「ほっ」と。キャンペーン

<   2010年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧

日本橋の開発進む

a0041150_1445591.jpga0041150_14451686.jpg日本橋「コレド室町」がオープン。行かなきゃよかったが、ものすごい人。レストランも満席、でもデパートのイートイン、上野駅の「つばめグリル」なみの広さの店が多いので、くつろげる感じではない。しかしながら日本人の悪い癖だ。ここまで混んでいなくても良いと思うし、またこれが3カ月後には閑散としていたらと思うと、うんざりする。現に「コレド日本橋」のほうはゴーストマーケット状態。結局何が良いか悪いかも関係なく、これに行く行かないを吟味せずに動いてしまうようで恐ろしい。ところで同日にオープンした野村ビル「ユイト」のほうは空いていた。値段が高い割には「銀座・天一」だったりHオークラの中華だったりと、あまり食指の動かない店のラインアップ。そうは言っても人の波はそれなりに見切っているわけで侮れない。「ユイト」のフロアは美しいので(写真)やがて静かになったら落ち着ける場所かも。

しかし「日本橋」の上に高速道路が通ってるあの風景!文化というものを無視した政治家の遺産だ。あれを見てしまうと何をやっても手遅れという感じがする。だから「築地の移転」も安易な決定はどうかとも思う。慎重にお願いしたい。それでなくても「都銀行の破たん」や愚かしい「オリンピックの再誘致」とか、世界の頭脳が集まる東京なのに、ばかげた失策が続き嘆かわしい。

そう言う自分は?ホント大したことがない(笑)。今日なんて地元のやじ馬だし(笑)。たちが悪いよね。東京駅の大丸だって空き空きになった最近行き始めているわけで、新コレドさんも落ち着いたらまた覗いてみるかもよ(笑)。というわけでこちらは「宇田川」の「豚テキ(トンテキ)」を戴いて帰る。旨い~!お味も肉も相変わらず最高だね!日本一のポークソテーランチは健在だ。新規開拓ももちろん良いが、「間違いなく美味しい」ものを戴いて帰るのもまた江戸流(笑)。
by masa-hilton | 2010-10-30 15:02 | 日々の出来事

冬来たりなば

a0041150_147545.jpg急に寒くなってまたビックリ。でも寒くなると美味しい「鹿肉」にありつけるよね。いつもだと「アル・ポンテ」で戴くが、上野の「レカン」あたりでも出してくれる。楽しみ!

今回は「イル・バンボリーノ」。個人的にとてもとてもお気に入りの店だ。まずは前回とても良かった「バーニャカウダ」、ハーフサイズでも盛りだくさんで美味しい。そして定番「チーズのリゾット」!相変わらずお米が立っていて絶品だね!満足満足。そして「鴨のひき肉のミートソースのラザニア」が旨い!若いころからラザニア好き、あちこちで戴くも美味しいラザニアは少ない。そんな中「イル・バンボリーノ」のラザニアは以前も美味しかった。以前のはアグーだったが、今回の鴨のひき肉のほうが断然旨いね~!ホント幸せでございます!

で、お待ちかねの「鹿肉のロースト」はブドウを使った「ランブルスコ」ソース!シェフの苦心作ということだが、抜群に旨い!おまけに「鹿肉」が仔鹿の肉なので柔らかく最高だ。これはずば抜けているね!もちろんここはピザも旨いし、今日は隣の女性客が「トリュフのカルボナーラ」で絶賛絶叫(笑)されていたほどだが、しばらくは「鹿肉」で決まり!もちろんいつもの「鴨」も気になるが・・・。やはりとてもお料理上手な店である。古い人間のせいなのかな、素材をそのまま焼いたような店はあまり興味がない(笑)。

a0041150_150168.jpga0041150_1501082.jpga0041150_1504194.jpg

a0041150_244117.jpga0041150_24511.jpgこちらもお気に入りすぎて、ブログとしては変わり映えはしないけど、鰻の「大和田」さん。ここに行っても、寒くなってきたせいなのか、「肝吸い」よりも「なめこ」を注文することが多くなってきたね。前にも書いたけどここの「なめこ」は凄い。普通だと「肝吸い」のほうが高そうだけど、「なめこ」のほうが高いから笑う。赤だしで大量に入っている「なめこ」のファンは結構多く、以前この「なめこ」をめぐって夫婦喧嘩を繰り広げていた老夫婦もいたぐらいだ(笑)。

もちろん主役の鰻もいつもながら美味しい!今日は「松」。やはり「松」か「桜」だね。鰻が大きくふっくらしているのに、けっこうお安い。でも以前みたいにフレンチのあと行ったりはしないけど(笑)。それでも前にも決めた通りに?きちんと週2回は食べていたいよね。大満足!

