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浅草雷門「飛松」でランチ

ちょっと用があって浅草に。今日は特別に暑かったね、凄かったよ。人も多くて、どこもうんざりするような人ゴミになってしまっていた。それにしても、様子の良い若いカップルが多い。女の子の2人連れも多かったが、こちらもめっぽう麗しい。さらに露出度多過ぎの外人さんたちが歩いていて(笑)、「人ゴミだ」なんて言ったらバチがあたりそうなナイスな町の風景だったけれど(笑)、とにかく私は暑いのに弱いので、避難できる場所を探して雷門の前の日本料理「飛松」に飛び込んだ。

浅草雷門「飛松」でランチ_a0041150_1274837.jpgここはけっこう評判が悪いお店(笑)。そのせいか客足も他店に比べれば勢いがない。サービスがずさんとか色々なことを言われているが、確かにそのような風情も。でも私の嗅覚ではそこまでではないと踏んだ。もともと江戸前の店は、ビジターの客には感じが悪いもの。観光客とはまともに向きあわず常連になってこそ・・・・というのは人形町も同じ。それに評判というのもあてにならない。特に私にとっては(笑)。この「飛松」近くの行列は「亀十」の「どら焼」目当てのものだが、本当に旨いのはお隣の「西むら」だし。「飛松」のおばさんたちとも「今日は暑くて参ったね」などとお話を交わしていれば、「ホラ、うちわ使いなよ」なんて優しい心遣いも。

食べたものは「大海老天丼」。浅草の天麩羅はごま油がきつく、衣が厚くもたれることが多い。が、ここはちゃんと強いごま油の「浅草の味」を活かしつつ、衣は軽めにして、さらに天丼のタレも薄めだからもたれることはない。よく考えてある。ただし、私はもう少しタレは濃い方が好きかな。でも合格。何よりも「大海老」という看板に偽りなし。やや海老の臭いが強いものの、見事に特大の太い、それも身のしまった海老でニッコリ満足。「大海老天麩羅定食」というのもあったけど、見ると海老だけみたいだから、「天丼」の方が正解だと思う。天麩羅屋さんではないのだからこれはもう十分である。

夜は懐石料理らしい。この店は常連になって仲良しになれば、何か良いものを出してくれるに違いない。そんな感じがする。とにかく涼しくて落ち着けて、今日の私にはピッタリの空間だった。
by masa-hilton | 2010-07-05 01:42 | 趣味&グルメ
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