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ダイエットのスケジュール

2月の中ごろから始めたダイエット、1週間で5キロぐらい落ちて、その後はスタミナを落とさず調整して、今は9キロ減のところをキープすべく、スケジュールを組んでいる。さすがにこのぐらい減ると、見た目も随分スッキリした感じになる。83キロもあった(笑)。今は大体73キロ付近だから、そうは言ってもまだメタボだけれどね(笑)。NHKニュースでどこかの国の将軍様が86キロあったのが70キロになったと報道。あちらは病気だからなんだけど、数値が近い(笑)!申し訳ないが吹き出してしまった。

a0041150_21253635.jpga0041150_21255031.jpg1週間に4~5回食べていた「鰻重」は今は週2回ぐらいのペース。とてもちょうど良い感じ。逆に言うと週に2回は鰻を食べようと思っている。ここのところは「大和田」さん以外では食べていないね。その「大和田」さんでは、時々特別に出してくれる「ブランド鰻」と「通常の鰻」があるから、味も変わって新鮮だ。本当にありがたいことである。さすがにブランド鰻はコクがあって旨いのだが、改めて戴いたら通常のものでも、また別の良さがあって良いなあ~なんて感じた。

さあてみなさん、ここでクイズです!どっちが「ブランド鰻」でしょうか?もちろん両方とも「大和田本店」の「松」の鰻重ですよ。やはり「松」だと鰻も大きいし良いですよね。旨いですよ~。それでブランド鰻かどうかのヒントは、前の記事の写真かな?けっこうわかってしまいますよね(笑)。

そして焼肉は今のところ週1度ぐらいになった。前はね、週3度は行っていた。どうしても「ホルモン」とか「レバー」とか大量に食べちゃうし、太ってしまうよね。最近はトマトのスライスのサラダを必ずつけているし、ご飯は小さく。「ホルモン」「レバー」はどちらか1つにすること。でもその代わりに「冷麺(ハーフサイズだけど)」も食べちゃうけど・・・・どうだろう?最近良く行く上野の「陽山道」では、「平壌風冷麺」っていうのがお気に入りになっている。これ旨いんだよね。

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a0041150_2205621.jpga0041150_21543483.jpg別にお肉が悪いというわけではない。どちらかと言うと揚げ物が頻繁なのは避けたほうが良いらしい。昔は食欲がないと「カツ丼」とか食べていた。どんなに食傷していても「カツ丼」ってけっこう食べられるんだよね。これはやめる。

揚げ物も「宇田川」のような美味しいところでしか食べない。これも良い作戦だ。私のようにデブはね、揚げ物好きだからね(笑)。休みの日なんて「やよい軒」みたいなところに行かなきゃないときもあって、すると「チキンカツ」とか食べちゃったもんな~。これがね、けっこうこんがりと揚がっていて、この手のファミレスで出す揚げ物としては悪くないんだよね。そしてソースとタルタルソースが選べて、これを変わりばんこにつけて食べる(笑)。これがけっこう良い!ナイス・アイデア!実はまた食べちゃったんだ。

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これもまた休みの日、喫茶の「ボンテ」に行って「しょうが焼き」と「ピザ」(笑)とか食べちゃうのもイカンでしょう。この喫茶店風の昔「ピザパイ」と言われていた感じの味わい、大好きなんだよね。でもそれより「しょうが焼きだけだと何となく寂しい」と思うのがいけない。だから「しょうが焼き」ではなくて、「ぐるとん」の「ビーフシチュー」にしてあまりパンを食べないとか。これならできるんだ。やはり大変美味しいしお値段も良いので、こういうほうが耐えられるね。でも休日は「ぐるとん」休みだ(笑)。「おいしいものなら少量でも大丈夫!」・・・これが実は斎藤式ダイエットの秘訣。

