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今年も始まった冷やし中華(笑)まずは「大衆」

a0041150_2334753.jpga0041150_2335480.jpgラーメンはあまり食べないのだが「冷やし中華」はけっこう戴くことが多い。昨年はこの界隈で食べ比べもした。その折に高評価だった中華「大衆」に出かけて早速「冷やし中華」を。とにかくここはおしょう油&ゴマ味ということで、とても甘いのだ。昨年はこの甘さが大好き!と言ったのだが、今年は・・・・いくらなんでも甘すぎやしないか(笑)。それに麺の量も多くなり器も違う。玉子焼きもなし。きっとお味は同じなのだと思う。超暑い中食べるから、あの甘さが嬉しいのだとも思う。あともう1つ、サイドメニューで「げそのから揚げ」をとってしまったこと。これはそのままでも味があるし、塩をかけたりして戴くのだがとても旨い!プリプリ感のあるげそがとても楽しい!これがけっこう旨いからバクバク食べると、口がけっこう塩味になる。そこへ「冷やし」が入ってくるから、余計に甘く感じるのかもしれない。いずれにしても具沢山だし、食べ甲斐のある「冷やし」。真夏に食べるのが楽しみ~。


(後日記)そしてそのあとガクッと味は落ちてしまったね。今や日高屋のほうがうまいよ。
by masa-hilton | 2010-05-31 23:36 | 趣味&グルメ

新しいCDがリリースされました

今回はナミレコードから、メゾ・ソプラノの澤滋さんとの共演CDで「湯山昭/こどもたちへのリトグラフ」がリリースです。湯山作品は親しみやすい曲が多いですが、その分アプローチしだいでは陳腐になってしまうので、真剣に取り組むとけっこうむずかしい部分が多いと思いますが、でも今回は本当に、澤さんのお人柄が滲みわたる慈愛に満ちた演奏になっていて、とても良かったと思います。今月は大変なことも多かったですが癒されました。

a0041150_19192612.jpg澤さんのライナーノートをそのまま掲載いたします。

・・・・私にとっては「おばあちゃんたちへのリトグラフ」と思っている。この詩達は、まさに私の日常生活そのもの。春はかすみ草、きいろいちょうちょ、秋になると、きんもくせい、家に帰ると80歳の夫のネムチェンコじいさん、夜寝るときはももいろの象「ひとりじゃないからねんねんよ」、自分に歌いきかせている。最後に、やさしく、心温まる音色で導いて下さったピアニストの斎藤さんをはじめとして、スタッフの皆様に心から感謝いたします・・・・・・

とても楽しい素敵なお仕事でした。共演するかたにも、それぞれの年齢の重ねかたを見ることが出来ますが、本当にお手本にしたいすばらしい、美しい人生を生きていらっしゃる方です。
by masa-hilton | 2010-05-30 19:22 | ニュース

人形町の美味しいランチ、住民向け番外編?

a0041150_23523071.jpgTBSの「新参者」ブームというのだろうか、人形町には「新参者」のビジターが溢れている(笑)。さすがにビジターのランチ巡りでは本物の美味しい店にはなかなかたどり着けないようだが、ご存知柳屋の鯛焼きなどは、もともと大変な行列の店なのだが、何と10倍の売り上げということ。凄いというか馬鹿馬鹿しいというか、テレビでやったからと言って、そんなに簡単に行列してしまう人の群れが、一種独特の恐ろしさを感じさせる。自分でぶらぶら町を歩き、はずれることも楽しみとしながら行くのが楽しいのであって、誰かが作った宣伝文句そのままに行動するのは、行動していないのと一緒。でも人形町の商店街が潤うのは良いこと。

「新参者」の中に出てくる鯛焼き屋「銀のあん」は架空の店だ。表通りの「銀だこ」が協力して鯛焼きを製作、にわか作りのセットで対応している。そのお店になっているロケ現場は我が家のすぐ裏にある洋服屋さんの倉庫のような家。土曜日・日曜日の朝は撮影隊が来ているので、朝ごはんを食べようとマンションを出ようとしたら、入り口に三浦友和さんが立っていたりすることが、今は日常的になっている。