話は変わるけれどウラディミール・ホロヴィッツ、ジョルジ・シフラに続いて、サンソン・フランソワとエドヴィン・フィッシャーのBOXを買ってしまった(笑)。いずれもほとんど持っているものばかりの「買い直し」。無駄遣いと言えば無駄遣いだよね。

ホロヴィッツのは70枚組で、そのうち60枚は持っていたのだ。その辺りのことは前に書いた通り。強いて言えば未発表ライヴの2枚だけが目的だった。だけど買って良かったのである。シフラの40枚組も30枚は持っていた。残りの10枚の中には知らないものが随分あって、また思いがけない名演奏もあったりして、大いに楽しめた。とりあえずは大成功だ。

a0041150_2561780.jpga0041150_2562542.jpg今度のフランソワ36枚組も同様で、たった4枚の未発表ライヴとレアソースがお目当てだ。あとハンガリア狂詩曲やプロコフィエフなどLPでしか持っていないものがあるから、都合8枚ぐらいは必要か。フィッシャー12枚組はLPのものの買い直し1枚とベートーヴェンの3番4番の協奏曲の2枚が必要。残りはダブっているばかりかLPからCDにも買い直した。でもこの4人は私にとってルーツにもなるような4人で、子供のころから聴きあさって大きな影響を受けたし、とにかく彼らの演奏が大好きなのである。必ずしも良い演奏でなくても大好きだったりするわけで、限定盤販売のセットでまとめられると抵抗できない(笑)。とりあえず今年はこれで楽しい冬ごもりが出来るね。

by masa-hilton | 2010-10-29 03:13 | 日々の出来事

涼しくなったから鍋も!まずは「イベリコ・バル」

何回も馬鹿みたいに思っているけれど、あれだけ暑かったのによくぞ涼しくなったことよ。またマーケットの「ピーコック」を歩けば、なんとクリスマスソングがかかっている。驚いた。銀座日本橋はたいてい11月頭ぐらいからだよね。と、気がついていないだけで(笑)確かにもう11月なんだよね・・・いやぁ早いなあ。

ちなみに私の家は最近では10月頭から2月ぐらいまで「クリスマス・ツリー」を飾る。クリスマスは大好きなシーズンだから。それに家も何んとなく華やいで楽しい気分にもなる。今年のツリーは去年と同じ、ケーキのようなかわいいやつである。

a0041150_093551.jpga0041150_095169.jpga0041150_010377.jpg

a0041150_0102087.jpga0041150_0103390.jpga0041150_0104492.jpg

a0041150_0105684.jpgそれほど鍋は好きでもないのだけれど、「すき焼き」は大好き。その他にもお店限定でお気に入りのものはいくつかある。そのうちの1つが人形町の交差点、昔モスバーガー(または「ステファン」というステーキ屋)だった場所にある「イベリコ・バル」の「イベリコ豚のしゃぶしゃぶ」だ。普段食べない「素材」派のあっさりメニューながら、実はソースに工夫があって濃厚な味わいも微妙に感じさせ、「金時草」や「百合のつぼみ」などのお野菜もよそでは戴けないので、とても楽しみなのである。

今回は前菜に青魚のエスカベッシュなどを含む「本日のタパス3種盛り」を戴き、コラーゲンいっぱいのスープ、イワシのフリットなどを戴いて、しゃぶしゃぶ、栗のパエリア、仕上げはしゃぶしゃぶのスープを中華麺で、という流れ。

