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夢の話

夢と言っても「人生の夢」の話ではなく、夜に見る夢の話だ。夢というのには「予知夢」など特殊能力もあるという話だが、私には1度!「歩いていると周りの男性が私に寄りかかってきて嘔吐しだす」という不可解な夢から覚めるとTVで「地下鉄サリン事件」の報道がされていたということがあった。1度だけだから単なる偶然と思っている。

私の夢は少し変わっていて、自分が覚えていようがいまいが、妙な連続性があるものがある。同じ夢ではないのだが、その場所自体は何回も見るから結局覚えてしまう。

何年か前に私はある「家」の夢を何十回と見た。その家は2階建て。1階の中心にリビングがあり放射線状に小さな部屋がある。小さな部屋は5つあり1つは細長い部屋で衣装部屋になっている。奥にはキッチンのような部屋があり勝手口が付いていて、そこを開けると空き地になっていて、背の高い草がぼうぼうに生えていて身動きが出来ない。玄関のドアは壊れることが多く、その修理の夢を何度も見た。2階は4室。景色が良いのだが、オカルト映画のようにほとんど使われていないために薄暗い。この家で暮らしているだけの夢なのだが、連続性があり確かに時が動いているのだ。最近はあまり見ない。

気がつくと学生で、今日が試験日・・・・それを知らずに学校へ行って、何も準備していないので焦りまくるという夢などは多く見た。これは普通一般的にもよく見られるタイプのものだろう。たびたび見るけれどこれには連続性はない。また亡き父親がでてくる夢もずいぶんと見た。実際の父親は積極的で弁も立つ人だったのだが、夢の中ではそこに一緒にいるだけでいつも無言。存命している夢なのに、死人のようでもあり、ただそこにいるだけだ。

その無言でいる「夢の中の父」が1度だけ、私が昔下宿していたおばさんの家でご飯を食べようとしていたら、鬼のような顔をして「あー!」と叫びながら、私をその家から押し出した夢があった。何だろう?と思ったが、その家自体も今はないということだし、考えてみるとおばさんもその食事に同席していた人たちも、みな亡くなっている人ばかりだった。死人の家にうっかり訪問した私を救ったのかもしれないとも思った。

自分が舞台で演奏中に死ぬ夢も見た。変ホ長調で静かに終わる曲、その最後の音を弾く直前に発作が起きて、最後まで演奏しようするのだが出来たかどうかはわからず真っ白になった。「あしたのジョー」じゃあるまいしと、人からは笑われたけどとてもリアルだった。

夢の話_a0041150_18103081.jpgコンサートで大成功する大変めでたい夢もある(笑)。コンチェルトで曲はラヴェルの「左手のための協奏曲」だ。自分としてはあまり手慣れていない感じもあるのだが、とても音楽的に高揚してきて嵐のような喝采を受ける。「この曲が自分に向いていたなんて」などと人と話しているところで目が覚める。実はこの夢はすっかり忘れていた。

しかし最近また夢の中で「左手」を弾くことになった(笑)。何かあんまり時間がなく準備が出来ていない様子なのだが、「前に弾いたし得意だから」などと私が自分に言い聞かしているのだ(笑)。目が覚めて、前に見た夢も思い出したというわけ。夢の中の自分が夢の中で経験値を上げているのが何とも面白い(笑)。まるで別の次元でもう一人の自分がいて、別の人生を歩いているようだ。2回目の夢でもコンサートは圧倒的な成功を収めたのだが(笑)現実にはどうかなあ?とりあえず夜中に起き出して、ゴソゴソと楽譜を出してひと通り弾いてみたりしている本当の自分も、かなりおかしな人間であるのは間違いがない。

最初に聴いたのはコルトーの名演、そのせいもあってか、エマールの演奏などはピンと来なかったりもするのだが(笑)、子供のころから大好きな曲である。
by masa-hilton | 2010-08-05 02:59 | 音楽・雑記
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