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高松に行ったりと

ダイエットをしているとリバウンドがあるわけですが、それも一応なく進んでいます。ただ宴会や打ち合わせが入るので、ダイエットの進行は速くない。でも何となくひもじいのか(笑)、思いつきでいろんなものが食べたくなります。

で、食べたくなったのが「ジャンボ海老フライ」。そこそこに大きいのではなく、名古屋で有名なような、赤ちゃんの腕ぐらいの大きさのやつ。我が家の周りでは「海老フライ」なら断然「小春軒」です。海老も美味しいし3本だし、1400円は他所の店よりお得。値段のほうは現在わかりません、ここの所、行ってないんですよ。

甘酒横丁の入り口にあった唐揚げ屋さん「とり多津」が閉店になって「かつ竹」というお店が出来ました。同じ資本らしいですね。唐揚げもイート・インはイマイチだったから、店が変わるのもやむなしです。「かつ竹」さんはランチには安いカツもあって、一部では「紙のように薄い」という評価もあるし、値段からいけばそれが当たり前でしょうから。ここで「海老フライ」を食べてみました。お味噌汁でなくて肉団子汁というのは面白いね。
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でも海老はヒョロヒョロしてますね。衣の感じも苦手なタイプ。これで1300円は嫌かな。再訪は無しでしょうか。

検索すると上野・御徒町に「ジャンボ海老フライ」というか特大の海老フライで有名な洋食屋さんがありました。これは行けますね!「宝亭」さんです。ランチタイムでも特大エビフライ食べられます。2200円!2本ついてくるから・・・・ま、そんなもんかな。
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確かに普通よりは大きいし、腕も確か。美味しいと言えば美味しいのだけど、求めているものとは違う。少し太めの大きめの海老。人形町には美味しい洋食屋さんもあるので、わざわざここまで食べにくる理由もナシかなあ?この海老フライならば「ボントン」さんで良いね。

そんな中、高松にレッスンに行きました。土曜に移動だったので混んでいましたね、空港。いつものように崎陽軒の「シュウマイ弁当」にしようかと思ったのですが、ふと気まぐれに空港特製の別の「シュウマイ弁当」。以前これ、ものすごく不味かったんですよ。最近どうかなと思って。
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あああ、ヤバイ。見るからに不味そうや!
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やはりかなりイケませんでした。私には買ってはいけないお弁当の1つかもです。そういえばどこかの給食で、生徒たちが不味いと言っている上に異物混入のニュースがありましたね。ガキンチョに身勝手に生意気を言わせるのは良くないと思うのですが、これは話が違う!子供の時には美味しいものを食べるべきですよ。文化を理解できない大人に育ってしまいます。大体、癒着しているのか何だか知らないけど、不味いものを出す業者って(笑)ダメでしょう?他の業者に切り替えるも、遠慮して?力関係で?引き受けてくれないとか・・・・こういう話には腹が立ちますね~。

さてレッスン、なんか久しぶりな感じ。というか、久しぶりに自分じゃない人のピアノを聴いた感じで、ちょっとショッキング。別に突き詰めて上手じゃなくても良いけど、音楽に対してずさんな受け止めが不思議(笑)。音楽は最終的には素敵なものなんだし、もともとはそれが好きでやっているわけなんでしょうから、そういうことを感じないで弾いている人がいる!というのを、久しぶりに思い出しました。大事なことは、音楽にほれ込んでいるということですよ。フランスに一緒に行った子なんかは、一皮もふた皮もむけて成長。やはり文化的な環境というのも必要ですね。

お昼はいつもの「水仙」に行きました。ここで「極み」という「海老天丼」があって、それを「海老フライ」にしてもらいます。常連の特権。1本1200円!これを2本(笑)。
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これはでかい!かなり満足!満足なんだけど、もっと太くて大きい海老も食べたことがある。なかなか望み通りにはいかないけど、ま、いいか。

夜はこちらもお気に入りのイタリアン「ミオ・パエーゼ」。創作イタリアンという感じで、個性的なメニューでハズレがない。高松で一番のお店だと思いますよ。本当に美味しい。今回はここの「ピザ」が目当て。いわゆる「おつまみピザ」みたいな感じなんだけど、これが本格ピザに負けないくらい旨いんだなあ。とりあえずダイエット中だから、何を頼むかは熟考して。

