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知り得ぬ情報

「音楽現代」の7月号にインタビュー。そんなこんなで銀座に。もちろん「デビュー35周年を迎えて」ということと、マニアの間で少し話題になりつつある(笑)新CD「79年のリサイタル」のリリースについて、でした。

「音楽の友」「ぶらあぼ」「レッスンの友」と取材があったのですが、共通の話題の1つに「今の若いピアニストの完成度の高い技術と独特な頽廃的な気分についてどう思うか?」というのがありました。私たちの時代は気軽にリサイタルも開けなかったし、自分で職業を「ピアニストです」と名乗ることも不遜なことだという空気があって、もちろんCD出すなど、よっぽどの大物でなければダメだし、巨匠でもないのにベートーヴェンの全曲演奏会などやろうものなら、一生祟りがあって早死にするぐらいに思われました・・・・正直、今の若い人に対してはとても羨ましい。頽廃的になれるというのも贅沢なことです。果敢に色々やるべきですし、今の世はやっていいのだから、この際おじさんもがんばるか(笑)みたいな。

35年省みてのことは、私たちの音楽人生には逃げ場がないこと、逃げずにステージに立ち続けることに皆さんが拍手してくださっていると感じるようになったこと、お話しました。こうしてやって来られているのは、本当に運が良いというか、奇跡のようなものだと思います。よく言われるのですが「いつも楽しげに幸せそう」って。誰しも本人は思うところ色々あリでしょう。それでも「やはり幸せ」とあらためて思います。心から感謝いたしております。

さて「音楽現代」のライターは上田弘子さんでした。音楽ジャーナリストとしてばかりでなくイラストや写真もやられる才人です。実は上田さん、このたびリリースするCD「79年のリサイタル」の客席に実際にいらしたということで大盛り上がり!!開演直前までお客さまの列が続いていて、会場の7階から5階ぐらいまで降りていかなければならなかったとか!演奏者の知りえぬ情報も戴きました。客席には今では楽壇の重鎮となられた皆さんがまだ学生で、応援に駆けつけてくれていました。そんな客席のエネルギーも戴いた演奏でした。感謝いたします。

楽しい話が長くなったので「ランチしましょう!」ということになり、銀座とくれば「全衆徳」!!いつもの美味しい北京ダックを戴きました。私が食べたかったので半ば強引にでしたが(笑)・・・
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今回は前菜が絵のように盛りつけされていました。ダックづくしですけど「アワビ」が旨い!それにしても食べるのがもったいないくらいですね。続くダックのスープは春野菜とふかひれ入りでこれも美味しかったですよ。
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とにかくメニューはいつも同じものしか頼まないので(笑)、変わり映えなく「海老チリ」。でもこれ最高なんですよね。車エビで身も厚い。海老そのものに味があります。こういうところは変わってなくて良かったなあ。大好きです。
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メインの北京ダックもいつもの色々な食べ方のやつにしました。まずは皮の部分に砂糖をかけて。そしてしっかり肉を戴くのです。お気に入りは肉マン風のテイストで戴くもの。お肉たっぷり!旨いなあ。いつもの通りです!〆はめずらしく麺にしました。ダックを使ったモチモチの太麺。殆どうどんですよ。でも旨かったですね。いつもながら大満足です。
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なわけで、とても楽しい時間になってしまいました。記事のほうも楽しみです!
by masa-hilton | 2012-05-30 05:34 | デビュー35周年関連

音楽雑誌各紙に記事が掲載されています

a0041150_1355046.jpga0041150_136865.jpga0041150_1375157.jpg月刊「ショパン」6月号の特集記事に登場しています。「腱鞘炎などのトラブルになったことがあった?」みたいな質問に答えていて、私はなったことがないので「え?なんで?」みたいに答えてしまいました。ちょっとヤバかったかなあ(笑)。でもなったことがないんだもん。正直なところです。

「音楽の友」6月号は「ロンド」のコーナーに3月にしたリサイタルのレポートが掲載されました。なかなか「コンサートで演奏中の写真」というのが手元にないので嬉しかったです。また「音楽現代」6月号も同じくリサイタルのレポートです。こちらは「アートページ」で1ページの大きな記事で本当にありがたかったです。ぜひご覧くださいね。
by masa-hilton | 2012-05-29 13:10 | ニュース

ラヘル・フレンケルさん、充実したコンサートでした!

