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高松へ

ギャー、もう12月ですし。参ったなあ。羽田空港はクリスマスツリーも華やかに。こちらはANA側。毎年同じような感じですね。
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ちなみに第1のJAL側は、ANAの色である青は使わないんですよね。そんなこだわらなくて良いと思うんですがね。

また高松にお出かけで。まずは例によって例のごとくで、空弁で悩みます。「カツサンド」の類が多くなりましたね。むかしは「肉の万世」ぐらいだったけど。色々あっても最近は食べません。普通に工場作のものが多いから驚くほどの大差はない。レトルトやカップの「一流店の監修」と同じようなものですよね。これでは責任が取れませんよね。以前イケメンKシェフの顔がついているものほど不味くって・・・ということも実際に起きましたし、見事に商品の棚からは消えています。これでは誰も幸せではないです。でもエアポート・デリカのようなところも頑張っていますよ!中には良いお弁当もあります。

近所からは「たいめいけん」と「十四郎」「今半」・・・この中では「今半」かな。「たいめいけん」さんはハンバーグの洋食弁当が良くなかったですよね。もっと良いものが作れるはずです。「十四郎」さんは営業努力が凄いですよ、人形町では老舗でも何でもないのに・・・偉いと思う・・・でも「日の丸弁当」にウィンナーが入っているのが良くないね(笑)、何かバレちゃいます。そんな空弁で好きなのは「アベ鳥取堂」さん。人に聞くと、季節の「松茸めし」は見た目より美味しいんだそうです。ううう。迷うけど今回は定番の「カニ寿し」。「カニめし」もありますが、基本私は酢飯のほうが好きなので。
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これ相当甘く、きつく酢が効いています。そこで好き嫌い分かれるかもしれないですが、私は好きです。そして「アベ鳥取堂」の素晴らしいところは、横にある塩昆布ですよ!!これが箸休めに絶妙で味も旨いです。奈良漬も、一見酢飯にくどそうでいてマッチしています。「きちんと味見している」感じが伝わりますね。ここが「アベ鳥取堂」ならではの美味しさ。もちろんカニもふんだんに。
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いつもは高松2日間でスケジュールもぎっちりなんですが、今回はゆったり。体調的にも良いです。前回に急いで行った「屋島」の水族館に、もう一度ゆっくり行ってみました。もちろんお目当てはカワウソ君です(笑)。
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まずは握手。「邪魔くせえ奴らをやっつけようぜ」「おう、まかせとき、兄弟」・・・または「よく来てくれた」「あっしが来たからには、もう大丈夫ですぜ、兄貴」・・・任侠映画の見すぎ?
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こんなに間近に餌をやれるところはよそにはないんじゃない?おまけに予約待ちなどもないし。餌代100円だし。
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餌やり、かなりカワウソ君はがっついていますが、これリアルご飯なんだそうです。だからあげられる餌の量は決まっています。おなか一杯になるともふもふしてますね。
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ペンギン君たちのショータイムもありました。ジュゴンは泳いでいただけですが(笑)。
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イルカはかなり芸達者です。前にどこかの水族館で見たときは、イルカはけっこう反抗的で、ため息をついたりしていましたが。ここは良い感じです。
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個人的にはアシカの「あっち向いてホイ」が気に入りましたね。どんぐり眼もすごいですが、「あっち向いてホイ」に勝つと、大きな声で「アハ~!」と叫びます。
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また、こういうものがあると似合うように努力してしまうのが私なのです(笑)。
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あちこちで売られていたのが「イイダコのおでん」1本400円、ちょっとべらぼうなような気もしますね。
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「イイダコうどん」というのもありました。このおでんが、もうお煮しめのように味が濃かったので、「にしんそば」のごとく旨かったかもしれない?と食べないのを後悔しました。というのも、讃岐うどん、私は意外に苦手だからです。

屋島の近く、もうフモトという感じですが、讃岐うどんの有名店「わら家」というのがありまして、気まぐれに行ってみました。外人さんが来るのには良いところですよ。「わらぶき」の屋根のお店です。
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中から見あげると、こんなです。
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しっかりした腰の強いうどんが出てきます。うどんは良いんだけどお出汁が・・・。「ぶっかけ」は苦手だし。やはり讃岐うどんはパスですかね。江戸っ子だから仕方がない。
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さらに天麩羅が良くない。天麩羅が美味しい讃岐うどん屋さんって、あまりない気がする。揚げかたが乱暴だし、油ももたれそうな感じです。衣が良くないです。
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お店は風情があって良いです・・・・こんな感じだし。でも、再訪はナシ(笑)。
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近くには異人館があります。喫茶店ですね。ヨーロッパの古い家具が置いてあるお店だそうで、ピアノもあり、サロンコンサートもできますね~。
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メニューを見たときにピンと来なかったので、入りませんでした。このポストがまたとても古いもんらしいですよ。
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さてさて高松では、いつもなかなかおいしいものを見つけられないのですが、今回は下調べをして来ました。つまり本気度が足らないと反省したのであります(笑)。とりあえず自分で「偉い!」と誉めておきますか(笑)。

で、目を付けたのが高松三越の裏手、「洋食のグラッチェ」さんです。私の予感としては絶対当たり!のはず。洒落た感じの小さなお店。夜に行きましたが、お客さんは私だけ。高松、このパターンはいつものことです。飲み屋以外は混んでることはないですから、まだまだ望みはつないで。

本当はエビフライにしたかったのですが、品切れ。そして「カニコロッケ」にしました。洋食屋さんの腕がすぐわかる一品ですね。そして「ハヤシライス」。これでデミグラスソースのお味もわかります。
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おおおおお、見るからに旨そうです。これ!大事なことですね。高松の某グルメ・ブロガーさんの写真とか、キレイに撮っているのですが、どれも旨そうに見えません(笑)。鰻と寿司は特にひどいが、イタリアンのパスタなども家庭料理?より上のものに全く見えない。で、「グラッチェ」さんはやはり旨かったなあ。これは良い!

高松に来て、土地の魚とかではなくて感激させてもらったのは、初めてではないでしょうか?カニコロッケのトマト・ソースが何しろ旨い。同じくハヤシライスのデミの複雑でマイルドなテイスト!素晴らしい!これは厳選洋食の「さくらい」にも負けないですね。「たいめいけん」や「芳味亭」では歯が立たないかも。「モンブラン」とはジャンルが違いますね。シェフはお若く感じも良くて、お店としても最上の「洋食屋」の空気。

お話をすると、何でもビルの立ち退きで閉店だとか。でもすぐ再開されるとのこと。ぜひ頑張ってほしいですね。高松で初めての「私のマサ・ミシュラン」のお店ですから。

私の高松での数少ないお気に入り「水仙」にも行っています。別に便利なところにあるわけでもないのに、常に激混みのお店。味が良い!ってことですよ。季節の牡蠣フライ。「グラッチェ」で食べても良かったのですが、こちらで頂きました。旨いね。
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オリーブ「ぶり」、「天丼」、こちらは間違いなく、いつものように美味しい。
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そういえば「水族館」のほうも3月に閉館だって。カワウソも可愛いし、イルカもアシカも有能なのに・・・・何とかならんもんかのう。
by masa-hilton | 2015-12-03 08:04 | 日々の出来事
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