で、地元のコウイカの種類のハリイカの「朴葉バター炒め」。美味しいね!食感も素晴らしい。
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朴葉の香りが豊かで、生臭さやバター臭さなど嫌のものが何もなく、お味もマイルド。好みで言うとニンニクがジャガイモのようにローストして入っていてもいいかな?って感じだが、それなら!次は「アヒージョ」。地ダコとムール貝を使ったもので、これもまた絶品。
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ムール貝の臭みもなく、そして何とガーリックもあんまり感じない。感じないのに味わいが良くて、本当に旨い!素材との相性もバッチリだ。たぶん女性客のために臭わないニンニクの使い方をしているのだろうけど、それをうまく補えるっていうのがお見事
!さすがだ。そしてお目当ての「ピザ」。
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さぬきの夢という地元の小麦を使っているのだけど、その生地がマジ旨い。4種のチーズにしたけど、それも正解。チーズのバランスも最高だった。

今回は「クレメント・ホテル」で、この辺では一番の良いホテルできれいだけど、こうして外で食べるには遠いんだよね。歩いた歩いた。このホテル、いけないのは朝ご飯が不味いことだ。正しくは1階のバイキングが不味い、だからお昼に来ても不味さは一緒。地方に来たら必ず食べる「朝カレー」も、ふた口しか食べられなかった~参った。
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唯一良かったのは、このあたりだと朝ご飯に「讃岐うどん」が置かれているんだけど、薬味のほかに天麩羅も置かれているのは、なかなか良いね。
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昔はパンの種類がいっぱいあったんだけどね、最近はこれもショボい。でもダイエット中だからオッケー。

二日目のお昼はまた「水仙」に行きました。この日は「天麩羅の盛り合わせ」。普通のサイズの海老ですが、とても美味しい。やはり大きければ良い!というわけではないね(笑)。
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サイドにとったのが「アジの三杯酢」。お刺身ぽい生のアジの酢の物を考えていたのだけど、何と!塩焼きサイズのアジが3尾!のどに骨が刺さった!(笑)
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美味しいけど、ちょっと・・・これはもういいかな!って感じだった(笑)。「こちらではアジの酢の物はこんな感じなんだよ。驚いた?」って女将さんは楽しそう。

東京に帰って、時間ぎりぎりで「江戸浜」さんには入れた。「江戸浜」さんは先日の「下校時間のクラシック」にもいらしてくれて、そんな話で盛り上がる。お寿司は相変わらず美味しい。高松の帰りに「江戸浜」というのは、わりとあるパターン。まずは「カニの酢の物」。酢の物はやはりこういう繊細な感じがいいね。
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「トロ」と「サメガレイのエンガワ」、サメガレイは珍しいから嬉しいね。旨い!
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「大トロ」「たい」、いつもの「サザエのつぼ焼き」。
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「江戸浜」さんならではの美味しい貝を色々。
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これも珍しい「トゲシャコ」、下仕事が難しいということだけど、新鮮でおいしいね。「アジ」「アイナメ」等々。大満足。
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一応これで「海老フライ」中毒は収まりました。それを証拠に「富士㐂」ではトンカツ!
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いつもの厚切り。お値段にしては美味しい。ま、ささやかに幸せ。
by masa-hilton | 2017-10-20 11:02 | 日々の出来事

活動事後状況

a0041150_08425812.jpg今の活動ではないですが過去にやったことが今も動いています。大変ありがたいことですね。

15日(日)午後にはテレビ朝日の「天才キッズ」で以前の「ナラ≒デキ」が再放送されていましたね。16日の月曜の「天才キッズ」は出演のオファーがあったのですが、コンサートと重なっていたので監修という形でお手伝いさせていただきました。オンエアーでは審査員の藤井一興さんがジャズを弾くのプロ・ピアニストをつかまえて「ペダルをもっときれいに」とか「左手に神経を通わせろ」とダメ出ししているのが、面白かったですね。そんなこと言いだしたら、ポピュラー・ピアニストは全員ピアノをやめなきゃいけないかもしれない(笑)。けれども、最近はジャズのピアニストもラプソディー・イン・ブルーはもちろん、モーツァルトなども弾く世の中。こういう揺るがない真実を言ってのける人は大事です。

さてさて今月発売の月刊「ムジカノーヴァ」10月号の「生徒と聞きたいCD」のコーナーに、萩原貴子さんとのCDを評論家の百瀬喬さんが推薦して下さっています。これは思いがけずで、とてもうれしい。ありがとうございました。ぜひご覧ください。