人形町にはそれこそ食べ物屋さんがひしめいているので迷いがちだが、美味しい店は大抵古く汚い(笑)。そんな中でも極めつけが飲み屋の「川治」!以前ここでも紹介した

いかにも山賊の出てきそうなお店(失礼)で、せまいこともビックリなのだが、夜に行けば例えば、ぎんなん、魚の南蛮漬、カラスミ、白子の天ぷら、焼き穴子、煮物、刺身盛り合わせ(これが凄い)、焼き魚(銀だら)、毛蟹、あさりの酒蒸し、漬物、椀・・・・・これで4000円を切るような値段の衝撃のフルコースを出す、知る人ぞ知る名店なのである。昼間は普通の飲み屋同様の「サバの味噌煮」みたいなものがでてくるのだけれど、質が良いよね。とても旨い。そして200円プラスするとお刺身が食べられる。これがまた旨い!ガイドブックやグルメ本などには出てくるはずがないお店だが、住人ならば誰もが知ってる(はず?の)凄い店なのである。

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a0041150_054639.jpg魚久本店並びでマイペースで営業する「ネスパ」も、下町らしい濃い店だ。もともと関西の店だから、関西風ランチと銘打っているが、私のお気に入りAランチは以前にもご紹介したが、ハヤシライスにエビフライというわが世代のおじさんなら泣いて喜ぶ組み合わせ。そしてハヤシはチキンライスとの二択になっていてこれがまた嬉しい。そして旨い。関西風ということでトルコライスも関西風。これもオススメ。チキンライスやハヤシライスは私たちが子供の頃はごちそうだった。そのころの記憶を呼び覚ますようにグリーンピースが乗っているのも嬉しい。ハヤシはかなりの濃い味(笑)!念のため。

シェ・アンドレ・ドウ・サクレアーレ」のランチもなかなか楽しい。どちらかと言うとおとなしいフレンチだけど、そこが良さだ。お昼のメニューというと「キッシュ」とか「グラタン」とか、いかにも普通の軽いメニュー名が並んでしまうのがちょっと残念。というのは、食べてみると一味違って断然美味しいのに、そのことが歩いているお客さまに伝わらないのでは?と心配。お味は最初のころよりもますます美味しくなってきている。

今回は牛スネ肉をワインソースで。控えめな感じもするが、女性が多い客層を考えるとこの味で正解だ。サイドのポテトは大人気。全般的にもう少しコクがあるほうが好きかもだね。

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私が最近気に入っているのは「グリル・TSUKASA」のランチ、カニコロッケとカレーだ。この店は「煮込みハンバーグ」が絶品なんだけれど、カニコロッケもとても美味しい。ただちょっとコロッケ、ボリュームは足らない。そしてカレーのほうは美味しいけれど、ちょっとコクが足らないかもで、ソースをかけたりすると美味しくなるタイプ。これが一緒に来ることで、お互いが補う最強の組み合わせになる。いいね!この組み合わせの食べ方をすれば、人形町で美味しいカレーを食べたいと思うとき、私には良い選択となる。意外にないんだよね。これを知るまでは喫茶店の「ロン」で戴いていた。ただし「ツカサ」のカレーはちゃんとメニューに載っていないものだから、ないときはない(笑)。ちょっとご用心なメニューでもある。たまにしかないメニューだから、お味のほうも折々にムラがあったりもする。それも面白い。
by masa-hilton | 2010-05-29 00:47 | 趣味&グルメ

さらに忙しく!栄養補給必至(笑)!!

a0041150_9363153.jpga0041150_9364575.jpg私のことだから過酷なスケジュールと馬鹿馬鹿しい精神的な苦痛から開放され遊び狂っているのでは?と思われがちだが、今までストップさせていた仕事が一気に押し寄せてきて、さらに忙しい状態になった。これはたまらん!と栄養補給(笑)。ここまでで13キロ減量してきたので、体重は忙しくても変わらない。というわけで安心して美味しいものに行く。

宇田川」のいつものヒレカツ!ヒレカツは肉がよほど美味しくなければ満足感が低いし、肉が良いとしても「カツ」の本流から行けばどうしても「ロース」に負けるのだが、「宇田川」は旨いよ~!やはり天才のシンイチさんの腕だ!今回も大満足で幸せ!!先日この絶妙な火加減に文句をつけ「もっと揚げて」みたいな奴がいたが・・・・人の好みは様々だとは思うけど100%の大馬鹿者だなあ(笑)。残念(笑)。

