新幹線やJRで有楽町辺りで窓から見える
中華の「宝来」。とくに旅行から帰ってきて列車の出口に並ぶと、この中華が街の風景として車窓で妙に印象に残ります。演奏家の多くがそんなイメージをもっているのではないでしょうか。
私はけっこう行っています。
以前もレポートしましたよ。ランチもあるのですが、ついつい食べてしまうのが1400円の定食。これが物凄い量なんです。おなかいっぱいになりますね。
写真で全体を見回すとそうでもなさそうな感じですが、実際はボリュームに圧倒されます。メインは酢豚や海老チリなど、好きなものでいいのですが、メインの他にクラゲなどとサラダ、シューマイと春巻、水餃子のスープ。シューマイはお肉ぎっしり、特にスープがボリューミーで旨いです。水餃子とスープの味付けバランスがちょうど良いです。メインはいつも酢豚ですが、こちらも良いですね。美味しいです。おなか空いていたら即ギューギューになりますよ。
ここの中華は「アイスクリームの天麩羅」をいち早くやった店ということでも有名、また炒飯のメッカなんだそうです。かなり旨い炒飯!と聞き、それでは~と注文してみました。確かに良いお味ですね。でも普通ですよ(笑)。特に何が凄いというわけではないです。でも裏切られることなく美味しく戴ける。何気ない感じが良いですね。
それよりも私は、ここの「焼き餃子」が好きですね。まず皮のモチモチ感は、ここが最高でしょう。高級中華のような肉肉しい餃子でもなく、かといって何が入っているかわからないようなアンでもないです。あんは家庭的で皮と焼き加減はちょうど良い。私は大満足。
さて美味しいと言われる炒飯で最も有名なのが「ふかひれスープチャーハン」。1400円です。普通に作られた炒飯にスープがかかっています。味は濃いけどしょっぱいこともなく、とても自然に戴けます。
ちゃんとフカヒレも入ってますね。特別に「旨い!」と叫ぶほどではないのですが、食べ飽きることもなく、クセになります。最終的には旨い!と思ってしまう、バックハウスのような巨匠の味付けか(笑)。さすがスープチャーハン発祥の店!満足です。昔からある店ですし、この「何となく地味に美味しい」感じが長く営業できているのかもですね。
鶏カシューはカシューの多いこと!笑ってしまいました。これはしょっぱいです。ビールなどのつまみで食べれば良いと思いますね。
「餃子」と「酢豚」と「フカヒレスープチャーハン」を食べに、また寄っても良いかな?という感じのお店です。