またKKベストセラーズの「一個人」10月号でプロデュースした中村あんりさんのCDが「今月の3枚」に選ばれました。
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今月の「ヴィヴァーチェ」では同じくプロデュースした萩原貴子さんとのCDが大きく取り上げられます。
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このあとは、ソロCDのリリースを控えています。こちらもよろしくお願い申し上げます。

by masa-hilton | 2017-10-17 22:44 | ニュース

フランス紀行~~ストラスブール その2

前回のレポートから少し間が空きましたが、フランス紀行、ストラスブール滞在の後半をご覧いただきます。

書きましたように前日は大聖堂に大感激!ただ暑いこともあってそれだけで終わってしまった感じでした。ストラスブールと言えば旧市街や水路での舟遊びもできますので、2日目は日曜日で観光客も多いのがネックではありますが、はりきって出かけました。國頭さん親子が美術館をいっぱい見たいという希望もあって、まずは大聖堂のある広場のほうに向かいます。
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大聖堂は今日も気高く!
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多くの人で賑わっていました。
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私たちはマリー・アントワネットも訪れた「ロワン宮殿」目指して歩いていましたが、ここで私が行列を発見。何と日曜日はこの大聖堂にタダで登れる。「これは登らなければ」若い響くん、山が好きな母・管理人さんはお手の物。私も高いところは大好きです。気軽に考えてはいけなかったのですが・・・・(笑)。入り口は側面のほうにあります。
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細いらせん階段をグルグル。一歩一歩、踏みしめて上っていきます。
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ほぼスシ詰め状態ですね。
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管理人さんたち・・・速い。年の差をを感じる。
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というか、もうゼイゼイになり吐きそうになり、ダウン。途中で私は止まってしまいました。そこで休んでいますがスシ詰めなので、後から来た人に「どうぞどうぞ」とジェスチャーで「先に行ってくれ」とお願いします。息が切れて言葉にならないのです。ところが後から来た人が、私よりも年寄りのおばあさんで、おばあさんもゼイゼイヒーヒー「いえいえ、先に行って」とジェスチャーで会話。この二人のパントマイムが「ミスター・ビーン」並みに面白かったらしく、かなり大爆笑され続けました。こういうときに「早く行けよ!」とかイライラする人が一人もいないのが、さすが外国!フランス人ですね。

ということで、ゆっくり上に上がる写真を撮って休み休み行きました。
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先に上がった管理人さんたちも、さすがに私が上がって来ないのを心配して途中で待っていたそうなのですが、次々と上がってくるフランス人たちが「おお、下でくたばっていたぞ」「ゆっくり上がっていたぞ」「休んでいたぞ」と伝令のようにみなニコニコ報告してくれてたそうです。フランス人はこういうところが優しくて良いですね、面白い。

上がってしまえばこんな感じ。
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大パノラマですね。世界遺産の旧市街の風景が広がっていきます。
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大聖堂の先っぽです(笑)。
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大聖堂、見ると細かくいろいろなものが!
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ゆっくり休んで降ります。降りるのもひと苦労。上がるときよりは幾分楽ですが、今度は目が回りそうです。
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改めて見上げればやはり高い。
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このときパリに行っても「凱旋門」などは登らないと心に決めたのでした。そしてロワン宮殿に向かいます。こちらは18世紀に司教の住居として建設されたものです。
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この中にあるのは、まずは装飾美術館。王の間などと芸術的なコレクション、陶器や金細工なども置かれていますね。
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さらにヨーロッパの名画が歴史とともにジャンル別に展示されています、ストラスブール美術館があります。あ、この絵見たことがある・・・・何だっけなあ・・・・ま、私の知識ではその程度。
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彫刻類も数多く。
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実際には入れない空間にも絵が飾られています、圧巻ですね。
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見終わると結構お疲れな状況でした。ダメだ~~!それにパリに行く時間も迫っていました。お土産品などをとりあえず物色しますが、これにも時間がかかりますね。
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早々にホテルに戻り荷物をまとめ、ストラスブール駅へ。パリに向かいます。
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ところでストラスブール!ここは当然観光地ですので、お土産品も数多いです。
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クグロフのようなお菓子から、ベッコフ(ポトフ的な料理です)に使う鍋、象徴であるコウノトリのグッツ、民族衣装を着た人形や魔女のグッズ。
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あとは特徴あるアルザスのおうちの模型です。
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これは精巧なものからお土産品レベルまで多彩にあり、管理人さんはこれとにらめっこすること1時間、息子の響くんと私はその間お茶をしていました(笑)。彼女は結局買わずに帰りましたが私は買って帰りました。今や我が家には欠かせぬ備品です(笑)。
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民族衣装を着た女の子の人形ともども、私のうちはこうしたがらくたが多いので、違和感なくマッチしています(笑)。ではまた次回につづく!

by masa-hilton | 2017-10-15 06:38 | 海外の活動あれこれ

プーランク「ナゼールの夜」のナゼ~?