そしてお気に入りの広尾「インカント」で打ち合わせ。相変わらず超美味しい!そして満席。伺えて良かった。こんなに美味しいお店をコースで戴くのは、とてももったいない。絶対アラカルトで戴くべきお店なのである。そのために最初に伺ったときは、メニュー決めるまで1時間半以上もかかってしまったが、今は秒殺(笑)。「え、もうお決まりですか?」みたいな感じ。メニューを見定めるまでは、たぶん私たちの「決定まで1時間半」のせいでそうなったと思うのだがおつまみがだされ、先付けはいつもと同じようなスープと軽い一品。今回はにんじんのスープと生ハムメロン。

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そして普段飲まない白ワインも、ここでは毎回戴く私の定番がある。一般の方では物足らないのかもしれないが、私は甘くフルーティで飲みやすい。前菜はいつもの。くるみや牛タンを使ってゴルゴンゾーラのソースで戴くサラダで、これは本当に旨い。最高だ。コクもあるし何といってもバランスの楽しさだ。いつ食べてもすばらしい!すると全く偶然なんだけど、高嶋さんと千住さんと軽部さんが来店!「え、何でいるの?」「元気だった~?」みたいな話になって大爆笑。あちらも打ち合わせだったので合流はせず。私たちのほうが早めに退店したが、でも偶然って面白いね。

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続くパスタは3種類オーダー。どれも私の定番。まずは「うにとピスタチオのブシアーティ」、今回はトマトの酸味もちょうど良く抜群に旨い。ソースとのコッテリとした絡みが最高。次も定番「豚と玉ねぎのラガネッレ」。かなり太めの平打パスタと肉との相性が抜群。「これファンがたくさんいるんですよ」とオーナーソムリエの竹石さん。そりゃそうでしょう、旨いもの。そしてもう1つが笑ってしまったのだが、前に誤ってオーダーしまったがとても美味しかった「馬肉のラグーソース」があって、私は「これにぜひパスタを絡めたい」と言っていたのだが、出来ました!馬肉のラグーソース+ホワイトアスパラを使ったパスタが登場!私はもしかしたらファルファーレ系のパスタが好きかもだけど、とにかくソースが現地風の濃さがあって旨い。「カネロニ」や「ラザニア」へのバリエションも可能ではないかな?大満足。メインは鳩のグリル料理。以前は内臓肉もあったけれども手羽肉などに変わったようだ。とにかく濃厚!これは最高。大体この手のものが大好き。慌てて食べようとすると「シェフがちゃんと写真を撮ってくださいって言ってますよ」と笑われた。実はサルシッチャと共にここのシェフが得意なものは「鳩料理」だとのこと。その自信に違わず、マジにすばらしい美味しさだった。大満足。
by masa-hilton | 2010-05-26 11:47 | 趣味&グルメ

湘南台のガラコンサートは、和気藹々と楽しく大成功裡に!

a0041150_2245465.jpgさてつまらぬ話で前後してしまったが、毎年恒例のビッグ・イヴェントである藤沢の湘南台文化センターのガラ・コンサートは、今年はブラームス!ここは畑中先生のプロデュースということもあって、ズラリ大物が顔を揃える。ピアノのほうは、最初私とも仲良しのピアニストの名前があったのだが途中で降りられ、杉谷さんが代わりにヘンデルバリエションを弾かれ、若林さんは大曲のソナタ3番と真っ向勝負。司会は名バリトンの平野忠彦先生。平野先生とはもちろん昔共演させていただいたことがあり、リハーサルに目黒のお宅のスタジオに伺ったことなど、懐かしくお話。

この日、私は地方への移動があって、コンサートを最後まで全部見届けられなかったのだけれど、楽屋も和やかで、楽しい雰囲気に包まれた空気が心地良い。私は、音楽的に深々とした大好きな後期の小品を弾いたのだが、響かないこのホールの割にはのびのびと演奏できたと思う。例年よりもピアニシモが弾きやすかったね。良かった~!帰りしなにお客様にも「すばらしかった」「また来てくださいね」などのお声をかけて戴き、とても感激した。

