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ロゼコンクール本選に行きました

ロゼコンクール本選の審査に行ってきました。今年はとてもレベルが高く、良い演奏がたくさんありました。おそらく入賞を逃した人も、なぜ私がダメなんだろうと思ったに違いありません。もともと芸術ですから、順位などつけられるはずもなく、必ずどんな演奏にも支持者がいますので、そこは仕方がないというか、それでもあきらめないというか、う~ん、この世界は大変なのです。それは私たちもそういう日常にさらされているので、この職業を目指すなら「理不尽なこともいっぱいあるのだ」と思っていないといけませんよね。さらに勝ち残って、ピアニストとなってもどんな演奏の場が待っているのか? これに直面した時、多くの人が心が折れるでしょう。ゆえに年々、一生懸命やる人が減っているという話ですが、最終的には自分の求めるところに進まねばいけません。
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今回の本選はそういうわけで、良い演奏でも選外になられた方が多かったです。1つ頭が抜けてた人は何かしら鮮やかなものがあった人、曲の様式を理解したうえで弾いてた人だったと思います。全体的には音が軽くて、軽いゆえに完成度も高い。よく言えば上品で美しく、悪く言えば魅力に欠けている感じでしょうか。

例えばリゴレットパラフレーズのような曲。完成度高く響き美しく抒情的にも弾けていて、安心して聴いていられるような演奏・・・やはり最近、某実力者の演奏も聴いたのですが、その人もそのような演奏でしたね。もちろん素晴らしいし欠点もないんですが、ピアノのサウンドとして美しいだけで、肉欲のために女を口説こうとする不誠実な歌、頭の足らないあばずれの狂喜、裏切られて悲しみながらも思いをたち切れない女、心配と恨みに炎のような感情を抱く父親たちはどこにもいません、音楽に内在した面白みはゼロです。それではその曲を弾く意味がないというか、その曲の個性が殺されていて、何を弾いても同じということですよね。

サウンドの美しさは頭の中で再現すればいいことなので、見たこともないようなドラマが潜在している感じ、時には崩れていても良いと思うので、人間的な面白さが横溢したもの、そういうものにお金を払って聴きたいと思います。自分が何のために弾くのか、弾かねばいけないのか、それを打ち出せる若手の方が生き残っていくのでしょうね。スクリャービンの5番を演奏した人、もう少し勢いよく噴射したり(笑)大暴れした方が良いとは思いましたが、非常に内容豊かな表現でとても良かったです。またシューマンの3番のソナタ終楽章、あえてわかりにくく弾いてしまう人が多い中で、自然な感情表現になっていたのが秀逸でした。
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今回は参加者が多く、表彰式をホールで行う時間がありませんでした。ロビーにて和やかに。

さてここの所忙しく、ほとんど寝ていません。寝ないときは食べる。朝のお弁当は強い酢飯の効いたお気に入りのアベ鳥取堂の蟹飯がありましたので選択。プラス大船軒の鳥のつくね棒カツ。
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蟹飯やはり美味しい。アベ鳥取堂はさいとう松月堂と並んで、数少ない美味しいお弁当屋さんですね。箸休めの塩昆布がまた旨い。
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鳥のつくねも思ったよりは良かった。
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審査の合間は大急ぎの幕の内、いつものですが富陽軒の。味わう暇もなく会議です。
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東京に帰っては、「最近ホームページ、スマホ対応のものに切り替えている人が多く、どうしたものか?」というようなことを管理人さんに打ち合わせしつつ、ハードスケジュールの中なので美味しいものを選択。大好きな「伊地知」さんの「牛タンのしゃぶしゃぶ」です。美味しいから人気もあり、お店は激混みですが何とか入れました。先付のゴボウからして旨い!このお店は最近のヒットです。
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おぼろ豆腐。こちらも前回予想外に美味しかったので迷わず。もちろん美味しい。
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牛タンのカルパッチョ!これが大好きです。旨すぎ。
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お野菜も入れて牛タンのしゃぶしゃぶ、最高ですね。牛タンは九条ネギと一緒に戴くのです。見た目の美しさにも魅了されますね。
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お出汁が良いのでうどんも旨し。さらに牛タンのつくねを味濃く焼いたものに玉子をかけて。それをさらに丼にしたもので、おなかいっぱい。
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店長さんもすっかり仲良し。お店のみなさんも感じ良く大好きなお店の1つです。さて、本音を言うと、人のことを審査している場合じゃないんですよ。まずは自分が努力を重ねなければ。おじさんもおじさんなりに(笑)がんばります!

by masa-hilton | 2019-03-25 12:40 | 日々の出来事
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