a0041150_22133261.jpga0041150_22134723.jpg「やたら食い」は確かに若い人向きだね。いつまでもそんなことをしていてはいけない。・・・・と言いつつ、いつまで続くかダイエット(笑)。「宇田川」以外で揚げ物を食べたければ、そうそう、ちょっとお洒落に「ガブリエル」とかでランチしたりも良いかな。雰囲気も良いしね。「打ち合わせ」にも使える場所だ。というわけで、今回はカニコロッケをお魚で巻いて揚げた「チェスターフィールド」のコースを戴く。腹八分だったので単品で「ブイヨンとクリームの濃厚ソースがやみつき」と書いてあった「チキンドリア」を注文しようとして、管理人さんに制される。あああ~なぜ?さらにお店のお姉さまにも「ダイエット中なのにいけません」と言われる。仕方がない。でももちろん美味しいから満足。なんせ前菜は「エスカルゴ」。こちらも頻繁に食べてはいけないだろうけど、ランチだから数も少ないし、これなら安心。

「1週間や10日でどうやって7キロも落とせるの?」とよく聞かれるが、このような食生活をすると見事にやせることが出来るというお話。これは決して冗談ではなく斎藤雅広のダイエット術。私はこのほかにケーキなどもけっこう食べてしまっている。前にお知らせした5か条は基本として守るが、さらに加えると「ジャンク・フードは食べない」というのも良いと思う。とにかく良いものを戴く。例えば回転寿司は食べずにちゃんとした鮨屋のカウンターで戴くみたいな。ダイエットサプリや妙な道具を買うためにお金を使うなら、きちんと高級店に食事に行くべきだ。高級店も自分に合った店を探すこと。人の評価は全くあてにならない。また汗をかいて痩せるというのは避ける。そういうダイエットをやった人は大概、顔が老けているよ~見てごらん。やはり疲弊しないようにしないとね。ダイエットを始めたら贅沢に行こう!これだね。
by masa-hilton | 2010-03-28 14:06 | 日々の出来事

心配ごと・・・・・

「久しぶりに先生のおうちに来たら、団地みたいになってましたね。中はきれいなのに。」

言われちまった(笑)。最近の若い人は口が悪い。でも少し気になっていることもある。

a0041150_041369.jpgことの原因はこの貼り紙。2階のエレベーター脇にまで貼ってあるのだけれど、1階はもっとすごいことに。そうでなくても最近、便利でわかりやすくということからか、掲示板自体も新たに目立つ場所に新設されてしまい、おっしゃるような生活がにじみ出る昔の団地の風情が(笑)。それらは今時のお洒落なマンションには見られないものだから、さぞかし若い人には景観が良くないのだろう。

「都会のマンションは、住民同士が関わりを持たないというのが美点なのに、内容はお花見の参加呼びかけだし(笑)」ということも指摘されたが、それは別に構わないではないか。例えば昼間は昼間で、お掃除のおじさんがあちこちドアを開けっ放しで掃除しているのも、あまり素敵ではないと思うけれど、これらはすべては管理がしっかりしていて、一生懸命なことの裏返しだと思う。住んでる私としては感謝の気持ちこそあれ、文句など何もない。

「これで資産価値は500万円ぐらい下がっちゃいますね。」

そんなものなのかな?それよりもだ、このガムテープを貼ったところ、はがす時にペンキがはげたりしないのかなあ?と、私はそればかりがとても心配でたまらない(笑)。補修となると面倒だし、しないことは許せないし、当然誰かの責任問題となるのが痛ましい。どうか何事もないように・・・・・。
by masa-hilton | 2010-03-25 12:26 | 日々の出来事

久しぶり日本橋の天麩羅「魚新」に

a0041150_20391738.jpgちょっと久しぶりになったが、わが家の近辺の「高級志向」天麩羅店ではお気に入りの1つ「魚新」に出かけた。以前から共演などで親しくさせていただいている新田孝さんがいらしたのでお誘いした。この「魚新」はもともと六本木にあった有名店で、そのころは直純先生がオーナーと親しくされていたとのこと。このブログにも何回も登場、打ち合わせにはおなじみの店だ。