とにかく「栗のパエリア」が超旨かった!季節限定なんだろうね。毎日でも食べたいほどに具材とマッチしたお味もさることながら、ライスの食感がいい。以前地方で、そこはスペイン料理店ではない場所だったから仕方がないけれど、まさにチャーハンのようなパエリアが出てきて、1口ほどしか食べられなかった。あのいやな印象を完全に上書き!ぜひ「栗」がまだあるうちに(笑)再訪したい。
by masa-hilton | 2010-10-25 00:16 | 趣味&グルメ

恒例の戸塚でのコンサート

いつも年度で1回行われているコンサートですが、ホールがとれるか否かでスケジュールがピタリ1年にならないこともあります。今年は2月に続いて2回目になりますね。でもこれは4月からの新年度でのコンサートなんですよ(笑)。

実はこの日のスケジュールの連絡が前後してしまって、同日の武蔵野市民文化会館でのコンサートに私の名前が載ってしまいました。HP上では私の名前ですが、他のかたが弾かれることになります。ご心配をおかけしまして、申し訳ございません。どうぞよろしくお願いいたします。

a0041150_525429.jpg

ところで先月の宗像ユリックスのコンサートの翌日、イヴェントに参加させて戴きとても楽しかったのですが、その折のお写真が送られてきました。スタッフの方から「是非どこかに飾ってくださいね」とメッセージがアリ!家に飾るよりも、やはりここに飾った方が良さそうですので、アップさせていただきました。

そういえば今年は暑かったですね~。短パンで移動したのも愉快な思い出です(笑)。

a0041150_5344610.jpg

by masa-hilton | 2010-10-22 05:39 | コンサート・イヴェント告知

自分の居場所

人形町では恒例の「人形市」も終了。これが何となく盛り上がりに欠いている印象だ。ちょっと小汚いし(笑)、その割にはお値段は高いし、個性的な人形や「念を持つような」表情は見当たらない。ヨーロッパの昔の街並みの路地なら、おじいさんが屋台で売っているのが怪しい風情で良い。でもそんな風景、映画以外で出会ったこともないし(笑)。赤ちょうちんの人形町で、それも露店に並ばせられてドールたちもちょっとかわいそうだ。人形は少し凝った、そして古めかしい雰囲気が漂うお店で買うのが良い。そんなイメージだ。

a0041150_17585497.jpg話は変わるけれど、どうしても「ヒレカツ」が食べたくなって(笑)、それも「宇田川」のヒレカツが食べたくなって行ってきた。ここのところご無沙汰でよそのお店で戴くことが多かったが、やはり「宇田川」のヒレカツは旨い!全然違うね~!最高だ。私の子供のころからの「美味しいヒレカツ」のイメージにピッタリなのである。これはとてもいい加減なことではあるのだけれど、とても重要なことでもあって、売り手の立場となったら厄介なことだ。ともあれ大満足だったが、もう1つ「宇田川のヒレカツを食べたい」という欲求に対するイメージとも一致していたことが重要なポイントである。「あのお店のアレ」とか「あのピアニストのアノ曲」とか、こちらのイメージしていた通りのものが出てくると嬉しい。それがイメージできるほど個性的だというのは、非常に価値のあることだから。

最近は、日常生活というのは「低刺激」の時代だと言える。先日もある若いピアニストのアンサンブルを聴いたのだが、何とも涼やかでお洒落でハイセンス、完成度も高く頭も良さそうな見事な演奏。しかしそこには感情とか感動とかの、うごめくような濃厚な主張や表現は皆無で、果たして自分の人生の時間を割いて、これを聴く価値があるのかしら?という、絶望的な気持ちにさせられた。私たちのような種族にとっては、このような音楽は時間の無駄としか思えない。

現代人の生活自体がとても機能的で、この演奏のように一種清涼な時間の中にあるのかもしれない。そこで広く読まれる小説や映画には、倒錯的な愛や変質的なまでに審美的な世界のものが好まれたり、オタクのような微細な「こだわり」に固執していく状況が生まれるのかもしれないと思った。これらのものは古い世代には忌嫌われたりしていた感覚だが、少なくとも私自身の場合は日常生活が刺激的であるので、このような世界には興味すらわかない。実生活のほうがはるかに刺激的で面白いのである。同時にドロドロとした毒もあり(笑)、こんな私たちのような生臭い人間とは付き合えない人が実際は増えているはずであろう。でも彼らは表面の摩擦は好まず、きっとニコニコ笑ってスルーさせているのである。こちらはこちらで「きっと諸々つまらないのでは?」と内心思っている(笑)。人間は「禁断の木の実」を食べてナンボの動物だと信じているからだ。

