「ほっ」と。キャンペーン

<   2011年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

お魚のまとめ食い 2

a0041150_18302858.jpga0041150_18304479.jpg福井にレッスンに出かける。今年は春がなかなか暖かくならずに、車窓からの風景にはまだ雪も残っていた。福井にはコンサート何回か伺っているが、その折にいらしてくださった方々がレッスンに参加。意識レベルも実力も高く、とても素晴らしいレベルの皆さんだった。

お昼は時間もあまりなかったので、駅中にある「八兆屋」に行く。今はJRの駅はどこに行ってもきれいに改築されているが福井もまたプリズムというきれいなショッピング・ゾーンになった。福井と言えば大好きな「天たつのらっきょう」もあるので、この中をぶらつくのも楽しい。「八兆屋」がどういう店か知らなかったのだが、石川・金沢などで展開する日本海郷土料理のお店ということで、駅中店ではあったけれどなかなか美味しいお刺身を戴くことが出来た。

せっかく福井に伺ったのでお世話になっている皆様にご挨拶をしたり、また夜は夜で馴染みのお店に顔を出し大満足。駅前の「弥吉」だ。ここは本当に楽しい。福井では当たり前なんだろうが、新鮮なお魚を心行くまで堪能できるのだ。女将さんとはご縁があって、コンサートにもいらして下さったりとお世話になっているが、大将の豪快なお料理の数々も私は大ファンなのだ。衝撃的な出会い(笑)から、考えてみると毎年のように来ているね。東京では食に不安がある日々だから、何とも気が重い毎日ではあるが、大好きな「弥吉」に来れたのだから、これは思い切り戴くしかない。

a0041150_1754289.jpga0041150_17544421.jpga0041150_1755375.jpg

a0041150_17552339.jpga0041150_17553617.jpga0041150_17554961.jpg

a0041150_17562461.jpga0041150_17563877.jpgさすがに「カニ」の季節は終わっていたが、美味しい「ブリ」はあった。これこれ!大きい切身は絶品に美味しいばかりか安い!「サザエのツボ焼き」もここでは汁物ではなく、身をしっかりと戴くツマミだ。風味豊かな肉を堪能!そして「タコの足」だ!写真で大将の手が奥に見えるので、この「タコ足」がどれほどデカイのか(笑)おわかり戴けよう。焼いて良し揚げて良しではあるが、ここは刺身で!吸盤のまわりをナマで戴くのはたまらなく旨い!もう最高!「白子の天麩羅」はミルクのようにジューシー!これも旨いよね。仕上げは大ぶりのハマグリのお吸い物と絶品「釜めし」。思わずはしゃいでしまう。

この日はソプラノの飯田美奈子さんと神戸のコンサートの打ち合わせを兼ねていたが、彼女も大喜びだ。というか、うらやましいなあ~地元。
by masa-hilton | 2011-04-29 18:32 | 趣味&グルメ

お魚のまとめ食い 1

海に流れてしまった汚染物質の影響は深刻だ。復興を急ぐあまり慎重論が圧されるのは良くない。お寿司屋さんに行っても、心ある大将だと「動かない魚」は出さないようにしている。それは築地内で注意されるからでもあるが、ヒラメ、穴子、しゃこなども影響があるだろうし、太田鮨も看板の「煮ハマグリ」は出さないことにしたという。しかし本当に大変なのはこれからである。

というわけで地方にお出かけしたときは、お魚のまとめ食いということになろうか。先日、九州にレッスン&打ち合わせにお出かけしたときは、しばしば伺う和食の「開」(平尾・開)でゆったりとした時間を過ごさせて戴いた。真の名人・黒川健三郎さんの至芸を十二分に堪能する。