高級天麩羅店の味わいは値段と比例するが、このランクとしては十分に満足の行く天麩羅だと思う。あたり前のことだが、もたれないのがうれしい。「お袋の味」の「中山の天麩羅」も大好きなのだが、中がナマの状態のイカ天や小タマネギみたいなものは高級店志向の天麩羅ならではのメニューで、はずせない。またこの店の「大根おろし」の旨さも変わりなく格別のもの!うれしいね。季節のお野菜や看板でもある「江戸前の穴子」も味わいが深くおいしい。掻き揚げは天丼等にしないで、普通に天麩羅として戴くのが流儀。

「魚新」は多分揚げ手が3人ぐらいいるのだと思うが、職人によって腕の差がある。もちろんこれは腕の差でなくてこちらの好みの差だと思うのだけれど、今回は私がイチオシの職人さんが揚げてくれたので、超うれしく大満足。やはり美味しいね。個人名をここに書けないけれど、メガネの細身の方である(笑)。お話も進みとても楽しいひと時だった。
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by masa-hilton | 2010-03-24 20:52 | 趣味&グルメ

上野の「レカン」は重宝してます!

上野駅の中にある「レカン」はレストランそのものよりも、そこにいる渋いおじさんたちの働きっぷりが大好きで、お気に入り。このブログでも何回か紹介している。もともとは駅の貴賓室。そのレトロな趣も好きだ。

でもオープン当事に比べて、何となくメニューが画一化されてきて、メニュー自体が少ない上に無難な料理が並んでしまっているのがやや残念。こうなっては、ここにわざわざ食事のためにでてくる人はきっといないだろう。今は何かのついでのときに立ち寄るレストランの風情だ。私も打ち合わせ等に使うのに重宝している。

a0041150_224615100.jpgそのメニューの中から嗅覚に集中させて、うまそうなものを選り分けるのも楽しい。今回はうまく行ったと思う。メインが羊だったので、約3000円の軽いコースの方を選び、それにアラカルトで特製の「パテ」を追加した。そう、とてもリーズナブルなのである。

どちらかといえば平凡な感じのパテなのだが、そこはさすが「レカン」で味わいは濃厚。ピクルスなどと合わせてもうまい。ワイルドでいながら、上質感を失っていない感じが良いね。コースの前菜は平目のエスカベッシュ。エスカベッシュというのは洋風な南蛮漬だから、「イワシ」や「小あじ」、「わかさぎ」「あなご」、白身でも「キス」あたりならば間違いなくうまいはず!平目となるとその高級な味わいがどうなるのかと思ったが、これがちょうど「あなご」と「きす」「わかさぎ」の良さをミックスした感じで、とても気に入った。メニューとして聞いたときにはサラダの代わりに食べるぐらいのつもりだったが、満足。メインの「子羊すね肉のトマトソース」は予想を超え、かなり獣の味のする肉だったので大満足!こうでなくっちゃね。一見無難そうなメニューで、誰もがおいしいと思えるような中道な味付けであるにもかかわらず、その辺の店とはちょっと違う、ニュアンスが深い「レカン」だった。

デザートは普通にアイスを戴いたのだが、お店のイチオシはチョコレートケーキ。これが濃厚で超うまいとのこと。私はチョコレートケーキ自体が苦手なのでパス(笑)。もったいないね。

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by masa-hilton | 2010-03-21 22:59 | 趣味&グルメ

ひと段落で「中山」と「太田」でくつろぐ

演奏会はこれからが本番!5月がピークだが、とりあえずひと段落。ちょっとホッとしてくつろぎたい。人形町らしい店、あたたかな居場所のある優しい空間、天麩羅の「中山」と「太田鮨」でリラックス。このブログでも最も登場回数の多い店ではないだろうか?