そして趣味趣向やイメージによって、個人的な行動が限定されていく。好みの人や好みのお店がすることだったら、なんでもOK!という人もいるが、私はだめだ。だからレストランの場合、いつも同じ好きなメニューを食べるようなことになってしまうのだが、定番に至るまで色々試すのは好きだ。先日お気に入りの「シェ・アンドレ・ドゥ・サクレクーレ」のお昼の「じゃがいものグラタン」は失敗。もちろんこれは私個人の好みの問題で、これが大好きな人もいらっしゃると思う。イメージ的にスライスしたジャガイモにチーズがかかったようなものを連想していたが、ジャガイモが形を残さずザラザラとした感触の、マッシュポテトのグラタン風だったので私にはアウト。でもこのお店は家族的な温かみがあって良い。「おばあさんのスープ」も最近私には薄めに感じる。だんだん薄くなってきたような気もするのだけれど(笑)気のせいかな。ちょうどパンにつけて戴くオリーブオイルがあるので、それを少々入れると実は美味しくなるのだ。これは管理人さんのアイデアの「チョイ足しグルメ」。格段に風味が豊かになるので、ぜひお試しあれ!「田舎風テリーヌ」なんかは割とお肉がワイルドな感じで濃厚、こういうのは好きなんだけどな~。色々と戴いているのだが、実はまだ定番を決めかねているお店である。

a0041150_18321846.jpga0041150_1836176.jpga0041150_18324457.jpg

そのあと銀座の「オー・バカナル」で戴いた「ラタトゥイユのグラタン」が私のイメージとピタリ合っていたものが出てきた。だからと言ってお味は普通だったな(笑)。有名店だが私にとってはやや期待はずれなことが多い店なのである。パンが美味しいという「オー・バカナル」だが美味しかったのは「パイ生地」のものだけであとは平凡。昔はフランス人の利用頻度の一番高いお店として有名だったが、最近はここで食べることの意味すら感じられない。もちろん悪いわけではなく、むしろこの平凡で普通だからこそ、低刺激が心地良いという人たちに好まれていくのだとも思う。お店自体はお洒落な空間だ。大体が「塩味」主体の薄味レストランとかも意味がわからない(笑)。このブログをご覧のかたはよくご存じだと思うが(笑)素材よりも調理された味を楽しみたいほうだ。ちなみにこちらでも「田舎風のテリーヌ」を戴く。これは美味しいね。美味しいというか懐かしい味だ。若いころステファンスカ先生のおうちで戴いていた、あのお味である。

a0041150_1825265.jpga0041150_183353.jpga0041150_1831441.jpg
私にとっては個性的なものが絶対に楽しい。個性的すぎて不味いのはもちろんアウト(笑)だし、個性的と言いつつ実は未熟だったり衰えてきていたりで、特殊になっているのはきちんと見分けている。もちろん私に限らず、全ての人がそれぞれの感覚できちんと咀嚼して判別している。それが正しいかどうかも諸説紛々賛否両論、でも個人個人にとってはとても重要なこととなる。つまり他人の言うことは「あてにならない」ということなのだ。

私の大好きなボロネーゼ!というよりは「スパゲッティ・ミートソース」と言うべきか。これを心から美味しい!と思う人は世の中にどのくらいいるのかな~(笑)?お店の人でさえ「うちのは変わってますからね・・・」と(笑)こんなに個性的で美味しいのに、あまりオススメではないような風情すらある。とにかくこの「洋風ソース焼きそば」のようなミートソースが大好きだ。今回は「海老フライ」をサイドに。これも1000円強なんだから何の文句もない。ここは日本橋公会堂の前の「日勝亭」。以前にも書いた通りに摩訶不思議「ヴォルガ・ライス」も「ポークソテー・ハワイアン」も楽しい。

a0041150_1841583.jpga0041150_18411645.jpga0041150_18413270.jpg

私の大好物の鰻だって食べられない人がいる。私は毎日でも良いというのにね。お互いに「信じられない」と心で呟いているわけだ(笑)。最近「大和田」さんは大人気だね。ものすごく混んでしまって、メニューの取り違いや忘れもあって心配しちゃうけれど、女将さんのキャラクターはそんなことは何のそので許せちゃう。これも不思議なもので、わずかなミスでも許せないような店があったりする。結局、基本的に人は自分の居場所を探しているということに尽きる。相変わらず濃厚な「鰻」は美味しかった。
by masa-hilton | 2010-10-19 19:40 | 日々の出来事

