家族もいないのに、楽しそうにゴキゲンでいられるのは常連でくつろげる店が多いってことだ。その中でも愚痴を聞いてくれたり、和ませてくれたりすれば、悲しい別れがあろうとも孤独でもないし、流れるように生きていける。あの永井荷風先生がそうだったように(笑)。私も先生のように、かつ丼をのどに詰まらせて死ぬんだろうか(笑)。いや、かつ丼じゃないな、天丼?ウナギ?やはりその辺りだろう。
天麩羅の「中山」さんはホントに家族のようだ。こんなに癒される店はない。そして美味しいのだから最高だ。とにかく普通のもの、
心温まるメニューが最上に出てくる。これぞ江戸の粋。お刺身だってね、旨いんだよこれが。見るからに。

「ぎんなん」だって、料亭で出しても良いようなお味なのだ。

天麩羅は高級天麩羅には背を向けて、ノスタルジーを沸き立たせる母の味のような天麩羅。海老が旨いのは当たり前だけど、田舎から持ってきた肉厚なシイタケ、ニンジンやタマネギの刻みがたまらない。

大満足だ。毎日通っても良いんだけどね、「孤独のグルメ」のせいで世界的な人気店になってしまって、外人たちが
あの天丼を食べに来ちゃうから、入れない日も多い。
ちょっと我が家からは中途半端に遠い?中途半端に近いともいえるような宝町駅から行く
「青葉」さんもまた癒しの名店だ。もちろん鰻が美味しい、大好きだ。肝やうざくも豪快だし。黙々と仕込むご主人の風情も男らしく粋だし、
女将さんは舞台女優さんだから輝きも違う。さらに一生懸命さが良いんだよね。笑顔で癒してくださるだけではなく、明日も負けずに頑張ろう!って気にさせてくれる。まず「肝焼き」は外せないね。ここのが一番美味しいかもしれない、独特な豪快さがある。

タコの刺身、これも豪快にワイルドで旨い!

お料理も上手で、さすが関西からの出店のお店だ。タケノコの味わいも、京風な味付けで上品。

うざくはまたまた豪快。他所のうざく、もっと上品系のお店もそれなりに美味しいと思うけど、この大きな鰻のうざくも、鰻好きには嬉しい。

そして鰻重だ。もうもう見るからに大満足!食べても大満足!旨い!


もちろん鰻屋さんはタレがそれぞれ個性があるので、どの店もその個性で楽しめる。そんな中で私は、鰻はこういうワイルド系なお店が好き。最高級店が旨いとも限らない、脂が落ちていては食べた気もしない。と言って
「登三松」(登亭)さんや、
安いから妥協して「九寅」では満足度は低いね、それは仕方がない。で、やはり全然違うよ「青葉」さん。!!
新橋の「鳥かど家」さんと共に、私の大事な癒し処!!こうした店がある限り、ゴキゲンでいられるってこと。当然のことか~~(笑)。