてしまう、巨大な影響力の可能性をその演奏に秘めていた。想像をしてみる・・・・現在老カペルが生きていたとしたら・・・・今のアムランとかランランとか、ハフ、エマールやキーシン、彼らのような演奏家タイプが世にでてくるのが15年は遅れただろう。また活躍していたとしても、現在の彼らと同じような演奏をしていたかどうかは疑問だ。また思いもよらぬスタイルの演奏家が活躍することになったかもしれない。ピアノ界はもしかするともっと面白いものになっていたかもしれない。

カペルの場合は飛行機事故なので、自分が死ぬなんてことは全く考えていない。この「ラスト・レコーディング」も元気いっぱいバリバリの演奏。この輝きとパワーが、様々な大きな可能性を感じさせてくれるのだ。超人的な技巧もさることながら、まるでプラチナや金塊の光を反射するかのような独特な音色が魅力的だ。「ラスト・レコーディング」とはオーストラリア・ツアーの折の演奏で、このツアーを終えて帰国するときに飛行機事故に遭遇した。31歳である。「展覧会の絵」やショパンの「スケルツォ」の爆演、これもまた初めて聴く「舟歌」、ホロヴィッツの演奏の影響を受けた大人しく遅めの「プロコフィエフの第7ソナタ」等々、録音が不備で音は悪いがどれも聴き応えがある。

a0041150_1211276.jpgしかしピアノにも増して、オーケストラ演奏の「表現力の差」は、もっとあからさまである。かつてのブロンフマンと来日したウィーン・フィルが、ソリストよりも先回りし待ち伏せしドカンとやるような凄い演奏を聴かせていたが、それもライヴでは見たことがない光景だった。「ノリノリだから」できることなんだと思うが、オーケストラの場合は「やる気」「本気」の差で決まるのだろうか?確かにただの「やる気」ではない。100人の「やる気」だから、その威力は大きい(笑)。話が戻って、冒頭のクーベリックとバイエルン響のDVDでは、その「やる気」200%の上にさらに200%の何かを感じさせる。それは「共感」である。彼らのこの時期の「新世界」も大名演だが、マーラーの交響曲等々、まさに名演奏のオン・パレード。特に左写真のマーラー1番がすばらしい。今回のDVDにはドヴォルザークの交響曲第7番もはいっていて、結局これがメインのディッシュだった。本当に感動したし驚愕した。有名なリズムに特徴がある第3楽章それだけでも、それが始まっただけで音楽の素晴らしさに打ちのめされる。クーベリックも凄いが、その音楽を具現できるオーケストラがうまいし凄い。こんなオーケストラはなかなか見ることは出来ない。

a0041150_4575074.jpgすばらしい指揮者というのはもちろん本人が強いメッセージの力を持っていることが、第1条件の1つになると思うが、その指揮者が振ると「このオーケストラは何てうまいのだろう」と思わせてくれるのも、大きな実力だし魅力の1つだ。そんなタイプの代表として巨匠ロリン・マゼールを挙げてみたいがいかがだろう?マゼールは音楽オタクや評論家からはかなり評判が悪い。その知名度に比して、日本では過小評価されているように思うが、彼のタクトの下では、オーケストラはいつも輝いている。

私が大好きな演奏の1つにウィーン・フィルとのラヴェル集がある。どこか定まらない感じで、簡単に踊れそうにない「ラ・ヴァルス」も個性的だが、「ボレロ」で妙なリタルダンドをかけるのが傑作。洒落ているというよりは悪魔の微笑みに近いが、こういう悪戯にアンサンブルの乱れもなく、美しさきわまるサウンドで対応しているオーケストラのうまさが驚きだ。こんなリタルダンド、練習に練習を重ねたものだとも考えにくい。目くじらを立てて論議するようなものではないさ・・・・という感じに聴こえるのも、アンチを逆なでする。