14日のイベントも無事に!ちょっと一息

14日の企業イヴェントも無事終了。場所は東京タワーの真横の「ザ・プリンス・パークタワー東京」。プリンスホテルの中で一番きれいでお洒落な空間だよね。さすがに大都市・東京のど真ん中だけに、33階のホテル階を下から見上げると、SF映画もビックリの未来都市のような風情。

この日は朝8時からのリハーサルだったので、朝早くに会場入りしてホテル内でゆっくりまったりと朝食。ラウンジの雰囲気は明るく良かった。イヴェントは午後だったので、お弁当が出たのだけれど何と「人形町・今半」のものだった(笑)。我家から歩いて2分もかからない所から来たお弁当は、「今半」だけに当然お肉のお弁当と思いきや、普通の「幕の内」だったのが意外(笑)。「いろいろ商売頑張っているんだ~」と思いながら、こちらも演奏に備える。コンヴェンションルームの本番だから、控えの間の「会議室」は国際会議でもできそうな広さ。こういう仕事はとても楽しい。イヴェントは多くの人たちの情熱で作られるものだ。

a0041150_2038745.jpga0041150_20381830.jpga0041150_20384492.jpg

帰りはもう午後3時にはフリー。お弁当を戴いたのだが、ちょっと中途半端な時間に食べてしまったので4時過ぎには夜ごはんモード。久々に母親を誘って上野駅構内のレカンに。こちらもお気に入りの場所で、しばしば伺っている。フロアのギャング風なシブいおじ様たちとも仲良し。何と言っても「レカン」の名前が示すように、とてもオーソドックスなフレンチ。昔かしこまって戴いた、高級そうなフレンチの味わいがどこかに生きていて、斬新さや個性はないのかもしれないが、落ち着いた気分にさせてくれるお味だ。特にこの上野の「ブラッスリー・レカン」は遅くまでやっているので、コンサートの後に伺うことが多く、いやしの空間になっている。

a0041150_2182483.jpga0041150_2183411.jpga0041150_2184961.jpg

a0041150_21947.jpg場所が場所だけにメニューの種類は少なめ。考えた末、コースのC~ムニュ・クリシー~を選択。ただしメインが「牛フィレ肉のロティ」で、これではあまりにも平凡で芸がなさすぎるので、コースBのメイン「ウズラのコンフィ・ロティ、 ほうれん草の新芽とソース」と無理を言って代えてもらった。これが大正解。それに「エスカルゴの壷焼き」を追加。さすがに老舗の「エスカルゴ」は裏切られない定番の味で満足。パンをサイドにとらなくても良いように、つぼにパンで蓋をしているところが可愛いね。

「マグロのタルタルと秋茄子のロトンド仕立て・雲丹のせ」、こちらも見た通りのお味だ。ウニが乗っているところで風味が増して美味しい。「フォワグラのコンソメポトフ・キノコ添え」はポトフなので、当然ソースはゆるい。これはスープの味わいでもないし、好みとしてはこの形態でない料理法が好きだ。「アロマオイルで火を入れた真鯛・柑橘とスパイス」、どこに行ってもあるフレンチの「柑橘系ソースの魚料理」は実は苦手。しかし地方のホテルなどにありがちなチープな感じでなく素材の味が良く、割と気に入った。メインの「ウズラ」は新芽ソースがなかなか良い。さっぱり系ではなくもう少しコクの深い感じだったり、ウズラの詰め物みたいなのが好みだけれど、これはこれで美味しい。全体的にはとても満足。きちんとまっとうなベーシックな解釈で、ベートーヴェンの初期のソナタを聴いたような気分かな(笑)。
by masa-hilton | 2010-10-16 21:12 | 日々の出来事