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a0041150_22562087.jpg「中山」さんは家族のように迎えてくれる。誰にでもそうだ。あたたかな心通う良い店だ。お刺身も寿司屋顔負け、煮魚、焼き魚も超旨い!お料理上手だ。味噌汁の旨さも格別。常連さんたちもあたたかな良い人ばかり。天麩羅も懐かしい美味しいお惣菜のような家庭的な味。高級志向の天麩羅店にももちろんそれなりの良さはあるが、素材や揚げ方ではっきり順位がついてしまってつまらない。高級志向のリーズナブルなところは、絶対にそれなりでしかないので、食べている人間を哀しくさせる(笑)。「中山」は、特にしばらくぶりに行ったりすると、思わず「うまい!」と声を出してしまうお袋の味だ。疲れた身には染みる味だ。

今回も健康のためにとブロッコリーや地のトマトなどがササッとでてくる。お通しの「もずく」がさりげなく絶品。今日は「めばる」を煮魚にしていただき、天麩羅。ダイエットは8キロまで来たのでここで1キロぐらい戻っても良かろうと、食べてしまった(笑)。旨い!大満足!

「太田」さんもいつものように旨い「ひらめ」「たい」「かんぱち」と戴き、名物の極上のツメのついた「アナゴ」。美味しい!新鮮な「あじ」(しめた「あじ」もある)、好物の「するめいか」、この「するめ」の味わいはよそではなかなか味わえないもの。甘酢でつけた「海老」、これもオツだ。「赤貝」や巻物などなど、楽しいお話と共におなかいっぱい。こちらも大満足。外国の地震の影響で看板の「煮はまぐり」がここのところはない。コハダも入荷が少ないのだそうだ。

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ところで人形町の鮨屋は江戸前として「トロ」は置かない店が多いが、「クロマグロ」の取引禁止はセーフだったとのこと!とりあえず日本人は良かった。人の国の食文化を侵すというのは、たしかに戴けない。過激な動物愛護家たちの言い分も偏っているところも多い。もともと人間は色々な生き物を殺して生きているわけで、それは他の動物もまた同じだ。哀しい宿命なのである。ただ「文化」ということになると、例えば「大トロ」などは、昔はそれだけ食べても1万円ぐらいする敷居の高いネタで、そこに味わいがあったと思う。今では回転寿司でも食べられるものになり、子供が平気で食べていたり、おまけに「マグロの解体ショー」というのは、凄いとは思うけれど、何ともやりきれないイヴェントのようにも感じる。これは「活造り」などという、料理の「粋」を超えてしまっている。

鯨と違ってマグロのほうは「資源」の減少という問題なので、今後規制が行われることがあっても、完全養殖でカバーできるとも言われている。逆に失われるのが心配なのは「粋な文化」のほうかもしれない。「白熱電球」もまた昨日をもって製造終了。エコには良いが温かな光という情緒が、こちらはあと数年で失われる。

こういうことがあると改めて色々なことを考えさせられる。
by masa-hilton | 2010-03-19 00:37 | 趣味&グルメ

松山のコンサートの曲目

以前告知しました松山のコンサート、曲目は以下の通りになりました。コンサートのテーマはテーマとして、今回は第2回目ということもあって、それぞれのお得意な曲を選んでいただきました。世界の曲にまとめるのにはやや苦労がありました。盛りだくさんですが9時4分前の終演目指してがんばります(笑)!延びちゃったらごめんね~。ジルベスターコンサートのカウントダウンのようにはなかなか行きませんよ(笑)。どうそよろしく!