a0041150_4573044.jpga0041150_5143719.jpgオペラ指揮者としてのマゼールもまた、オーケストラのうまさを充分に引き出す。アンナ・モッフォを迎えた「カルメン」は、芝居がかった解釈で実に楽しく面白く、そして歌手達の個性を活かした大名演。歌手もコレルリやカプッチルリをはじめ、チョイ役に至るまでオールスターで固めた。ハッタリの効いた解釈はあちこち顕著だけれど、特に2幕のはじめの「ジプシーの歌」は超スローなテンポで始まり最後は誰よりも速くという(笑)、普通は下品な解釈と言われるものなんだけれど、これが良い。すばらしいオーケストラに乗って歌うアンナ・モッフォが「悪い女」カルメンを匂わせて絶品。数ある「カルメン」のベストにしても良いと思う。

a0041150_524398.jpg「トゥーランドット」も同じくやりまくりの演奏。ここでもオーケストラの良さを十全に引き出し、中国の舞台を仮想空間のようにハリウッド化して聴かせてくれる。多様に面白く聴かせていることでは秀逸。1つだけ、ライヴだから仕方がないが、カレーラスがもう少しがんばってくれていれば。これも個性的ながら良い録音だ。なおこれはDVDも発売されたので、そちらのほうがもっとお奨めかもしれない。

さらに忘れられないのが「トスカ」。これは何と言っても、歌曲の分野で「神」であるあのフィッシャー=ディースカウが、悪役スカルピアを歌う配役が凄い。ド迫力のスカルピアでないので、隙がなく頭が良く、残酷なイメージが強調され、まさに筋金入りの悪人という感じだ。この配役にもマゼールの悪戯心が反映されたのだろうか?これもまたオーケストラが良い。テンポ設定は「カルメン」「トゥーランドット」から見れば、解釈はスタンダードに進むが、それでも充分に存在感を感じさせる緻密な音楽作りには脱帽だ。

a0041150_10174724.jpg最大の特色は音色感。そのパレットの豊かさとくっきりとした音像。そのためには個々のパートをよく鳴らせている。しかもうるさく咆哮させず、単彩に陥ることなく。テンポ設定の面白さはメリハリ?のようなもので、オーケストラに遊び心を伝えているのだろう。当然「シェエラザード」のような曲の料理はお手のもので、雄弁な演奏ぶりがより鮮明。色彩感が欲しい曲では、マゼールのシェフとしての手腕が最大に発揮される。その「職人芸」を「シェフ」と言いたくなるのは、キラリ光るダイヤの指輪が客席から見えるようにして振ったりする(笑)お洒落な印象からか?これも遊び心の1つだ。それも反感のもとだが本来は逆だろう。雑誌で評論家が座談会を開いている写真を見ると、よれた服にさえないネクタイ、髪の手入れもままならぬような人たち・・・・こんな人たちが愛やロマンについて語り合う姿こそ笑止なのではないか?人は見かけじゃないとしてもだ(笑)。またマゼールは政治力を持ち、そうした活動に大きな野心と興味を持っている。その筋の抗争で、挫折を味わっていた時代もある。カラヤンの後任は結局アバドに取られてしまった。

a0041150_11985.jpga0041150_11191650.jpgマゼールは協奏曲の共演もうまい。大好きなレオニード・コーガンとの共演なので、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を買ってみる。とてもロマンティックで泣ける・・・・という評判のCDだったがそこはそうではなかった(笑)。大体泣ける映画といわれて泣けたことも少ない私。人が泣かない映画で号泣したりもするからあてにはならない(笑)。これは凛と気品のある良い演奏で、オケも充実していた。おまけに1000円以下!とくれば、買って損はないだろう。ただ予想した期待値から考えると、燃焼度は普通だったということだ。「泣ける」に限定、もしくは「甘美な」という選択なら、ジョコンダ・デ・ヴィトーのヴァイオリンにつきるのでは?ここまでの豊かな感情的な表現は例を見ない。ただヴィトー盤はライヴ、おまけにフルトヴェングラーの重いオーケストラが伴奏しているから小回りが出来ない(笑)。たくさんのアンサンブルの粗が感興をそいでしまう・・・・そういう意味ではちょっと残念なのだが、やはり聴くべき演奏だと思う。