ダレダレのダレまくりの日、「全聚徳」と「フジキッチン」へ行く

規則正しく暮らしていないということもあって、たまにどうしようもなくダレてしまう日がある。どうしたものかと思うのだけれど、これはまた気持ちに火がつくまでは仕方がないのだろうね。そういう時は食欲もないし、面白い気分もしないし、勉強する気も起きない。でもこういうのって普通だと思う。人間だから(笑)。さしあたっては目先を変えるのが一番。そうだ、変わったものを食べよう!変わっているけど不味くちゃいやだ・・・・となると?あはは!あったあった!というわけで、銀座の「全聚徳(全衆徳)」に再び。

ご存じのように北京ダックを食べるならこの店!っていう老舗だ。以前行った時も美味しいけれど、ちょっと現地ぽい味わいもあって楽しかった印象。ラーメンなどがかなり個性的だったので、ディープなイメージもある。今回は文句なく、どれもとても美味しかった。相変わらず「北京ダック」は砂糖まぶしから始まって、よそとは違って肉肉しく戴ける(笑)。同じなのだろうけれど、正直前回よりも歴然と美味しかったので聞いてみたら「焼きたて」だということ。なるほど!そりゃ・・・・そうだろう(笑)。お安い店ではないんだからさ、いつも「焼きたて」でお願いしますよ。

a0041150_2221673.jpga0041150_2223112.jpga0041150_2224382.jpg

a0041150_223656.jpga0041150_2231958.jpga0041150_2233048.jpg

a0041150_225820.jpga0041150_2251927.jpga0041150_2253958.jpg

a0041150_226454.jpga0041150_2261728.jpg前菜の酢漬けものはすべて旨い。とくに「イクラ」が乗っているのは金糸瓜といって、もともと細切り状態の形をしたもので、珍味だったね。旨い!ディープなシイタケ君も好みだ。「北京ダック」の骨のスープはコラーゲンたっぷりでもしつこくない。塩もちょうどよく美味しい。今日戴いた「牡丹」というコースはこのあと「海老チリ」が登場!これが予想外にとてもオーソドックスな味わいで、とにかく海老のプリプリ感が凄い。旨い!「小松菜の炒め物」に続いて「北京ダック」がお出まし!目にもとまらぬ早業&荒わざで、サササとさばかれ、一番美味しい表面の部分を砂糖にまぶして戴く。癖になる旨さだ。そしてお肉をくるみながら戴いていくけど、よそとは違ってボリュームがある。「チャーハン」はやや臭みのある肉を使い個性があってとても良い。デザートは無難に食べやすい。

a0041150_2484869.jpgさてと夜は夜でまた途方に暮れる。こうなったら、どっぷりディープに行きたい。というわけでまた浅草だ。最近は困った時はすぐ浅草に来てしまう。楽しく食べられる洋食となると、いつもの「モンブラン」とかでももちろん良いんだけど、さらにディープな場所に足が向く。日本一の「ビーフシチュー」が食べられる店だ。それも高級レストランのではなく、元祖洋食的な「ビーフシチュー」だ。浅草雷門を、「雷門おこし」のほうのわき道をちょっと行くと、その店はある。「フジキッチン」だ。

お店自体も、普通だったら絶対に入れない感じの、古いというか山小屋のような(笑)、今にも傾きそうな玄関。とてもせまいので入れたらラッキー。メニューは「ビーフシチュー」「タンシチュー」「ハンバーグ」「カニコロッケ」「海老フライ」だけ。以前「ポークソテー」をやっていた時もあったそうだが、看板にも「シチューの店」と書いてあるのだから、やはり「ビーフシチュー」だよね。1週間ぐらい煮込むらしい。ご飯をつけて約3000円、このお味なら安いかも。

本当に美味しい!そしてディープ!けして味が濃いわけでもなく、肉もすばらしいし質も高い。でもトロトロでコテコテで、あまりにトロけそうな舌触りだから、なんかこっちも虫歯になりそうなくらいだ(笑)。ボリュームもあるし、至福のひと時が味わえる。

人形町にも美味しい洋食はあるけれど、わりとみんな家庭的で個性が強くない。やはり「上野」「浅草」あたり、街自体も濃い味わいがある分、楽しい店も多い。これで食欲も復活!少しやる気も出てきた。
by masa-hilton | 2010-10-13 03:00 | 趣味&グルメ

おかげさまで「こうもり」も楽しく!成功裡に!