またこのコンサート、今回はちょっと面白い趣向があり、音楽界のトップジャーナリスト吉田さんと今橋さんのお二人が連弾を披露!これがなかなか良い感じだった。若林さんと「困ったね、彼らうまいじゃない?」「何か良いよね、我々も連弾が良かったね」などと楽屋で盛り上がっていた。

ガラコンサートは普段なかなかお目にかかれない仲間たちと、同じ空間を共有できて素敵だ。それぞれが持ち味を発揮して、お客様も喜んでいらしたと伺い本当に嬉しい。大満足!
by masa-hilton | 2010-05-24 22:13 | 日々の出来事

ワレフスカさんとのコンサート、名古屋に続き、青森も大成功なれど

私たちの仕事はツアーが始まってしまったら、あらためてリハーサルというのには時間は取れない。仕事はこれだけではないのだから、最初のリハで見切りをつけて出発するのが常。今回のように無理なスケジュールのリハで何ともならなかったものは、いくら長年の経験をもってしても、いかんともし難い。さらに相性もある。これだけのストレスがあるのもちょっと異常だし、他のコンサートにも影響がでると困るので、初日に感じた直感に従い、ワレフスカさんとのツアーを降りることにした。もちろん名古屋のコンサートは大変うまくサポートしてあげられたので彼女も満足されているのだけれど、ちょっと大変すぎる。他のプログラムを構築する時間がもうない。というわけで友人や先輩の実力者のピアニストをリストアップしていたら、マネジメントのテンポプリモの方が「結局引き受けた人が苦労して、第二第三の斎藤さんになるだけだから・・・」と躊躇するうちに、息のあう演奏が出来る彼女のピアニスト(日本人)をニューヨークから連れて来れる見通しだと言う。それが出来るなら最高だけど、それなら最初からそうすりゃ良かったのに(笑)。それこそ彼女のためだ。

アゴーギクやテンポルバートが本当に自由で合わせにくいのは事実だけれど、そこが良さでも個性でもあるのだから、それを生かせるのは念入りなリハーサルあってのみだ。1例を挙げれば、ショパンのポロネーズは彼女はフォイアマンの版を使って、元来ピアノが弾くむずかしいパートをチェロで弾いている。フォイアマン版のピアノ伴奏は和音の伴奏系で対応してある。オリジナル譜ではピアノが華やかに動いてチェロはお休み。だからこそピアノはパラパラ自由に弾けるのだ。で、フォイアマン版のチェロとオリジナル譜のピアノを重ねるというのだから大変(笑)。結局動きはユニゾンになるので、こちらはもう自分のペースと正しいテンポを捨てて合わせるしかなく、未完成なリハではどうしようもない。招聘の渡辺さんは「彼女のアゴーギクは弓とポジションに時間がかかっているだけなんです。だからその場所をお教えしますからそこで待つように弾けば大丈夫」みたいなことを私に言ったが、それはあまりに非音楽的と思いお断りしてしまった。それならずれたり間違えたりした方が良いと思ったのだ。しかしそれが一理あるとするならば、それが音楽的に聴こえるための、さらなるリハーサルが必要だ。でも「一緒にハードに練習すると指が痛くなってしまう」と言われ(笑)、もはやこれまで。先日のクリストフ・ポールさんとの「水車小屋」で、友人のピアニストに「あのピアニシモでの演奏は神業だ」と大げさにほめてもらえたのだが(笑)、それはほめすぎとして、それほどに気を遣って普段から演奏しているのに、「指が痛くなる」とは・・・・普段それほど弾いていないのか、ありえない。どういうことなのだろうか?これは彼女のコンサート・スケジュールがハード過ぎるという問題かもしれない。これでもう無理と判断した。

ただおかげ様でブラームスを中心としたプログラムは、大変うまくいっている。今日の青森もコンサートとしては大成功だ。彼女も「よくサポートしてくれている」「ブラボーだ」と笑顔で喜んでくれた。もちろんとても嬉しい。大切に考え、少しでも彼女が楽にいられるように努力していることを、わかってくれるようになった。今回は長旅だったので色々お話しすることも出来、お互いにストレスを持っていた「わだかまり」みたいなものもすっかりとれた。青森に行って本当に良かった。彼女は今はむしろ契約やギャランティのこととか、CDの権利のこととか、そういうことを大変心配なさっているご様子で、日本に来て心休まらない日々を過ごしていらっしゃる様子が、とてもかわいそうに思えた。「無理なスケジュールと環境が、あなたとの不幸な出会いを作った。よくやってくれていると思うし、とても良い演奏だったわ、ありがとう」彼女が別れ際に言ってくれた一言で、気持ち的にも救われた。というわけで良いサポートが出来ることも完全保証済ではあるが、武蔵野以外は極力降りる方向で検討中、特にライヴ録音もある石橋などは彼女にもぜひリラックスして、馴れたピアニストと成果をあげていただきたいと心から思う。