早いもので私の新しいCDのリリースの準備が始まりました。レコード会社のほうからメールが来て、そんな時期かとちょっと慌てました。まだタイトルも考え中ですが、レコーディング自体は終わっていますので曲は決定しています。月刊「ショパン」の表紙の写真の時でしたね、何とも華やかにお知らせさせていただきました(笑)、すみません。こうして新しいCDがリリースできますこと、皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございます。

曲は告知の通り、シューマンの「謝肉祭」、スクリャービンの「ワルツ」、プーランクの「ナゼルの夜」です。いずれも大好きな曲ですが、演奏会やレッスンなどを通して私が弾いたのを聴かれて「ぜひレコーディングを」と要望が多かった曲を並べました。選曲についてのエピソードやシューマンについては「ショパン」のインタビューでお話ししましたので、ほかの2曲についてはここで。

スクリャービンの「ワルツ」は、本来は変態系といいますか「くすぐり」系といいますか(笑)、エロティックな陶酔的な情感満載の作品ですから、特殊な個性のピアニストが選ぶような曲でしたが、最近は日本人もしばしば弾く曲になっているようで。色彩感のある演奏が求められますから、とても弾きがいのある作品です。

「ナゼルの夜」はプーランクならではのお洒落でアイロニーも込められた魅惑の作品で、そこに魅入られて取り上げられることも多いものですが、あまり良い演奏に出会えることの少ない作品。とにかく演奏してみると難しいのですよ。よくまとまっていない演奏を耳にしますが、それは無理もないことです。構成力、説得力、ストーリーテラーのような色彩感、加えて音の切れ味も必要なので、ホロヴィッツのような「極めた人」に弾いてもらいたい曲ですよね。テーマのない変奏曲、人物の描写、人間性の裏表、心の仮装パーティーといったところ。

「ナゼルの夜」という題名ですが「ナゼルの夜会」「ナゼルの夕べ」「ナゼールの夜」とも。最近は「ナゼールの夜」でしょうかね。CDの表記は「ナゼール」にしておきましょうか、考え中。

プーランク : ナゼールの夜(前奏曲、8つの変奏、カデンツァ、終曲)


前奏曲 Preambule

変奏1.分別の極み Le comble de la distinction

変奏2.手の上の心臓 Le cœur sur la main

変奏3.磊落と慎重と La desinvolture et la discretion

変奏4.思索の続き La suite dans les idees

変奏5.口車の魅力 Le charme enjoleur

変奏6.自己満足 Le contentement de soi

変奏7.不幸の味 Le goût du malheur

変奏8.老いの警報 Lalerte vieillesse

カデンツァ Cadence

フィナーレ Final

前奏曲の後「カデンツァ」が続きますが、そこにチャプターはつけないのが定例です。この日本語訳も独特ですよね。これナゼ~?です。誰が付けたのかな?非常に皮肉ぽくダークサイドを照らす感じがします。この曲の1つ1つが実際の人物をモデルとしている「肖像画」なのですから、悪意すら感じるものです。ピティナのHPでもこの悪意ある意地悪バージョンが載っていますが、その昔にポール・クロスリーの全集等には異なった訳があって、これを使う人もいます。


前奏曲 Preambule

変奏Ⅰ.やんごとなさの極み Le comble de la distinction

変奏Ⅱ.つつみかさぬ心 Le cœur sur la main

変奏Ⅲ.無遠慮と遠慮深さ La desinvolture et la discretion

変奏Ⅳ.一途 La suite dans les idees

変奏Ⅴ.心をとろかす魅惑 Le charme enjoleur

変奏Ⅵ.自己満足Le contentement de soi

変奏Ⅶ.不幸せの風味 Le goût du malheur

変奏Ⅷ.年をとっても明るく元気 Lalerte vieillesse

カデンツァ Cadence

終曲 Final

この二つの邦訳は両方とも誤りではないそうなので、どちらを表記するか迷います。本当はただの日本語訳だからどうでもいいのです(笑)。超めんどくさいですね~。ただうっかりするとイメージ変わってしまいますよ。それにこれを2つつきあわせてみると興味深い物も見えてきます。

「前奏曲」は舞踏会のような華やかさを持ったワルツのような楽想ですが、これだけの人間臭いものが後から続くオープニングですから、退廃的な空気の中で短絡的な官能さを求めて弾きたいものですね。「プレアンブル」は「前口上」というか「序文」のほうが正しいと思いますね。ここはシューマンの「謝肉祭」にならって「前口上」でも良いはずなのですが、これは「前奏曲」なんですね(笑)。これもナゼ~?です。メロディにふっと灯がともるように、弾きたいですね。