普段はソロや室内楽といっても、どちらかというと小規模なアンサンブル。こうしてオペラにかかわるのもたまには楽しい。川口での「こうもり」の公演は、出演の歌手の皆さんも、本番は全開のエネルギーでかなり楽しい舞台になったと思う。お客様にも大変喜んでいただけた。オーケストラを意識した伴奏で、かつ日本語がうたいやすいように工夫をしたのだが、こちらも大成功だったようで大変評判が良かった。

特にうれしかったのは、当日前半の合唱を指揮をなさっていた先生が「ピアノすばらしいね~!今までこんな凄いの聴いたことがないよ!3台ぐらいで弾いている感じだった」と絶賛してくださったことで、同業者の、それも大先輩にあたる人から、心からのお誉めのお言葉を戴くのは稀だし、とても光栄でありがたかった。

a0041150_1485540.jpga0041150_1491394.jpg気分良く帰ってきたがコンサートは長く(笑)、いつもの中華屋さんもぎりぎりの時間だ。この「香港美食園」、最近またちょっと味が変わってきたようだ。昔は凄く甘かった「海老マヨ」も通常の味に(笑)。このほうがもちろん一般の人には良いと思うが、私は以前の個性的な味が好きなのでちょっぴり残念。

いつもの「ピータン豆腐」「レバニラ炒め」はやや薄味で軽く戴ける。お気に入りだ。最近は「焼き餃子」が旨いね。以前は肉と海鮮の2種類の味の餃子がミックスされていたのだが、今は1つに統一されている。海鮮と言えば珍味の「網春巻」。食感も面白く、こちらもお気に入りのメニューだ。「海老マヨ」は前述の通り。

12時までやっているので、とても重宝だね。

a0041150_1492530.jpga0041150_1493629.jpga0041150_1494890.jpg

by masa-hilton | 2010-10-11 02:05 | 日々の出来事

楽しくリハーサル

昨日はソプラノの萩原かおりさんと自宅でリハーサル。14日のイベントのプログラムの合わせ。彼女は「萩原さん」・・・じゃなくて「かおりちゃん」、もしくは「かおり!」と呼び捨てできる同級生。仲良しだったのに一緒に音楽をやったのは卒業後の話。今考えてみると残念なことだ。とにかくこういう身近な同級生と会うと、学生時代が昨日のように鮮やかである。彼女も全然変わらないので、時間が30年も経過しているなんて信じられない。彼女は西郷隆盛ゆかりの末裔、学生時代はメゾだったが今は楽々ハイEsが響かせられるソプラノに進化。見た目はああいう感じなんだけど(笑)、誠実な心のこもった歌いっぷりがすばらしい。何せ人柄が良い。私のことを昔と同じ音程で「さいとうくん」って呼んでくれることも密かに気に入っている。

a0041150_18552489.jpga0041150_1855384.jpga0041150_185642100.jpg
a0041150_18565715.jpga0041150_18571164.jpg実は近所に住んでいるので、彼女も「アル・ポンテ」とかに出没したりしている。というわけで、美味しいイタリアンを紹介する意味で「イル・バンボリーノ」へ。結局私の定番ばかり頼んでしまったが、喜んでくれたようだ。初めて食べたのは「バーニャカウダ」も濃厚に爽やかに、いつもの「トリッパトギャラのトマト味のリガトーニ」「パルメザンチーズのリゾット」「鴨のロースト」、食後に「4種のチーズのピザ」に蜂蜜をかけて。旨い!特に「リゾット」はメニューにはない絶品のメニュー。芯を残したお米の感触が毎度最高!

帰りにビデオを借りながら急いでいると、おまわりさんに職務質問された(笑)。けっこう怪しく見えたのだろうか?見えるか(笑)。今まで無事だったほうが不思議だったりして。所持金までチェックされちゃった。でも時間があって後ろめたいことが全くないと、けっこうワクワクしちゃったりするもんだね(笑)。「どちらまで?」なんて聞かれちゃったから「俺はジャック・バウアーだ。特別任務で動いているっ!」って言いそうになった。あはは。今「24」も再放送中だし。冗談はともかく、先般ここ人形町でも殺人事件があって、それがまったく報道すらされていないのがご近所で話題。マンションも増えてきて、いろいろな国や業界の人も移り住んできていたり、穀物取引所が売られちゃったり、幽霊ビルのようなテナントのいない建物も増殖中。夜のパトロールは賛成!協力は惜しみません。お疲れ様っス!