すっかり仲良しになったフレンケルさんとのコンサート、とても良いコンビネーションで無事終了しました。もともと様式がしっかりしているかたなので、こちらも何もホローすることなく、曲のキャラクターを活かした個性的な演奏に集中できます。とても楽しく充実したコンサートでした。

また難しいプログラムを最近には珍しく、きっちり暗譜で歌われましたし、安定感も素晴らしい。もちろん歌ですしマーラーなどは事故はつきものですから、彼女をしても無傷ではないですが、とても完成度が高い演奏でしたね。ちなみに傷部分はこちらがうまくホロー出来ましたので、かなりのマーラー通でも「ピアノが変な音を弾いた?」ぐらいにしか聴こえなかったことでしょう(笑)。うまくいきました!これも伴奏者冥利に尽きる瞬間ですね。彼女からは感謝のキス!めでたしめでたし!何しろお人柄の良さが歌によく出ていると思います。さらにキャリアをのばされることでしょうね!本当に素晴らしかったです。

次のスキビンスキーさんも素晴らしい歌手なのですが、おぼろげなプログラムすら出ていません(笑)。さあどうなることやら。こちらも楽しみです。

今日はこのあと、「カプリース」という冊子に出して戴けることになった、私の新しいCDの広告のことについて、管理人さんと打ち合わせ。CDの件も着々と進んでいます。人形町での打ち合わせ&打ち上げは久々「イル・バンボリーノ」に行きました。最近一番美味しい店であることがバレてしまって、ビジターみたいな客に席を奪われ(笑)私たちが行けないで困っています。いつも満席。でもお店にとっては良いことです。そして相変わらず美味しいのなんの!大好きなお店です。

「オマール海老とホタテと夏野菜のテリーヌ」は素材も良くフレッシュな感じと、オリーブの効いたソースが絶妙にマッチ。素晴らしく美味しいです!!見た目もきれいですしね。こんな上質で儲けはあるのか?と思ってしまうほど。
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「カツオのカツのサラダ仕立て」は豚肉かと思うほどしっかりとした「カツ」でした。サッパリと戴けて美味しい!フルーツソースなどがかかっていても美味しいかな?などと思いましたね。そして「リンゴとゴルゴンゾーラのピザ、蜂蜜付き」。ゴルゴンゾーラとリンゴ、とても合いますね。ここはピザも一番ですね。人形町ではよそのは食べられません。私はもっとチーズのにおいが強くても好きですが、割と食べやすい感じで万人向き!ぜひお試しあれ!
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リンゴと蜂蜜・・・・・どこかで聞いたことがありますが(笑)、トローリ蜂蜜をかけますよ。チーズ系のピザと蜂蜜は絶対定番なんです。チーズが続きますが、「パルメザンチーズのリゾット」はそら豆とパルマのハムをあしらってありました。お米の立ち具合!最高です。この感触は日本一かも!マジ旨い。この店に来てこれを食べないのはアホですよ。
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さてメインは「子羊のロースト」。これは私の定番ですが、今日はわがままを言って、メニューとは違う「ポルトソース」にしてもらいました。分厚いお肉・・・・美味しいですよ~~~~!
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ソースをたっぷりかけて戴きます。超旨し!大満足いたしました!そう言えば今日は不思議な日で、街で2回も声をかけられました。「斎藤さんですか?」・・・・思わず今日のお客様かと思ったら全然違いまして(笑)。長いことやってるから知ってる人は知ってるんだなあと反省。馬鹿面して居眠りとかしないように気をつけよう!!
by masa-hilton | 2012-05-27 03:50 | 日々の出来事

ラヘル・フレンケルさんの曲目

今回は間をおく感じで再びリハーサルがありました。フレンケルさん、この間と髪型違うかな?今日のほうがより女性らしい優しさと素敵さがありましたね。さて明日のプログラムはこちらです。

プログラム

ハイドン:カンタータ「ナクソスのアリアンナ」
Joseph Haydn (1732-1809) Arianna a Naxos (Hob.XXVIb:2)

マーラー:リュッケルト歌曲集’
Gustav Mahler (1860 -1911) Rückert-Lieder
- Ich atmet’ einen linden Duft
- Blicke mir nicht in die Lieder!
- Liebst du um Schönheit
- Um Mitternacht
- Ich bin der Welt abhanden gekommen

モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』から「恋とはどんなものかしら」
W.A Mozart (1756 – 1791)  "Voi che sapete " / Le Nozze di Figaro

モーツァルト:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』から「私を苦しめる、やみ難い恋心よ」
"Ah, scostati.. Smanie implacabili"/ Cosi Fan Tutte

モーツァルト:「イドメネオ」から愛しい父に
"Il padre adorato" / Idomeneo

ロッシーニ:歌劇『セヴィリアの理髪師』より 「今の歌声は」
Giacomo Rossini (1792 – 1868) "Una voce poco fa" / Il barbiere di Siviglia

グノー:歌劇『ファウスト』より「私の告白を伝えておくれ」
Charles Gounod (1818 -1893) "Faites-lui mes aveux" / Faust

マスネ:歌劇『ウェルテル』より「お願い、涙を流させて」
Jules Massenet (1839-1909) "Va, laisse couler mes larmes" / Werther

ビゼ-:歌劇『カルメン』より セギディーリャ
Georges Bizet (1838 -1875) "Près des remparts de Séville” / Carmen

by masa-hilton | 2012-05-26 00:31 | コンサート・イヴェント告知

博多から北九州、そしてラヘル・フレンケルさんに会う

パソコンが直りましたので、一気に更新です。「夕焼けコンサート」で福山から広島へ行き、いよいよ福岡に向かうところからです。広島から新幹線で博多へ。今回は荷物が多いです。練習鍵盤もありますし、CDもいっぱい持っていました。でも演奏会が結果的にはすべて大成功で終わりましたので、140枚ぐらい持参したCDが最後には殆どなくなりました。おかげ様です。めでたし!でもこの段階では荷物重かった(笑)。

さて博多に着いたら「イカ」ですよね。いつもの通りですね。「イカ」と言えば「河太郎」!着くなりランチに行きました。「イカの活き造りランチ」というのがあるんです。以前も書きましたが、大きな生け簀があって「イカ」がゴキゲンに泳いでいます。有名店でも裏切られない良い店ですね。
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これですよ、これ。やはりメチャ旨い!活きが良いですしね。さすがです、幸せ。
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ゲソは美味しく天麩羅になって再登場。「煮つけ」や「イカしゅうまい」も美味しかったです。大満足!
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ホテルに入ってチョイ休憩してホールへ。アクロスは大きい!雰囲気も良いです。
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いよいよ「夕焼けコンサート」も最終公演。聴いてくださったかたからは大評判。これはぜひ今後も続けていきたい企画ですね。心温まるとは、まさにこういうコンサートなんだと思います。コンサート後は有名な居酒屋「せいもん払い」に行きました。意外に地元の人は行かない店ですが「せいもん払いで接待されるようになったら一流だ」と言われるようなお店です。またまた「イカの活き造り」。何回食べても旨いです。
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この店では有名な「ちんや」の肉でステーキが出されるんですね。良いですよ、旨し。「つぼ鯛の味噌焼」も旨い。ハマグリのおつゆも戴きました。最高です。
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1日置いて北九州でリハーサル。そんなこんなで東京に帰らず博多に残りました。デビューコンサートをがんばった後藤栞ちゃんと再会。またせっかくだからこちらに移った萩原貴子さんとランチ。またもや「河太郎」行きましたよ。当然同じもの食べました(笑)。福岡に来たら「イカ」ですから!!「イカ」は今日も元気に暴れています。再び楽しい美味しい時間でした。
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実は前日ここ「河太郎」でヴィトンのボールペンなくしちゃったんですよね。これは出てきませんでした、仕方ないです(泣)。で、また散財ですが新しいのを買いました。すると何としたことでしょう!気分も明るく、なんか嬉しいじゃないですか!もともと動物的な人間ですから、情けないくらいに単純です。この日の夜は焼肉の「栄山」で栄養補給!え?補給の必要ない?一応カルビだのロースだの、そして冷麺も戴きました。
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次の日は北九州に移動。その前に私のお気に入り「グランドハイアット福岡」の中華「チャイナ」の評判の点心コースを戴きました。いくらでもおかわりできます。旨いですね!!まずこの「焼き餃子」は私の中ではナンバー・ワンですね。最高!
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「春巻」も最高の部類に入りますね。「蟹の卵入りシューマイ」「伊勢海老入り蒸し餃子」「海老蒸し餃子」「餃子入りのスープ」「上海風小龍包」、どれを戴いても絶品です。旨いですよ~。「大根もち」「海老と湯葉の揚げ物」「バーベキュートレタスのチャーハン」も満足。