このあとにプーランクお得意のアラビア風の音遣いのカデンツァが入ります。最初の曲がエピソードで、それに続いてこちらが前口上なのかもしれませんね。そういう風に弾けないと謎の曲になってしまいがちです。

「分別」は「思慮深い」ことだし「やんごとない」は「高貴な」ことだし、ちょっと違いますよ(笑)。曲が下品なチョコチョコした感じになっているので、皮肉っているのはわかりますね。悪気もなくコソ泥が逃げていくような(夜這いに来た紳士でも良いですが・笑)そんな風情で弾ければ最高でしょうね(笑)。

「つつみかくさぬ心」と「手の上の心臓」は恋心であることは間違いないですが、「手の上の心臓」のほうが恋の不安や興奮を感じさせてロマンティックですね。二つ合わせると「もっと開放的な思い」にしないといけないかもしれません。ちなみにこの曲は昔「マイ・ロマンス」というCDに入れて、これが個性的なアプローチとほめられまして人気も高く、今回の全曲録音につながりました。

「慎重」なのと「遠慮深い」のはずいぶん意味が違うと思いますが、二極を意味しているのは間違いない。曲の感じでは「無遠慮と遠慮深さ」のほうが近い?オドオドしている感じが出せた方が高度だと思いますね。

「思惑の続き」と「一途」は曲もやや謎、まあ「思惑の続き」にしたいかな。

「心をとろかす」のが「口車」だというのが爆笑ですが、曲はとてもステキな曲ですし、フィナーレでも回想されてくるので重要な曲です。ベタベタではなく雄弁に語ることが必要ですが、魅惑された相手が時間が止まるように心が止まった、落ちた瞬間を表現したいですね。


訳が一致している「自己満足」は楽しげでいながら「からかい」が満載、これは問題がない「そのまま」ですね。「不幸せの風味」か「不幸の味」、自分が不幸をかみしめる?相手によって失恋でもさせられて・・・曲の感じからそんな風に弾く人が多いですが、目の前にいる悲しみに打ちひしがれた女性を見て「その姿を美しいと思い魅了されてしまった」なんていう、背徳的な感じを出したいと思うのですが、ダメですかね?子供には弾いてほしくない曲です。

「年をとっても元気」なのが「老いの警報」とくれば、これはかなり問題発言になりますし、モデルの人物の性格も想像がつきます。独特な背徳感は全曲に不可欠です。「フィナーレ」にはシャンソンを思わせる歌が、やや馬鹿らしくも高らかに導かれますが、これをこの世界の国歌のように弾きたいですね。あとは静かな夜の時間に溶けていく空気のすばらしさ。

a0041150_12461315.jpga0041150_15214630.jpga0041150_15593299.pnga0041150_15220410.pnga0041150_12481610.jpg多くのピアニストが弾いています。メシアンの弟子であるポール・クロスリーのプーランクは、日本では名演奏とされていますが、魅力を感じません。誠実なピアニズムというか、よく考えられた表現が垢抜けていないというか平凡というか、感覚的にマイナスになるので、できれば私は聴きたくないものです。プーランクの友人でもあり、名教授でもあるジャック・フェブリエの演奏はずっとスタンダードと評価されていますが、テクニックが弱すぎて伝わるものが少ない。やはりガブリエル・タッキーノの全集がプーランクの本質を伝えた最初の良い演奏だったかと思います。そしてパスカル・ロジェ、こちらは技術的にも現在のピアニストにひけは取りませんしセンスも良い。ここで一段と内容も豊かになり、現役バリバリのエリック・ル・サージュに至り、自由さも加わって充実してきました・・・・これが一般的な批評の評価でしょう。フランス人はニュアンスや絶妙な「いい加減さ」が良いですね。そういうものはプーランクには必要ですね。サンソン・フランソワも長生きしていたら演奏したかもしれません。聴きたかったなあ。

そのフランス人ならではの「いい加減さ」なのか、全く不可解なのですが、ル・サージュの弾く「ナゼルの夜」は1つや2つではなく、譜読みを間違えたのか?驚くほどの間違えた音であふれています。ほとんど曲が違うくらいの場所もあり。ト音記号やヘ音記号の読み違いもあり、これは編曲?いやいや、絶対に間違いの可能性が高いです。実に驚きです!確かにプーランクは彼自身が手が大きかったので、普通ではつかめないような和音があって、そこを簡略化して弾く場合もあるか?とも思いますが、百歩譲ってもこれはちょっとひどい。以前私が「メランコリー 」を録音した時にも、参考にル・サージュのCDを聴きましたが、もしかしたら譜読みギリギリでオタオタ弾いている?と、そんな風に聴こえてきました。もちろんプロだから高いレベルなんですが、彼のCD、実はヤバイのかもしれませんね。表現もやや粗めです。弾いたことがある人ならすぐわかるかと思うのですが、あまり言われていません。これもナゼ~!これが日本人だったらすぐ袋叩きになるでしょうが、外人ならばこれで推薦盤になってしまうのは、真面目にやっている音楽家が浮かばれない。こういうことこそ、きちんと評論してほしい!指摘すべきことだと思いますよ。