武蔵野文化のプロデューサーは、ワレフスカさんに対して「うちは会員900円のチケットでしか売れないよ」と評価は厳しいが、今回のことについては「斎藤さんもこの仕事の苦労は無駄じゃないし大丈夫、楽に行きましょうよ」との反応。思わず「友人への協力という形で受けた仕事だったのに、現地のピアニストを呼べるお金があるんだったら、私のやったことは無駄のような気がしてしょうがないですよ」と長話。ただ私が共演だったから大きなホール・コンサートを2件作れたわけで、そういう意味で名前が必要だったと考えれば必然性もあると言われ納得。その武蔵野のコンサートでは最後のご奉公のつもりで、少しでも良いものを目指し味わいが滲み、プロデューサー氏にも「良かったね」と言ってもらえるように努力したい。

本当に今回はしびれました(笑)。珍しくネガティブなことを書いたので、多くの友人や関係者にご心配をかけた。私が苦しんでいるのを見て、音友の批評の執筆依頼を断った批評家の方もいらっしゃる(笑)。皆様、本当にいろいろありがとう。
by masa-hilton | 2010-05-23 23:59 | 日々の出来事

ポールさんとのコンサートは大成功!

楽しみにしていたクリストフ・ポールさんとのコンサートも大成功に終了!終わってから常連のお客様に「とても素敵だった」とほめていただけて、本当に幸せだった。素敵だったというほめ言葉が、私は一番好きだからである。素敵な原因はポールさんの響く甘い声と安定した歌唱、そして確かな解釈と感性が、私との相性で良かったからである。ホッとしたし、演奏がいつまでも続けばいいなあ~というような気持ちでいっぱいになった。ポールさんも「これで終わっちゃうの?つまらないね、またやろうね」とおっしゃって、とても気分が良さそうだったので、これもまた嬉しかった。

a0041150_119233.jpg今日はけっこう入りの時間が遅かったので、病院なんかにも寄ったあとに、大好きな天麩羅の「中山」さんに行ってランチを戴く。この写真は「中山」さんの通称「黒天丼」。濃いタレで美味しいんだよね。そして1050円とビックリの安さ。あの氷川きよしさんも絶賛のメニューだ。

1時間前に軽くリハをというお約束だったが、ポールさんの入りは遅かった(笑)。なので開場にも時間がかかり、開演も事実上10分オシになった。でも「水車小屋」は休憩なしで歌われるのでそれでも余裕。今日は彼のなかなか素敵なトークとアンコールもあって、そのお人柄の良さも会場に伝わっていた。まだまだお若いポールさん。これからさらに磨きがかかって、ビッグネームになってワーグナーなどを引っさげて新国立劇場などに登場することでしょう。

それにしても今日はライヴ録音しても良いくらいの完成度の高さだった。普通これを全曲歌って、ポールさんぐらいの完成度で歌えた人は稀だ。すばらしい!ただ1箇所、半拍早く出てしまったところがあって、やむ終えず私がその半拍をかぶった。あれは聴いていらっしゃる方には「肝心なところでピアノが変な間違いをした」ぐらいにしか聴こえないと思う。これぞナイスホロー(笑)!けっこうこのパターンは多い。歌手には大変感謝される。本番は事故も起きるけれど、本番だけの得がたい瞬間が生まれる。今日もそういう部分いくつもあり、その瞬間がとても幸せ!

気持ちの良い本番が終わって、おなかが空いたらいつもの「香港美食園」。「きゅうりのにんにく味」「チンジャオロース」「酢鶏」「春巻き」「チャーハン」を戴き大満足!

