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月刊「ショパン」4月号 対談はベテラン組に

月刊「ショパン」4月号 対談はベテラン組に_a0041150_3361746.jpg月刊「ショパン」の対談、今月からベテラン組の登場です。でもあまりありきたりの内容にはしたくないので、ここは人選は通好みで参ります。

それにしても人のことは言えないけれど、今回の号は「歳とともに人間は太るものだ」と感じ入りました(笑)。

私のほうは5キロ痩せて、そのあとは全然進まずやっともう1キロ減ったぐらいです。宮谷さんとの対談の時に「やばい」と思い、金子くんとの対談ではピークだったけど、写真は正直で、なんとか前に戻ってきた感じですね。気をつけねばいけません。

対談のほうは大変評判もよく、本当にありがたい限りです。改めまして皆様に感謝と御礼を申し上げたいと存じます。今回の対談は今井顕さんと。先輩ですが親しくさせていただき、とにかく物知りです。それもただの物知りではなく、「伝統の番人」たるクラシック音楽のヨーロッパの正統を、最も理解されている方ではないでしょうか?若い人はぜひ彼を訪ねて、意見を聞くと良いですよ。ヨーダのところに行くような気持ちで(笑)。

本の中では「ショパン」お得意な「フィギュア・スケートとピアノ」の話題も!私はピアノという楽器の音楽は緊張感が漂うので、リラックスして演技ができないのではないかな?と心配しています。だから「そこが良い!」というのか(笑)、多分にM的な人の発想なのか(笑)わかりません。時々曲のカットがひどい時がありますよね。もちろんスケートの演技第一ですから、そこは仕方がないのかもしれないですけど、あまりにセンスがないカットや乱暴なアレンジは、文化的な素養の欠如ですから、演技のほうも稚拙に見えてくるような・・・・ま、どうでもいいと言えばいいんですけどね(笑)。

ところでスケートで初めてクラシックを聴き好きになったという人は、やはりその視覚のイメージがつきまとうと思うのです。同じく映画で曲を好きになると、やはりその映画と切り離して聴くことが難しいでしょう。もともと芸術音楽には確固たる内容があるわけで、うるさいことを言えば、こうした出会いは不幸なことだということになります。特殊な環境で恋愛に落ちたようなもので、我に返ればどうなるのやら?またずっとその同じイメージで、一生変わらぬ想いでいられるというのも、感受性が単純であると言わざるを得ません・・・専門家というのは、このような面倒くさいことを考えて暮らしているわけです(笑)。欝々としちゃいますけど、本当のことでもあります。

さて今回の対談は和食の美味しい神楽坂「九頭竜蕎麦はなれ」。私の大好きなお店で、メニューもお気に入り。ついこの間行ったばかり。このブログでもおなじみです。いつもの前菜から始まって、お店もサービスしてくださり豪華なお刺身の登場!

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これだけでも満足しそうですが、続くお椀もお味が良い。これがいいんです!そして私の大好きな鯖寿司!これははずせません。
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焼き物に続き福井の珍味、らっきょうと続きます。いつものパターン。
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お任せで戴く日本酒も贅沢の限り。すばらしい!そして天婦羅にお蕎麦。
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旨い!大満足!対談の内容も大変濃いものになりました。めでたし!次回はウィーン国立音大の教授であるミヒャエル・クリストさんの登場です。お楽しみに!
by masa-hilton | 2016-03-22 23:26 | 連載対談@お江戸で連談
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