a0041150_10581364.jpgメンデルスゾーンでは泣かせてほしい!甘美であってほしい!これはもちろん賛成だ。しかし人それぞれ感情も違うし、そういう意味では「文句なし」の演奏をすることは大変難しいのではないだろうか?この曲の最高の演奏として私が尊敬してやまないのは、ハイフェッツがグィド・カンテルリと共演したライヴ録音。これほど鋭角的で、速いテンポでガンガン弾かれたメンデルスゾーンにはお目にかかったことがない。それでいて旋律はちゃんと歌い抜かれているからさすがだ。甘美な曲を甘美に弾かない(笑)。しかし不足感もなく、想像を超えるような大パフォーマンスが展開される。ヴィルトゥオーゾとはこれ、ここに極まれりという感じ。弾きまくる快感も充分!確かにセカセカしていて味わえないという人もいるだろうし、浸れる演奏であるはずもないが、ここまで凄ければ文句はない。演奏力を楽しみ、巨匠の存在感を感じるのも1つの聴き方だ。聴衆の大爆発の拍手が全てを物語る、これをライヴで聴けた人たちは幸せ者だ。ちなみにカンテルリの、このヴァイオリンにオケをつけた棒さばきも凄い。カンテルリはトスカニーニに後継者と目された最高実力者の1人、この人も飛行機事故で36歳にて亡くなる。カペルに並ぶ大きな損失だった。
by masa-hilton | 2008-06-23 03:59 | 休日は怒涛の鑑賞

「関とら本店」のランチを続々

ふぐの豪華ランチを大変気に入っている「関とら本店」の他のランチを食べてみた。ホテルサイボーの地下にあるお店である。ここ何回か通ってわかったが、働いている男の人がいつも大将に怒られている(笑)。パニックのようにお店が混んでいると、それはかなり悲惨な光景だ。カウンターの女性客は思いっきり引いている様子。解決策がないんでしょうね~ちょっと残念かな(笑)。

a0041150_0344213.jpgさて気になっていた、ふぐの皮等のコラーゲンたっぷりの「関とら丼」は、キムチがのっていて醤で食べるので、多分に韓国風。生卵を崩して食べるから特別に辛いわけではない。どちらかというと「まかない丼」かな。おだしでお茶漬け風に食べてもいいのだが、その食べ方のほうがおいしい。安いから良いけど、ちょっとあっという間の感じのごはんになってしまう。注目していた「鯨のカツ」は想像通りおいしかった。品の良いビーフカツのようだ。ヘルシーメニューでもあるよね。トンカツ屋ではないから揚げ方がイマイチだが、そこは1000円だから良いのでは?ただ仕込みに時間がかかるらしく、あまり置いていない。注文しても「ない」といわれることが多いけれど、珍しいメニューだし、1度試してみるのも悪くない。サイドメニューにしたら最高の選択だ。そしてお店で一番人気の「魚河岸丼」は、確かにおいしいし手ごろなお値段。こういうちらし寿司系では高得点の部類だと思う。でも、ネタの種類が多くない。多くないが2切れずつ(笑)。ハマチは特においしい。だから「魚河岸丼」じゃなくて「4色丼」という名前だったら何の不満もないね。

やはり最近出来た「築地」というお魚を出す店があって、そこの「海鮮丼」(写真右)は同じような値段でネタが多かったりするから・・・・と思ってたら、実はこの「関とら」と「築地」は兄弟店。ネタも同じ(笑)。危なくだまされるところだ、種類は「築地」のほうが豊富だけど、味は「関とら」のほうが上と書こうと思ったんだけどね(笑)。でもそれは本当だと思う。板前さんの腕だ。
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by masa-hilton | 2008-06-21 00:46 | 趣味&グルメ

