月刊「ショパン」の2月号の特集記事に私も登場しました。
ピアニストが選ぶCDイチオシという内容で、そこにピアニストの基本的な考え方が垣間見られる、とても楽しい企画です。
世の中には様々な名演がありますし、名ピアニストの選び方も価値観の相違が生じるので、それらに順位づけすることは不可能なことだし不道徳でもあります。でも絶対的なものというのもまた存在するし、それはプロの同業者なら必ず見抜けるし、気がつくものです。
そういう意味で他の人と重なることも必至と考えましたが、意外にも重なっていませんで(笑)。とりあえず良かった~。だれか1人ぐらいエドヴィン・フィッシャーのブラームスの協奏曲を選んで欲しかった、バックハウス(モノラル)のワルトシュタインとか、フランソワのシューマンの協奏曲。複数ならこんなものを選んだかもしれません。
それにしても、存じ上げない若いピアニストたちの多いことよ。隔世の感あり。