以前伺ったときは違う場所「清水町・開」。このときは高級さと料理人のイデオロギーが前面に出された感じで、それはそれで素晴らしいお店だったのだが、きっと健三郎さんの理想のコンセプトではなかったのだろう。確かにそういう感じの高級店はありがちだし、時に味音痴の金持ち向けになって、その客層自体が精神的に停滞を招く危惧もある。仮にひねったものを出したとしても、わかりやすい味付けで、だれが食べても美味しいと思えるような路線でいながら、高級感や上品さがにじみ出て、マネのできない領域を示すことができるのがやはり素敵な料理屋だ。今回の「平尾・開」はまさにそんな店ドンピシャ!新天地を求められて大正解!やはり人を使わずご本人が目の前で腕をふるうのが一番だね。

a0041150_12273643.jpga0041150_12275415.jpga0041150_1228824.jpg

a0041150_12282146.jpga0041150_12283316.jpg最近クラシック・コンサートで、どのジャンルでも演奏力が驚くほど高くて圧倒される半面、その音楽に「微笑み」のようなものがまったく感じられないことがある。まさに学術論文発表の場みたいに。「微笑み」とはまた抽象的な表現だが(笑)これがなくして時間を割いて聴く気がしない。機械の様な正確さを持っていても、ユジャ・ワンのような人にはそうしたものが失われていないから、時流の現象のようなことではないはずだ。

ただ有名なもの、「もしかしたら名人」のその仕事を味わうためにだけ出向くのは、本末転倒でつまらない。純粋に楽しいもの、素敵なもの、美味しいもののために出向くのでなければ!そう思わせた「開」だった。十二分にお魚を満喫。ちょっとした珍味も全て手作りで絶品。大満足だ。

仕上げには遊び心の「カレードリア」が登場。これもなかなか美味しい(笑)。万が一「このまま汚染がひどくなって魚がダメになっても、カレー屋にもなれる」などと失礼なことも(笑)。でも博多でも魚の汚染の影響はまぬかれないというお話だった。

九州と言えば旨い物の宝庫だ。最近は東京への進出も目覚ましい。飯屋「くーた」もそんな店の一つ。新橋演舞場の近くに銀座店があったとは!最近知った。六本木の店もリーズナブルに美味しいものが食べられるということだ。福岡の南区の「くーた」本店にお邪魔した。どちらかというと飲み屋だから・・・みたいなお話だったが、とても美味しいお魚類に大満足。お刺身類もとても良かったのだが、予想外に美味しかったのが「天丼」。東京人にとっては「丼物」というのは、地方で戴く場合、その「たれ」の味でNGのことが多いのだが、ここはいける。そのせいか東京からの出張組のお客様が多いとのこと。とてもお気に入りになってしまったので、ぜひ銀座店にも伺ってみたいと思っている。

a0041150_12532619.jpga0041150_12522047.jpga0041150_12523370.jpg

by masa-hilton | 2011-04-28 15:56 | 趣味&グルメ

編曲作業は予定通り

相変わらずの放射能で、困ったことだ。悲観的な見方をしていたNHKの解説委員は飛ばされたらしいというが、政府はやはり便宜をはかって嘘をついている。もちろん信用していないし、世間はもっと危機感を持つべきだ。ひと月以上もたってご遺体がそのままにされているお話を伺い、どうしようもない気持ちに落ち込むが、行政が怠慢ということ以上に身動きできないほどに深刻な状況があるということである。計測器1つにしても設置場所が日本は地表近くにはない。また地表の検査は、土を掘って調べているから共に数値は低いものにされてしまっている。武田邦彦教授の発言鎌仲監督のお話ではないが、最終的に国民各個人のことなど、だれも責任を持ってはくれない。悪い奴もいるし、それもあやまれば済んでしまうらしいようだから、それぞれがもっと考えて慎重であるべきだ。

さて私と言えば編曲仕事が忙しい最中。残した編曲はあと3曲、地震のもろもろの対応でやや遅れたが、あと2曲今月中に仕上げる予定なのだから、ほぼ順調。とはいえ大変な量!そして地道な作業だ。また最近はコンサートがなくなった分だけ、いろいろ打ち合わせも増えてその対応にも追われた。上にも書いたが私は食品について全く信用していない。だけど相変わらず外食ばかりなんだから、風評なんたら以前に人まかせになっちゃう(笑)。こうなれば人生の先も見えているので美味しいものを。ただ打ち合わせとなればこんな時節、いつもにも増してお店選びには気を遣うのは当然だ。編曲作業ではパート譜作りや浄書という一番面倒くさい作業がくっついて来る。さらに赤坂さんの吹くクラリネットのパート譜は移調譜なので、さらに大変だ。でもそれが滞りなく出来るおかげでリハーサルも順調!今回はそれを一手に引き受けてくれている管理人さんの労をねぎらい、いつもの「カノビアーノ東京」に出かけた。