ぶらりと「アル・ポンテ」に行く

人形町の最も有名なイタリアン「アル・ポンテ」は、実はクラシック音楽関係者も結構出入りしている店。ひっそりと行っていたのだけれど、面が割れてすっかりバレてしまった。でもそのおかげでとても癒される場所にもなった。これもフロア・マネージャーの中村さんのおかげだ。大感謝。まずは敷居が高そうなのと、実際のメニューにはあまり品数が書いてないから・・・・なんて思ったら大間違い!ここもさすが「日本橋の店」だった(笑)。常連ともなるとメニューにあろうがなかろうが食べたいものを注文して、それがちゃんとでて来る!とても楽しい。特にパスタはわがままをいっぱい聞いてくれる(笑)。

本日はしっかりと戴きたかったのでコースにしたが、ヨーロッパ的な味を日本人の感覚で引き締めた、そんな感じの味わいがした。最初に「白魚のフリット」が「お久しぶりですね」と挨拶代わりに登場。「近藤」の天麩羅みたいな食感ではない(笑)、ヨーロッパの料理なのだから。シーフードらしい水分を含ませた感じで、味が染みていておいしい。コースの選んだメニューはまず「ウズラのガランティーヌとポルチーニ風味のビニェ」(写真左)。これはウズラのテリーヌという感じのもの。抜群にうまい!うまいというかヨーロッパにいた人には懐かしい味だと思う。ビニェはシュークリームの皮のようなもので、これに野菜とはさんで食べると良いといわれたが、私はちょっと匂いのあるウズラのテリーヌそのままのほうが好きかも。ややフレンチ的ではあるが、とてもおいしくて大満足。次は「フォアグラのソテーと小野菜のアグロドルチェソース」。フォアグラは欠かせないメニュー。季節を考えてのことだろう、やや軽めなテイストになっている。味を聞かれたので「もっと濃厚なほうが好きかな」と答えると、「次回は、こういう風に作って欲しいというオーダーもしてくださいね」と言われた(笑)。いいなあ、こういうプロフェッショナルな発言!なかなか言えないよね。私のようなわがままな客にはホント最高の店だ。

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以前「ここのパスタは凝ったパスタばかりで」とか書いたことがあったが、私はパスタは普通のものが好きだ。今日はそのメニューをよけて個人的にボロネーゼを注文。上品で軽いが、濃いチーズをまぶして戴くのでまろやかなコクがありおいしかった。私がリングイネを指定したが、このボロネーゼなら細めのパスタがあいそうだ。常連ほど普通のパスタを頼むんだそうで、メニューにない「4種のチーズのパスタ」もとても人気らしい。メニュー上の凝ったパスタのラインアップは、接待で来ている会社組の人たちのためのもの?かもしれないね。さてさて本日のメインは「ホロホロ鶏のロースト、白トリュフの蜂蜜風味」(写真右)。淡白ながらもしっかりとした味わい。エレガントでソフトな雰囲気のあるメニューを、久々に選んだ感じ。デザートはティラミスとフルーツのコンポート、カスタード・プリン。プリンはおいしくておかわりをしてしまった。

そして私のダイエットはどこに行ったのだろう(笑)。現在停止中。またそろそろ、現段階から5キロ落として行きたい。無理なような・・・・(笑)
by masa-hilton | 2008-06-20 00:43 | 趣味&グルメ

名店「天ぷらの近藤」に行く

日本で最高の天麩羅店に数えられる銀座の「近藤」。その名人芸と素材への心配りに満ちた「おまかせ」を戴く。有名店であるということもあるが、普通は予約がとれない店。そして常連組は「毎週火曜日に来るから」みたいな形で、1年を通して予約していたりする。そのぐらいに頻繁に食べていたい、またエンドレスで食べ続けていても全くもたれることのない天麩羅だ。