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写真はこれだけですが、実はもっといっぱい食べてます。食べ過ぎて危なく新幹線乗り遅れるところでした。そして向かうは「響ホール」、いよいよ3台ピアノコンサートです。
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ピアノ3台は並べられると、やはり壮観ですね。三舩さん、熊本さんと仲良く再会。楽しい時間の始まりです。
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リハーサルはこの現地での1回のみ。4時から10時まで時間がとってありましたが、そこまではしませんでしたがけっこう長い時間やりました。途中で出前をとりました。私は「海老フライ」。意外に熊本さんがしっかり食べる人だったのでビックリ。ホント楽しかったです。
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この夜はホテルで熊本さんのお部屋で蜘蛛が出て大騒ぎ。お部屋はチェンジ!三舩さん曰く「蜘蛛よりも、殿のお部屋の隣だっていうのが怖かったんじゃない?」だって。殿(私のことです)は旅の疲れで爆睡してましたぞ。

3台ピアノのコンサート。こちらも賑やかにゴキゲンでした。多くのお運びを戴き感謝いたします。次は福井ですね。楽しみです。北九州空港では3人でお蕎麦屋さんに入りました。私は「イカ天そば」。イカづくしの九州でした。
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しかし私はこれで終わりではありませんでした。帰ってすぐラヘル・フレンケルさんとのリハーサルがありまして。彼女もほかのコンサートがあり、時間がとれずこのスケジュールに。私は2週間練習できない状態だったのでキツかった。この日の朝は例の金環日食でしたが、それどころではありません。徹夜で練習しました。でもそれが功を奏して、アンサンブルは何も問題なくフレンケルさんからも「ビューティフル」を連発して戴けました。プログラムはハイドン、マーラー、モーツァルトで気を遣いますが、とても良い感じで終了。本当にホッとしました。フレンケルさんはサッパリとした感じの知性派、スレンダーな女性でした。音楽に対しての敬虔な気持ちを感じることが出来ます。ぜひお楽しみになさってください。

私はデビュー35周年のCDの件で、そのあとは毎日取材が入っていました。「音楽の友」に続いて「音楽現代」「ぶらあぼ」「レッスンの友」。久々にお茶ノ水に行きましたがずいぶん様子が変わっていましたね。ここは昔、芸大付属高校があって通った懐かしい場所です。昔の店は随分消えてしまいました。インタビューにもってこいの「談話室・滝沢」もなくなっていましたし。私たちが高校時代デートに使った喫茶店「ウィーン」「サンロイヤル」「丘」・・・・なつかしい。今は焼鳥屋になっていますね、なんで?
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そんなこんなでやっと一息。人形町でぼーっとしながら天麩羅の「中山」の美味しい天丼を戴きました。やっぱり旨いなあ。「太田」「中山」に行くとおうちに帰って来た!って感じがしますね。
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by masa-hilton | 2012-05-25 03:06 | 日々の出来事

ネット&パソコン復活!!

おおおおおおおおおおお!よかった。原稿も写真も送れるじょ~~。マネジメントの皆様、管理人さんにも大迷惑をかけましたが、さすが持ち主が気まぐれ&わがままだと、持ち物までもそうなるらしい。突然つながるし。そうはいっても、オペレーターのご指導、感謝いたします。

事の発端はメーラーの調子が悪くなってからでしたね。大事なファイルまでリセットしたかと絶望しましたが、これはODNさん自体のトラブルだったようです。

ともあれ、ご報告!急ぎもろもろアップしますね。
by masa-hilton | 2012-05-24 10:56 | ニュース

参りました バージョン・アップ

モデム変えたけどつながらん。これは大手術ですね(笑)。この状況を改善するには新規スマホでしばし代用とかですか~?やだな、めんどくちゃい!