ロジェはバッチリ弾いていますが、それでも二ヶ所音が違っていました。それも調が変わってしまうような音の遣いなので、これもどうかと思います。一体何なんでしょうか?そういう楽譜があるのか?と悩んでしまいましたよ。さらにフェブリエ先生も音が違っています。先生はその上にミスタッチも多いので、これは実体がよくわからない(笑)。ただしタッキーノ先生も、フェブリエ先生と同じく違う音を弾いている部分があり、これこそ別の楽譜があるのではないか?と思ったり。あったとしても改定されてしまっているのです。今やフルートソナタ、クラリネットソナタ、オーボエソナタもみんな改定されています。この改訂版の内容にも私は半信半疑、昔の版が良いとモーリス・ブルグさんも言っておられます。それでフェブリエ先生たちですが(笑)、彼らの違う音については、もしかしたら作曲者自身が彼らに「実はこの音だ」と伝えている可能性があります。私はここは慣例とみなして、実際にその方がより美しいので、フェブリエ先生の音を一ヶ所だけ反映させてみました。ちなみにこの二人の先生の音を変えている場所は、ル・サージュとロジェの音が違う場所とは全く別の場所。なので、こっちの二人は譜読みのミスかな?と思っています。

ト音記号とヘ音記号を変えて、きれいな音になっているのならともかく、無意味な不協和音になっているのはこれはまずいでしょ(笑)。まさにナゼ~?ナゼ~尽くしの曲(笑)。そんなのちょっと、他には見当たりませんよ。逆にそれぐらい自由に弾いていいのか、プーランク!!そんなことはない(爆笑)。そんなことはないんだけど、それ以上のものが大切な作曲家なのですね。


by masa-hilton | 2017-10-12 22:13 | 音楽・雑記

いろいろ比べるのも良いかも?

最近は良いよね、何事もセカンド・オピニオンという言葉で、昔で言えば「見積もり」が万事出しやすくなっています。医療の場合の診断だってそうなんだから、買い物はもっと楽チン。

今マンションの掲示板に、お風呂のガスボイラーの交換の表示が出ていて、マンションで「みんなで頼むから安くできます」ということだ。実は我が家では1年近く前、時期を外して調子が悪くなったので個人で交換。みんなで注文する場合でも35万とかだから、個人で変えるときは38万とか40万とか言われ、さらにガス屋さんが推奨するそのメーカーじゃないと、電気系統に故障が起きやすく、床暖房にもつながらないと説明された。で、一般のリフォーム業者に聞いてみたら鼻で笑われ「この最先端の時代、一流メーカーなんだから他のメーカーだって全然大丈夫!」と言う。正論です!おまけに費用も15万から20万ぐらいで交換できるとのこと。驚きついでにお風呂場ごとリフォームしてみようと、わざわざお高いガス屋さんにも見積もりをもらってみた(笑)。リフォーム自体で50万円もの差が出たので、もうこれはお話にならないね。マンションの管理組合にこの話をしてみても良いのだけど、責任問題にはされたくないので個人主義を貫くけど、なんかお気の毒。我が家は1年になるけど、床暖房も使えるし調子はすこぶる良い。それにしてもガス屋さん、この調子でぼったくりも恐ろしいので、自由化を良いことに、お支払いも別の会社にチェンジいたしましたよ。

比較できるというのはありがたい。それで何が正しいとか美味しいとかもわかる。でも比較だけで「これが良い」と決めるのも危険!良くないと思う。いつも柔軟であることが大切なんでしょうね。