銀座の一流店の味を目指すといえば、この「近藤名人」のことだ。そのスタイルを踏襲していても、アナゴがまるで唐揚げのように揚がっていたり、かき揚げの中身が半ナマだったりと、真似をしてはやはり真似。この本物を食べると、それらとは全く違う味わい持っているのに驚く。高級な天麩羅というのは、衣が羽のように軽く素材の味を生かしたものと考えられるが、「近藤」は軽くてもしっかりとした衣。やはりこれでなければ天麩羅ではない。本来は「中山」のようなテイスト、お惣菜のようにしっかり揚げてあるから天麩羅というのだと思う。お鮨が高級感を出すために、妙にご飯を小さくしてバランスを崩してしまうのと同じで、やはり天麩羅はしっかり揚がってこその天麩羅だろう。天つゆの癖のなさも良い。オーソドックスにおいしい天麩羅で、素材へのこだわりは遊び心のような技。素材に頼ってしまうような店ではつまらない。1度は食べに行って戴きたいお店だ。

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今日は名人ご本人に揚げて戴いた。そしておまかせ、それも常連に対してと普通の定食とはかなり差があるようだ。日本橋の店もそういうところが多いが、私はそういう店が好きだし楽しい。

まずは定番どおり海老の頭からだが、そのへんのものではない(笑)。パリパリとした内に身のしっとり感が残っている。続く海老2本は、普通に衣がカラッとして身がプリプリ・・・等というよりは、身の温度と衣の温度のバランスがすばらしいように思った。続くは特大のアスパラ!ちょっとビックリ(笑)。アスパラの天麩羅はもっと細身でも大丈夫なものかもしれない。

そして登場したのが名物というか、有名な「種も一緒に揚げるピーマン」。おいしい!これは最高だった!あとで聞いたら種も食べられる別の種類なんだそうだ。キスのあとの椎茸も絶品。臭くなく硬からず柔らか過ぎず、これもおいしくて大感激!

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熊本産のナスが続き、あおりイカの天麩羅は、当然のように中のほうは「レア」になっている。食べた感じはかなり「レア」な感触が強い。そして生まれて初めて食べた「ウニの天麩羅」!これは凄い!磯の香がツンと来る、ほろ甘い食感のすばらしいものだ。まさに「時価」という種類のものだろう(笑)が、その価値はあり!

食感さわやかな姫筍、こんがりとした味わいがまたおいしい玉ねぎ、加茂ナスの天麩羅は水分の抜けぐあいが絶妙。この辺の野菜はどれも好みとピッタリ。加茂ナスはたっぷりとお醤油をかけて食べるように言われたが、確かに天つゆでは味が染みない。

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コーンの天麩羅にはさらに驚いた。これがうまい!コーンの甘みが揚げたためにさらに香り豊かだ。結局コーンは豆粒だから天カスだらけということだが、これが全然もたれないしうまいのだ。この天カスをこれまた近くの名店「田中屋」の蕎麦にふりかけて、「たぬき蕎麦」で食べられたら最高に幸せだな~(笑)等と妄想。ソラマメの天麩羅もオツ。ホタテは写真だとわからないが、驚くほどの大きさ。貝殻は顔ぐらいあったかな?中がレアだが、これも大きいので天つゆでは無理。ワサビと塩で戴く。

ここまで細く切れるかという細切りのニンジンの天麩羅は上品。そしてしっかりとした味わいだ。これもとても気に入った。アナゴはしっかり揚がっているが、水分は飛んでいない。ちょうど良い加減でしつこくなくあっさりと戴ける。最後は天丼にしたが、これはどうだろう?一緒に行った人は天茶。これが今ひとつ苦手なので天丼にしたのだが、天丼はやはり「中山」のような「お江戸系」の濃い味が好きなので、ここではかき揚げも流れで戴き、白いご飯に赤だしを戴くほうが、私にはベスト。