(ピアノ・お話)斎藤雅広 (テノール)高野二郎
(ソプラノ)塩野泰子 (メゾ・ソプラノ)豊田千恵子

ドリーブ       花の二重唱  歌劇「ラクメ」より
モーツァルト     すみれ
            ああ、なんと強力な魔法の音が 歌劇「魔笛」より

a0041150_1863818.jpgラフマニノフ     プレリュード Op.32-12 
J.シュトラウス   「南国のバラ」パラフレーズ
            春の声

サルトーリ      タイム・トゥ・セイ・グッバイ
ウェバー       ミュージック・オブ・ザ・ナイト 「オペラ座の怪人」より
バーンスタイン   トゥナイト「ウエストサイド物語」より

チマーラ       マリーンの鐘
ドニゼッティ     人知れぬ涙 歌劇「愛の妙薬」より
プッチーニ      私のお父さん 歌劇「ジャンニスキッキ」より

中田喜直       木菟(みみずく)
小林道雄       演奏会用アリア~素敵な春に

グノー         不滅の竪琴よ 歌劇「サフォー」より
ララ          グラナダ
ナポリ民謡      忘れな草~帰れソレントへ~オー・ソレ・ミオ

by masa-hilton | 2010-03-18 17:59 | コンサート・イヴェント告知

ロゼ・コンクールの予選

前後するが富士で行われるロゼコンクール、14日の日はその予選の審査に行ってきた。今年は86人参加(棄権1人)、審査の結果32人が本選へ進んだ。私は昨年から大学にも教えに行っていないので、人の演奏を聴く仕事は久しぶり。ほぼ9時間の拘束でさすがに疲れた。ほかの審査員の方も参っていたようなので、この日はやはりきつい要素があったようだ。審査員もなかなかハードワークだ。

私は自分が舞台に立つ身だから、こういう緊張する場所に出てきたことだけで、参加者には大きな拍手を送りたいし、「みんな偉いなあ」と全員に満点をつけたいくらいだ。でも審査員は「仕事」であるわけで、賞をとるに値するという見きわめが要求されているわけだから、内容の濃い人はすなわち努力を重ねたということで、そういう人たちが落ちないためにも厳しく点をつけなければならない。

感想は、今年はバッハがことごとく音楽的な演奏でなかった。もちろん暗譜だけでも大変なので、手堅く&流れを止めるようにしながら確かめるようにして弾くのは十分理解できるが、これを聴かされるほうはたまらない。もっと大きなコンクールに行ったら絶対にダメだろう。難しいんだけれどね。

残念だったのはとても良い成績だったのに、提出した曲と違う曲を弾いてしまった人。失格になった。でもこういうことは気をつけないと、大学の受験だったりしたら一生の傷になる。受験票を親が書いたりするとこういうような事故が起こるものだ。もっと慎重であるべきことだ。また本選は全曲弾いて10分以内とあるのに、受験票に12~3分と書いてきた二人も、ボーダーラインだったので落選となった。これもとても惜しい。しかしプロコフィエフの8番の終楽章が何で12分もかかるのかな?私でも9分切って弾ける(笑)。リヒテルは9分40ぐらい。この人も良いテンポで弾いていた。今時の人ならば8分半から9分という曲のはずである。そして私はかなり高く評価したのだが、とても音楽的でプロフェッショナルな良い空気を作っていたラフマニノフ前奏曲3曲の人、なぜ10分以内で組立てなかったのだろうか?もったいない。せっかくだったのに本当に残念なことだ。

「もしかしたら許されるかな?」「ひょっとしたらうまく行くかな?」みたいなことは、我々の世界ではほとんどの場合、うまく行かないことが常。マジ甘くないのである。「これもこれも何としてもやらなきゃダメ」と厳しく臨んだからこそ、思ったよりは軽く済んだみたいなことがたま~にあるくらい。やはり舞台は厳しい。審査員が疲れるのは長時間であるとか、やたらな音の洪水とかいう理由よりも、その厳しい状況の舞台を参加者と共に体験するからだと思う。参加者の皆さんには、合否のことなどは気にかけずに「続けていく」バイタリティをもって、この厳しい業界でがんばって輝いて欲しいと願っている。
by masa-hilton | 2010-03-17 03:23 | 音楽・雑記

ナディーヌ・シエラさんとシム・キーワンさん、盛り上がり無事終了!

