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ブログを止めて申し訳ございません

やはりブログには楽しいこと、美味しいことを綴りたい。ネガティヴなことや苛立ちのようなものを綴ったところで、何も生まれては来ませんよね。よってもうしばらくは、コンサートの告知や中止のお知らせに限って載せて参ります。私は元気です。ご心配いただきありがとうございます。

私自身は色々な所に行き多くの方々に会い、何をすべきか話し合い、悩んでおります。停電が実施される中ではチャリティコンサートも簡単には作れません。もちろん企画があって、お声がかかれば被災者の皆様のためにドンドン演奏したい気持ちですが、個人的な「やるぞ」と言う気持ちだけでは、募金を募る広報のかたや事務のかた、そうした周辺のスタッフにも色々なことを強いることになります。もちろん被災者の皆様の苦しみには比べようもないにしても、この業界も、中止が相次ぎ演奏の場を失ったアーティストたち、倒産の危機ギリギリのマネジメントやオーケストラ・・・・意外に深刻な打撃を受けているのです。周りに迷惑をかけては本末転倒になりかねず、いろいろ苦慮しております。

自分自身の気持ちも落ちているのですね。先ごろ月刊「ショパン」からこの災害に対する寄稿を依頼されましたが、そこに書いたことが今の私のすべてです。一部転載させていただきます。

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・・・・アーティストならば演奏を捧げたり歌を作ったり、CD売り上げを寄付したり、色々な行動がありますが、激励のためのメッセージを語ることも含めて、正直、すべてがまだ虚しい心持ちの中にしかありません。それほど私にも大きなショックでした。

人災の部分、政治家の能力、企業のエゴなどへの怒り、停電もありチャリティーのコンサートすらできない現実、苛立ち、家族を思えば放射能への不安、生活設計の見通しもきかない焦り等々、音楽はすべてを支えるほど強くありませんね。一生をかけた音楽人生への誇りも打ち砕かれました。

人々が美しいメロディとともに私たちの存在を思い出してくださる、以前のような和やかな日が来ますように。また、失われた数多くの尊い命を想い、たくさんの人に会い、本当にやるべきことを見つけ、被災者の皆様のお心に温かな灯をともすことが出来ますように、私たちも歩んで参ります。
by masa-hilton | 2011-04-01 22:27 | 音楽・雑記
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