大体メニューはいつも一緒。しかし野菜が甘みを増していたりと微細なニュアンスの違いも楽しめる。ソムリエの伊藤さんのワイン選びも確かなので安心して伺ったのだが、今日は満席で彼は個室対応。それで他の人に選んでもらったが、ほぼ希望通りの美味しいものが出てきて満足。ここは客層も上質というか穏やかな感じなので、満席でも息苦しさはない。やや大きめな音量だったBGM(オペラ)も小さくなって(笑)大変結構だ。

お店のイチオシ「冷製カッペリーニ、ボタン海老の甘みとカラスミの旨味、フルーツトマトの上品な酸味」。トマトが甘く感じパスタがいつもより柔らかかったかな。十分に許容範囲で美味しいが、いつもぐらいの硬さが好みだ。「丁寧に下処理をしたトリッパをトマトと煮込み、ペコリーノチーズをアクセント」、柔らかで上品なトリッパは期待通り。「春を感じさせるそら豆をリゾットに赤座海老のグリルを添えて」はバランスが良い組み合わせ!前回美味しかったので頼んだのだが、やや塩が強め。でもここからワインだったのでこれもちょうど良い。「仔羊のカツレツにフレッシュトマトとバジルのケッカソース、ハーブの小さなサラダとこだわり野菜のグリル」は一番のお気に入りだ。これは外せない。最高に旨い!カツ自体も旨いのだが、この個性的なソースとのコンビが絶品。

a0041150_22273561.jpga0041150_22275233.jpga0041150_222815100.jpg
a0041150_22291745.jpga0041150_22295499.jpga0041150_22302353.jpg
a0041150_22322388.jpga0041150_22325220.jpg実は一番リーズナブルなコースのほうのメニューに「プロヴォローネチーズを詰めたイベリコ豚のイタリア風ハンバーグ」や「詰め物をしたうさぎ背肉のロースト、赤ワインのリゾット」という私が好きそうな料理があったので、ちょっと心が動いたのだが、やはりこの「子羊のカツ」をあきらめられなかった。今度来るときは「詰め物」にしようかな。いずれにしても大満足。

さて管理人さんはお誕生日だったので、プレート付きのミニ・デザートを。リンゴの薄焼きをミルフィーユ状に焼いたものだ。さすがにイタリアン・ジェラートが美味しいとのことだった。またコーヒのお供に出される焼き菓子も旨い。こちらはモーリス・ジャン・カールトンのプロデュース「バー・ドゥ・ショコラ」のものだ。
by masa-hilton | 2011-04-27 23:58 | 日々の出来事

地震保険情報!

微々たるものだが、今回の地震で置物が壊れた。前にも書いたが、激しく壊れたのは「鈴木さん」というニックネームを付けた照明。この鈴木さんは一応ストーンでできているので、床やドアにも傷をつけた。ふと思い出したのが地震保険である。

私はご存じのようにキリギリス生活だから、入念にいざという時のことを考えて、準備はしていない。このまま生活も将来どうするのかな?ぐらいのノリだ。ただ、今の住居を購入したときに火災保険とまとめた形で地震保険に入っていた。それも業者の言うままに「よくわからずに」である。

地震保険には住居と家財の2パターンがあり、住居だけだと今回のような置物の損害の保証はないが、入っていたので査察官がやってきてチェック。なんと保険金がおりることになった。そしてわかったのだが、地震保険とは点数制だということだ。どんなに高価な置物だろうが、それ自体をカバーしてくれない。地震によって起きた損害1つ1つに点数評価があって、それを足して「何点以上ならいくら」みたいなことだ。仮に1万円でも1億円のでも「置物の損傷1点」という扱いでしかない。点数が満たないと保険金は「0」。けっこう認めてもらえないことも多いのだそうだ。驚いたのは本棚から本が落ちたり、CD棚からCDが落ちたりしたことも点数になるということ。