おかげ様でコンサート、リハーサルはうまく行っています。35周年の雑誌取材の毎日で人に会い、楽しい日々ですよ~。今月のショパン、音友、音楽現代にも記事がでています。パソコン以外はまずはよい調子といえますが(笑)。感謝&涙~!
by masa-hilton | 2012-05-23 23:54 | ニュース

参りました

なんと家のパソコンがネットに繋がらず、モデムの交換を待ってます。長い原稿を執筆するのもありましたが、旅行先でやってしまって強運でしたね。CDのブックレットの誤植探しも97%終えていて、ホントにラッキー。

ただ色々ご報告や告知やレポートができません。とりあえずうまく新しいモデムが設定できるように祈っていて下さいね!
by masa-hilton | 2012-05-22 20:51 | ニュース

ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ逝く

なんて悲しいことだろう。例え神のような才能と実力をもっていても、人間ははかなく死んでしまう。ジャズシンガーのメル・トーメが亡くなった時も、同じような気持ちになったが、やはりディースカウは桁はずれな存在だ。その表現力だ。そして巧さ。彼のことが嫌いな人は、この巧さが嫌いというわけだが、ハッキリ言ってそんなのはへそ曲がりもいいところだし(笑)、もともとそんなひねくれた人に音楽を聴いたり語ったりして欲しくない。

a0041150_9575977.jpga0041150_9581396.jpga0041150_9582616.jpgもちろんリートの達人だからシューベルト、シューマン、マーラー、ヴォルフ・・・・何を歌ったってこの人にかなう人はいないし、おそらく今後も上にはいけないと思う。これからいくらでも名盤が取り沙汰されると思うので、ここではダークホース的な名盤を紹介しておきたい。彼のリートはもちろん上手すぎるぐらい上手いのだが、生命の喜び、ユーモア、人間味などなど、音楽のもつ大切な要素もあふれ出る素晴らしいもの。「ベートーヴェンの歌曲」なども捨てがたいが、個人的な好みではザルツブルグ音楽祭で歌った「ブラームス」のリサイタル。とてもロマンティックなのだが、この作曲家の奥深くにある素朴な民謡的な要素、やや恥じらいを見せるような語り口と佇まいは誰にも表現できない。特に「便り」の本当に風に乗るがごとくニュアンス!!神の技だ。

もちろんオペラも素晴らしい。モーツァルトやワーグナー・・・・またウィーンの喜歌劇ものでの小粋な風情もたまらない。そして宗教音楽も。指揮もした。オペラの数ある名演の中で、あえてダークホースは(以前も書いたが)プッチーニの「トスカ」。コレルリやニルソンとの共演だしマゼールの指揮っぷりも豪華なので全曲盤としても名盤なのだが、この冷血な、いかにも頭の切れるイメージの悪役スカルピアは、ただのスケベ親父ではない「悪の素敵さ」があって素晴らしいと思う。珍しいのは「ジャンニ・スキッキ」の全曲盤もあって、ドイツ語ながらこれもなかなか楽しい。ドイツ語と言えば、「ラ・ボエーム」のハイライト盤でマルチェロを歌っているのがあって、これが「こうもり」のような雰囲気の、異ジャンルな感じではあるが素敵。この全曲盤が欲しい(笑)。

またホロヴィッツと共演の「詩人の恋」では、おそらく初めてだろうがホロヴィッツの芸風にしてやられた感じ(笑)。彼にとっては不愉快な共演だったかもしれないが、これはこれで神同士の共演!ファンとしては面白く聴けて貴重。

NHKなどでレッスン風景があったが、あまり感じは良くないような(笑)。論理的でもあるような、でもあまり掘り下げて教えてくれてないような・・・・実際はもっと引き出しが多いはずなのに不親切な印象を持った。まあ、彼にとっては一般人の歌など下手すぎて聴いていられないのだろう。相手にもしたくないはずだ。シュワルツコップなどもそんなイメージがある。あたり前と言えばあたり前でしかたがない。このジャンルで「不世出」という言葉が誰よりも似合う、ただ一人の人だったと思うから。全人類の宝。素晴らしい人だった。心から冥福を祈りたい。
by masa-hilton | 2012-05-20 10:01 | 音楽・雑記

引き続き猛進中!!