全てに共通する最大の特徴がもう1つ、どれも湯気が立っているのだ。湯気が立っている天麩羅というのはあるようでない。ほのかな湯気ではなくモクモクと立ち上っているのだから。つまり揚げたてで熱いとかじゃなくて(笑)、中の食材の水分はちゃんと残して揚げているということだ。さすがに名人の技と言うべきところだろう。

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ここまでおいしくてもネット上で絶賛されているとは限らない(笑)。つまらない店が絶賛されていたりもするだろう。そしてこんな名人でさえ「そういうものは見ないようにしている」とは(笑)。舞台に立つ身はみな同じだが、人の好みは様々であてにならないし、人の話題になることがまず重要な仕事。身をすり減らすように仕事をして、ウワサにもならないのはむしろ悲しいことだ。「近藤」はお休みの日、お客さんが逆に近藤名人を旅行に招待したりして、感謝を込めて接待しているのだという。そんな温かな常連の人たちのために、こうして良い仕事が出来る人生は本当にステキだ。こうありたいと思う。

ご覧のように、かなりの量を出していただきラッキーだった!「まるで石焼きイモを手で割ったような」名物のサツマイモの天麩羅も超凄いのだが、さすがにおなかいっぱいでパス。これはまた次回の楽しみに。
by masa-hilton | 2008-06-19 01:34 | 趣味&グルメ

杉並公会堂のホームページにコメント掲載

杉並公会堂のコンサート!以前にも書きましたが、とても楽しみにしていただいているようで、本当にうれしいです。ありがとうございます。感謝いたしております。

そのコンサートにあたり、インタビューを受けましてコメントが杉並公会堂のホームページに載りました。コンサートが終わると多分消えてしまうでしょうから、ここに残しておこうと思います。

a0041150_2152035.jpg突然ですがこんにちは。斎藤雅広です!今回は皆さまにこの演奏会の魅力をお伝えいたしましょう。

●ポイント1:聴きどころ・見どころ
ピアニストは普段1人で演奏することが多いのですが、今回は3人も同じステージに立つので、まず私たちがすごく楽しみにしています。その雰囲気が必ずお客様にも伝わるでしょう。
それぞれがソロを弾くだけじゃつまらないし、ちょっと合わせておしまい!というのもね・・・(笑)。今回はこのコンサートのためにアレンジをして、3人で演奏する曲が多いのが特徴です。ただ、これって結構大変なのですよ…。
実は、先日打ち合わせでアイデアを出し合ってみたものの、どれも良いアイデアで、その上それぞれが仲良しだから、なかなか決まらないのです(笑)。これは当日どうなるかお楽しみですね!そういった自由な気分を、会場のお客様も一緒に楽しんでいただければ本当にうれしいです。名曲ばっかりです。ゴキゲンですよ。

●ポイント2:ピアノ3台の魅力
世界の3メーカーの音の違いは面白いと思います。ピアニストも十人十色だから、音色の違いが1番の楽しみですね。
3台もあると複雑に絡み合って技巧的にやりがちだけど、私たちの場合は、まるでピアニストの自宅に皆さんが集うような感じのコンサートにしたいと思っています。
音の洪水じゃなくて、楽しい音楽の遊び?キャッチボールみたいなの?がよく見えるコンサートにしたいですね。
それから、杉並公会堂は音響の素晴らしさで大評判!ピアノは3台とも非常に良く管理されていて、とても楽しみです。

●ポイント3:共演するおふたり〈三舩さんと加羽沢さん〉
三舩さんは過去共演もさせていただいているし、よくご飯を食べに行ったりの宴会づきあいもあって(笑)仲良し。とてもさっぱりした気持ちの良い方で、お洒落な切れ味の良い演奏がステキです。
加羽沢さんは、色々な場所でお会いしているのですが、実際の共演は今回が初めてなのです。幅広い活動をなさっているんだけれど、むしろ感覚は私なんかよりずっとクラシック音楽的な美的センスにあふれてますね。音がすごくきれいだし。今回は、加羽沢さんオリジナル作品も3人で演奏しますよ。
おふたりとも美しくトークも達人ですから、ホント華やかなコンサートになります。3人でしゃべり過ぎないようにしないといけませんね(爆笑)。
by masa-hilton | 2008-06-18 04:56 | コンサート・イヴェント告知

9月の山口でのうれしいコンサート!