そのようなシステムなど知る由もない。今さらながら内容を知り面白いというか何と言うか。おそらく知らないかたのほうが多いのではないだろうか?
by masa-hilton | 2011-04-18 11:16 | 日々の出来事

目覚めの時のために

a0041150_2391093.jpgまずは告知です。秋のオフィス設計ビルでのコンサートが中止になりました。クラリネットの赤坂達三さんとのレコーディングは延期です。とはいえ少しずつ活動を再開してまいります。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

ところで人形町の桜も美しく咲き、また次の季節に移ろうとしています。月並みですが、きっとこの桜のように自然に、国民は必ず再生していくのものだと、満開の花々が教えてくれます。でも被災地では家族を捜し毎日歩いている方々がいらっしゃいます。離島では復興も遅れているニュースもあり、安直なことはとても言えません。

政府の失策の穴を埋めさせるためのように「がんばれ日本」コールが重く思える時もありましたが、最近は同じことを感じていらっしゃる方も多いようです。それぞれの思いで頑張れるかどうか決めさせてください。ソビエト時代の社会主義国家のスローガンではないのですから。東京が昔のモスクワのように感じられるのは、単に照明が暗いだけの理由ではない感じです。強いて言えば、頑張らなければいけないのは政治家、管内閣自身でしょう。そして原発を止めること。この2つが絶対に「頑張らなければいけないこと」です。本当によろしくお願いいたします。先の見通しが立ちません。

急にレベル7になりましたが、これもある意味では政府の隠ぺいです。困ります。全てが信用できなくなってしまいます。悪口は言いたくないですが、やはり管政権はちょっとまずいですよね。全世界が日本の味方で応援しているかのようですが、実際にヨーロッパ在住組の話では、放射能をまきちらす国への風あたりも次第に強くなってきていて、危機感を感じるとのこと。落ち着いているようですが景気は必ず悪くなるでしょうし、節電も深刻です。ならばせっかくの地デジですが、非常時にはTVもNHKと民放1チャンネルだけにするのもアリかもしれません。でもエコを叫びつつ、自動車を作り続けるような我々でしたから、それもできないと思います。結局生活を考えると、切り詰めるは文化や楽しみの部分になっていくのです。

a0041150_2224852.jpg当初に比べて情報が少ないのも、いやな気配です。肝心なものがない。ドイツの気象情報でもきちんと放射能の拡散を伝えているというのに。風評被害というのは安全なものまで「危険だ」と言われることのようですが、「安全だ」と言われて危険な目に会うのも「風評被害」です。農家も大事ですが一般人はもっと数が多いのですから。要は政府が周辺の農作物をすべて買い上げすれば解決するのです。生産者を救い消費者には微量たりとも放射能を口にさせないという姿勢こそ、あたり前なのではないでしょうか?たとえば1品ずつ安全な数値でも、人間はホウレンソウだけ食べているのではありません。空気も吸い水も飲み、それらがすべて足されていくことを、きちんと大学教授たちは指摘するべきだと思います。卵も要チェックでしょう?

さて私個人は・・・・少額ですが、機会があるごとに義援金運動には参加しています。それを自分の仕事に絡めたり、アピールにならない形でと心がけています。売名行為になるのが嫌い!ということにしてますが、正直、少額だから恥ずかしいというのもあります(笑)。キリギリスのように生きてきた音楽家ですからね~できることは小さいです。同時に、今「笑い」や「音楽」を積極的に届けるのには違和感を感じるという、ビートたけしさんの言葉にも共感できる部分があります。CDの売り上げを寄付と言っても、まずは自分のCDを買え!と言うニュアンスが賛同できません。コンサートも然りです。被災のために捧げた鎮魂歌(演奏)も「急ぎあつらえ」で陳腐なレベルのものに聴こえがちですよね。仲間たちとどうすることが一番良いのか、毎日毎日話しあっています。