あたり前なのですが、コンサートは真剣勝負と思っています。毎回出来うる限り一生懸命にやっているのですが・・・・と自分で言うのはとても変ですが、デビューして33年にもなるのにもかかわらず、けっこう緊張して舞台に出て行くのです。それは楽しいコンサートの時にでも同じで、色々なことに緊張しています。良い言葉で言えば「より良い演奏を!」「お客様に喜んでいただけるか?」等と思うから緊張するわけですが、その話題が今日の本番の前に。

プロデューサー氏 「緊張してなきゃ絶対良い演奏になりませんよ、でも緊張しすぎるのはまずい。」
私 「そうかもしれませんが、しなければ随分気持ちも楽ですし、のびやかにできますよ。」
プロデューサー氏 「でも油断した演奏で首を傾げたくなるものも多いし、手抜きはすぐわかります。」
私 「手抜きじゃなくても一瞬のツボがあって、そこに落ちると総崩れになることがあって、そこが怖いです。」
プロデューサー氏 「でも緊張してあたり前です。今日もほとんど初対面の相手と共演するんですから(笑)。本番どう歌うかわからない人と舞台に出るんですからね、そりゃ緊張しますよ。」

本当だ(笑)!その通りですね。武蔵野の舞台で緊張するのは、こりゃあたり前のことでした。さて今日の前半のナディーヌさんは、リハーサルとあまり変えない解釈。さらに本番で研ぎ澄まされて味わいが深まっていくタイプでしたので、良い意味での張り詰めた緊張感がありました。これはさわれば耐え難いような、神経の先の部分に触れる大変さはありますが、すごく心地良いものです。とても20代前半の方とは思えない繊細なニュアンスで、すばらしかったと思いました。彼女は明るい人で、後半は舞台のソデに座っていて、私が舞台から帰ってくるたびにキーワンさんのモノマネを小声でやって、笑わせてくれました。

キーワンさんは本番になったらテンポの速いところはさらに速く、何よりもリハーサルでは大きな声で歌っていたところをピアニッシモを多用したりしたので、ビックリしました(笑)。アンサンブルもスリリングな部分もあって、別の意味の緊張をしましたよ~!よく落ちなかったなあ(笑)。彼がそういう自由なタイプには見えなかったので、おみそれしちゃったのです。すぐ自由な演奏体勢に切り替えて、後半のセヴィリアなどでは逆にとても面白く、良く出来たと思います。ともあれ強烈な声も全開!楽しみながら演奏させていただきました。お客様もそんな空気をすぐに感じてくださって、盛り上がっていましたね~!とても良かったです。

終わってからはお二人から熱い抱擁を受けました。「本当にすばらしい!」と言われてホッとしました。めでたしめでたし!こういう舞台でのやり取りは最高に楽しいし、もちろん大好きです。それでもまた緊張するのでしょうね~(笑)。本当にクレイジーな人生です。
by masa-hilton | 2010-03-16 02:32 | 日々の出来事

ナディーヌ・シエラさんとシム・キーワンさんに会う & 演奏曲目

月曜日のコンサート、ソプラノのナディーヌ・シエラさんとバスのシム・キーワンさんが来日、早速お会いしてきた。お二人は共にミリアム・へリンコンクールのwinnerということで、このジョイントコンサートができたということ。よくあるようなお付き合いしている恋人同士というわけでもなく、それぞれ別々のところからやってきたようである。