アルザスに行って「タルト・フランベ」食べましたが、普通に食べても、日本のものとは比較にならないほど美味しかった。「タルト・フランベ」は閉店してしまった人形町の「ラ・シゴーニュ」がとてもお気に入りだったけど、今だったらわからない。随分違うかも。でも食べたくなってきたので、浅草橋で大人気のアルザス料理「ジョンティ」に行ってきました。お店の雰囲気は良い感じ。外国的な空気があるのは間違いなく、人気があるのもわかりますね。
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アルザスワインは管理人さんによると、安いものはかなり不味い(爆笑)との感想。
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ま、それは仕方がないでしょう。アルザスでおいしく飲めたものも、こちらだと倍ぐらい。どこもそうでしょうけど。メニューもアルザス風をうたっています。
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前菜はアルザス風であるかどうか、そこは全く不明ながら、これはお味は美味しかった。というより普通ですね、家庭的というか。満足です。
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エスカルゴは味はまあまあ、でも殻がないのがちょっとなあ。私は人工的であっても殻アリが好き。殻がないとガーリック・バターが早々に固まってしまいます。
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タルト・フランベ、見るからに(笑)、これはかなりショボい。基本的にこのお店、すべてがショボいですね、お値段を抑えるためのことでしょう、でもいくら薄く具をのせると言っても、これは味に深みがないです。
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羊の肉を使った「ベッコフ」。これも現地との差がかなりある。簡単に言うと「アルザス風のポトフ」ですが、ほんとに普通の「ポトフ」みたいだった。
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肉はむしろ臭みもある羊の肉で、これは好み。
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とにかくいろいろ考え方にもズレがありました。前菜の盛り合わせの中身を聞いても「シェフがこれから考えるからわからない」という答えが返ってくる。つまりこちらのメインに合わせて考えてくれるという良心的な理由なんですが、前菜をどうするかでメインも決めたいんですよ。行き違いもあったね。すごい評判の高いお店だけど私はダメかもだ。「シュークルート」が人気のようですが、それはあまり興味がないし。いずれにしてもせっかくの外食、もっと高くてもショボくないほうが良いと思います。

さて「タルト・フランベ」は人形町でもまだあるんですよね。こちらも大人気のお店「ユニオンサンドヤード(UNION SAND YARD)」。野菜が新鮮で豊富ということで、女子には特に人気がありますね。それなのに、ここもダメだったです。好みというのは仕方がないことですね。きっと私はそれほど野菜にこだわらないし、好きでもないのかもしれませんね。まずは最初からテンションが違います。食べログの写真なんかきれいに撮れてますが、私のこのやる気のない写真にすべてが象徴されていますよ。

まずはお手製の野菜ジュースが振る舞われます。皆さんおかわりしてますね。
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私はふた口ぐらいだったな。野菜類は確かに新鮮で、この写真よりずっと豊富にあります。
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キッシュなんかも丁寧な作り、お肉もハラミ肉などを上手に使い、自家製のハム、そしてソーセージなど・・・・今どきのお店ですね。とまあ、やる気のないレビューですみません。酒のアテなら旨いのかも?
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何でなんでしょうね?美味しいとは思うけど「オザミ」には行きたくないし、「オー・バカナル」なども苦手ですからね。お酒飲まないからでしょうね?お洒落な店は好きなんだけど、苦手なタイプのお洒落な店があるというか、素材の蘊蓄が多いお店は苦手!「素材が好きなら草でも食ってろ」とは誰の言葉でしたっけね?そこまでではなくても、作りこんだお料理やシェフの腕がモノをいうお料理が好き。さらにお江戸下町のお育ちだから上品でもないし。カレーも(笑)。
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別に悪くはないのですが、普通のが好きですね。
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「タルト・フランベ」は美味しいとは思わなかったなあ。でもとても人気のお店です。ハッキリ合わないというのは、逆にピッタリ合う人もいる!ということですから、ぜひご自身で試してください。でも本場で食べたものは旨かったよ、追ってレポートしますね。

ところでフランスでよく食べたのが「コルドン・ブルー」。これってカツのような揚げたお肉にハムやプロシュートを合わせて、チーズもふんだんに・・・ソースはお店によりいろいろと。もともとはスイスのシュニッツェルらしいですね、ウィキによると。いずれにしても食べやすいうえに飽きの来ないお味で、毎日食べていました。で、「コルドン・ブルー」ではない!とは思うのですが「ぐるとん」の「チキンチーズパン粉焼き」がとてもよく似ています。これは私のお気に入り。今日も美味しいですよね。

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ご主人は有名ホテルのシェフでもあった人ですから、これってマジで「コルドン・ブルー」のアレンジなのかもしれませんね。「ぐるとん」の奥様に聞いても笑っておられるだけでした。これは毎日でも行けます。
by masa-hilton | 2017-10-08 13:26 | 日々の出来事