さて!ネガティヴなつぶやきはここまでにいたしましょう。もちろん原発次第ではありますが(泣)。


このブログもまた少しずつ戻して行こうかと思います。昨日も四谷の「後楽」で美味しいお鮨を戴きながら打ち合わせ。「後楽寿司」とは違う店です。こちらの地下にある「後楽」は隠れ家的な高級感のある店。私は写真は自粛、でも食べログのコメント・写真を掲載されているこの方と、ほぼ同じものを戴きました(笑)。ご参照ください。「うに」「生サバ」辺りが特上品でした。貝類も「鳥貝」も目の前で殻をとって香り豊かでした。強いて言えば「お新香」類が普通すぎる。お味噌汁も(笑)。板さんではなく裏の仕事がけっこう粗いと思いました。でも気分は一新出来ました~お鮨はかなり絶品!ただ江戸前というものではなく「ヒラメ」も塩で戴く現代風、卵焼きも薄味。お客さんも多いし、外でお花見客も多かったですね。私たちも有意義な打ち合わせが出来ました。

先を争うようなチャリティではなく、もう少し復興が進んだ時に、学校やホールにピアノの搬入が必要となった時に、お手伝いができれば嬉しいですね。新潟の地震の時もそういうことをさせていただきました。それは一般生活から考えればどうでもよいことなので、最後の最後に回されることでしょうし、特別に援助金も集まらないはずです。また楽器のない学校や施設にこそ、演奏に行ければ喜ばれるでしょうし、私たちは有名人というのとはちょっと違うので、押しかけていって励ますよりは求められて、文化の復興のために働きたいと思います。それまでに企画をいっぱい考えておこうと思います。もちろん協力してくださる方は大歓迎&大募集中。みんなで考えて、多くのかたに喜んでいただけるようなことをやりましょう!よろしくお願いいたします。
by masa-hilton | 2011-04-14 10:30 | 音楽・雑記

ブログを止めて申し訳ございません

やはりブログには楽しいこと、美味しいことを綴りたい。ネガティヴなことや苛立ちのようなものを綴ったところで、何も生まれては来ませんよね。よってもうしばらくは、コンサートの告知や中止のお知らせに限って載せて参ります。私は元気です。ご心配いただきありがとうございます。

私自身は色々な所に行き多くの方々に会い、何をすべきか話し合い、悩んでおります。停電が実施される中ではチャリティコンサートも簡単には作れません。もちろん企画があって、お声がかかれば被災者の皆様のためにドンドン演奏したい気持ちですが、個人的な「やるぞ」と言う気持ちだけでは、募金を募る広報のかたや事務のかた、そうした周辺のスタッフにも色々なことを強いることになります。もちろん被災者の皆様の苦しみには比べようもないにしても、この業界も、中止が相次ぎ演奏の場を失ったアーティストたち、倒産の危機ギリギリのマネジメントやオーケストラ・・・・意外に深刻な打撃を受けているのです。周りに迷惑をかけては本末転倒になりかねず、いろいろ苦慮しております。

自分自身の気持ちも落ちているのですね。先ごろ月刊「ショパン」からこの災害に対する寄稿を依頼されましたが、そこに書いたことが今の私のすべてです。一部転載させていただきます。

###################

・・・・アーティストならば演奏を捧げたり歌を作ったり、CD売り上げを寄付したり、色々な行動がありますが、激励のためのメッセージを語ることも含めて、正直、すべてがまだ虚しい心持ちの中にしかありません。それほど私にも大きなショックでした。

人災の部分、政治家の能力、企業のエゴなどへの怒り、停電もありチャリティーのコンサートすらできない現実、苛立ち、家族を思えば放射能への不安、生活設計の見通しもきかない焦り等々、音楽はすべてを支えるほど強くありませんね。一生をかけた音楽人生への誇りも打ち砕かれました。

人々が美しいメロディとともに私たちの存在を思い出してくださる、以前のような和やかな日が来ますように。また、失われた数多くの尊い命を想い、たくさんの人に会い、本当にやるべきことを見つけ、被災者の皆様のお心に温かな灯をともすことが出来ますように、私たちも歩んで参ります。
by masa-hilton | 2011-04-01 22:27 | 音楽・雑記