その前に(笑)。2・3日前に書いたブログは「穏やかな時間があって、静かに暮らせて幸せだ。これも皆様のおかげです」・・・・いう幸せと感謝の気持ちを書きたかったのですが、文章がまずかったらしく、何か達観したような寂しい思いにとった方もいらして(笑)。さすがに私において、そういうことはないのでご安心してくださいまし。

移住について意外に思われた方もいらしたようですが、常々晩年がもし豊かに暮らせるならば、スペインかポルトガルに行きたいとは、よく言っています。そこで「天丼屋」さんをやったりするのも楽しそう(笑)。外国人は天丼大好きだからね。クラリネットの赤坂さんとよくご飯しながらお話しすると、彼は「キューバがいいですよ」とキューバに行くことを結構マジで考えていらっしゃる様子(笑)。暑いのは苦手だけど、福祉面や医療は充実しているし、お金も100万円あれば一生暮らせるということ(笑)、これも楽しそうだから候補に入れました。凄くお金があれば国内でお城のようなラヴホテルを買い取り改築して、そこでかつての共演者の皆さんにお部屋を割りふって使ってもらって、楽しくワイワイ暮らしたいとか(笑)。これはもうひと花咲かさないとなかなか難しい。寒い所が好きだし、共演を通して多くの音楽家も存じ上げているので、フィンランドに行くのが一番良いかも!知己もあるし、がんばればそこでもピアノも弾けるだろうし。何と言ってもヨーロッパの空気が好きです。でもそれももっと年齢を重ねてからの夢。今はまだまだ(笑)。前向きに戦って行くのが性に合っています。

と、つまらない繰言は置いておいて、人生を幸せに生き抜くことが私の信念。そのための演奏活動でもありますし、それがお客様や友人達にも一番喜んでいただけるものだと信じております。これからも楽しい演奏会をガンガンやっていきたいと思っておりますので、応援よろしくお願いいたしますね。

つい先日は山口県から報道発表がありました。私は山口、実は大好きな街なんです。小京都というか、文化を感じさせる風情のあるステキな所です。ご縁があって何回も通いましたが、今年は久しぶりに色々とあって幸せですね。そして久しぶりの旧友との共演で、得意なドヴォルザーク!私にとっては嬉しいことばかりのコンサートです。どうぞよろしくお願いいたします。

詳しいことは、こちらのホームページでどうぞ。
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by masa-hilton | 2008-06-17 01:21 | コンサート・イヴェント告知

ジュゼッピーナ・ピウンティさんのリサイタル

来月7月21日ははまた、すばらしい実力を持った歌手との共演です。
オペラを中心にきっと自在な歌が堪能できることでしょう。ぜひお楽しみに。
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by masa-hilton | 2008-06-16 02:16 | コンサート・イヴェント告知

地震のお見舞い申し上げます

また地震がおこりました。心からのお見舞いを申し上げますとともに、友人や私が常々お世話になっている方々も多く、被害に巻き込まれたのではと、大変心配いたしております。天災からは逃れることが出来ません。本当に恐ろしいですね。

・・・・実は今日は太田鮨の太田さん、きのこさん、管理人さんと鰻の「大和田」で楽しいお食事会がありました。特大の鰻の写真を貼って・・・・と思っていたのですが、こんな大地震の日と重なりましたので控えさせていただきました。この集まりは「太田組」といいまして、おいしいものを食べ歩くことになっているのです。ラフな姿の太田さんがまたカッコいい!というわけで、次回レポートをお楽しみに!
by masa-hilton | 2008-06-15 02:04 | 日々の出来事