ところで借りてきたのは「エスター」というオカルト系のサスペンス。これも怪しい(笑)。事件もないようなシーンも何となく怖いテイスト。とにかくこの映画、悪魔のような子役の迫真の演技が何よりも怖い。子役が主役でR15指定だし(笑)。以前も韓国の「ボイス」って映画、筋立てもよく出来ていたけど、子役の演技(というか顔)が凄くてビックリだった。子供の感性って凄いよね・・・みたいなことをすぐ言う人がいるけれど、そこには当然能力の差がある。子供だって大人だって天才的なものが凄いのである。でもそうは言っても、子供の場合には大人の演出が反映されている。また我々のクラシック音楽の演奏というような伝統芸術になると、どんな天才であってもそれだけでは完成されない。伝統を学ぶことが先だ。世の中には安易なものは存在しないということだね。
by masa-hilton | 2010-10-07 19:08 | 日々の出来事

40年も前には

a0041150_304060.jpga0041150_305549.jpg「こうもり」のリハーサルに北浦和まで行ってきた。北公園を抜けて・・・と地図を戴いたが、この公園がとても大きく(笑)見事に迷う。

西洋のオペラを日本語で上演するのは難しい。基本的には相容れない。日本語ではもっとわかりやすい発音と演技が望まれるのだろうけど、そうなるとオペラの音楽としての大事なものを多く失ってしまう。私の父親の時代はほとんど日本語上演だったから、私はそれをいっぱい見、あれは今のオペラとは全く別ジャンルのもののように思う。それはそれで面白く見せるやりかたがあって達者だった、かれこれ40年以上も前の話である。でもスマートな芸風の今のオペラ歌手にとっては、とても大変なことではないのかな。とりあえずは色々考えずに、楽しく出来ることに徹するのが良さそうだね。

ところで深夜のアニメ「君に届け」の再放送が始まった。実写版の映画が作られたのでその宣伝を兼ねてのことだろうけど、このアニメにはいろいろと沁みる。私は小学校や中学校には嫌な思い出がいっぱいある。小学生のころ、あの時代はピアノなんかを特殊にやっているせいで、ずいぶんといじめられたものだ。昔だから、いじめると言っても現在のような陰湿なものはないけれど、いじめは嫌なものだし、そういうことをした奴らのことは一生忘れられない。

隣のクラスにもいつもいじめられている女の子がいた。私はいじめられながらも学級委員とかになって(笑)それなりの防衛策と対抗措置を自分でやっていたのだが、その隣のクラスの女の子は「気持ち悪い」とか言われて、かなりひどい状況だったと思う。授業中だったが、私は先生に頼まれて職員室に何かを運んで、クラスに帰ろうと廊下を歩いていたら、いじめられて授業に遅れてシクシク泣きながら歩いていたその女の子とすれ違ったことがあった。目があったけど何も声をかけることなくすれ違った。「大丈夫だよ、頑張れよ」とか・・・もしこのアニメの優しい主人公だったら声をかけただろうに。本当に声をかけてあげれば良かった、ごめんね・・・このアニメを見ていると、あの時の映像が後悔の気持とともに、昨日のことのように鮮やかに浮かびあがって切ない。もちろん時代もあったろう。今どきの男の子でなければそんなことはできないかもしれない。

私の記憶ではその後、彼女は学芸会で主役を演じた。いじめられていたのは親にも先生にも有名だったから、学校側の配慮だったのかもしれない。大きな声で立派な演技で、私の母親も「実は凄い頭の良い子なんじゃないの?」などと絶賛していた。近所に住んでいたけれど、彼女がどのように成長したかは知らない。しかし、きっと根性の座った価値ある大人になったであろうことは、充分に想像ができる。元気でやっているだろうか?こちらも同じくもう40年も前の話である。
by masa-hilton | 2010-10-06 03:28 | 音楽・雑記