シム・キーワンさんは韓国の歌手。容貌はかわいらしくなったチェホンマンみたいな感じだが、その声は驚嘆に値する!超ものすごいバス!この間のロマノフスキーさんとのジョイントならば、ホールが壊れちゃったかもしれない(笑)。だから喜劇調なものよりは、声を張って歌い上げるものが圧巻。すばらしい素材だよね。現在は若さの勝利という感じでいくらでも歌える強い喉だ!27歳。さてそんな超低いバスだから、何と私は移調させられることになった。ラヴェルは移調はキツイぞよ(笑)。でも大好きなラヴェルの歌曲を、こんな良い声で歌ってもらえるんだから、がんばろう!ちょっとないぐらい、良い感じだ。

一方のナディーヌ・シエラさんは来日前、超美人とかムチムチギャルらしいとか(笑)、楽屋内では不謹慎な噂があったのだけど、ホント若々しいピチピチした魅力がたっぷりの女の子という感じだった。何と23歳!日本人で言えば大学出たばかり(笑)。日本人じゃリサイタルは無理だよね。日本の場合若いと、仮に活躍できていてもどこか素人くさい響きが残っているようなことも多い。でもシエラさんの声は練れている。チラシのように、確かにフレーニのような響きもある。基本的には細く美しい高い声、上のファのシャープぐらいの高い声が出せて、その高い音域でPPまでディミヌエンドができるタイプ。それは日本人の好みの声だ。誰もわからない例なんだけど、マネージャーの塩崎さんが大好きなタイプの声(笑)、彼がもしここにいたら舞台ソデで悶えちゃうと思うんだけどな(笑)。ニュアンスも上手でセンスも良い感じだ。高校生のときには、スーパー高校生としてアメリカで注目されていたらしい。

というわけで最高音と最低音の面白い組合わせ!曲数が多く私は少し泣きそう(笑)。でも盛りだくさんは楽しい!リハは問題なく無事終了!ドビュッシーなんか二人で「おお~」と美しい余韻に浸ってしまった。良い感じでまずはひと安心。

(プログラム)

○モーツァルト(1756-1791) / W.A.Mozart
歌劇「ツァイーデ」より
安らかにお休み、私の愛しい人よ

○ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999) / Joaquin Rodrigo
4つの愛のマドリガル / 4 Madrigales amatorios
1. Con que la lavare
2. Vos me matasteis
3. De donde venis amore?
4. De los alamos vengo, madre

○ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901) / Giuseppe Verdi
歌劇「リゴレット」より
慕わしき御名 / Caro Nome

○クロード・ドビュッシー(1862-1918) / Claude Debussy
Quatre Chansons De Jeunesse
1. パントマイム / Pantomime
2. 月の光 / Claire de lune
3. ピエロ / Pierrot
4. まぼろし / Apparition

○シャルル・グノー(1818-1893) / Charles Gounod
歌劇「ロメオとジュリエット」より
私は夢に生きたい / Ah, je veux vivre!

●モーリス・ラヴェル(1875-1937) / Maurice Ravel
ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ / Don Quichotte a Dulcinee
1. Chanson romanesque
2. Chanso epique
3. Chanson a boire

○●モーツァルト(1756-1791) / W.A.Mozart
歌劇「フィガロの結婚」より
もし奥様が夜中に、お前をお呼びになる~殿様、もし踊りをなさりたければ

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
奥さん、これが恋人のカタログ

●ジョルジュ・ビゼー(1838-1875) / Georges Bizet
歌劇「美しきパースの娘」より
愛の炎が / Quand la flamme de l'amour

●リヒャルト・ワーグナー (1813-1883) / Richard Wagner
歌劇「さまよえるオランダ人」より
Mögst du, mein Kind

●ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901) / Giuseppe Verdi
歌劇「マクベス」より
空が急にかげったように / Come dal ciel precipita

●ジョアキーノ・ロッシーニ (1792-1868) / Gioachino Rossini
歌劇「セヴィリアの理髪師」より
陰口はそよかぜのように / La calunnia