All you need is ウナギ

いつも行っている大好きな鰻屋さん、新橋の「鳥かど家」さんですが、ご主人は根っからのビートルズ・ファン。私の「下校時間のクラシック」 に1966カルテットが一緒だったのを見て、「この人たちのCDも持ってますよ~。」っておっしゃっていました。1966カルテットは何と全員鰻好き!なので、それならばと連れておしかけました。ご主人大喜び!!
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さすがにうまくメンバーが全員揃うとは思わなかったので、これはラッキーでした。ご主人のビートルズのコレクションが凄い!これは全部リアル・タイムでの収集品です。
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伝説の武道館での来日プログラムもチケットなどもきれいに保管。これは見事なコレクションです。高嶋社長も興味を持たれていましたね、今度お連れしないと。彼女たちのサインもお宝に加わりましたね(笑)。
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普通に「鰻重」を戴こうと思ったのですが、特別コースを用意してくださいました。ま、もともと普通の「鰻重」と言っても、普通ではない大ぶり&リーズナブルなお店なんです。「煮こごり」的なオリジナル「鰻の汽車ポッポ」。
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江戸前の卵焼き、少しあっさり目で関西人のメンバーも美味しいと絶賛。卵焼きばかりでなく、この梅クラゲのような珍味がまた旨い。
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出ました!「鳥焼き」。これは絶対に注文しないとね、メチャ美味しいです。
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そして大満足の「鰻重」です。これぞ鰻。現在は鰻がいないということで薄不味い店が多く、おまけにバカ高い!でもここは違うんです、鰻はこうでなくては。お見事!1966の皆さんも大感激!
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ランチの1600円の丼だって満足できますからね~。でも食べるならやはりお重。大きいからついつい裏側からも撮ってしまう(笑)、これも恒例ですね。重なっているんです。
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美味しかった~~~。楽しく大満足でした。帰りに「アイリッシュ・タイムズ」にはしご、で、彼女たちとギネスで乾杯(笑)。

by masa-hilton | 2017-10-05 23:44 | 日々の出来事

月刊「ショパン」10月号は「ムジカルタ」の記事が!

a0041150_02181246.jpgいろいろありまして、告知が遅れました。実は衆議院選挙に出ませんか?という打診がありまして・・・・うそうそ(笑)。なわけないですよ。クレバーな政治通の渡辺健二さんみたいな人なら良いかもしれないですが。私は世情はよくわかりませんわい(笑)。小池さん・・・・女性第一号の総理というのも、良いとは思います。何事も気分が変わることは好き~~!(笑)

前原さんは新幹線で隣に座ったことがあるのですが、突然ニコニコしてバックの中からお弁当を出して、それがまたオニギリで(笑)、美味しいのか?ものすごく嬉しそうに食べていた印象が強すぎます!あの笑顔は・・・・いいんですけど(笑)国政を任せられるのか?とマジ心配になりましたよ。案の定、船長になったとたんに自分で穴をあけて、民進党船が沈没(笑)。

政治家には向き不向きがあると思いますね。でもピアニストもそうです。すべての曲が上手い人なんて、ちょっといないですし。好き嫌いもあるしなあ。

さてさて月刊「ショパン」10月号、今回は大事な記事がありました。この表紙にも書いてありますが、私が招かれた「ムジカルタ音楽祭」のレポートが載っています。本当に素晴らしい音楽祭&セミナーだったので、ぜひ皆様に読んでいただきたいです。カラーページでとても良かったです。

「ムジカルタ」来年も行きます。ぜひご一緒に参りましょうね。たぶん私は後半のほうになると思います。

あとこの号で書いてありますが、お世話になった編集長が退任されます。とても趣味が広くアンテナがきちんと立っていた人だったので、本のほうもずっと充実した内容でしたね。お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

対談のほうは藤原由紀乃さん。若い若いと思っていたら、ベテランの域に入っていた由紀乃ちゃん。若いころからとても音楽的で、リストの技巧曲でもヨーロッパの香り豊かに弾ける、同世代の女流ピアニストでは群を抜いた存在でしたね。とても興味深い話が満載です。

お店は江古田にある「ビストロ・サンジャック」。気軽なこじんまりとしたフレンチ、個性的なシェフのこだわりのお店です。工藤シェフは昭和天皇の料理番だった人で、私のオススメは本格的なコンソメスープ。まさに首脳の晩餐会に出しても恥ずかしくないお味です。
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気まぐれサラダのような、雑多にちりばめたサラダにお肉かお魚を選べます。今回はお肉。
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デザートもまたオススメ。こちらの果物のコンポートは陛下が特に好んでおられたというもの。本当に美味しい。天皇家の人々こそ、広く口外はできないでしょうけど「本物のグルメ」であるわけです。ど真ん中!まちがいありません。
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さて次回の対談は調律の岩崎俊さんと磯村昇さんのお二人です。ピアニストの裏話にご期待ください!

by masa-hilton | 2017-10-02 22:17 | 連載対談@お江戸で連談