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by masa-hilton | 2010-05-22 01:25 | 日々の出来事

クリストフ・ポールさんとのリハーサル

分刻みのスケジュールで移動中、あわただしくポールさんとのリハーサル。とても謙虚な良い方で、まず私のスケジュールを気遣ってくださいました。そして歌声はすばらしく良い声!甘く太く深いバリトンの「水車小屋」は、主人公が誠実な美しい青年に見えてきます。何よりも様式がきちんとしているので、アンサンブルも何も問題がありませんでした。リハーサルはキッチリ2回あるから、まずはひと安心(笑)。色彩豊かなシューベルト!ぜひお楽しみに!

最初の曲が始まったときに、音楽が広がる感じ・・・・これがいつもの感じだ。ダイレクトに「音楽の喜び」というものだと思う。この1週間はそういう感覚がなかったためにか、弾いているだけで幸せな空気が広がる。感謝の気持ちと。さ、引き締めて、そして楽しくがんばろう!

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いつもの太田鮨に伺って楽しいひと時を。自分が常連のお寿司屋があるというのは、本当にありがたいこと。ここに集う方々との楽しい会話にも花が咲き、活力も生まれる。なんて言っても美味しいからね。とてもよい時間だ。お調子者に逆戻りしてしゃべるわしゃべるわ(笑)。

お客様のお1人高千穂大学の教授でいらっしゃる寺内先生の本「ビジネス・キャッツ」は今かなり評判を呼んでいるらしい。実践のビジネス英語のための本で、これからの人はこういう能力が問われるよね。ぜひぜひご購読ください!

今月から酢の物はモズクになった。とても繊細!美味しいね。最高だったのはアワビ!でも歯が悪い方はご用心だ(笑)。
by masa-hilton | 2010-05-21 02:50 | 日々の出来事

名古屋から

やはりホールが良くてピアノが良いと、きちんとサポートできますね~良かった。ほっとした(泣)。

ワレフスカさんも満足のご様子だったが、お客様に彼女の良さを多く届けるお手伝いは出来た感じ。徹底ピアニシモ奏法に友人たちも驚いていた(笑)。確かに肩がコリコリだ(笑)!あともう少しだからガンバ。
by masa-hilton | 2010-05-19 22:06 | 日々の出来事

ちょっと辛かった~!ワレフスカさんとのツアー始まる

後日記:珍しく携帯からの一報を上に入れたが、やっと色々な誤解も解けホントに安心したのである。ここには生々しく色々トラブった事実を羅列して、名古屋の主催者からも「ショックを受けた」と怒られてしまったのだが、事実は事実だし、私にも気持ちがあるので辛かった。ご存知のように私はブログにネガティヴなことはめったに書かないのに、書かざるを得ないぐらい心重かった。きっとわかってはいただけないかもしれないけれど。そうはいってもワレフスカさんには、心安くいていただきたいというのが私の信条。何とかしてあげたいという気持ちは今も同じ。別に誰が悪いわけではなく偶然が重なってのこと、とりあえずは概要だけ。

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a0041150_011754.jpg個人的に心配していた通り、大変なツアーになってしまった。何がいけなかったかというとすべてが情報不足だ。もっといろんなことがわかっていれば、ほとんど回避できたことばかりである。予想通り高速バスでの移動はかなりお疲れになったらしく、相当ご機嫌を損ねてしまった。お怒りはよくわかる。私だって大変だった。さすがに着いてすぐの演奏はバスの振動が手に残っていて良くない(おまけに内緒だけど酔い止めの薬も飲んでいたし)。スーパートリオの移動も、あの新幹線での振動を気にして前日入りをするぐらいだから。決してワガママではないけれど、やはり怒っているお姿を見るのは、本当に辛かった。何しろ私にはどうしようもできないことだから。