チョイ前には、モーツァルトの「フィガロの結婚」は頭の二重唱「5、10、20、30」から歌うと言われていて、実は頭を抱えていた。このピアノ譜は完全に「普段の練習用」のノリのひどいもので、ちょっと人前では無理バージョン。お客様だけでなく、弾いている本人にもどうしようもない気まずさが漂う感じ(笑)。そうしたら彼らの連絡ミスで、そこはやらないということだ(笑)。まあ「良かった」とは思ったのだけど、ここ2~3日、それが良く聴こえる工夫のためだけに、ずいぶん練習の時間がとられてしまった。ちょっともったいなかったな~(笑)。
by masa-hilton | 2010-03-14 00:26 | 日々の出来事

「インカント」再び

どうしても我慢が出来なくて、忙しい中を縫うようにして広尾の「インカント」に再訪。やはりうまい!とてもわかりやすくうまいんだけど、強い個性もあって、現地の趣もあって、お洒落な空間。そしてけっこうリーズナブルかもしれない。これで文句を言うやつがいるのか?と思うけど、いたりするんだよね(笑)。価値観は1つではない、これが人間社会の良いところでもある。我々の場合は、とにかく結論を先に言って申し訳ないけど、今回も大満足だ!コースでとってイタリアの地方で統一させて食べるのも楽しそうだが、前回と同じく、アラカルトにしてシェアして戴いた。

a0041150_0353235.jpgとてもおかしかったのはアミューズの前に、メニューを見るときのための「おつまみ」が用意されていたこと。前回はそういうものはなかった。実は前回のメンバーは、メニューを決めるのに何と1時間半もかかったのである。「いえいえ違いますよ」と否定してくれていたけど、絶対うちらのせいだよね(笑)。でもここはワインバーでもあるわけだから、ワインを決めるのには時間もかかるので、これはナイスなアイデアだ。

アミューズはグリーンピースをスープにしたものとビーフ。上品だが深みもあるので、いいおつまみになりそうだ。ホントの前菜はくるみや牛タンを使ってゴルゴンゾーラのソースで戴くサラダ。メチャクチャうまい!これは定番決定だ。重くなくそしてコクがあって、複雑な食材の組み合わせでも上手な弦楽四重奏の様に、1人で弾いているようなシンプルな響き。すばらしい!

パスタは前回感激した「うにとピスタチオのブシアーティ」、今回はトマトに酸味があったものの、またそれが絶妙に良い味を出している。ソースとパスタのなじみ具合がとてもいいんだよね。これが食べたかったんだよ。もう1つのパスタは豚と玉ねぎのラガネッレ。ラガネッレはタリアテッレのもっと太めの平打パスタ。これがまた大ヒット!甘みの強い味わいに肉とパスタが良くあう。私はコショウがかかってないほうが好きかもだが、全然OK!いくらでも食べていたいお味だ。!これも定番にしよう!いやあ、うまかった!

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メインの1つはほろほろ鳥をレバーのペーストで戴くものなのだが、これがとても癖があって、それがまた上品で味があって大好き!どちらかと言うとハーブの強い料理は嫌いなのだが、これは別だね。おいしい!そしてもう1つ、実は前回の馬の腹の肉やハツ、ソーセージの盛り合わせを頼んだつもりが、別の馬肉料理を誤って頼んでしまった。ところが一見クスクスのようなこの料理が、混ぜ混ぜにして食べたら超うまいの!ヨーロッパの味というか、たまらないねえ!ポーランドで言えばビゴスのような。これは大好きだ。料理の名前が長すぎて覚えられなかったのだが、ロバを食べる民族のための・・・・何とかだ(笑)。「おおおお、これうまい!これをパスタのソースで食べたい!」と叫んだら「それは新しいですね」と笑顔で呆れられた。でもまた行きますよ(笑)。前回のウサギを使ったアニュロッティも忘れられないしね。ハマッちゃったな~!
by masa-hilton | 2010-03-12 01:07 | 趣味&グルメ