コンサートは非常に順調!お客様の評判が何しろ温かくて、本当にありがたく感謝いたしております。曲が曲だけに、お客様がやや限定されてしまうのかもしれないのですが、実際は演奏していても思いの外楽しく、お客様も「こういうのもいいわね」みたいな感想を多く戴きました。そうなんですよね。じっくり広めていきたいと思います。

福山の県民文化センターでの本番は夜公演、お昼間は前回気に入ったホテルの中華「又来軒(ゆうらいけん)」に行きました。岡山に本社を持つチェーン店の支店です。ここの日替わりランチが大量盛りというか、楽しいんです。
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お味はバンバンジーがちょっとしょっぱかったので、前回のほうが好印象。でもメインの酢豚はオッケーだし950円で文句言っちゃいけません。

さてコンサートはとても良い感じに大成功!もちろんサロンにはサロンの良さがありますが、ホールになるとより繊細な表現が可能になるので、ファルヴァイさんも私も、ニュアンス豊かに音楽の喜びを楽しめました。また嬉しいことにスーパートリオのコンサートの主催者だったソロプチミストの皆さんが応援に駆けつけてくださいました。大感激しました。長逗留しましたし、すっかり福山は私のホームタウンです。
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打ち上げは、今回は全員で「いろはのゐ」(笑)。お店のスタッフは大喜び。さすがに飲み屋さんですから、ここがメインになると大丈夫かな?と心配しましたが、美味しいお料理も多く盛り上がりました。また来ますよ、いいお店でした、ありがとう。

そして翌日はいよいよ出発。良いお天気・・・・・もう暑いくらいです。
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ちょうどお昼です。そうだ、行きそびれた「真田」に行ってみるか!とランチに走ったのですがなぜか休み!うううう!残念。見ると「うなぎ」の文字が!鮨やお魚、さらには焼鳥をを出すお店「魚勝」にはいって鰻重2200円を注文。以前この値段だと鰻によっては高い気もしましたが、値上げのご時世!「リーズナブルだ」と思ってしまった自分が怖い(笑)。
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おおお、出ましたね。そうか・・・・福山の鰻はこうだったなあ・・・・思い出しましたよ、前回は駅の中で鰻食べましたね。同じ感じです。九州のとも違います。ただしこちらのほうが上質。というかワイルド。見てください!頭がついているし(泣)。さすがに気持ち悪い(笑)。見た目と違い肉厚の美味しい鰻でした。ちょっとタレかけ過ぎ(笑)。お江戸の鰻はこれに比べるとずいぶん上品な感じなんだなあ。

でもこのワイルド「お頭」鰻のおかげで、広島に移動して、本番までバッチリ体力全開!演奏会もいよいよノリも良くなって、比べればこの日が一番良かったかな?毎日やっているから良くなって当然ですけど(笑)、良い意味での「遊び」が随所に出てきて、とても楽しい時間です。ファルヴァイさんもそのようにおっしゃっていましたね。ちょっと弾くのが照れくさい「双頭の鷲の・・・・」も毎回大好評!ホッとしました。そういえば編曲前の元譜はアマゾンで買ったんでしたね(笑)。
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a0041150_102414.jpg打ち上げはとても美味しいお気に入りのスペイン料理の「IDEMOTO」。写真が取れずにごめんなさい。でも「ない」のも寂しいので前回のを再アップ。これは定番の「たこ」のエスカルゴ風な「ガーリック焼」。よくつぶ貝などでも代用されて「やはりエスカルゴが旨い」と思い知る料理なんだけど、ここのタコは例外!この辺りはタコが美味しい地域でもありますし、そのせいもあるのでしょうが腕でしょうね。これが代用品でなく美味しいんですよ。お気に入りです。お味が良い!オリーブオイルたっぷりのエビ料理とか「イカスミのパエリア」などとても旨かったです。マスターはかっこいいしママさんは美人の素敵なお店です。ぜひ皆さんも!

この2010年の時のように、ここでおなかいっぱいになった後ってなぜか深夜の冷やし中華に行きたくなるんですよね。そこで思い出したのが、前回と同じ「まるさ商店」に行こうと思い立ち、深夜の広島市内を闊歩。この「まるさ」は390円祭りとかがある安くて美味しい中華屋さんです。楽しみにしてたのですがお休み?もう終わっちゃった?あ~あダメだ。「真田」といい「まるさ」といい、今日は狙ったものが戴けない日みたい。しかたありません。残念無念。おかげで良い運動しちゃいました。

さあさ、いよいよ最終日は福岡アクロス。このコンサートはこれからも続けていきたい良い企画です。音楽の1つの役割は人の思い出を支えることでもありますから。
by masa-hilton | 2012-05-18 02:31 | 日々の出来事