リハーサルが1日でやり残した曲が合ったのも、今回のツアーの場合には本当に良くなかった。彼女はお互いに対話しながら音楽を作っていくというよりは、完全に彼女の音楽を構築させなければならないタイプだ。こちらが自分のカラーを切り出すと、流れを止められてしまうようなところもあったので、とにかく聴いて対応するのみということも現場でわかった。面識もないのでこの辺の認識が甘く、本番になれば場所もホールではないし、お互いの音も聴こえない、ピアノは相当なダメージを受けた楽器(もちろん地元の調律師の皆さんは最善を尽くし、主催者の方たちも温かく最高だったが)、できることとできないことがあるから、楽しいコンサートで行こうと思ったのが間違い(笑)。でもこうした場所はこういう場所ならではの良さがあるので、身近なお客さまと共に楽しんで行こうという、ジャズのサロンのようにするべきである。でも彼女は純粋な巨匠だったので、ここでも自分の普段のスタイルを変えずに演奏する。お国ではコンサートの事前に2週間ぐらいピアニストとパッセージに至るまでリハーサルをするという。そして個性的な演奏でもある。彼女に言わせると、あのダニエル・シャフランでさえ音楽的でない演奏家なんだそうだから、覚悟がいる。

私が一番困ったのは「もっと小さく小さく」と言われたことで、普段は歌の伴奏でピアニッシモが最も得意だというのに(笑)、どうあっても音が「キャン」と出てしまう古いピアノで、そこを浮かせて弾けばミスタッチになってしまう。小さく弾くにはホントに限界があった。その死ぬほどの苦労は現地の譜めくりの人が証人で、「先生は十分すばらしいです」と何度も握手をしてくれたが、心は晴れないよね。後日、しらかわホールではいくらでも小さく弾ける。スケジュールの間は他のコンサートの練習がぎっしり詰まっていたので、特別に練習したわけでもない。実は同じようにやっていたのに「別人のよう」とまで言われたのだから、お察しいただきたい。あとライヴだから事故はつき物、例えば「繰り返しをする」といっていたのを忘れて先に行ってしまったりとか、出遅れやフライングなどが彼女にあった場合、絶対にこちらが対応するということだ。もちろんこうした事故は誰でも頻繁にやらかすことだが、室内楽も得意な奏者やウィーンフィルの人たちなんかだと、うまく自分で戻ってきたりもしてくれるので、判断も最初はギクシャク。いつもは「ソロは良かったけど、ピアノがね~」とこちらが批判をかぶるぐらいに、ホローは得意なはずなのに残念だ。何とかまとめてコンサートとしては悪くはなかったと思うけれど、重い気持ちでいっぱいになる。

a0041150_10501562.jpga0041150_10503479.jpgこの仕事を降りようか?と何度も思った瞬間があった。それはやはりこの人は絶対に自分のピアニストを連れてくるタイプの人だから、この期間中は常に寄り添っていつも一緒に練習をしてあげることができる人のほうが、きっと彼女は安心するだろうと思ったのだ。あいにくこちらはこのツアーの合間に東京往復して、他のコンサートやリハーサルに追われている。「修羅場をくぐっているから譜読みも早く、何があっても大丈夫、楽しいコンサートにしてくれる」という妙なウワサを信じて依頼されたんだろうけど(笑)、確かに今回も初見で弾かされた曲もある(危険~!)。彼女のコンサートは修羅場とは違う、きちんとしたホールで行うべきもので、もっと時間をかける種類のものだ。でも私自身も今は健康体ではないので、これ以上の対応はむずかしい。

でも私にはいっぱい支えがあった。伺った幼稚園では晴れやかにソロも弾かせていただいたのだけれど、そのときの園児の顔ったら!最高!そして各場所で私のCDも良く売れた。私はこうしてお客様を信じて、それでやってこれたようなものだから、この瞬間が本当に嬉しくありがたい。色々あるけれど、ここは踏ん張りどころと思ってがんばりましょう。そしてサポートしてくださった方々の温かさには心から感謝。ホテルには花束が用意されていて、そのホテルも親切で時間外なのに夜食も用意してくださった。ありがとう。

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そんなことがあって私、外見もいつもとは違ってブルーに見えたらしい(笑)。慰めてくれるのは人形町の皆さんたちだ。ありがたいね。合間に行ったお気に入りのレストラン「イル・バンボリーノ」では、ゴルゴンゾーラのニョッキ、これにパルメザンをかけていただいて最高!旨い!サルシッチャを使ってのピザもいつもながら美味しい、ややガーリックが利いている!そして「鴨の胸肉のロースト」。鴨好きなのだけれども、かつてないぐらいに旨い!肉はジューシーで甘みがあり、ソースの甘みと旨くブレンドされて絶品!ぜひこれはお試しあれ!
by masa-hilton | 2010-05-18 01:28 | 日々の出来事